りらっくママの日々

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2009年05月11日
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カテゴリ: オレとボク
今日の日記


「アイツとボク28」




「ホントにいいの?」

「うん…。」

「後悔しない?」

「あまり聞いてると…やめちゃうかも。」

ボクは車を発進させた。
ホテルの看板が見えたところに入る。

車もすんなり駐車場に入れられた。
ボクもつくづく成長したものだ…

つまらないことで、自分の過去を振り返る。

カリナが車からゆっくりと出てきたので、
気が変わらないうちに、肩を抱いて、中に入り、部屋の鍵をもらう。
でも、心臓の音は聞こえてるかもしれない。

中に入る。
ボクは、フジサワさんと付き合った後、
同級生の女の子とも付き合ったことがある。
でも、続かなかった。
ボクがいつまでも、カリナをひきずっていたのもいけなかったんだと思う。

それが、今こんなことになっているので、
ボクの中で現実感が希薄だった。

カリナがベッドに座る。
ボクも隣に座る。
カリナが緊張してるのがわかる。

ボクは、カリナの肩を抱き、そのままキスをして、カリナをベッドに押し倒す。

「ゴメンね、待って!やっぱりシャワー浴びてきたい!」
カリナがボクを押し返す。

「うん。」
カリナは慌てたように、洗面所へ入って行った。

カリナは、キスした感じからして、初めてじゃないと思う。
でも、何だか嫌がってる気がした。
体は拒否してない気がする。
でも、態度が何となく嫌がっている?

どうしようかな…

ボクはとりあえず、テレビをつけた。
嫌ならやらなくてもいいんだろうけど…。

カリナがバスタオルを巻いて出てきた。
交代でボクがシャワーを浴びに行く。

何だか逃げちゃいそうで怖くて、
ボクはすぐに出てきた。

カリナはベッドに座って、テレビを見ていた。
隣に座る。
カリナがビクりとする。

「怖い?」
ボクが聞いた。

「別に…。大丈夫…」
カリナが目を逸らして答える。

ボクはカリナの頬に手を当てて、キスをした。
舌をからめて、そのままベッドに倒す。
カリナのバスタオルをはずす。

体中にキスをしていく。
カリナの体がその度にビクリと動く。
心臓の音が聞こえる。
テレビを消して、電気を暗くした。

「待って。」
カリナが言った。
「やっぱりダメ。やだ。」

「待てない。ヤダよ。」
ボクはカリナに強引にキスをする。

「…ん…」

カリナの体の力が抜けていくのがわかる。
息使いが荒い。

「ダメ、ダメなの…やっぱり、お願い、やめて」

耳元でかすれた声に、ボクは逆にやめられそうもない。
でも、我慢して聞いた。

「どうして…」

「嫌いになっちゃう。アオヤン、きっと私のこと嫌いになっちゃう。」

カリナの目から涙が出ていた。
ヤバいと思った。
強引にやったら、ボクが嫌われる。

「嫌いになるって、どうして?」

ボクはカリナの目を見て言った。

「だって…、だって、私の体、良くないもの。きっと絶対良くないもの…。
アオヤンがっかりして、もう私と会わなくなっちゃうもの…。」

参ったな…。

こんなに泣かれたんじゃ、レイプしてるみたいで、できないや。

ボクは体を離して起き上がった。

「ごめんなさい…。」
カリナが、申し訳無さそうにボクを見る。

「いや…、いいよ。」

きまずい沈黙がボクらの間に流れた。

どうしようか、服着させて帰ろうか…。
こんな気まずい状態で帰していいんだろうか…。

カリナはまだ泣いていた。
一体何があったんだろう?
ボクと会わない間に付き合ってた男のせいなのだろうか?

彼女が何に怖がっているのかが、
ボクにはわからない。




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最終更新日  2010年03月27日 16時29分54秒
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