後裔の軌跡
学校というものは実に奇妙なところだと僕は思う。単純にもう１つの家と感じる人もおれば、嫌で嫌で何故行かなければならないの、と不満を抱く人もいる。たった１つの場所でも感じることは十人十色。
尤も僕が描きたいことはそんなことではなく、只たんに学校には皆が知らないようなことが内で、もしくは裏で起こっているということです。実現には程遠いことも文字にすれば、絵にすれば、実現可能になる。偶然手に取った本のページの文頭に来る文字を追えば、一文になるということは偶然でもあるかもしれない、まだまだ僕達が知らないことはたくさんある。それを凝縮したところが実は学校かも知れない。
起きる不思議なことも気づかなければ、何もないが、気づいたときは独り占めしたい。もしかすると気づいた人にのみ与えられるモノがあるかもしれないし、気づくかどうか裏で試している人がいるかもしれない。
現実に無理だと踏んだので、ここでその思いを描きたいと思います。言葉足らずで文章表現能力の欠ける素人文をどうかご覧下さい。
協力してくださったＴ氏、そしてその他の皆にも感謝――予期せぬところからヒントは現れるものです。
「後裔(こうえい)」・・・子孫、後胤(こういん)。a descendant
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