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9月3日はドラえもん誕生日です。藤子・F・不二雄ミュージアムの誕生日も同じく9/3です。9月23日は、藤子・F・不二雄先生の命日になります。そういうわけで、私には「9月はFの月」という感覚があります。9月といえば、この曲かな~と思います。♪9月はさよならの国♪なんともせつないですね・・・竹内まりやさんのSeptemberの中に「トリコロール」と出てきますがトリコロールカラー(赤、青、白)はドラえもんの顔ですよね~
2018.09.30
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9/23 ブログの更新はしてなかったのですがアクセスが1000を超えていました。アクセスの多さよりも、F先生のことを意識されている方が多いんだなあと嬉しくなりました。9月23日は藤子・F・不二雄先生の命日です。きっと私が日記を更新するとこの日に訪問された方は、思っていたのでしょう。日記がなくスミマセンでした。さて、この日記を書いている、今現在は24日の深夜です。日付が変わって25日の朝ですが「9/23の日記」としてUPしました。ちょっとズルいかもしれませんがとても大切な日なので、ちょっと日にちを動かしてしまいました。■ 本日の<Fの1コマ>またはコチラをクリック→<YouTubeで直接見る>F先生と作品に引き寄せられるようなイメージ・・・そして、これからも多くの方々にブログを見に来ていただけるようにそんな意味を込めて選びました。F先生が異次元の世界へ行かれて、早18年が過ぎました。9/23の命日は、私のようなファンや、関連のサイトでしか取り上げられないと思っていましたが意外なことに「日刊スポーツ」のサイトで『9月23日=今日はどんな日』という記事でなんと、F先生のお名前が!!>▼漫画家藤子F不二雄さんが急死、62歳(1996)あれから18年。今もマンガを描き続けていたならば80歳ということになります。なので今年は62歳プラス18年で「藤子・F・不二雄生誕80年」なのであります。☆藤子・F・不二雄先生の伝記が発売『藤子・F、長谷川町子ら、中高生向けの伝記に』というニュースがありました。子供向けの伝記本「学習まんが人物館 藤子・F・不二雄」という本は発売されており、私は持っています。今回が初という訳ではありませんが、学生向けの本なのでこのシリーズでは、アインシュタイン博士やネルソン・マンデラ氏などがラインナップに並びます。F先生の位置づけが非常に高いものであるとうかがえます。小学館版学習まんが人物館【1000円以上送料無料】藤子・F・不二雄 こどもの夢をえがき続けた「ドラえもん」の作者/さいとうはるお☆スコシフシギな短編が、世にも奇妙な物語に!!上記と同じサイトで『藤子・F「未来ドロボウ」世にも奇妙な物語に』という記事を見つけました。これも「生誕80周年」の効果でしょうか。10月18日にフジテレビで放送されるとのことです。先日、私の好きな西村京太郎氏の作品が、ドラマ化され放送前には、『殺人偏差値70 by西村京太郎』の日記で触れましたがその後、感想は控えていたのですが、実は、個人的にはTVドラマは気に入ることはできず作品の出来も非常に低いものでした。F先生のスコシフシギな短編が注目され、取り上げられることは本当に嬉しく思うのですが、西村氏の小説ドラマ化と同じく正直、TVでは表現しきれないのでは・・・という危惧もあります。よろしければ、私のブログでも紹介済みのSF短編『未来ドロボウ』(010年09月24日)の日記をご覧下さい。勉強に夢中だが高校進学が断たれ絶望する少年と人生の成功者で大富豪だが、高齢で病気を抱える老人が入れ替わってしまうというストーリーです。二人の人間がアクシデントにより入れ替わるというストーリーは目新しいわけではなく、小説、ドラマ、映画などでもよく使われています。『未来ドロボウ』では、少年の若さというものを、大人の目線から「明るく素晴らしいもの」として描かれています。老人の男性が少年と入れ替わり、若さを手にいれ「しあわせすぎる・・・」と涙を流すシーンは短編の切れ味が出ています。長く説明しすぎると、理屈っぽくなってしまいます。この辺の描写が巧みです。この短編の中に私の好きなセリフがあります。それは、またTV放送日が近づいてきたらお話したいと思います。以前、WOWOWでもF先生のSF短編が実写化ドラマになりましたがやはり難しいものなんだなと感じました。『値ぶみカメラ』はまずまず、『ボクラ共和国』は割とよかったです。「先生の作品は今でも注目され人気を集めていますよ」天国のF先生、空の上から眺めておられますか?
2014.09.23
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今月ブログ5周年を迎えたわけですがそのときにブログのトップ画像も変えようと準備していたのですが、間に合いませんでした。人生計算通りにはなかなか行きませんね~この画像は、多くの人が分かっているかもしれませんが、現在公開中の3DCGのドラえもん映画から画像を拝借しております。この画像を起用した後に、映画を見て感想の日記を・・・と思っていたのですがまだ、映画は見に行ってません。計画通りには行きません。ところで、背景画像でも表示していますが今年は藤子・F・不二雄先生の生誕80周年です。F先生は1933年12月1日生まれです。昨年2013年の12/1に80周年を迎えました。なので、今年12/1が来るまではF先生の80周年期間となります。ちなみに8/7はのび太くんの誕生日です。まあ、人生いちいち計画通りに進める必要もないですかね。『いっしょうけんめい、のんびりしよう』というのび太のセリフがありますが時には、こんなゆったり精神でもいいのかな~急いでいるから、イライラする。慌てるから、ミスをする。自分のことしか考えなくなるから人に迷惑をかける。でも、のんびりしたら↑上記のことは減ると思います。さて、のびるかな~※のび太のように振舞う→のびる【動詞】それでは、皆さん、のびましょう~
2014.08.25
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編集長へ手紙を出し自ら連載陣から降りることを申し出た藤子・F・不二雄先生・・・詳しくは、前回の『中編』をどうぞ。苦悩を抱え、行き詰まりを感じながらも児童漫画の在り方を見つめなおし紆余曲折を経て、生まれた作品がF先生のライフワークとなる『ドラえもん』でした。長らくお待たせいたしました。『NHK プロフェッショナル 藤子・F・不二雄』の最終回です。■ F先生のドラえもんの描き方元アシスタントで漫画家のえびはら武司さんのお話です。【 「ドラえもん」をとても愛してました。やっぱりね。大好きで。 藤本先生はペンを太く開いてグーって描いてたから こんなことしないで、マジックで描けばすぐに 終わるのにって思ったけど、やっぱりそういうのって ペンで一生懸命入れたいっていう愛情なのかなって 思うときもありましたよね。原稿は丁寧だったと思いますね。 一生懸命描いてたっていう。毎回ね 】一般に認知されている大山のぶ代さんの「ドラえもん」及び現在放送中の「ドラえもん」がテレビ朝日で放送される前に、実は日本テレビで、一番最初の「ドラえもん」が放送されていました。けれど、人気が出ず1年を持たずに終了となりました。アニメのドラえもんの終了に伴いマンガの連載も終わりにしよう、という流れが起きてしまいました。■ ドラえもんの連載終了を告げられるF先生「アニメが終わったからって、どうして 原作の漫画まで終わらないといけないんでしょうね」※ 画像とセリフは再現ドラマですF先生は、納得のいかない気持ちでしたが渾身の思いをぶつけて、最終回を描きます。そして、学年誌(「小学○年生」の雑誌)に最終話が掲載されたのでした。一度は終わりかけた「ドラえもん」ですがどのようにして復活したのでしょうか・・・連載をまとめた単行本が発売されると凄まじい勢いで売れ行きが伸びていきます。そして、わずか1年で100万部を突破するのでした。ドラえもんの人気は、こうして確立していくのでした。それでは、改めて最終回の『さようなら、ドラえもん』を見つめてみましょう。ドラえもん(6)[ 藤子・F・不二雄 ]■ 別れは突然やってくる嫌がるのび太。■ 心配するドラえもんドラえもんは、とにかくのび太のことが気がかりだった。■ 空き地でジャイアンと出くわすのび太夜中、ドラえもんとちょっと離れたすきにのび太は、ジャイアンと1対1のケンカをします。■ 何が何でもくらいつくのび太のび太が戦っているのは自分のためではなく、ドラえもんのため。■ ドラえもんがのび太を探していると・・・傷だらけにったのび太を発見・・・そして、のび太が布団に入り、寝顔を見届けるとドラえもんは、未来に帰っていったのでした。まさか、これが編集部の命令で描かされた最終回であり作者には無念の気持ちがあったと、当時一体誰が気づいたことでしょう。たった9ページ(扉絵含め10ページ)だけで少年の、ごく平凡な日常の描写だけで驚くようなラストの展開などもなく読んだ者全ての胸に響く、忘れられない名作を生み出せてしまうのは、F先生の天才的な部分なのでしょう。みたろ、みんな。更新したんだよ。ぼくひとりで。もう安心して年越しできるだろ、みんな。ということで、今年最後の更新です。それでは皆さん、また来年お会いしましょう~どうぞ良いお年を~
2013.12.31
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ドラえもんをはじめ数々のヒット作を生み出したF先生ですが、その道のりは決して楽なものではありませんでした・・・それでは、前回の続きです。■ F先生は富山県の高岡で生まれ育ちましたF先生が生まれたのは80年前の昭和8年12月1日です。「先生、お誕生日おめでとうございます!!」■ クラスメートの方も登場小学生の時、隣の席だったという同級生の方がF先生のことを話してくれました。病弱だったF先生は、小5の頃長期休学していたそうです。このことは、初めて知りました。外見はひ弱そうで、運動も苦手だったそうです。■ 空想が僕の救いだった学校では居場所がなく、得意なものもない。そんな少年にとっては、「空想」は楽しみであり、夢であり、希望であったのではないでしょうか。■ A先生がくる!!そんなF先生の前に、藤子不二雄A先生こと安孫子素雄少年が、転向してくるのでした。お互い絵を描くという共通点から、すぐに意気投合し皆さんご存知の通り、2人はその後「藤子不二雄」となるのでした。まさに、運命の出会いです。■ 漫画家になるのは運命だった【 運命的に漫画家になるべくして 生まれてきた人だと思うんですよね 】by 藤子不二雄A先生F先生は「運命」で漫画家になりA先生は、F先生に導かれ「宿命」でまんが道をゆく人生になったのではないでしょうか。■ 「オバQ」の視聴率は40%に迫る勢い上京から10年。今や伝説となった「トキワ荘」で、漫画家生活を送っているとA先生との合作『オバケのQ太郎』が大ヒット。さらにアニメ化となり「藤子不二雄」の名が日本中に知れ渡り社会現象となります。■ 映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督も影響を受ける■ 映画の中のシーンもドラえもんから影響が【 一作目(映画"ALWAYS")の時には 子供たちが空想科学小説読んでると 世界がそういう世界に広くなってしまったりとか なんか日常と空想がつながってる世界みたいな感じというのは 自分の中にすごく重要なモノとしてあって それは「ドラえもん」だったり →→ 】 ■ 未来を信じられる気持ち【 →→ あの世界観が持っていた、エネルギーや幸せな気持ちや 未来を信じられる気持ちや「いいもの」ですね。 負ではないもの、プラスのもの、エネルギーを僕らは 受け取ってるはずだし、それを自分たちのものにしておかないで いろんな人たちに、できるだけ投げかけていかなきゃいけないなと思いますね 】by 山崎監督■ 「オバQブーム」後の苦難 ※画像は再現ドラマです【 オバQブームが一段落しました後 「パーマン」「ウメ星デンカ」「21エモン」と 似たようなギャグ路線をずっとやってたんですけど、やっぱり しりつぼみになってまいりまして、なんか壁にぶち当たったようになって こちらの自信もなくなり、非常に行き詰っていたことがありました 】by F先生 昭和59年の講演よりここで不幸だったのは、「パーマン」や「21エモン」も大傑作なのにオバQが起こした「日本全国大ブーム」と常に比較されF先生に重圧がかかっていたことです。スポーツで言えば日本新記録を出した後に「それじゃあ、次はその記録の上を」と期待するようなものです。それは、酷というものでしょう・・・「売れすぎ」や「大ヒット」が巻き起こした不幸ですね・・・■ 編集長宛の手紙児童漫画の行き詰まりを感じたF先生は、重い内容の手紙を「少年サンデー」の高柳編集長(当時)に送ります。【 先日は失礼しました 】という文章で始まる手紙でした。【 こうなるまでには、私なりに努力はしてきたつもりです。 精一杯背伸びもしてきました。しかし、私にも 児童マンガのあり方については信念めいた物があり これ以上はどうにも動かしがたい部分が残ります 】■ F先生の苦渋の決断【 残された道はただ一つ、少年サンデーの執筆陣から はずしていただく他なさそうです 】この手紙を読んだ編集長は衝撃を受けます。日本初の少年漫画雑誌「少年サンデー」で初の連載「海の王子」を受け持ち、自分が育った雑誌で愛着もあり、恩もある雑誌から、F先生は悩み苦しみながら自ら「執筆陣から降りること」を決意したのでした。周りから「こうしたらいい」というアイデアが出されてもF先生自身が楽しめなければ、描くことはできないのです。それが、手紙にある「信念」に含まれているのでしょう。■ 一人の男がF先生の前にやってくる・・・そんな苦難を抱えていたF先生のもとへ一人の編集者がやってくるのでした。彼は『F先生の才能』を見抜いていました。■ 漫画誌「ビッグコミック」の創刊者は語る小学館から、大人向けの新しい雑誌が創刊されることになり、小西さんはF先生に大人向けの作品を根気よく依頼したのでした。F先生は、最初は断っていたそうです。【 「何を描いてくれ」じゃなくて「描きたいもの描いてよ」って 「自分の年で描けるものを描いてよって」それだけです 】by 小西湧之助さん■ 「ミノタウロスの皿」の誕生!!【 見たらゾクってしてきた。想像している以上にいわゆる価値観の差を つきつけてくる怖さを感じましたよね。それが「ミノタウロスの皿」でした。 すぐもう彼に「すごいよこれ」って電話しました 】by 小西湧之助さんずっと児童漫画一筋で描いてきた後に初の「大人向け短編」の依頼を受けて出来上がった第1作が超最高傑作短編『ミノタウロスの皿』でした。私はデータとして「初の大人向け短編」ということは知ってはいましたが、こうして証言を聞くともう、どのように驚いていいのか分かりません。F先生・・・天才です・・・※ 4年前に取り上げています。よろしければ、SF短編『ミノタウロスの皿』の日記をどうぞ~■ 今後もSF短編を依頼されることに【 原稿渡した夜、小西さんから電話が入りまして とってもよかったから似たようなものを2、3本描いてもらうと 自分でも気づかなかった可能性を1つ切り拓いてもらったということ これはほんと嬉しかったです 】by F先生 昭和59年の講演よりSF短編は、F先生の天才的な素晴らしい才能から生まれたものですが、小西湧之助さんとの出会いがなければ、一生描くことはなかったかもしれません。やはり、人とのつながりは大切なんだなと改めて分かるエピソードでした。小西さんより評価をいただいたF先生は、心が充実しやがて、大きな転機を迎えるのでした。そうです・・・『ドラえもん』の誕生です
