natural voyage journal

またまた日記が遅れ気味です・・・。
季節の変わり目のせいか、風邪か鼻炎か花粉症のような症状と肩こりなどで、
ＰＣに向かう気持ちになれない日が続いてました。
去年も引越しの後、こんな症状があったな・・・。
皆さんは、体調いかがですか？
朝晩と日中の気温の差が激しいので、風邪など引かないようにお気をつけ下さいね。

野菜も、まだまだ畑で取れる茄子やピーマンなどの夏野菜とはそろそろお別れして、
根菜などで体を温めたい季節です。。。



先日のじゅんこ母さんの講座 の後、椎の実を拾いながら息子は、
「まま～、どんぐりぱん、つくってね」といい続けていました。


14ひきのあさごはん
この本の影響かと思われます。どんぐりパンの他にも、おいしそうなものたくさんです♪


パンを作れるほどの量がなかったので、
この日、近くの緑地公園内の椎の実スポットへ拾いに行くことにしました。

あいにくぽつぽつと雨が降り出しましたが、たいしたことはなかったので、
傘をさして、雨の日のお散歩を楽しみながら。。。
大きなスダジイの木のところにたどり着き、いざ「沢山拾うぞ～！」と気合を入れるも・・・、
一粒も落ちてない！時期が早かったのかな？と木を見上げてみましたが、
若い実も見当たらず・・・。今年は実がならない年なのかな・・・？

とにかくがっかりして、もと来た道を、それでも未練たっぷりで、
他に椎の木はないものかときょろきょろしながら歩いていると、
そんな私たちの姿がよっぽど物欲しそうに見えたのか（笑）、
すれ違った一人のおじさんに声をかけられました。「どんぐりですか？」
「ええ・・・、まあ・・・。でもお目当てのどんぐりは落ちてなかったんですけど」と答えると、
「おじさんの車に、大きいどんぐりがあるよ。クヌギの。ぼうや、欲しかい？」
と言って下さり、息子が欲しいと言ったので、おじさんの車まで行きました。
おじさんは、名古屋自然観察会の方で、ほぼ毎日この公園を散歩しながら、
木や草の勉強をしているとのことでした。
車の中に入っていた、この地域では珍しいクヌギのどんぐりをいただいて、
せっかくなので、他の椎の木のありかを聞いたり、胡桃や栃の木など、
拾いたいな～と思っている木の実が生る木の場所を聞いたりしていたら、
「おじさんが胡桃の木に案内してあげるよ」と言って下さり、にわか自然観察会となりました。
「私はね～、６５歳からこうして草や木の勉強を始めたんだよ。これで２年になるかな」
というおじさん。たった２年勉強しただけとは思えないほど、とっても詳しくて、
どんぐりの見分け方をはじめ、道中にある草や木の名前や特徴などを、
た～くさん教えてくださいました。
胡桃の木のところに着くと、もう実はほとんど拾われていて、２～３個しか落ちていませんでした。
その後、スダジイの木に連れて行ってもらい、これまたあまり落ちていなかったのですが、
いくつか拾えました。


椎の実って、なんだか縄文人の赤ちゃんみたい。いや、あの、皮の感じが縄文服みたいで・・・。

その近くには、とても珍しい木だという菩提樹や、きれいな赤い実が鮮やかな珊瑚樹がありました。

そんな感じでお昼まで、たっぷり案内してもらいました。
雨の中、ちょっと得した気分の楽しいお散歩でした。


おじさん、ありがとう。。。

このおじさんとは、毎週第２水曜日の牧野が池緑地の観察会にてお会いできるそうです。