猫間屋【楽天広場出張所】

猫間屋【楽天広場出張所】

2007.01.03
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元日に液晶が割れてから、

他の事は出来ん。
という、ほぼパソ無しに近い日々を三日送ってみた。

DVDプレイヤーも今は父に貸出中なので
今使われている電子機器は、大まかに見積もって

コンポ=音楽
携帯=通信機器

といったところ。

携帯の方は
パソに近い機能もあるのだが、なにせ元来この小さいキーで文字を打つ面倒が苦手な事、
また、いきなり電波の調子が悪くなって止まったりと『サクサクネット利用』にはやはり程遠い為、
結局はいつもの使用頻度に毛が生えた程度。


で、この三が日何をしたかというと

専ら『読書』
(と、やたらルームメイトのスナネズミを溺愛して太らせてしまった・汗)

まぁ元々本の虫であるからして
読書量は相変わらず多いままで、パソが動こうが動くまいが活字中毒なるは変化なし。
なれど、やはり片手にパソ、片手に本。ではなく、今は両手に本。状態なのでやはり集中力が違う。

いつもならライトノベルとはいかないが、チャペック(カレル・チャペック「ロボット」という言葉の発明?者)あたりの、

この三日は
まず、木下順二「子午線の祠り」(字が変換されない…→マツリ)
を元日に。
その後読みさしていた海外モノを読了後、
昨年遂にそろえてしまったちくま文庫版の漱石全集の読破にかかった。



思うに、現代日本モノや、海外モノ(訳)は
文章がまさに今のものなので、著者には失礼だが「片手」でも十分に読めるし楽しめるし理解できる。
多少中断しても平気な作品もある。
(勿論気に入った本は、後でちゃんと「両手」で味わい直すのだけれども)

しかし日本語とはいえ、今現在の文章ではなく、
しかも漱石の様にわざと漢字を普通使いのものから当て字に変えて洒落っ気を出していたりする
日本語の技巧を凝らした作品は
「片手」で味わうのと「両手」で味わうのに格段の差が出る事に今更ながら気付いた。

「猫」は既に三回目だが、
今年の「猫」は
味わい深い…を通り越して、文字どおり美味いっ!

本を読んでダイエット出来そうな程美味い。

丁度正月のシーンがあったり、時節的にも「美味そう」な本を選んだのもたしかなのだが
「こんなに美味かったかしら?」
と今更ガッついて食べて(読んで)いる(笑)


…実際、本当に「食べて」も美味しいかもしれない…などと危険な妄想が出るぐらいだ。

こうなってくると、パソ時間が知らぬ間に増えていたなぁとかなり実感。反省。


いずれパソが元気に帰って来たら、
小学生夏休み生活計画表ではないけれど(なにせアレは31日に適当に捏造する物だから・爆)
「パソ時間」と「本時間」を時間を区切って、キッパリ分けるべきかもしれないなぁ
などとも計画中

それとも『片手用本』と『両手の為の本』を読む前に見抜く眼力を鍛えるか…(笑)


ともあれ、こんなに『どっちみち目に悪い生活』が大好きな私の視力は、
両ともに、しっかり1.2調子が良ければ1.5を保っているこの不思議。






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Last updated  2007.01.03 21:29:28


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