2013.12.02
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NHKで10/21(月)に放送された「プロフェッショナル」という番組で藤子・F・不二雄先生が取り上げられました。大変お待たせいたしました。それでは、どのような内容だったのか振り返ってみたいと思います。■ 漫画家 藤子・F・不二雄【 藤子・F・不二雄こと藤本弘 国民的な漫画を残した伝説のプロフェッショナル】 というナレーションが流れます。■ 妻・正子さんと 長女・匡美さんが語るF先生【 夜11時ぐらいに帰ってきても 朝、彼もう6時には必ず出てましたね 子供たちと会う時間は、朝しかないですから 大事にしていたんじゃないかな 】by 奥様■ トーストでも子供たちを楽しませようとしていた【 3色にしたり、チェック(4分割)に塗って 子供たちにサービスしてましたよ 】by 奥様■ 3人の娘さんの長女・匡美(まさみ)さん【 きっちり きっちり 四角く 塗ってくれるような人だったんです】by 長女自宅のある神奈川県川崎市から職場の新宿まで電車で通勤していました。通勤中でも、アイデアをまとめていました。■ 職場へ向かう前に いつも喫茶店へ寄っていたすぐに仕事場には立ち寄らず、アイデアをまとめるのに喫茶店に寄り道することを好んでいました。■ F先生のアシスタントを10年務めた たかや氏F先生の元アシスタントでもあり、漫画家のたかや健二さんが、当時の様子を語ってくれました。■ きっちりペースを守っていた【 机に座ると もう一心不乱に描き出すというか とにかくすごい集中力です。 先生は自分のペースが ローテーションが 決まってたんだと思います。それがあるから アイデアも1日1本だったり、次から次へ 出てくるんじゃないかなと今になって思います 】 by たかや健二さん■ ドラえもんのコマ割り【 通常、数日掛かるこの作業(ネーム)を ドラえもんの場合、1時間で仕上げていたという】■ ピーク時のドラえもんの連載は月8本!!学年誌の「小学1年生」から「小学6年生」までの6冊に児童向け漫画誌「テレビくん」と「コロコロコミック」の2冊。しかも、「エスパー魔美」や「SF短編」なども含め月11作品と、超多忙の『藤子不二雄』時代でした。■ 小学1年生に掲載されたドラえもん泳げないのび太だが、海でおぼれずに泳ぎたいという、シンプルで分かりやすい内容■ 小学5年生に掲載されたドラえもん5年生向けになると、のび太たちがテレビを見ているとニュースで国会議員の話が出てきています・・・【 これを1月に1人の人間が書き上げたというのは 驚かざるを得ないですね 】by 編集長■ その秘密はどこにあるのか・・・自宅の書斎には膨大な資料が・・・小説、歴史本、宇宙、世界のミステリーや科学雑誌"Newton"や海外作品などその数は、なんと1万点以上も。■ 大好きだった落語のカセットテープもたくさんF先生が、子供たちの年齢ごとに丁寧に描き分けられることができたのはこうした1万点以上の資料から蓄えられたもの・・・という風に、番組では紹介されましたが私は、それだけではないと思っています。読者である子供たちに「楽しんでもらいたい」という人一倍強い思いから、自然と生まれたものでしょう。F先生は、いつも子供の目線に合わせていました。なので、描き分けは「大変だな」と思うことはなくむしろ「好んで」していたのではないでしょうか。■ マンガとは断片の集まり【 漫画っていうものを分解してみますと 結局は小さな断片の寄せ集めなんでありますね。 本を読んだり、テレビや映画を見たり、新聞を読んだり 人と話したり、見たり聞いたり、あれが使えそう これが使えそうと、捨てたり、組み合わせ直したり 絶えず、ピッピッと感性に訴えるものがあって そういう作業の結果、1つのアイデアがまとまってくるんです。 なるべくおもしろい断片を数多く持ってた方が 「価値」ということになるわけです。】 by F先生 昭和59年の講演より■ 学生時代 テスト勉強に困っていたF先生は、自身がテスト勉強でなかなか覚えることができなかったことや単語を覚えようと、辞書を破いて食べてしまう人がいたという出来事があったそうです。■ 学生時代の出来事が結びついたときにアンキパンが【そういう2つが結びついた時にね アンキパンていうパンがつくられるわけです そういうふうにして現実に身近にある ああしたい こうしたいという願望と 前からの知識とか断片をこう組み合わせて 道具というのが出来てくるわけですね】 by F先生■ F先生のポリシー【 作者が面白がって、読者も面白がる その片っぽということはありえない 】■ ソフトバンクのCMを手がけた佐々木宏さん■ ソフトバンクのCMには ドラえもんの影響が人間と普通に会話する犬(通称「お父さん」)は確かに、藤子マンガ特有の『異分子』といえますね。■ ドラえもんから学んだもの【「愛される」っていうキーワードが 「ドラえもん」から学んだ一番大きな点ですね 】■ 藤子不二雄A先生は語るA先生とF先生が、子供のころ読んでいた「魔法のつえ」という本が紹介されます。ステッキを回すと、思いもかけないところへ飛んでいくというシーンがあるそうです。■ 子供のころの記憶をじっと蓄えていた【 それから何十年後にドラえもんで どこでもドアは 確かに「魔法のつえ」のそのイメージを憶えていて それを使ったといってました 】 by A先生■ F先生はお寿司が好き家族でよく、すし屋に行くことがあったそうです。「普通の人」に見えたF先生が、まさかあんなマンガを描くとは、とお店の人もビックリされたそうです。■ 戦後 発売された手塚治虫先生の「新宝島」当時、まだ無名だった手塚治虫先生の描いた「新宝島」と出合い、単に「マンガが好き」であった少年たちが本格的に「漫画家への道」を目指すようになるのでした
2013.11.26
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「8」は、私の好きな数字だと(8/8の日記)で書きましたが今年は、8つながりのものに縁があるようです。今年は昭和に換算すると、88年になります。プロ野球で、リーグ優勝を決めたジャイアンツの原監督の背番号は88です。日本シリーズ出場も決めましたね。ちなみにF先生は昭和8年(1933年)生まれでどこでもドアで、4次元世界に旅立たれたのが平成8年(1996年)です。さらには、「ふじこ・エフ・ふじお」も平仮名8文字なのです。F先生は8に縁がありますね。F先生が、今年で生誕80周年というのは今夏、『藤子・F・不二雄展』を開催していた東京タワーのウェブサイトで知りました。「F先生の生誕80周年かあ~ そうだ、ブログ背景を変えよう」ということで、ブログの衣替えをしました。ブログトップの画像は、東京タワーと藤子・F・不二雄ミュージアムの両方のウェブサイトより、愛情を込めて拝借しております。東京タワーの『藤子・F・不二雄展』をいち早く知らせてくれたのは私よりも、藤子情報の入手が早い空塚絶人さんでした。空塚さんには、毎度お世話になっています。嬉しい藤子情報を、いつもありがとうございます。さらに、大手動画サイトのGyaoで、藤子アニメが無料放送中です。こちらも、空塚さんから教えていただきました。怪物くん 第1話 「怪物くん登場」忍者ハットリくん 第1話 「拙者!忍者でござるの巻」インターネットの巨大掲示板で普及したネット用語に『キターー!!』という言葉がありますがまさか「忍者ハットリくん」のアニメ第1話で登場するとは思いませんでした。ケン一くんがテレビを見ながら「キターー!!」と叫んでます(笑)第1話の放送は、なんと81'年です。なんともビックリでござる。ニンニン。ちなみに前回の日記で紹介した「100倍返し」のセリフが登場したのも同じ'81年です。さてさて、お待たせいたしました。日記タイトルの『NHK 藤子・F・不二雄先生の特集』のご案内です。NHK総合(地上波)です。今度の月曜です。なんと、こちらの情報も空塚さんからです。NHK プロフェッショナル 『僕は、のび太そのものだった』10/21(月)夜10:00 ~ 10:48公式サイト「NHK プロフェッショナル」に詳細があります。さらにF先生の画像の下の『予告MOVIE >』をクリックすると番組紹介動画が見れます。番組サイトに書かれていることで非常に気になることがありました。>知られざるドラえもん最終回とその秘話最終回とは、ドラえもん6巻(てんとう虫コミックス)に収録されている「さようならドラえもん」のことでしょう。【送料無料】ドラえもん(6) [ 藤子・F・不二雄 ]価格:450円(税込、送料込)「その秘話」・・・とても気になります。もしかして、のび太の歯磨きシーンはドラえもん全45巻とドラえもんプラス全5巻の中でも「さようならドラえもん」にしか登場しない、とか。ラストにたくさんの愛(LOVE)が詰まっている、とか。ジャイアンは、のび太のメガネの修理代をあのケンカの後、支払ったのか、とか・・・実は、「さようなら」という言葉が一度も出てきていない、という点でしょうか。これは、大山のぶ代さんが言及していました。さてさて、どんな秘話が隠されているのでしょう。「プロフェッショナル」すご~~~~く面白そうです。見る前から胸が高鳴ります。皆さんも、ぜひぜひぜひ、見てください
2013.10.19
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ドラマはNHKの朝ドラしか見てないのですが『半沢直樹』が面白い、面白いと騒がれていたのでどういったものかと途中から見てみました。なるほど!!これは面白い!!と思いました。漫画だったら名前は『半沢直樹』ではなく『倍沢直樹』だよな~とか思ってしまいます。「倍返しだ!!」が決めゼリフですからね。藤子作品なら倍荷 刷造(ばいに するぞう)とか、なりそうです(笑)A先生が描いたら、見事なブラック作品になるでしょうね~「このうらみ はらさでおくべきか!!」おっと、セリフを間違えました。さて、名前といえばF作品『チンプイ』では内気な性格の小学生「内木」くんが出てきます。そのままですね(笑)今回、ちょこっと紹介するSF短編『同録スチール』でも同名別人の高校生「内木」くんが登場します。■ なんと「100倍返し!!」というセリフが出てきますこちらの作品は1981年の作品です。さかのぼること32年前です。さて、このコマはどういう状態かといいますと・・・■ 内木君はフシギなカメラを買う気満々だが・・・■ しかし学生なのでお金がない お金がないのに、爽やかな顔の内木君(笑)■ 内木君は契約書を書かされる ■ 訳あって 買う気が失せてしまう・・・こうした経緯があって、フシギなカメラの売り手(ヨドバ氏)が怒り出してしまい、一番上のコマにつながるわけです。ちなみに、内木君が納めた内金はカップラーメン1個です(笑)1971年のカップラーメンの値段は100円というデータをネットで見つけましたが『同録スチール』の描かれた1981年当時のは、分かりませんでした。仮に当時も100円だとすると・・・100円×100倍=10,000円・・・あれ!? 1万円ですね。あまり恐ろしい金額になりませんでした。というか、カメラと同じ値段になってしまいました。やはり、F先生が描く「100倍返し」はとても控えめなものでした。『同録スチール』の詳しいストーリーはまた日を改めて紹介します。(来年になるかもしれません)ドラマ「半沢直樹」は面白かったですが『倍返しだ』は、復讐を意味する威圧的な言葉です。オリンピックの東京招致の演説で流行りだした『おもてなし』は、あまり日常使う言葉ではありません。なので、今年の流行語大賞は林先生の『今でしょ』がいいな~と思ってます
2013.10.08
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ゴールデンウィークに出掛けた「富山旅日記」を紹介する予定でしたがまとめるのに、時間がかかりすぎています。上手く、コンパクトにまとめて近いうちに更新したいと思います。さて、本日は空塚さんのブログで紹介された動画に感動してしまったので、ぜひみなさんにも紹介したいと思います。さて、このドラえもんを描いているのは一体誰でしょうか?考えながら、見てみてください。みなさんは「ドラえもんえかきうた」をご存知でしょうか。私は、子供の頃、歌って描いた記憶があります。動画の絵ですが漫画のドラえもんではなく「絵描き歌」のドラえもんをきちんと、描き分けておられます。いくら原作者といえど、ここまで機械のように正確に描けるものでしょうか。本当に素晴らしいです。芸術です。しかも、普段使っているペンとは違うサインペンで描いてます。アップしてくれた方は、昔のビデオテープに入っていたとのことです。この『ドラえもん えかきうた』は'79に発表された歌です。おそらく映像は、'80年代頃のものでしょう。続いては「キテレツ大百科」でお馴染みのコロ助が登場するCMの紹介です。佐藤浩一さんの、妙に力のこもった「コロ助ぇ!!」が面白いです。コロ助も、CGでアニメそっくりです。日曜7時のアニメ以来、久し振りの登場ナリ~~~
2013.06.23
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つい最近「藤子・F・不二雄の世界」という展示が西武池袋線の椎名町駅で行われていることを知りました。すでに、昨年の12月から始まっていたようです。というわけで、椎名町へ行ってきました~~~展示は3月までとのことです。詳しくは豊島区のウェブサイトをご覧下さい。■ 改札口のすぐそばです■ 「パーマン」 「ドラえもん」 「キテレツ大百科」 「エスパー魔美」の原画■ F先生のプロフィール < 藤子・F・不二雄 >本名・藤本弘。1933年、富山県高岡市に生まれました。小学生の時に転校してきた藤子不二雄Ⓐと出会い、1951年に4コママンガ「天使の玉ちゃん」でデビュー。1954年6月にプロマンガ家を目指して上京し、その年の10月にトキワ荘に入居。二人で「藤子不二雄」のペンネームで次々と作品を発表。1970年に「ドラえもん」の連載を開始。1987年にはコンビを解消し、ペンネームを「藤子・F・不二雄」と改めます。「ドラえもん」、「パーマン」、「キテレツ大百科」など、数々のヒット作によって児童マンガの新時代を築きましたが、1996年9月23日、その生涯を閉じました。2011年、神奈川県には「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンしました。※ 今回取り上げる予定だった「天使の玉ちゃん」は次回になります。スミマセン。■ SF -すこし不思議-< SF -すこし不思議- >「ぼくにとっての『SF』は、サイエンス・フィクションではなくて、『少し不思議な物語』のS(すこし)とF(ふしぎ)なのです」。このような独自の解釈で藤子・F・不二雄は、日常のありふれたできごとからも、少し視点を変えてみることで「SF」が誕生すると考え、子どもだけでなく、大人も楽しめる「少し不思議な物語」を次々と生み出していきました。F先生の「すこし不思議」が取り上げられているのが個人的には、嬉しかったです。できるだけ多くの方々にSF短編を知って欲しいと思っています。■ トキワ荘のあった街なぜ展示が行われているのかというとマンガの神様・手塚治虫先生をはじめ藤子両先生、石ノ森章太郎先生、赤塚不二夫先生などが住まれたトキワ荘が、ここ椎名町にあったからです。 ■ トキワ荘と有名キャラたち階段のところには、こんな巨大パネルも!!帰り際、学生らしき5,6人の女性たちがドラえもんの原画を見ながらドラえもんの話で盛り上がっていました。やっぱり、人気者ですね~
