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2008.04.20

テーマ：長寿犬と共に(145)

カテゴリ：ただの日記

一晩一緒に家族と過ごし

お昼前にポンちゃんと最後のさよならをしました。

朝見ても、本当に眠っているような顔をしていて

声をかけたら動き出しそうな気さえしました。

あんなに最後は苦しそうだったのに

こんなに安らかな顔をしてるんだ･･･ととっても不思議な気持ちです。

ペット墓地に･･･とも思ったけど

やっぱり家族の近くで、ポンちゃんが好きだった場所で眠らせてあげたくて

元気な頃、いつも行っていた静かな浜辺へ埋葬しました。

今日はとっても暖かく、穏やかなお天気で

まるでポンちゃんの人柄？犬柄を表しているかのように、海がすごく凪いでいました。

大好物だったハムやチーズ、ドーナツやかりんとうと

二女が家の近くで摘んできた菜の花を持たせてやりました。

子供たちにとっては、生まれた時からずっと一緒で

ポンちゃんがいて当たり前、どうしていなくなるの？って感じみたい。

ポンちゃんは子供たちがゲームする傍でいつも眠り

時々尻尾を踏まれたり、上に乗られたり･･･でも絶対噛み付くことはありませんでした。

私が子供を大きな声で怒っていると

眠っているポンちゃんは、慌てて飛び起き、私の元へ走り寄り

精一杯の愛想笑い？ヘラヘラとした顔で、尻尾を振りまくり

今回のポンちゃんとのお別れで

動物を飼うってことの大変さや、命の尊さを

子供たちに教えてくれたような気がします。

いつもポンちゃんが眠っていた縁側がガランとして

「なんか変な感じだね」と二女と笑い合いました。

毎日当たり前にしていたことが、もうできなくなってしまいました。

だけど、いつまでもメソメソしててはいけないって思ってます。

ポンちゃんが迷わず天国へ行けるように、私たちは笑顔で過ごさないと！

ポンちゃんを過ごした日々を、決して忘れません。

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