りらっくママの日々

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2010年04月23日
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カテゴリ: ある女の話:サキ
昨日の日記


今日の日記
(「同窓会~ラブ・アゲイン症候群~(初回)」「素直になれなくて」感想☆ )






「赤木くん、女友達いるんでしょ?」

話を自分のことから逸らすことにした。

「え?ああ…うん。
合コンしたり、電話したりするのはいる。
あ、
あと、他のバンドの仲間に、ちょっといる…か。」

赤木くんは真面目に答えた。



やっぱ、いるんだ…って思った。

「でも、彼女のこと断って飯食ったりとかってことは無い…な。
だいたい、彼女がいないから遊んでもらうって感じで。」

その言葉に、私はちょっと傷ついた。
じゃあ、私がいるのに女友達と食事に行くカズユキって一体…。

「じゃあ、彼女いたらもう遊ばないの?」

「ってか、忘れてる。
お互い彼氏や彼女いたら疎遠になるし、
またいなくなったら連絡することもあるけど…
男友達のが楽しいしな。
その程度。」



私も同じだな…って思った。
どちらかって言うと、彼氏優先。
男友達が欲しいなんて、思ったことも無かった。
女友達と騒いでる方が楽しい。
彼氏でも無い男がいると気を使うし。



なんで私の優先順位って低いんだろ?
やっぱ、あんまり愛されて無いってことだよね。。

「あ、でもさ、俺だって、彼女に黙って行くことあるよ。
例えば…
彼氏の相談聞きにとか…さ。
あと、女心ってやつ?聞いてみたりとか。
彼女にみつかるとうるせーし。」

赤木くんは、慌てて付け加えた。

何か…
イイ人じゃない?この人。

「いいよ、フォローしなくて。」

私は、軽く笑って言った。
いわゆる苦笑いってやつ?

「別に、そんなんじゃねーよ…」

お互い、なんだか言葉がみつからない…って沈黙が襲ってきた。

赤木くんが困ってるのがわかる。

どうしよう…

何て言ったらイイんだろ。

大丈夫だよ、私別に気にして無いし。…とか?

何か…
私彼とうまくいって無いんです、
だから、私、他の男と遊びに行ってるんです。…みたいな?

ああ…違う、そういうんじゃ無いんだけど…

赤木くんと映画に行ってみたかった。
誘ってくれて嬉しかった。

そう言ったら、彼氏に相手にされてない可哀想な女から、
一気に浮気女になる。

どっちも今の私なんだろうけど…。

「俺、帰るわ。電車無くなるし…。」

赤木くんが沈黙を吹っ切るように言って立ち上がった。

「あ!そっか。ゴメン!」

赤木くんはペットボトルを公園のゴミ箱に投げた。

ナイス、イン。

そして、ほら…行けよ!って言いながら、あっち行けって感じで手を振った。

私はバイバイって感じで手を振って、
寮の方まで早足で歩く。

立ち止まって振り向くと、赤木くんがまだ道にいて、私のことを見ていた。

「ありがとね~!赤木くん!」

私は大きな声で言った。

赤木くんも、今度はバイバイって感じで後ろ手で手を振って駅方面に歩いていった。

笑ってた気がする。

その背中を見ていたら、何だかちょっと淋しくなった。

もう、今日みたいなことは、

赤木くんと二人で過ごせることは、

きっと無いんだろうな…





(続く)

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最終更新日  2010年04月24日 00時16分52秒
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