2013.02.11
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9月23日の秋分の日は(今年の秋分の日は22日ですが)藤子・F・不二雄(本名・藤本 弘)先生の命日です。 一九九六年の九月二十三日でした。 朝、藤本氏の奥さんから電話があって 「藤本が亡くなりました」と! 僕は「エーッ!」と一瞬、頭がマッシロになりました。 自宅の二階の仕事場で机に向かい、 鉛筆を持ったまま 逝ったそうです。 「ドラえもん」の"のび太のねじ巻き都市"の原稿を描きながら…。30年以上「藤子不二雄」でコンビを組んできた、藤子不二雄A先生は著書『78歳いまだまんが道を…』でこのように書かれました。■ 発売されたばかりのA先生の著書こちら『78歳いまだまんが道を…』にはF先生についてのエピソードも載ってますのでいくつか紹介したいと思います。 一緒にいる時は考えなかったけど、 別々になってから藤本氏のすごさが次第にわかってきました。 それまでパートナーだった藤本氏が、藤子・F・不二雄という 別の漫画家になったわけで、あらためて彼を見られる ようになったからです。 (中略) 藤本氏は静かに、深くFワールドを進化させていたのです。「Fワールド」、いい響きですね~私も、これからブログで使いたいと思います。 今から思うと、藤本氏はまったく揺るぎのない人でした。 劇画が出てきた時、あの手塚先生でさえ 「自分の漫画が少し古いんじゃないか」と悩まれて 劇画タッチをとりいれて描かれたことがありますが、 藤本氏はそういうことがまったくなく、自分の王道を まっすぐ進みました。たいしたものだと思います。漫画の神様の手塚先生でさえも今までにない劇画の登場&人気に悩まれましたがF先生は、デビューから一度も作風を変えることがありませんでした。これは、本当にスゴイことです。ですが、F先生も一度だけ劇画を描かれています。知る人ぞ知る、あの『劇画オバQ』です。『劇画オバQ』については2009年11/11の日記をご覧下さい。■ まだまだこれからというのに さぞ残念だったでしょう 藤本氏は、この世に"ドラえもん"を残して "どこでもドア"から、あこがれていた異次元の世界へ 飛びだしていったのだと思います。■ NHKの番組「あの人に会いたい」 (クリックで動画が見れます)「ドラえもんが願いをかなえてくれたら?」と子供から質問を受けるF先生。子供の頃の写真や「空想にふけるのが好き」というご自身のエピソードまで。手塚治虫先生とのご対面からトキワ荘の映像までなかなか知られることのなかった貴重映像が満載です。後半(7:00頃)、大勢の子供たちの前で語るF先生のトークは、胸に響きます。 何でもいいから、好きなこと、打ち込めることを みつけてコツコツやっているうちに きっと誰か認めてくれる人が出てくると思います。 絶対に何もいい所がないという子はいない。 のび太くんでも、とっても立派なところがある。全国の子供たちに、小さな子供たちを持つ親御さんたちにこのF先生の言葉を贈りたいと思います
2012.09.23
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季節は春になりましたがまだ、暖かいとはいえませんね。先週、都内は雪が降りました。結構積もりました。ビックリしましたね~さてさて、「10日に1回」の更新を目指していたブログでしたが2月は1度も日記を書けませんでした。なかなか時間が取れません。もっともっと藤子作品を紹介したいのですが・・・更新が追いつかず残念です。どうにかペースをあげたいものです。ところで、ドラえもんは漫画が発表されてから40年以上アニメが放送されてから30年以上と長い月日が流れていますがいつまでも新しい話題が出てきます。最近気になったのは、トヨタの「実写版ドラえもん」のCMですね。一連のシリーズものになっていてなかなか面白いですね。■ トヨタCM ドラえもん実写版■ もしもボックスを置いたとき 店内のイスが壊れます・・・前のCMでも、ドラえもんがどこでもドアを出したときにのび太の部屋の天上が破けてしまうシーンがありました。個人的には、物を壊して笑いにするのは好ましくないのですが・・・これは、F先生の描く笑いではありません。■ 突然 のび太の隣に可愛い女の子が乗ってくる突然のことに、のび太はデレデレしてしまう。この女の子の正体は、実はジャイ子ちゃんでした…という、驚きの設定が用意されていますが「ジャイ子ちゃんは外見が変わりました」というだけでは、外見主義だけでさびしすぎます。ベレー帽をかぶせているなら『売れっ子漫画家になっている』という未来を見たかったです。それがドラえもんファンの求める「ドラえもんの世界」ですから。これにはガッカリでした。でも、私のような熱烈なファンよりもAKBのファンの方が多いかもしれませんね。そういう意味では、CM的には都合がいいのかもしれません。■ デレデレするのび太に しずかちゃんがビンタ「優しいしずかちゃんが、ビンタするのはイヤね」とCMを見た母がいっていました。さすがは我が母、「よく分かっている」と思いました。本来のしずかちゃんなら、こんなことで平手打ちは絶対にしないでしょう。変えるとすれば、怒って、歩き去ってしまうしずかちゃんにのび太が「しずかちゃん、待ってよ~」というシーンが合うと思います。ジャイ子ちゃん役には、お笑い芸人の「ハリセンボン」の近藤春菜さんが適役だと思うんですけどね。■ 左側が春奈さんです。(画像は公式サイトより拝借しています)漫画家に重点を置くなら、ギャル系漫画家で有名な浜田ブリトニーさんでもOKだと思います。(メイクで色黒は抑えた方がいいですが)もし、のびママが登場するなら光浦やすこさんが合いそうな気がします。■ 光浦さん (フジテレビの公式サイトより拝借しています)のびパパは・・・誰が適役ですかね~のび太くんやしずかちゃんのキャスティングを見ればCM製作者は、なかなかのドラえもんのファンであるがわかりますが余計な一言を加えさせていただければ作者であるF先生のファンでは、なかったかもしれませんね。F先生は、平手打ちのしずかちゃんは望んでなかったでしょうしドラえもんの軽々しい物の破壊やジャイ子ちゃんの美人化も同様でしょう。あれこれ指摘ばかりになってしまいましたがいい所もたくさんあります。■ 30歳の のび太■ 顔も髪型も雰囲気も全てがソックリのしずかちゃん実写版ののび太としずかちゃんは素晴らしいですね。普通は、アニメの実写では限度がありますが2人とも、髪形も格好も雰囲気もピッタリで100点満点ですね。このCMにはでてませんが、スネ夫は、イヤミっぽいところがいい味出てます。できれば、髪形を原作にこだわって欲しかったですね。70点ですね。ジャイアンもハマり役だと思います。90点ですかね~■ フランス人俳優 ジャンレノ扮するドラえもんカフェでどら焼きを注文しているドラえもん(笑)メニューにあるのが面白いですししかも大きすぎ!!とツッコミどころがあるのも笑えます。それにしても、ジャンレノ氏の起用は見事な発想の転換だと思います。ドラえもんは、実写版は不可能といいますか絶対に無理が出てしまい、失敗に終わるところですがこのCMでは「どうせ似せるのが無理なら、似せなくてもいい」という風に、大らかに構えたように見えます。いわゆる「ウケ狙い」としても面白いと思います。一般的には60点かもしれませんが個人的には、ユーモアを買って95点としたいです。着ぐるみをかぶった、大山のぶ代さんが登場したら120点ですけどね~ これは全国民が納得でしょう。■ 特大ジャンボどら焼です(笑)「特大」と「ジャンボ」ってかぶってる気がしますが・・・まあ、そんなことはともかく・・・近所に売っていたので、思わず買ってしまいました。ドラえもんとドラ焼きを見ると、いつも食べたくなります。さて、話は変わりますが・・・なでしこジャパン、国際試合で2戦2勝と健闘していますね。昨年のW杯では、点数は引き分けでしたのでぜひとも、この試合はアメリカに勝ってほしいと思います。でも、アメリカ人の友だちとは、ちょっと話しづらいですね。個人的に一番楽しみなのは、プロ野球の日本vs台湾の試合です。野球は、サッカーに比べ国際試合が全然少ないですからね。ぜひとも、日本のWBC(世界野球大会)2回連続世界一の力を見せ付けて欲しいものです。でも、野球好きの私の台湾人の親友も見ていると思うと・・・この話題も、話したくても話しづらくなりますね。スカイツリーもようやく完成しましたね。まだか、まだかと思っていましたが確実に、時は流れているんだなあと感じます。時はゴウゴウと流れているのでしょう。さて最後に、更新が延びてしまうと思うので、先に書いておきます。3月10日は、藤子不二雄A先生のお誕生日でございます!!78歳になられます。これからも、元気にマンガを描き続けていただきたいですね~■ ウーロン茶のCMドラえもんもそうですが、A先生の作品も、月日が経っても何かと話題になることが多いですね。怪物くんの実写版&映画も記憶に新しいですね。この喪黒福造のCMも、アニメ終了から20年経ちますが、こうして藤子両先生の作品は時代が変わっても、生き続けています。漫画の神様・手塚治虫先生の鉄腕アトムがブラジル人の漫画家によって描かれることになったり日本でも、ミュージカルになったりとアトムは世界を駆け巡っております。次の更新時には、そろそろF作品を紹介したいなと思います。できれば、今月末にはもう1回・・・どうか、気長にお待ちくださいませ
2012.03.05
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2012年になりました。明けました。おめでとうございました~さて、私は毎朝NHKの「カーネーション」を見ています。第1話は、大正時代から始まっています。私のおばあちゃんが、生まれた時代です。「こういう時代に育ったんだ~」とタイムマシンに乗った気分になります。前回のNHKドラマ「おひさま」でもそうでしたがそう遠くない昔と、今の時代を見比べてみるのが個人的な楽しみになっています。おばあちゃんは、関東大震災も戦争も体験しています。夜はろうそくの明かりで本を読み、洗濯はたらいの時代です。「カーネーション」で映される昭和初期の風景では女性は「あっぱっぱ」と呼ばれるものを身につけていたり男性は、誰もが帽子をかぶるのが一般的だったり道はまだ、コンクリート舗装ではなかったり、などなど現代との違いがたくさん見つかります。この頃はまだ、「洋服」という言葉も浸透していません。私たちは何の意識もなく、衣類を「洋服」と呼んでいますが元は「西洋風の服」という、昭和から流行り始めたものだったと思うと、まだまだ歴史が浅いものなんですね~そして、マンガ本(いわゆる「コミック」)もなければマンガ雑誌の影も形もありません。■ 1933年 元旦の様子 (「カーネーション」より)今、1月の放送では、すでに戦争も終り時代は1945年を過ぎています。画像は、以前録画したものからUPしています。日本のお正月といえば、どの家でも日の丸を掲げるのが当たり前だったようですね。1933年(昭和8年)といえば、藤子・F・不二雄先生が生まれた、記念すべき年でもあります。なので、「カーネーション」で見られる時代背景が藤子作品にも表れている所があります。■ 「バケルくん」より■「新オバケのQ太郎」(大全集1巻より)今では、お正月の日の丸掲揚は見られませんが藤子マンガでは、こうして普通に描かれています。まあ、一番有名な藤子作品のお正月シーンといえば何といっても、ドラえもんですね。2010年の日記に紹介していますので今回は違う作品を出しました。Qちゃんたちが、元旦にやってきた親戚のおじさんを「お年玉」と見てしまっているのはちょっと、お行儀がよくありませんがまあ、ここは大目に見てあげましょう。皆さんの子供の頃も似てませんでしたか?(笑)さて、お正月から10日が過ぎましたが更新も、月数回ペースになりますが皆さん、今年も、よろしくお願いしま~~~すP.S.澤選手がFIFA最優秀選手賞を佐々木監督がFIFA最優秀監督賞を受賞しました。NHKの緊急速報で知りました。本当におめでとうございます。新年の明るいニュースですね
2012.01.10
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ジングルベール♪ジングルベール♪鈴が鳴る~~~♪クリスマスまで、あと360日を切りました(笑)本当は、クリスマス前に更新したかったのですがちょっと遅れてしまいました。よい子のみんなは、枕元にプレゼントをもらいましたか?(笑)クリスマス前の更新を予定していたのですが随分遅れてしまいました。今更ながら、私が撮影した都内のクリスマス風景をちょこっと載せたいと思います。■ 池袋にてクリスマスツリーがきれいですね~JR池袋駅東口のすぐ正面です。■ 有楽町にてJR有楽町駅の正面です。色は全面真っ赤に染まっていました。画像の右上「BIC CAMERA ビックカメラ」の表示が鏡に映ったように、文字がひっくり返っているのはなぜだろう?クリスマス・シーズンは、夜景がきれいですね。まるで、アートのようです。■ F ART (エフ・アート)ジャジャーーーン!! 届きました!!大全集3期の予約特典です!!まだ、ブログでは、第3期の紹介をしていませんが(スミマセン!!)来年春ごろには、紹介していきたいと思っています。皆さん、どうか気長にお待ちくださいませ。それまでは、2期の紹介を全て出来るといいのですが・・・■二十一世紀の漫画はこうなる(1980年)(東京12チャンネル タイムカプセル企画用イラスト)それでは、F ARTの中を紹介したいと思います。ソファーで寝ているF先生の右図は、現在(当時)なのでしょう。ベレー帽の少年が未来像なのかもしれません。ドラえもんの道具のように、帽子をかぶれば紙もペンも持たずに、創造だけでマンガが描けてしまう・・・そんな未来図なのかもしれませんね。以上は、私の推測なのですがそんな様子が浮かんできました。■手塚治虫ワールド 展示イラスト 「ぼくらの大先輩」 (1989年)Fキャラたちが、鉄腕アトムとご対面です。神様・手塚治虫先生とF先生のコラボとは。額縁に入れて飾りたくなります。まあ、切り取りなんて絶対にできませんが・・・■ F先生の手書き年賀状です来年は辰年ですね。F先生らしい、可愛らしい感じの竜ですね。■ F先生の描く動物は みんなやさしそうです■ 早川文庫SF 装丁画 (1977年)F先生は、SF小説の表紙と挿絵をされたことがあります。■ SF小説の挿絵を描いたときの感想です。F先生は、自分にはとても描けないと思っていたそうです。皆さんは、私もそうですが、「そんなことない」と思いますよね。F先生は謙虚過ぎるお方なんですよね。断ったけれど、頼まれてしまったので引き受けることになりやってみると「楽しんで描いた」と感想を述べられています。このF ARTは、12月25日のクリスマスの日にまるで、プレゼントのように届いてしまいました!!嬉しかったですね~さてさて、あっという間に大晦日になってしまいました。明日から、新年という実感がありません。一体どんな年になるのでしょうか。もう少し、日記を更新できる年でありたいですね~それでは、皆さん良いお年を!!更新は少ないですが、来年もよろしくお願いします。ブログでは、皆さんと楽しい1年が過ごせました。また、新年にお会いしましょう~
2011.12.30
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藤子・F・不二雄アニメの珍しいシーンを集めた面白い特集が先週、テレビ朝日の「スマステ」で放送がありました。前回、ブログを書くときに番組の事を知らせよう、と思っていたのですが放送を見終わってから気づきました。見逃してしまった方、スミマセンでした。それでは、見た方も、見れなかった方も番組を振り返ってみましょう~ < テレビ朝日『スマステ』(10/15放送)より>■ 藤子・F・不二雄アニメ 貴重映像 ベストセレクション取り上げるアニメは「ドラえもん」「パーマン」「キテレツ大百科」の3作品です。■ ドラえもんの初回放送は なんと32年前にさかのぼります!!厳密にいえば、テレビ朝日の放送の前に日本テレビで放送がありましたが、この時は流行りませんでした・・・■ ドラえもん アニメ第1話「ゆめの町ノビタランド」ドラえもんは、すでにのび太の家に住んでいる設定です。■ ドラえもん第1回放送に登場する謎の友達!!帽子をかぶった少年は、第2話以降登場しません(笑)マンガでは、帽子の少年は、たま~に脇役で出てきますね。■ もしものび太のところにドラえもんが来なかったら・・・これは、ドラえもん1巻でお馴染みの話ですね。会社を興すも、火事にさせ、一生返せないほどの借金をしてしまうという、のび太の悲惨な未来です・・・でも、自ら起業したのび太の行動力もスゴイと思います。■ のび太の誰にも負けない特技!!知っている方も多いと思いますがのび太の特技はあやとりです。天才的な才能を持っています。■ のび太の あやとり必殺技『はばたく蝶』「はばたく蝶」はアニメのオリジナルだと思います。マンガでは、3ヶ月かけて編み出した『ギャラクシー』というあやとり必殺技が出てきます。■ もう1つの特技は射的ギャングの集団に、のび太は1人で立ち向かいます。そして見事に、全員を倒します。■ 実はアニメの初回放送は1967年でした国民的アニメでウルトラ大人気になった『オバQ』の直後のアニメがこのモノクロのパーマンでした。最高視聴率35.6%です!!見事に連続でヒット作を打ち出しました。■ みつ夫はどのようにパーマンになったのでしょうアニメ放送では、視聴率24.9%を取りました。私は、全話欠かさず見てました。ケーブルだけでなく地上波でも再放送してほしいな~と思います。■ 答えは 「バードマンとたまたま出会ったから」というものでした実は、この場面は、パーマンのレギュラー放送(パーマンDVD)の第1話ではありません。これはドラえもんと同時上映された映画版のパーマンのシーンです。■ ブービーが言葉をしゃべった!?バードマンからもらった『日本語発声ネクタイ』でしゃべれるようになったブービーの話があります。■ みつ夫の友だちのカバ夫やサブもビックリ■ 大人になった星野スミレ(パーマン3号)が大切に持っていたのは・・・パーマン1号ことみつ夫の顔写真のブローチでした。遥か遠い宇宙のバード星へ留学したみつ夫を、ずっと思い続けているのでした。超ウルトラ遠距離恋愛(片思い)ですね。これ以上の遠距離は世のあらゆる作品を見渡しも存在しないでしょう。切ないですね~■ キテレツ大百科がレギュラー放送される半年前に1度放送されましたまだスタイルが固まっていないのでコロ助の色が違っています。ですが、話は原作に基づいた第1話になっています。■ コロ助を組み立てるキテレツレギュラー放送では、コロ助はすでに完成されていてキテレツと一緒に暮らしている設定となっています。第1話については、私のブログでも取り上げています。よろしければ「昨年の8/3の日記」をご覧ください。■ 勉三さんの知られざる秘密!!勉三さんは、藤子マンガ(アニメ)では珍しく年齢の高い脇役ですね~いつも学生服という浪人生です。■ 勉三さんのつぶらな瞳(笑)「~す」というのが勉三さんの口癖です。コンタクト姿は、アニメのオリジナルです。■ なんとNHKで実写化されていました!!どなたか知っていましたか?私は知りませんでした。■ CGのコロ助も可愛いですね~NHKでは、エスパー魔美も実写化されていました。これは、ちょっとだけ見てました。正直イマイチでしたが・・・ですが、藤子作品の実写に取り組むNHKの挑戦は評価したいですね。NHKといえば、Eテレで毎週土曜夜に放送されている『野田と申します』というマンガの実写化番組が面白いです。最近声を出して笑ったテレビ番組です(笑)皆さんにも、ぜひ見てほしい番組です。ミュージアムの完成&オープンのおかげで藤子作品がテレビで取り上げられることが多くなりました。子供たちに見せたい、明るく穏やかで平和なアニメが少なくなる21世紀に、いつまでも語り継がれてほしい藤子アニメです
2011.10.21
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朝7時前に起きて一度は、新宿へ行きながらF-trainは、夕方まで来ないことを知り到着まで待つこと10時間・・・ついに・・・ついに・・・F-trainに会うことができました~~~ヤッター ばんざ~い。※ おしらせこれは9/28日の出来事です。現在は、F-trainは走っておりません。9/30をもって運行は終了してしまいました。■ 待ちに待ったF-trainです!!F-train 新宿駅到着!!18:13 新宿駅発 準急■ F-train 正面をパシャリ♪■ 先頭を撮影■ ドラえもんとモジャ公ドラえもんの隣にいるのはモジャ公です。マンガ「モジャ公」は、大全集3期で発売されます。■ ラッピングは こんなデザインですどの駅でも20秒くらいしか止まりませんが途中、なんと1分以上の停車時間がありました。最後尾までの撮影に成功しました!!私のお気に入り動画です。■ ワガハイもいるナリ~~~■ ひらくドアに気をつけてね♪■ ケータイのマナーは守りましょう~■ 車内広告です■ 魔美とポコニャンですマンガ「ポコニャン」も、大全集3期に登場します。■ F-trainのつり革ドラえもんの鈴、魔美のブローチ、パーマンのバッジ。真ん中にドラえもんがいます。■ F-train また会う日まで バイバイ~続きは、マンガやアニメで~F-trainを見て、撮って、乗って藤子ワールドを堪能しました。朝は早起きして、一度は新宿へ行きそれからFミュージアムへ外観撮影に行き一度家に帰ってから、夕方再び新宿へ向かったときは正直、少し疲れてました。ですが、F-trainがやってきたとき一気に疲れが吹き飛びました。子供から大人から年配の方まで男性も女性も、みんなが歓喜に沸いてました。大きいイラスト(ラッピング)は迫力があるだけでなく不思議なパワーが宿ってますね~ドラえもんやパーマンたちがまるで今にも動き出しそうな感じでした。私は、幸せな気分に包まれました。F-trasin素晴らしすぎます。駅で止まるたびに、物凄い勢いで撮影が始まってました。私も、降りたり乗ったりの繰り返しでFミュージアムの最寄り駅の「登戸」や「向ヶ丘遊園」まで乗っていましたので1日で2往復したことになります。ミュージアムへ行ってないのに2往復とは(笑)藤子ファンに関わらずこの列車を見たり乗ったりしたらみんなが幸せな気分に包まれると思います。忘れられない素晴らしい1日になりました。いつかまた、このF-trainが復活し都内だけでなく、全国各地で走ってくれることを祈っています
2011.10.03
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さて、F-train 到着まで10時間。いったん家に帰ろうと思ったその時・・・「そうだ。藤子・F・不二雄ミュージアムへ行こう!!」私は、唐突に決めました。Fミュージアムは私のブログでも案内したとおり完全予約制です。当然のことながら、私は予約もしてなくチケットもありません、が・・・そんなことは、関係ありません。外観とその周辺が見れれば満足です。しかも、急行に乗れば30分もかからずに最寄り駅へつきます。先月、ミュージアムへの行き方(8/24)を紹介したときは登戸駅下車をお勧めしたのですが私は、向ヶ丘遊園駅で下りました。9時頃着きました。向ヶ丘遊園駅にした理由は9時では、登戸駅からは、ミュージアム行きのバスは、まだ走っていないだろうと思ったのと一度行っているので、道を知っているからです。■ 出口は南口で下りましょう~駅構内の表記にもFミュージアムの文字が!!■ 駅前には大きく新しい地図が!!私は、去年着てますので違いが分かります。地図は、全面的に新しくなってます。右側にはミュージアムのポスターがあります。■ 真ん中にいるのは・・・ブロンズのドラえもん像です!!もちろん、去年はありませんでした。Fミュージアムのオープン記念でしょうね~■ 向ヶ丘遊園駅行きはここで降りて、ドラえもん像を拝んで帰りは、ラッピングバスに乗って・・・というのも、いいかもしれませんね。早歩きの人なら10分でミュージアム着きますよ。■ ドラえもん像の動画撮ってきました~■ 道をひたすら進みます行き方は、とっても簡単です。方向音痴の高畑くんでも着けるでしょう(笑)駅から正面に進んで、左手にダイエーが見えたらそこの交差点で左折するだけです。まっすぐ進めば到着です。■ これは昨年撮った写真です■ 今は こんな感じになりました~■ ミュージアム到着です!!天気もよく、暑くもなく、涼しくいい日に来れました。といっても、外観を眺めるだけですけどね。■ 『藤子・F・不二雄ミュージアム』金色のロゴがきれいに輝いてます■ バス停です■ イラストにQちゃんとOちゃんが!!■ とってもオシャレな外観です警備員さんに「おはようございます」と声をかけられました。私も笑顔で「おはようございます」と挨拶しました。私はカメラ片手に、バンバン写真撮っていましたから熱心な藤子ファンだと思われたことでしょう。まさか、写真だけ撮って帰るとは夢にも思ってないでしょう(笑)ミュージアムの公式サイトでも混雑のお詫びが出てましたので入館は、もう少し待とうかと思います。外観の写真を撮って満足して向ヶ丘遊園駅に、また戻っていきました。バスの写真は、今度ミュージアムに行ったときでいいかな~と思いました。時間は、まだ10時前でした。そして、家に帰りました。あとは、家で時間をつぶしました。時の流れはゆっくりです・・・そして夕方、再び新宿へ向かいます。5時半頃、到着しました。すでに、F-trainを待ち構えている方々が大勢いました。やはり大人気のようです。夜6時過ぎ。暗闇の中からヘッドライトを眩しく光らせながら私の目の前にやってきました。ついに・・・ドラえもんをはじめとするFキャラのラッピング電車”F-tarin”がやってきました!!「ワッ~!!」と人々の歓声が起きました。< 続く >
2011.09.30
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ずっこけたときのセリフにアニメ『パーマン』では「ヘコ~」アニメ『忍者ハットリくん』では「ズコ~」という言葉がありました。私も、最近ずっこけてしまったことがあります。■ マンガ雑誌『ビッグコミック』 9/25号表紙は、藤子・F・不二雄先生です。ビッグコミックは小学館の発行です。さすがは藤子マンガを発行している小学館。ミュージアムもオープンしましたしF先生特集とはグッドタイミングですね~ところが、ページをめくってみると・・・F先生の特集がない!!全ページ目を通しましたが目次を見ても、F先生関連のページは1ページもありません。表紙だけですか?ズコ~~~さて、ドラえもんをはじめとするF作品のキャラクターがデザインされた小田急のF-trainが今月限りで見納めというのでどうしても、見に行きたいと思いました。まず、26日の月曜夕方、小田急線のカスタマーセンターへ電話してF-trainのことをいろいろ聞いてみました。○ 26日は朝9時に新宿から発車したとのこと○ 1日1本だけの運行○ 発車時刻は決まっていない○ 前日の夜に時刻を決めるので分かるのは当日の朝以上のことが分かりました。1日1本というのが残念でもあり、厳しくもありました。1本逃したら、翌日になってしまいます。当日の電話確認では、出発が朝早ければ都内に住む私でも、間に合わないこともあります。それなら、F-trainの始発となる新宿へ朝早く行くことにしよう!!そう決めた私は、今日28日、朝8時前に新宿へ向かいました。「今日の発車は18:13です」by駅員さん「ズコ~」by私の心の中の叫び午後6時過ぎの発車ですか・・・10時間後ですね・・・月曜は朝9時だったのに・・・さすがに新宿で10時間も待つことないので家に帰ってもよかったのですが新宿まで足を運んで、何もせずに帰るのもなあ~とちょっともったいない気もしたので散歩することにしました。東口には「笑っていいとも」でお馴染みのアルタがありますが、私は俗っぽい所は興味ないので西口を歩くことにしました。新宿も渋谷も原宿も、行かないですね~新宿は乗換えなどで利用することは多いですが・・・でも池袋、秋葉原、六本木は好きですね。お店は、8時では、まだどこもやってないので入れる所がありません。本屋とか行きたかったんですがやってるのはコンビニくらいですね。本当に、高層ビルが多いなあ~ 新宿は。少し変わったデザインのビル発見!!■ ユニークな形をしてます■ どこかで見たことあるような・・・■ ドラム式洗濯機だ!!(笑)どこか馴染みがあると思ったら電化製品だったんですね~朝食も食べたばかりなのでどこかで食事、というにはお腹がすいてません。どうしようかな~どちらにしろ、お店もほとんど開いてません。それじゃあ、帰るかな~今日は予定ないので、ずっと自由です。「そうだ・・・行こう!!」私は、突然の思いつきで思わぬ行動に出ました。さて、私はどうしたでしょう?そうだ京都行こう?いや、行きたいですが違います(笑)勘のいい方なら思いつくかもしれませんね。そうです。あそこしかありません< 続く >
2011.09.28
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藤子・F・不二雄ミュージアムが今月オープンし、その記念として先月、小田急電鉄が藤子キャラを車体にラッピングした"F-train"なる列車が運行されました。ブログでも8/24の日記で紹介しました。けれど、東京都からミュージアムの宣伝になっているから事前許可が必要であったと条例違反扱いを受けてしまいました。『やめます、ドラえもん電車』(ニュース)■ 新聞記事より私は、もし本当に違反するのであればドラえもん関連であれ、藤子関連であれ「いけないものはいけない」と冷静に考えますが・・・仙台では、アニメ『サイボーグ009』が車体全面にラッピングされたマンガッタンライナーという列車が走っています。石ノ森章太郎先生の作品ですが仙台には、氏の博物館があります。(この度は、大震災で大きな被害を受けてしまいました・・・)都内でも松本零士先生の代表作である『銀河鉄道999』のデザイン列車が西武鉄道で運行されています。こうした例を見ますと小田急電鉄も藤子プロ側もまったく問題ないと思ったのでしょう。よりによって9月23日の新聞で発表されるとは・・・F先生ファンとしては残念ですね。秋分の日は、F先生の命日です。ドラえもんやパーマンたちは長い間ずっとファンや読者から大勢に愛されてきましたからそろそろ、生みの親であるF先生に会いたくなってF-trainから、飛び立ちたくなったのかもしれませんね。今月末で見納めということなのでF-tainに乗りにいこうと思います。もう、日にちがありません。急がねば!
2011.09.23
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前回の日記で紹介したテレビ朝日の特番でしたが全国放送ではなかったようです。せっかくお知らせしたのにもかかわらず見られなかった方が多く残念な気持ちと、申し訳ない気持ちになりました。そんなわけで、今日はキャプチャー画像と共にどんな番組だったかをお伝えしようと思います。■ 藤子・F・不二雄 アニメの秘密スペシャルテレビ朝日の前田アナが小学館に潜入します。現在発売中の大全集を手掛けている斉藤室長にお会いします。■ 斉藤室長がF先生の偉大さを語ります1974年の9月号(ピーク最大時)には、なんと1ヶ月に10タイトル20作品を発表しているのです!!ドラえもん、ドラミちゃん、みきおとミキオ、バケルくん、キテレツなどなど・・・特筆すべきは、「ぞうくんとりすちゃん(絵本)」の幼児向け作品から「モッコロくん」など園児向けから、少年向け、そして青年・大人向け作品の「SF短編」をも手掛けているのです。このバラエティー富んだ書き分けが、本当にスゴイです!!■ ほぼ1日1作品のペースです (もちろんA先生の合作(手伝い)なしです)同時に違う作品を描くこともスゴイのですがそれだけ人気の作品を抱えていることが一番スゴイことです。今の時代に、これだけの力量を持つ漫画家は、果たしているでしょうか?■ ドラえもんの放送です■ ドラえもんが出したのは「木こりの泉」という道具イソップ物語『金の斧』に登場する、正直者のきこりをモチーフにした、ひみつ道具です正直者には、女神がご褒美をくれるというお話です。ドラえもんは、食べかけのどら焼きを、わざと落とします。■ すると大きなどら焼きを持った女神が登場女神が「あなたが落としたのは、この大きなどら焼きですか?」と聞いてくる。ドラえもんは、のび太に「嘘をついちゃいけないんだ」と説明。ドラえもんは、「いいえ、食べかけの小さいどら焼きです」と答え女神は「あなたは正直者です」といって、大きいどら焼きを渡すのでした。■ 今度は のび太がボロボロのグローブを落としますのび太も正直に答え、ピカピカのグローブを手に入れることができました。しずかちゃんにも使わせてあげようと、出かけることに。■ しずかちゃんは 小さくなったお古を持ってきましたしずかちゃんはきれいなドレスを、もらうことができました。喜びつつも、「もらっていいのかしら?」という言葉にしずかちゃんの性格のよさが表れています。■ スネ夫とジャイアンが通りすがりに見ていた・・・「俺にも使わせろ」と、ジャイアンのうちに連れて行かれます。欲張りのジャイアンは、大量に物を持ってきます。■ 「多すぎるんじゃ・・・」とドラえもんが止めるも・・・ジャイアンは、構わず泉に放り込もうとしますが・・・バランスを崩して、木こりの泉に落っこちてしまいます。■ のび太とドラえもんが見たものは・・・■ 「あなた方が落としたのは、この人ですか?」のび太とドラえもんは、動転しながら「違います。違います。もっと、きったないのです!!」と慌てふためきます。「あなた方は正直者です」と女神はいいながら「それでは、きれいなジャイアンを差し上げましょう」と、思わぬ展開に。■ 女神に押し込まれるジャイアンでした・・・「助けてくれ~」とジャイアンが叫んで終わります。ジャイアンは、とんだ災難に見舞われました。チャンチャン。■ ミュージアム副館長にF作品の魅力をたずねます■ 登場するロボットが人間臭い そこが魅力と語りますドラえもんをはじめとして、ロボットぽくありません。人間に近い感覚があります。■ ゴンスケも そんな人間臭いロボットの代表ですロボットなのに、なぜか独特のなまりがあったりイモ掘りが大好きだったり、わがままだったり、非常にやっかいです(笑)■ ゴンスケは ホテルの一室をイモ畑にしてしまう・・・ゴンスケは、イモ大好きの血(オイル?)が流れているので頭の中は、いつもイモのことばかりです。元はイモ掘りロボでした。■ F先生は構成が上手い!!普通ならば、イモネタのギャグで笑って終りとなりそうですがイモから思わぬ好運をもたらす話があります。■ 今度は 21エモンを放送してくれました主人公の少年・21エモンは、江戸時代から続くホテルの21代目の跡継ぎで、家族全員で経営しています。ゴンスケは、あまり働きませんが、一応お手伝いロボットです。■ 部屋に閉じこもりのゴンスケの様子を見に行くと・・・何をしているのかと思いきや、なんと土が敷き詰められていて、イモを栽培しているのでした・・・■ ゴンスケからイモをお裾分けしてもらいます大量にもらったイモのおかげで、ホテルで出す食事が助かります。食べてみると、ゴンスケの作ったイモは、いい味でした。■ お客さんもイモ料理に大喜びです21エモンの舞台は近未来で、惑星間の交流が行われています。異星人も、普通に地球に旅行へやってきます。■ なんと このお客さんは・・・有名雑誌のライターでした。21エモンのホテルは5つ星の評価だといいます。■ いつもガラガラだったホテルですが大繁盛になりましたゴンスケがホテルでイモを作ってくれたおかげで高評価を得て、お客もたくさんやってきて、いいこと尽くめです。めでたし、めでたし。■ ミュージアムの中を映してくれましたレバーを上下に動かすと・・・きれいなジャイアンが浮かび上がってきました!!(笑)ミュージアムは、面白いものがいっぱいありそうです。期待大ですね~ ここまで凝っているとは・・・アニメは、ドラえもんと21エモンの他に、パーマンも放送されました。日記の文字数制限で、載せ切れませんでしたので次回、紹介しようと思います。藤子作品を知らない、有名タレントが出てくるのでは・・・という不安もありましたが、そんなことはなく小学館の室長と、ミュージアムの副館長の登場で素晴らしい方々のお話が聞けて、大満足の構成でした。深夜帯で、関東地区のみの放送だったのが、非常に惜しまれます。これはぜひとも、ゴールデンで放送してほしかったです・・・
2011.08.30
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テレビ朝日で特番があります。今日27日の深夜(日づけは28日)に『藤子アニメの秘密スペシャル』がありま~す!!夜遅いので、ご覧になる方は録画になるかもしれませんね。ドラえもん、パーマン、21エモンも放送されるようです。■番組名ドラえもん誕生100年前祭直前!藤子・F・不二雄アニメの秘密スペシャル!!■ 放送日時8月28日(日) 3:25 ~ 4:35@テレビ朝日■ 番組内容『川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム』のオープン記念!藤子先生の秘密に迫る今夜限りのスペシャル番組!藤子先生の作品やアニメについて何でも知っている人々に突撃!さらにドラえもんのあの傑作や、人気作「パーマン」「21エモン」も放送!!ここで、ちょっと疑問が生まれます。上の「番組内容」は、テレビ朝日公式サイトのものですが>藤子先生の作品やアニメについて>何でも知っている人々に突撃!えぇ~~~!!!???あの~ 私は突撃されてませんが・・・私は、「何でも知っている」とはいえませんがF先生とF作品に対する熱い思いは誰にも負けないと思うんですけどね~まだ、私の知名度が低いということですね。残念です。【 藤子・F・不二雄先生の作品をブログで広める会】代表取締役なのに・・・(そんな会があったの? というツッコミはなしでお願いします)■ バスでミュージアムへお連れします前回の日記で、からっかZさんが教えてくださいました。登戸駅からミュージアムへ送迎してくれるシャトルバスです。乗るだけで幸せな気分になりそうな素敵なデザインですね~計4種類あります。全部乗ってみたいですね~■ 気になるのは なんといっても館内ですねF先生にまつわる物があるのは、もちろんのことアンキパンやコロ助のコロッケなど「さすがミュージアム」というアイデアで溢れてますね~■ ネズミの入館はご遠慮ください(笑)この画像は、「ミュージアム 報道陣に初公開」の動画からキャプチャーしたものです。笑ってしまいました。このユーモアいいですね~
2011.08.27
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いよいよ来週土曜ですね~藤子・F・不二雄ミュージアムがオープンします!!ドラえもんの誕生日9/3にあわせてます。昨年の発表を聞いたときは1年は「まだまだ先だなあ~」と思っていましたがもう間近となりました。早いものですね~■ 先日 新聞記事でミュージアムの紹介がありました昨年「日本一気が早いミュージアムへの行き方」を書きましたが、あの時は外観すら作られてる気配もなく完全に空き地の状態でしたので正直「本当に1年で完成するの?」と少し心配もありましたが予定通り完成したようです。藤子・F・不二雄ミュージアム公式サイトミュージアム行きの送迎シャトルバスも出るとのことですので、以前紹介した「向ヶ丘遊園」の下車よりも、今後はシャトル発着場の「登戸」の方が便利だと思います。≪ 藤子・F・不二雄ミュージアム 便利な電車アクセス方法≫【以下のルートでミュージアムに着きます】JR山手線で「新宿」へ向かいます。[新宿]→小田急線 [登戸](のぼりと)で下車[登戸]→送迎シャトルでミュージアムへ【都内からのアクセス方法】まずは、お近くの主要駅を探します。「東京」「上野」「池袋」「渋谷」駅などJR山手線の駅を探してみましょう。これらの駅からJR山手線で『新宿』へ行きます。■ 新宿駅から小田急線に乗ります新宿に着きましたら、小田急線に乗ります。新宿が始発駅なので、方面は迷うことはありません。目的地の【登戸】(のぼりと)まで間16駅あります。早く着くために【急行】か【準急】を乗りましょう。約20分で着きます。本数は、それなりに出てますので余程の場合でなければ、時刻表のチェックはいらないと思います。1つだけ注意があります。「快速急行」は登戸に止まりません。【急行】か【準急】にお乗りください。ミュージアムは完全予約制です。事前に、ローソンでのチケット購入が必要になります。ミュージアムに直接行っても入れませんのでご注意を。駐車場もありませんので、車を止める場所はありません。まるで、私はスタッフみたいですね・・・(笑)私は、初日に行きたいという気持ちももちろんありましたが、やはり、すいてる日にゆっくりと見たいので、9月は行かないかもしれません。私の誕生日の9/17にでも・・・と思ったのですが土曜なんですよね~ 思いっきり混むでしょうね。もちろん混雑解消のための完全予約制なのでミュージアムの方も、その点は配慮していると思いますがそれでも、最大限の人数が集まるかなと思います。できれば「ミュージアムオフ会」を開催して私のブログを読んでくださっている皆さんと集まってミュージアムを見学できたらいいなあとも思います。もれなく、私の熱い語りが無料でついてきます。(↑いや、それはいらない? 集まらない原因になる?)なにはともあれ、日本漫画界を代表する藤子・F・不二雄先生の記念館が、形として残ることは本当にめでたく嬉しいことであり日本の文化遺産であり、大変名誉なことです。天国のF先生も、喜ばれることでしょう。■ 小田急 F-Train 運行開始!!ミュージアムの開館に伴って小田急線では、F作品のキャラクターたちをデザインした"F-Train"なるものが走り始めました!!感動的ですね。1日中乗っていたいです(笑)
2011.08.24
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祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きありみなさんも、国語の時間に「平家物語」を読んだことがあると思います。『鐘の声』という表現が、見事ですね。『鐘の音』ではないのです。なんとも奥ゆかしい表現ですね~平家物語では、『おごれる人も久しからず 』という1文も出てきますね。これは、『おごってくれる人も、久しくいないなあ~』と、そういう意味です。(よい子のみなさん、信じてはいけませんよ~)さて、突然ですが10秒で分かる『平家物語』をご案内いたします。それでは、どうぞ~~~ 『日本名作劇場 ~平家物語~ 』 原作 藤子・F・不二雄 先生 下手な落書き ネオ・リーブスF先生が亡くなられた後ワープロに残っていた『それは平屋の家であった』という、たった1行のジョークに、絵を付け加えてみたいと思いました。2ページ構成の短編を描かれたことのあるF先生ならおそらく、パロディ作品を描かれていたことでしょう。F先生、F先生関係者、F先生ファンの方々にはお粗末な4コマで、申し訳ないと思っています。偉大なるF先生の名前のとなりに私の名前を並べてしまってスミマセン。さて、2つ前の日記でF先生の番組紹介をしたのですがちょっと気になる部分がありましたので補足をしたいと思います。画像は、小学館より発売されている『学習まんが人物館 藤子・F・不二雄』から撮影しました。 < 「少年サンデー」創刊秘話 >■ 藤子先生たちのもとへマンガの依頼が来るまだ、日本に週刊漫画誌がない頃です。創刊されることに驚きます。■ 日本初の漫画誌 そして初の連載 今でこそ、週刊連載形式は当たり前ですが当時は初の試みであり、藤子先生たちも悩みます。■ 手塚先生に話すと・・・なんと、手塚先生もサンデーで作品を発表すると聞き藤子先生たちも、サンデーで描きたいと思うのでした。■ サンデー創刊号には憧れの手塚先生と一緒に連載を開始!!毎週、毎週、描いていくというプレッシャーがありましたが「原案付き」ということもあり、こうしてめでたく『海の王子』が誕生するのでした。(原案:高垣葵さん)■ NHKで映されたサンデーとマガジン気になったのは、サンデー創刊号にはミスタージャイアンツこと、長嶋さんが表紙だったと聞いたことがあるので、調べてみたら上の『人物館 藤子・F・不二雄』でも長嶋さんの表紙でした。これは、NHKが間違えたわけではなくおそらく入手困難のサンデー創刊号が用意できなかったのではないでしょうか。マガジンの創刊号は、映像のとおりです。お相撲さんが表紙ですね。当時の子供たちのヒーロー・人気者はスポーツ選手だったことがうかがえますね。■ 大全集「海の王子」1巻 のあとがきより F先生も、サンデーとの出会いは大きな分岐点と話されています。不安だった連載作業も無事こなし読者からの人気も得て、「藤子不二雄」として大きなステップにもなりました。週刊少年サンデーの創刊は、藤子先生たちと深い結びつきがあることになります。ちなみに、藤子不二雄ランドという藤子作品集の第1号は、ドラえもんではなく『海の王子』でした。「藤子不二雄のスタート」という意味があるのかもしれませんね
2011.04.03
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藤子・F・不二雄先生と藤子不二雄A先生は学生時代に漫画家デビューして以来今年で60周年を迎えました。「60周年」という触れ込みはありませんでしたが先日、NHKで、F先生の特番がありました。■ 藤子・F・不二雄 ふしぎ大百科『藤子・F・不二雄』のロゴがドラえもんカラーを思わせる赤、青、黄の色使いがいいですね~F先生への愛着や敬意を感じます。嬉しいです。これは、昨年に放送された「こだわり人物伝」という番組を再編集したものですので新たな特集はありませんでしたが(2、3程ありましたが)私が、昨年のブログで紹介しきれなかった部分を今回、取り上げてみようと思います。「こだわり人物伝」は、昨年の4/27の日記に書いてます。■ 庭には白雪姫と7人の小人たちの像がF先生は、ディズニーが大好きで、ある日突然白雪姫と7人の小人たちの像を見つけて買ってきたと、F先生の奥様が話されてました。やはり、童心があるのですね~■ F先生には3人の娘さんがいます3人の娘さんの名前は、全員、F先生が決めたのですがずっとずっと考え続けて、出世届けの締め切り2週間ギリギリまでかかったと話されてました。奥様も、このエピソードには笑っておられました。締め切り前日というのは、おそらく職業病なのでしょう(笑)■ 次女の日子(じつこ)さん日子さんは、自分の名前がとても気に入っていて「父の作品の1つ」だと思っているそうです。お顔も、F先生似ですね~■ 三女の地子(くにこ)さん「なんで私だけ『地面』なの」(笑)と思ったそうですがこの名前のおかげで、人とコミュニケーションが取れていると話されてました。おそらく、F先生は「地面」ではなく「地球」を意識されたのでは、と思っています。■ 長女の匡美(まさみ)さん「どうして私だけ難しい漢字なの?」と匡美さんは、質問したことがあるそうです。そうしたら、F先生は「まだ、つけ慣れてなかったから」というお返事があったそうです(笑)匡美さんは、母親似ですね。それにしても、皆さんお奇麗ですね~■ 貴重映像 お二人が一緒にスタジオでお仕事されてますこれは、過去4回の「人物伝」ではなかった新たな貴重映像です。「藤子不二雄」時代の頃ですね。NHKさん、こんな映像まで持っていたとは!!大全集第3期の特典「Fビデオ」(推測)に入りますかね~■ 藤子・F・不二雄プロの社長・伊藤善章さんF先生は、クラシック音楽や落語を大音量で流しながら時々、口笛も吹いたりして、気分よく描いていたそうです。■ 藤子プロは東京・新宿にあります新宿にある、F先生の仕事場です。亡くなられた後も、職場はそのままの状態だそうです。テーブルには、ピー助のような可愛らしい恐竜やドラえもんたちのフィギュアが置かれています。■ 日本初(おそらく世界初)のマンガ雑誌の創刊記念すべき日本初のマンガ雑誌「サンデー」と「マガジン」が1958年に創刊されます。その記念すべき創刊号に、A先生とF先生お二人(藤子不二雄)の合作『海の王子』がサンデーに掲載されるのでした。『海の王子』は、人気を博し藤子先生たちは、軌道に乗るのでした。■ F先生の子供時代 「子供の頃は、片隅で空想にふけるのが好きで 本が好きで、ガキ大将に目に付かないように ひっそりと肩をすくめていました」F先生は、照れくさそうに、こう話されてました。■ 当時の編集長の黒川さん映画「のび太と竜の騎士」の構想を練るときもオタワ(北米)にあるカナダ博物館で「恐竜人間説」も参考にされたと黒川さんは話されてました。※ 「竜の騎士」では、人間が猿から進化したように 恐竜から進化した人間、という人類が登場します。■ SF短編を語る岡田斗司夫さん岡田さんは、SF短編を熱く語られました。「上手いとか見事とかというレベルじゃない!!」(by岡田さん)こんなにF先生の魅力を、番組で伝えてくれたことが本当に嬉しいです。■ てぶくろてっちゃん 1960年の作品不思議な手袋を持つてっちゃんという少年のマンガです。■ てっちゃんが作った不思議なとびらてっちゃんがとびらを抜けると動物園に!!これは、あの「どこでもドア」を連想させますね。「てぶくろてっちゃん」は、ドラえもんとのつながりが見える、というナレーションでした。■ 藤子不二雄A先生は語るF先生は、子供の頃「魔法のつえ」という本に夢中だったそうです。文字通り魔法の使える杖が出てくる話で、それがドラえもんに表れているとのことです。■ 「魔法のつえ」 ジョン・バッカン作もしかしたら、F先生の「スコシフシギ」の原点や発想はこの本から生まれたのかもしれませんね。知られざるエピソードですね。絶版なのが、残念です。読んでみたいので洋書版を買ってみようかと思います。■ F先生が亡くなられた後・・・F先生の部屋を、奥様が荷物をまとめていると部屋の隅っこにワープロがあるのを見つけます。何気なく電源を入れてみると『平家物語』というタイトルを見つけます。■ 『平家物語』のオチは・・・「それは平屋の家であった」とたった1行、そう書かれていたという話です(笑)これには、奥様も大笑いされてました。天国へ旅立たれた後も人を笑わせられることができるのはいつも明るく楽しい話を描き続けたF先生らしいエピソードですね~
2011.03.30
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届いたのは昨年末です。約3週間前ですね。【 F VOICE 】です。■ F VOICE 表紙藤子・F・不二雄大全集第2期を予約すると特典でもらえるものです。■ CDとブックレットです。F先生の貴重なスピーチが収録されてます。7つのスピーチが、厳選されてます。1.『断片からの創造』2.『子どもまんがを描くということ』3.『まんがのタネ ~アイデアの立て方』4.『"独り歩きする"キャラクターのつくり方』5.『「大長編ドラえもん」ができるまで』6.『マイナスを転じてプラスとする ~ストーリーの味付け法』7.『「人間を描く」ということ』■ メモを見ることなく長い話をされるスピーチの1回の長さは10分前後です。メモなしで、要点のまとまった話をされてます。■ イラストと先生の言葉が載せられています。■ Qちゃんのカラーページカラーでは、Oちゃんはピンクだったんですね。かつての藤子不二雄ランドのCMでも、そうでしたね。ピンクもかわいいですね。大全集の新オバQではカラーページも、ぜひ収録してほしいところです。■ 人間を描くということ傑作か駄作かを分ける大きな要素として「人間が描けている」「描けてない」といわれることがあります。(中略)「○○だから人間が描かれているといえる」「○○だから描かれていない」といった具体的な説明をぼくはいまだかつて読んだことがないんです。(中略)では、まんがで人物を描くにはどうしたらいいのでしょうか。これは到底、ぼくに分かることではないと半ばあきらめていました。面白ければ「人間を描く」なんてことは考えなくてもいいのではないかと、ぼくはとりあえずまんが家としてスタートしたのです。 ※ F VOICE より抜粋答えが分からないものは、無理に追い求めなくてもいい・・・F先生は、そう考えられたのかもしれません。むかし、ドラえもんの人気を尋ねられてもきっぱりと、分からないと答えられました。大衆に受ける大人気の秘訣が、簡単に分かるわけがない・・・もしかしたら、そんな風に考えられたのかもしれません。普通は、カッコいい答えや結論を述べたくなるところですがいつも控えめで、いつも謙虚なところは、お人柄ですね。■ スピーチでは漫画観や漫画作法F先生が話すことは、全てがためになります。>普遍的な言葉でわかりやすく語られており>誰が聴いてもおもしろく、深い含蓄にうならされる内容まさに書かれている通りです。講演会のように、お金が入るわけでもないスピーチに「人に何かを伝えよう」とするF先生の心のこもったお話と、その心構えに一生懸命さと優しさなどが、にじみ出ています。スピーチを聞いているのは賞を取った新人(あるいは駆け出し)の漫画家さんたちです。きっと、心に残ったことでしょう。■ おまけ CDを取り出すと・・・!?思わぬ隠れキャラが・・・■ ゴンスケです(笑)「ヤッパリ、オラガシュヤクダベ~」そんな風に思っているかもしれません。もしかしたら(笑)ゴンスケを知らない方は21エモンの日記(昨年11/7)をどうぞ~
2011.01.13
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撮りたい番組がたくさんあるのにレコーダーは、溜まった番組でパンパンになってます・・・やはり、ケーブルTVに加入しているのが一番の原因でしょうね・・・さてさて、CATVには藤子ファンには嬉しいチャンネルがあります。テレ朝CHです。テレ朝CHで、最近放送されたのは・・・映画 ドラえもん 数作品映画 21エモン「宇宙(そら)行け!裸足のプリンセス」 映画 チンプイ「エリさま活動大写真」映画 エスパー魔美「星空のダンシングドール」映画 プロゴルファー猿「スーパーGOLFワールドへの挑戦」最近のレギュラー放送は、以下の通りです。ビリ犬、怪物くん、ハットリくん、プロゴルファー猿オバQ、パーマン、エスパー魔美、チンプイなどなどです。12月に入ってから、なんと21エモンの放送が始まりました。■ 主題歌はなぜか忍者(ジャニーズ)が歌ってます(笑)21エモンは、一度も見ていないのです。なぜか、見なかった(見逃していた)アニメなので放送決定は、スゴく嬉しい~~~テレ朝CHバンザーイ!!全話録画開始です!!■ イモ掘りで喜ぶゴンスケ(笑) 隣はモンガーです■ 21エモン 第1話ちょっと驚きですね。「僕ドラえもん」・・・!!こんなタイトルだったんですね~■ さりげなく映ってます(笑)ですが、エモンとドラえもんは友達という描写はなくちょっとタイトルだけが目立ちすぎてしまってます。■ 主題歌 「きてよパーマン」小学生のときは、1話も欠かさず見てました。主題歌の歌詞は、F先生が書いてます。■ F先生の作詞です♪ 手と手 心と心 つないでみんなでとぼうよ あの空へ♪ パーマン パーマン パーマン きたよ ぼくパーマン■ エスパー魔美 主題歌藤子マンガでは、主人公の年齢設定は小学生が多いのですが、魔美では珍しく中学生の設定に上がりました。■ 「テレポーテーション?恋の未確認?」■ 主題歌もちょっと大人っぽい歌詞に♪ 口笛吹いて 夏の風にKiss♪ 英語の辞書を一枚 破り♪ マジックで Wanted My Boy Friend♪ ツイてないね 紙ヒコーキ 先生に命中のび太やみつ夫と同じ年齢の頃に、藤子マンガを読み始め魔美の放送時、ちょうど、私も魔美と同じ中学生になりそうした流れも「藤子アニメと共に育ったんだな」という気持ちが残っていますね。■ チンプイ エンディングチンプイの世界観と、主人公のエリちゃんの心情をきちんと作詞家の方が分かっていますね~これは、名曲中の名曲です。■ 曲名「シンデレラなんかなりたくない」チンプイでは、小学生のエリちゃんは王子様との結婚で、将来の栄光も栄誉も富も約束されているのですが、そんな「シンデレラの道」はエリちゃんは、見向きもしないのです。藤子アニメは、「キテレツ大百科」以外はほとんどテレビ朝日での放送でしたのでテレビ朝日=藤子アニメ ともいえるでしょう。地上波で再放送すればいいのになあ~藤子ファンの私が見たいから、というのではなく今の子供たちのために、見せてあげたいと思います。明るさと平和な笑いと楽しい想像力を与えてくれる藤子アニメは、学校で教えてくれない教育だと思ってます
2010.12.21
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9月3日がドラえもんの誕生日というのは多くのドラえもんファンならご存知のことでしょう。ドラえもんの生みの親である藤子・F・不二雄先生は12月1日が誕生日です。2日遅れになってしまいましたがF先生、お誕生日おめでとうございます。(紹介、遅れてスミマセン!!)いまさら説明するまでもないと思いますが藤子F先生は、『ドラえもん』を始め『パーマン』『エスパー魔美』『キテレツ大百科』『21エモン』そして一連の『SF短編』などの代表作があります。『ハットリくん』『怪物くん』『プロゴルファー猿』『笑ウせぇるすまん』などこれらの作品は、藤子A先生の作品になります。○ 藤子・F・不二雄先生の大まかな年表1933 (昭和8)年 0歳12/1富山県に生まれる。本名・藤本弘。1944 (昭和19)年 11歳転向してきた藤子A先生と運命の出会い。1947 (昭和22)年 14歳2人は、手塚治虫先生の「新宝島」に衝撃と感動。手塚先生が神様となる。1951 (昭和26)年 18歳高校生の時に「天使の玉ちゃん」で漫画家デビュー。1954 (昭和29)年 21歳A先生と共に上京。二人で考えた「藤子不二雄」をペンネームに使う。1962 (昭和37年) 29歳結婚。後に3人の娘さんを授かる。1964 (昭和39年) 31歳「オバケのQ太郎」連載開始。1970 (昭和45)年 37歳「ドラえもん」連載開始。1980 (昭和55年) 47歳映画ドラえもん「のび太の恐竜」公開。以後、毎年ドラ映画を発表。1987 (昭和62)年 54歳「藤子不二雄」から、それぞれ独立し「藤子不二雄A」「藤子・F・不二雄」に。1996 (平成8)年 62歳天国へ旅立たれました。2010年は、藤子F先生の生誕77周年になります。お次は、F先生を写真でご紹介。■ 現在発売中の藤子・F・不二雄大全集より■ 全301巻が出た『藤子不二雄ランド』より■ 『藤子不二雄全(オール)百科』よりそれぞれ、オバQとドラえもんの体になっているイラストが可愛らしいです(笑)■ 『藤子まんがヒーロー全員集合PART2』より■ 童心を感じさせるニコニコのF先生てんとう虫コミックスアニメ版『のび太と鉄人兵団』より。まるで、子どものように嬉しそうな顔でピースしてますね~藤子両先生が出られたずっと昔のNHKの番組です。なんと、手塚治虫先生まで登場します。マンガの神様から「ライバルです」という感動的な賛辞がお二人に送られます。ところで、大全集の全巻予約特典に第1期には「Fノート」、第2期には「Fヴォイス」という特典が付いてきました。第3期は、F先生がメディアに登場した映像集の「Fビデオ」というのが特典になるのではないでしょうか。半分は予測で、半分は希望でもあります
2010.12.03
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神奈川県の川崎市に藤子・F・不二雄ミュージアムが来年オープンします。その完成予定地である生田緑地に行ってみました~~~私は、小田急線で新宿から向ヶ丘遊園に向かいました。急行でも停車するので、小田急線の急行が便利です。他にもアクセス方法はあるのですが乗換えの少ないルートを取りました。行く前は、お店もなく、のどかな所だと勝手に思っていたのですがツタヤ、マック、みずほ銀行、サンクス、ボウリング場などなど、お店がずらりとありました。ですが、逆に駅前だけに、集中しているのかもしれませんね。■ 向ヶ丘遊園駅前地図駅前に表示されている地図をデジカメで撮りました。緑の文字が、私が手を加えた部分です。日本一気が早いFミュージアムまでの行き方です(笑)○小田急線の「向ヶ丘遊園駅」で降ります。 ↓○地図では「東口」と書かれていますが 駅には北口と南口があるので、南口を出ます。 ↓ ○まっすぐ行くと左手にダイエーが見えます。 ↓○十字路で大通りにぶつかります。左折します。 ↓○大通りに沿って、まっすぐ進むだけです。 ↓○右手にFミュージアム予定地が見えてきます。 約10分で付きます。■ Fミュージアムが来年ここで完成します。白いビニールから向こう側がFミュージアムの敷地になります。■ ただいま工事中『藤子・F・不二雄ミュージアム』の文字を見ると「ここに建つんだ~」と、実感が湧きますね。■ 通用口今日は全く工事の気配は、ありませんでした。土日はお休みでしょうか…■ だいたいの外観ちょっと心配してしまうくらい何もありませんでした(笑)まあ、いざとなったらドラえもんの「ノーリツチャッチャカ錠」がありますね~(それじゃ、困るか…)私が見てきた感じでは小学校の面積より1回り小さいくらいかな~3階建ての予定ですから、実際はもうちょっとひろびろ~と感じることでしょう。バスも出ているので駅前からFミュージアム前まで歩かずに来れます。今は、1時間に1本ですが完成すれば本数も増えることでしょう。ですが、行きのバス停は、道路を挟むので陸橋か信号の設置が必要かもしれませんね。気になるのは、敷地に面している民家があるんですよね。一番下の写真の左側の家です。真隣ですが、どうなるのでしょうね。まさか、野比家のモデルになるとは思いませんが(笑)
2010.09.05
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前回、『F作品の女性キャラ特集』を紹介したのですが私は「あまりにも当たり前すぎるかな~」としずかちゃんを載せなかったのですがやはり、紹介しなくてはいけませんね。■ ミス・優しい女の子こちらは、『Fの森の歩き方』という本で特集されてます。しずかちゃんは、もはや「ドラえもんのキャラ」というよりも、「国民的マンガ少女」に近いでしょう。堂々とページの真ん中に登場しています。■ F系男子『F系男子』という面白い特集もあります。多くの人が「F先生のマンガの男子たちは、みんな似てるよね」と思われてることでしょう。『Fの森』の紹介では、ちょっと物足りなかったので私が、『F系男子 オリジナル分析』を進めていきます。以下は、私の編集なので、『Fの森』には収録されてません。■ オバQの正ちゃんは泳ぎが苦手(『海水浴で大さわぎ』大全集6巻より)■ バケルくんのカワルは野球がヘタ(『みんなの広場をまもれ』大全集1巻より)オバQの正ちゃん、バケルくんのカワル、そしてのび太などに代表されるようにF系男子は、スポーツが苦手、ガキ大将に弱い、気持ちもあまり強くない…このように、「ちょっと頼りない男子」という共通点があります。キテレツや高畑くんも当てはまりますね。■ 強くはないけど意地はあるみつ夫(『パーマン誕生』大全集1巻より)この後、ケンカになって、いつもどおり負けてしまうみつ夫ですがこうした立ち向かう気持ちは、のび太にはありません。■ 暗算もパッとできる(『死の船』大全集1巻より)簡単な計算かもしれませんが、みつ夫は暗算もできます。それほど「勉強ができない」という訳ではないようです。■ 社会が得意らしい(『死の船』大全集1巻より)ものスゴイお宝が海に眠っているという昔の歴史も知っているみつ夫。社会が得意とみてもいい?■ 家庭訪問で先生に褒められるみつ夫(『先生がくる!!』大全集1巻より)みつ夫は、勉強が「あまり好きではない」だけで意外と勉強ができるのかもしれませんね。さて、F系男子の中でも、今までのレッテルを跳ね返す少年がいます。21エモンです。ホテル経営者の父・20エモン、その息子が21エモンです。ホテルの跡継ぎが、21代目なので、それが名前の由来になってます。今にもつぶれそうな、流行らないホテルで働いています。■ 21エモンは責任感が強い(『アルバイトも大へんだ』大全集1巻より)友達のルナはアルバイトをやめたいといいますが仕事を投げ出すことに、反対します。21エモンは、責任感が強いのです。■ 21エモンは決心がかたい(『宇宙パイロットへの道』大全集1巻より)21エモンはパイロットを目指します。ホテルを継いでほしいと願う父と意見がぶつかりますが夢を追う21エモンの意志は強いです。■ 火星で火星人に襲われる(大全集1巻『火星へ遠足』大全集1巻より)■ 21エモンは勇敢である!!怪物に襲われても、両足で必死に抵抗し思いっきり噛みついて、どうにか逃げ出します。どんな時でも、屈せず、諦めない、勇敢な21エモン!!21エモンも、ちょっと勉強が苦手なところもありますが何事にも真面目で、頼もしく、頑張り屋なのです。「ちょっとドジ」というイメージが付きまとうF作品の主人公たちの中でも21エモンは、一味違うF系男子なのです
2010.08.25
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第1回から紹介してきましたNHKの「こだわり人物伝」ですが21日、最終回の第4回を迎えました。今回は、私のブログとも関わりのあるSF短編の特集でした。SF短編だけがテレビでここまで取り上げられることは今までなかったことではないでしょうか…これを機に、F先生の偉大なる作品「SF短編」が広まってくれたら嬉しいなと思います。今日28日、再放送があります。見逃した方、興味がある方はNHK教育の朝5:35から、録画の用意をどうぞ~この日記をご覧になってる頃には終わってるかもしれませんが…(苦笑)番組過去3回の日記はこちらです。第1回 ゲスト:藤子A先生第2回 ゲスト:伊藤藤子プロ社長&むぎわらしんたろうさん第3回 ゲスト:藤本正子夫人&3人の娘さん■藤子・F・不二雄 ふしぎ大百科 第4回 ひとりぼっちの宇宙戦争■ 今回のゲストは、岡田斗司夫さんです。番組では、作家と紹介されましたがアニメ会社「ガイナックス」の元社長です。■ 40年以上昔の少年サンデーがズラリと並べられています。「高校のときに、すでに蔵書が27000冊」とのナレーションがありましたが、スゴ~~~イ。少年サンデーも、おそらく全部そろっているのでしょうね~■ SFといえば、普通は、Sサイエンス Fフィクション です。F先生の魅力は、SF短編にあると岡田さんは考えています。私も同じです。■ F先生のSFは、S少し F不思議 です。F先生は、自分のSF短編は、本格的ではないからという謙虚さから、サイエンス・フィクションと呼べるほどではなく「SFは、スコシフシギの頭文字なんです」と、いつも話しておられました。■ パーマンは、ポケットにアイテムがあるのが魅力。本格的なSFといえば、パーマンもSF作品だと岡田さんは語りました。マントとマスクのパワーの数値化がSFの要素であり、魅力があるとのことです。■ 70年代にSFブームが到来SF映画もブームになり、SF雑誌も多数出回ります。その頃、原稿料が安そうなところでもF先生は好んでSF作品を描いて発表していました■ SF短編でも絵が変わらない普通は、作品に応じて、描き方を変えるものですが少年漫画と同じタッチで描いています。絵を変えなくても、語り口を変えるだけでこんな大人向けの話も描けてしまいます。少年漫画には無限の表現力があるのかもしれません。■ 心をどこに持っていくかで見方が変わるSF短編の魅力は、年齢によってもとらえ方によっても、1つの結末で終わらないところです。 SF短編「ミノタウロスの皿」とドラえもんの 2つの作品は、ほぼ同時期に書かれています。このようなナレーションがありました。F先生の短編「劇画オバQ」を紹介した日記で、私も>ドラえもんの連載が始まって間もない頃です。>現実的な大人の視点も持ち合わせながら>ずっと児童漫画(そしてSF短編)を描き続けてきたこのように書いてきました。番組と重なる部分があるのは、嬉しいことですね。■ 海外SF小説家 フレドリック・ブラウンの「闘技場」海外のSF作品を読んでいたF先生は宇宙人と地球人が戦う物語のフレデリック・ブラウンの「闘技場」から、ヒントを得て「ひとりぼっちの宇宙戦争」を描いた、といわれています。■ 「闘技場」のアイデアを超えた「ひとりぼっちの宇宙戦争」「ひとりぼっちの宇宙戦争」では『藤子・F・不二雄は、それをさらに進化させた』『もう、上手いとか見事とかというレベルじゃない』と、岡田さんは語っています。■ F先生のインタビュー 番組「集まれ!夢のスーパーヒーローたち」(93年)より「(SF短編の)発想はどこから生まれてくるのでしょう?」テレビ番組で、F先生は、こんな質問を受けます。F先生の数少ない出演番組のVTRを、持ってきてくれたNHKに感謝ですね。これは、動画サイトでも見かけませんでした。■ F先生曰く「絶対的なものは何もない」第二次世界大戦後、今まで「神の国・日本」と徹底的に教育されてきたことが、一気に崩れて、先生たちのいうことも変わった。そのことがビックリ仰天だった。そんな経験から、『絶対的なものは何もない』のだと感じたそうです。ただ、私が思うのは、そうした経験をしたのはF先生だけでなく、当時の日本人の多くが、同じようなことを経験したはずです。驚きの経験を形に変える、作品として生み出すそうした創作力を築いた、F先生がスゴイと思うんですよね~■ 地球で生き残った一人の人間の物語 「流血鬼」「流血鬼」は、SF短編の日記でクローズアップして、紹介しています。■ 岡田さんは語る。「藤子・F・不二雄はオタクの憧れ。神様ですね」「オタク」という言葉に、違和感を覚えるかもしれませんが、ゲストの岡田さんは「オタキング」という会社&ニックネームをお持ちでオタクに関する書籍も出してますので岡田さんに密着しているキーワードでもあります。なので、あまり深く考える必要はないでしょう。「こだわり人物伝」は毎回25分で、あっという間に終わってしまいました。ハスキー声の久本雅美さんは、ちょっとナレーションに合わなかったかな、と思いましたが優しさが込められていて、よかったです。全4回は、どれも満足で、感動的でした。岡田さんを選んだNHKも、素晴らしい人選でした。私も感動してしまうほど、SF短編の読み手でした。ここまでSF短編を語れる人がいるなんて、嬉しいことです。※ お知らせ プレゼント企画をやってます 詳しくは、フリーページをご覧ください
2010.04.27
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藤子・F・不二雄先生本名・藤本 弘(ふじもと ひろし)さんの奥様である、藤本正子さんが登場された「こだわり人物伝」の第3回を振り返ってみたいと思います。今回の放送を見逃した方は、数時間後に始まるNHK 教育 朝5:35分放送の録画準備をしましょう~第4回(最終回)は、今夜10:25分からです。■ 第3回 パパの四次元ポケットF先生は、「ベー」っという風に舌を出しています。お茶目な一枚ですね。■ 今回の語り手は、F先生の奥様です。奥様の後ろのキッチンにはドラえもん人形が見えますね~■ F先生は、語る。奥様の正子夫人と付き合い始めた頃F先生は、手紙を出されていました。■ F先生の夢…自分の目指すマンガが語られています。■ 手紙に書かれていた思い 一生に一度は、読んだ子供達の心にいつまでも残るような傑作を書きたいまだ、ドラえもんを生み出す前です。それ以前にオバQで大ヒットする前でもありました。F先生にとっては、結婚をしたもののマンガ家としては、無名の頃です。どうなっていくか分からない時期です。そして、有限実行となりました。世界40カ国以上で放送されるドラえもんを生み出しました。国民的アニメだけでなく、世界的アニメにもなりました。F先生の念願であった「心にいつまでも残る」傑作は世界中の子供達に届きました。大人にも届いていることでしょう。私は、F先生の全ての作品が心に残っています。■ 正子夫人が語るドラえもん「ジャイアンにしても、スネ夫にしても、根っからの悪はいないドラえもんの5人のメンバーは、とてもバランスがいい」と正子夫人は話されておりました。藤子マンガには、すべての子供たちに優しい眼差しがありますね。単に善人だけを描くのは簡単なことですが良い所も悪い所もある、子供たちの個性が集まって仲間となり、友達であることはとても素晴らしいことだと思います。■ナイヘヤドアタケコプターなど、道具の紹介がありましたがなぜか、「どこでもドア」ではなく「ナイヘヤドア」でした(笑)NHKさん、なぜですか~ ウケ狙い?「どこでも窓」も出してほしかったなあ~私が、子供の頃に爆笑した道具です。(「ナイヘヤドアは、てんコミ15巻 & 大全集5巻 収録です」)■ お見合いの後、ご結婚されました。■ なんと式には手塚治虫先生も!!仲人が手塚治虫先生とは、さすがはF先生!!ご両人とも幸せだったことでしょう。■ F先生の3人の娘さんたちがご登場!!テレビ初登場ではないでしょうか。「本物の娘さんたちが出ている!!」となんとも不思議な感動がありました。皆さん、おキレイですね。次女の日子さんが、F先生似かなと思いました。■ サンタポストクリスマスが近づくと、F先生は手書きで娘さん達に、このようなものを用意していました。メルヘンチックですね~ 「サンタがパパだと気づいていたので、パパが買いに行くとき 困らないように、プレゼントを選んでいた」という娘さんのセリフが、印象的でした。きっとジュエリーや女性服では探しづらいし、行きにくいと考えたのかもしれませんね。いいお話です。■ オマケの金一封F先生は、娘の日子さんの孫に会う前に亡くなられてしまいました。ですが、この「オマケの金一封」は、F先生の、孫への贈り物でした。死期を悟っていたF先生は「孫が生まれたら渡してほしい」と正子夫人に預けていたのでした。そして、赤ちゃんを産んだ日子さんにこの金一封が、正子夫人から手渡しされたのです。感動的なエピソードですね。ドラえもんデザインのシャツが気になりました(笑)もしかしたら、オリジナルかもしれませんね~■ パーマン 原画原画がいくつか画面に出てきました。ほんの数秒でしたがこの原画は「パーマンはつらいよ」の1枚だとすぐに気づきました。私は、この話がパーマンで一番好きで以前の日記(3/3)でも取り上げています。パーマンの第1話でも最終話でもなく、この話(原画)が選ばれたのは、驚きでもあり、嬉しかったですね。NHKはやっぱりスゴイ…■ F先生に、2度目のガンが見つかります。この4年後の96年に四次元世界へ旅立たれてしまいました…F先生は、亡くなられるまでの10年間はずっと闘病生活でした。■ 正子夫人の想いF先生が亡くなられた時「頑張らなくていいから」「もういいから」と奥様は、いったそうです。涙は出なかったとのことです。きっと、公には出てこなかった、私たち読者が知らないF先生の辛さや苦しさも、あったことでしょう。そして、それを一番間近で見てきた奥様にも同じような苦しみがあったのかもしれませんね。それで、「もういいから」と言葉を掛けたのかもしれません…■ F先生の自宅の書斎F先生はここで、倒れる最期の時までドラえもんを描き続け、ペンを握っていたのです。「部屋ががらんとしちゃったよ」(byのび太)私は、のび太のセリフを思い出してしまいました。「さようなら、ドラえもん」の最後のコマを連想してしまったのは、私だけでしょうか…F先生は、引き出しから4次元世界へ行かれてしまったのでしょうね。■ 原稿は、彼が生きていた時間正子夫人が、飲み物を差し入れに行くといつも原稿を書いていたと、話されていました。正子夫人にとっては、F先生は原稿と共に過ごしていたという思いなのでしょう。そして、この大切な原稿を来年ドラえもんの誕生日にオープンする藤子・F・不二雄ミュージアムで展示することになります。まさに、原稿と共に生きていたF先生に会える場所になりますね。等身大のドラえもんも置かれますよ~今夜21日の夜10:25分からの「こだわり人物伝」では私のブログとも、関わりが深いSF短編が取り上げられます。多くの方に、ご覧いただけたら嬉しいなと思います
2010.04.20
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今月から始まったNHKの、藤子F先生の特集「こだわり人物伝」ですが今週水曜に3回目が放送されました。私のブログでは、やや遅れ気味ですが今日は、2回目の放送を振り返りたいと思います。■こだわり人物伝 第2回 先生の地球製造法■今回のタイトルもドラえもんのタイトルからです。1回目は「未来の国からはるばると」でした。こちらは、4/12の日記に書いてます。F先生が晩年、ガンの闘病生活を送る様子が語られてました。ここは、胸が痛みますね。■のび太の日本誕生映画ドラえもん「日本誕生」の打ち合わせをしているときに藤子プロの伊藤社長は、F先生から、地球ができたのは「45億年前か46億年前か調べておいてほしい」といわれたそうです。そして、F先生に結果報告をするとそれを頼りにするのではなく、ご自身で世界的に有名な自然科学雑誌「ネイチャー」を参考にして「46億年前」と決めたとのことでした。なぜ、そんな面倒な調べごとを、F先生はしたのでしょうか。■土地は、46億年前からあった。それは、たった1コマ、スネ夫のセリフのためでした。子供相手の児童マンガでも、いい加減なことは書きたくないという、F先生のこだわりと真摯な姿勢ですね。むしろ、子供相手だからこそ、大切なことはおろそかにしない…そんな気持ちがあったと思われます。■アイデアノートファンでなくとも、プロのマンガ家を目指す人も見てみたいところでしょうね。■映画第17作目「のび太のねじ巻き都市冒険記」F先生の最後の映画原作です。遺作でもあります。■「ねじ巻き」に初登場する道具「生命(いのち)のねじ」■マンガ家のむぎわらしんたろうさんF先生のアシスタントだった、むぎわらさんも登場されました。子供の頃は、ドラえもんが大好きでドラえもんのように、押入れで寝たり机の引き出しに足を入れてみたりしたそうです(笑)■F先生と一緒に写る、むぎわらさん藤子・F・不二雄 こだわり人物伝 むぎわらしんたろう 写真ぜひ、F先生の元で働きたいと思い面接を受けることに成功します。■当時、専門学生だったむぎわらさんむぎわらさんは、もちろん学校をやめるつもりはありませんでした。それで、学生なので「待ってもらえますか」といいかけようとしたらF先生のお言葉が飛び出しました…■「手伝っていただけますか」とF先生の言葉で人生が一転。むぎわらさんにとって、神様であるF先生から「手伝っていただけますか」と、声をかけていただいた…むぎわらさんは、「神様の言葉ですから」と語っていました。「こんな自分でよければ」という思いだったそうです。そして、現役学生だったむぎわらさんは、すぐに専門学校をやめてF先生のアシスタントになるのでした。偉大な人の言葉というのは、人の人生をも一瞬で変えてしまうのですね。■最期のメモまさか、このメモまでテレビで公開されるとは思いませんでした。NHKは、ずいぶん奥まで迫る構成をしますね。おそらく、テレビ初公開ではないでしょうか。大全集の特典「Fノート」でしか見たことありませんでした。驚かれた視聴者も多かったことでしょう。■F先生の仕事机■F先生自宅の本棚。ほとんどミニ図書館です。膨大な本が並んでいます。この自宅の本棚は、とても印象的ですね。日本史や世界史などの歴史本、海外SF作品百科事典、恐竜関連本など、娯楽本は、ほとんどありません。まさに博識でおられたF先生の本棚らしいですね。F先生が、スタッフに宛てた「藤子本人が書かなくなってから…」という自身の死期を悟ったようなメモは11/26の日記で、そしてF先生の命が乗り移ったようなドラえもんの道具「生命のねじ」は2/24の日記で書きました。私がブログで取り上げたことがNHKの素晴らしい番組でも重なることが多く嬉しいと同時に、光栄でした。F先生の最期のメモや、アイデアノートの一部などもNHKの書籍「こだわり人物伝」(4-5月号)で紹介されています。テレビで取り上げられなかった部分などもあり読み応えがありました。約70ページあります。F先生ファンの方、F先生をもっと知りたい方に、お勧めです。いうまでもなく、私はすぐに買いましたNHK書籍「こだわり人物伝」(4-5月号) 藤子・F・不二雄
2010.04.15
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今まで未発表だったドラえもんのもう1つの最終話などを含めた大全集が、昨年から発売されてきました。そして、今年の8月から発売される大全集第二期のラインナップが公式サイトで発表されました~パンパカパーン!!■ 画像は、公式サイトより転載。なんか、ドラえもんが驚きすぎ?(笑)【 第二期収録予定作品 】「ドラえもん」(第一期から発刊)「オバケのQ太郎」(第一期から発刊)※ 第一期は昨年9月からの発行です。「大長編ドラえもん」 ←カラーページも収録です!!「21エモン」 ←実は大人も楽しめる元祖SFマンガ。「チンプイ」 ←魔美以降、2度目の女の子主人公マンガ。「みきおとミキオ」 ←100年後の未来をのぞいてみると…「バウバウ大臣」 ←大二(だいじ)くんは、王子になっちゃった~「てぶくろてっちゃん」 ←小学館漫画賞受賞作品が初めて読めますYO!!「パジャママン」 ←こちらも初めて大全集に登場ですYO!!「4じげんぼうPポコ」 ←幻の作品となっていて、名前すら知られていませんでした。「モッコロくん」 ←数年前にコミックが出たそうですが知りませんでした。「宙ポコ」 ←おそらく藤子不二雄ランドでしか読めません「宙犬トッピ」 ←トッピの顔がちょっと獅子丸に似ています(笑)「ドビンソン漂流記」 ←地球はダメなところだなあ~(笑)「少年SF短編」 ↑ついに来ましたよ~ SF短編が!!でも、「少年」とか「異色」とか、個人的には冠はなしで、区別してほしくなかったです…普通に、「SF短編」(短篇)でいいと思うんですけどね。伝説の「モジャ公」は入ってませんね…まだ先(3期)のようですね。第二期の印象は、ようやく「大全集ならでは」の作品が登場してくれるというワクワク感がこみ上げてきますね~絶版状態のFFランドでしか読めなかった「バウバウ大臣」「宙ポコ」「宙犬トッピ」などが読めたり(おそらく最初の)賞を取った「てぶくろてっちゃん」に続き埋もれたままの「パジャママン」や、非売品のFノート((詳しくは11/26の日記)に密かに紹介された短期間しか連載されなかった「4じげんぼうPポコ」などが加わり私のようなF先生ファンを唸らせる、第2期の収録となりました。皆さんには、「これは知ってる」という作品は少ないかもしれませんね。おそらく、ドラえもんとQちゃん以外では「(少年)SF短編」「チンプイ」「みきおとミキオ」の3作品辺りが、やや知られているでしょうか。○ ネオ的気になるポイント1.全巻予約特典 第1期はFノートでした。2期も期待してます。2.解説 人選はよかったです。流行りの芸能人だけは避けてほしいです。3.まだ「予定」状態なので、収録マンガの追加や変更があるかもしれません
2010.04.10
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テレビ番組「こだわり人物伝」が本日7日、NHK教育で放送されます今月は、藤子・F・不二雄先生の特集です。夜10:25から始まりますよ~※ 藤子A先生が登場する第1回の再放送は 数時間後の早朝(5:35)に始まります。見逃した方は今すぐ録画準備を!!この番組は、掲示板やコメントで教えていただきました。私は、うっかり見逃すところでした。皆さんの情報は、本当にありがたいです。「こだわり人物伝」については、番組公式サイトをどうぞ~毎週水曜の放送です。第1回は、F先生のパートナー藤子不二雄A先生が登場します。そして、F先生の奥様の藤本正子夫人や藤子プロの伊藤社長、アニメ会社の元社長の4人が、F先生についてお話をしてくださいます。NHKの番組で嬉しいところ、そして素晴らしいところは「こだわり」がしっかりあるところですね。例えば、番組のタイトルも第1回は、「未来の国からはるばると」です。これは、ほとんどの方が知っていると思いますがドラえもん「第1話」のタイトルです。これを「第1回」にもってくるところにセンスを感じます。まさに、F先生の特集にふさわしいですね。第2回「先生の地球製造法」もドラえもんからのタイトル「地球製造法」からです。てんとう虫コミックス5巻と大全集3巻に収録されてます。第3回「パパの四次元ポケット」F先生の奥様が登場される回です。父(パパ)としてのF先生のお話が聞けます。第4回「ひとりぼっちの宇宙戦争」このタイトルに、「おっ!」と驚いた方も多いことでしょう。スコシフシギ(Sukoshi-Fushigi)なSF短編のタイトルです。こちらのSF短編「ひとりぼっちの宇宙戦争」は私も「去年の10/12の日記」で、紹介しています。番組タイトルだけでも、心躍りますね。実は、「今そこにある、藤子・F・不二雄の世界」という特集の雑誌で、元ガイナックス社長の岡田さんがSF短編を語ってくださっています。この番組でも4回目に登場される方です。■岡田斗司夫さん(左'04年・右 現在)私は、岡田さんの最近の写真を見てビックリしてしまいました左の画像が、私の持っているPopular Science(2004年発行)という雑誌に掲載されている岡田さんです。右は番組のサイトから転載です。思わず「ホントに同一人物?」と疑ってしまったのですが調べてみたら、ダイエット本「いつまでもデブと思うなよ」の著者だったんですね。50kgも痩せれば、これくらい変わるんですね~----------------- 切り取り線 -------------------藤子ファンの方は、ぜひ、切り取ってテレビのそばに貼っておいてください(笑)念のため、事前に新聞やサイトで時間の確認をお願いします。 ○ NHK教育「こだわり人物伝」 番組案内表■ 第1回 放送時間第1回は、先週放送されたので再放送になります。4月7日 AM5時35分~AM6時00分 藤子A先生登場!(朝早いので、要録画準備ですね)■ 第2回 放送時間4月7日 PM10時25分~PM10時50分語り手 藤子プロ社長■ 第3回 放送時間4月14日 PM10時25分~PM10時50分語り手 藤本正子夫人■ 第4回 放送時間4月21日 PM10時25分~PM10時50分語り手 岡田斗司夫さん
2010.04.06
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「藤子先生の奥さんが出てたわよ」と、昨日、母が突然いったので私は、ビックリしました。夕方のニュースではなく朝のニュースでやっていたそうです。テレビで、見てみたかったです。詳しくは、こちらのNEWS 川崎市に「藤子ミュージアム」をどうぞ。藤子F先生の奥様、藤本正子夫人は、一枚か二枚かお写真でしかお目にかかったことはありません。↑上のニュースサイトでも見れますが、ネットで見る前に、母から「着物姿でとても和風だった」という言葉を聞いていました。F先生の3人の娘さんも奥様も全然、メディアに出ることがなく私は、雑誌の写真でしか拝見したことがありません。もしかしたら、F先生の名前を借りて七光りの登場は、したくなかったのかもしれませんね。親が有名人というだけで、簡単にテレビに出てくる二世タレントが多い中、逆に「もっと出てもいいのでは」とも思ってしまいます。F先生のことを語った本なども出してほしいものですがそういうことは、しなさそうですね。来年オープンする「藤子・F・不二雄ミュージアム」の概要を発表で、ニュースに取り上げられましたが実は、私のブログでも、昨年「10/26の日記」で少しですが、いち早く紹介しています。完成まであと一年ですが、今から行ってみようと思っているくらいです。来年、ドラえもんの誕生日である9/3にオープンいたします。皆さん、東京にきたら(場所は神奈川ですが、東京よりです)ぜひ、寄ってみてはいかがでしょうか。原画5万点が展示されますよ~オープンをドラえもんの誕生日に合わせたところが嬉しいというか、さすがですね!!さて、桜の季節ですが私の近所でも咲きました。■ 橋の上からの撮影桜はキレイなのですが去年、そして今までの桜と比べて今年は、60点の桜でした。(この点数は、私の近所のものです)■ 6分咲きの桜のつぼみアップで見ると分かるのですがつぼみは全快ではありません…桜が咲いてから、一気に気温が下がりつぼみが完全に開くことなく中途半端な咲き方になってしまいました。気温差が激しいのは、いうまでもなく温暖化が原因ですね。絶滅危機のトキが、この間テンという動物に襲われて9羽が、命を奪われてしまうという不幸な出来事がありました。これで、テンは悪い動物だと、恨んでしまうのは筋違いというものでしょう。温暖化によって、食物連鎖が崩れテンも食べる物がなくなり(そして変わり)その影響で、トキを襲ったことになります。「テンは、食べる前に殺す傾向がある」という解説を聞きました。なので、この事件は、温暖化がもたらした結果ともいえます。ドラえもんの道具は、CO2排出ゼロだよねと気になってしまう今日この頃です
2010.03.31
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F NOTEは、今年の夏に発売された藤子・F・不二雄大全集第1期を全巻予約した人に配布される特典です。ジャジャーーーン これがF NOTE『藤子 F 不二雄 NOTE』が金文字の装丁になってます。F先生のマンガの構成方法や創作過程が分かるファンだけでなく、マンガ家を目指す人にも大変貴重な資料になると思います。ドラえもんのラフ画、SF短編の力のこもった下書きなどなど。しかも「4じげんぼうピーポコ」という漫画の未発表原画まで!こちらは、未単行本化のマンガです。これも、いずれ大全集に納めてほしいですね。小学館は中途半端が多いので、あまり期待せずに願ってましょう・・・でも、小学館漫画賞を受賞した『すすめロボケット』と『てぶくろてっちゃん』は絶対に入れてくれないと困ります。スタッフへ宛てた、F先生の最期の言葉。○毎日ごくろうさまです。今回は特に大変だったと思います。 深く感謝しております。正直、嬉しいといえない、けれど目を通してみたい亡くなられる寸前のメモも、載せてありました。こちらは、ドラ映画「ねじ巻き都市冒険記」の製作に当たっていたスタッフへのメッセージです。自宅で「ねじ巻き・・・」を執筆中にF先生はペンを握られたまま永眠されました。メモの終わりには、こう書かれていました・・・『「藤子プロ作品は、藤子本人が書かなくなってから グッと質が上がった」と言われれば嬉しい』 藤子・F・不二雄このメモは、遺言ですね・・・「本人が書かなくなってから」という言葉に胸が締め付けられ、苦しくなりました・・・そして最後のページは『「Fノート」に思うこと』という題で藤子プロの社長の、伊藤善章さんがF先生に敬意を払った言葉で締めくくられております。Fノートは、おまけとか特典とか思えないもう、素晴らしい宝物になりました。さて、Fノートが読めない方には申し訳ないのでF先生の楽しい特集が読める雑誌を紹介しましょう~ダ・ヴィンチ8月号('09年)です。店頭にはありませんが、バックナンバーや某アマゾン川などでまだまだ入手可能です。Fファン必見ですよ!!やっぱり大きく絵を飾るのはドラえもん。「すこし・ふしぎ」も取り上げてくれたのは、感動です。当たり前といえば、当たり前ですがさすがは、本の世界をリードするダヴィンチだと見直しました。F先生のマンガを取り扱ってる小学館もこのくらいの意欲を見習ってほしいです。今年の夏は、F先生の大全集発行に合わせて特集がよく組まれました。この頃は、F先生の話題が多くとても嬉しい時期でした。出費も増えましたが(笑)たった1枚のペーパー(週刊誌)が読みたいがためにばら売りしてない週刊誌(写真の通り新聞スタイル)を最低期間である半年の購読を申し込んでまで買ってしまいました。これは、F病だと思います。私の自慢できない自慢です。オークションでも売ってなかったので買うしかありませんでした。週刊読書人 藤子・F・不二雄のメッセージ『F先生の記事見つけたよ』というお知らせは掲示板へよろしくお願いしま~す。待ってま~す!!
2009.11.26
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漫画家の大全集が発売されるのはもう歴史的快挙です。事件ともいえます。「そんな大げさな」と皆さんは思われるでしょうが、私が知る限り、戦後60年で大全集が発売された作家はマンガの神様・手塚治虫先生と天才肌・石ノ森章太郎先生の2人しか知りません。それに続いたのが藤子・F・不二雄先生です。藤子不二雄Aランドも、ほぼ大全集といえます。ネット検索したら赤塚不二夫先生も出てきましたが、DVD-Rom4枚組みで書籍としての発売ではありませんでした。マンガ大国日本の、過去数万人ともいえるマンガ家からほんの一握りの限られた作者のみが発表した「作家大全集」は、本当に選ばれし栄光です。さらに驚くことに、この5人は皆知る人ぞ知るトキワ荘出身組みです。本当にトキワ荘は伝説です。奇跡です。さて、7月に発売された藤子・F・不二雄大全集ですが、長らく絶版だった「オバケのQ太郎」も見事に復刻しました。そして、王道のドラえもんを始め、エスパー魔美、パーマン、キテレツ大百科が現在発売されています。■ 最近配本された大全集 ■作者の一番最初の作品から最後の作品まで余すことなく、全てひっくるめて収録したものが「大全集」と呼ばれるものです。なので、初期の作品も、ヒット作の後の作品にも平均以上の面白さが要求されます。これは恐ろしく大変なことです。私個人の2009年10大ニュースの1位はいうまでもなく、藤子・F・不二雄先生の大全集刊行になります。そして、これがしぶとく(笑)、続いている「まだ終わっていない2009年を振り返るという中途半端企画の締めくくり」となるわけなのでした。これが私の最大最高のイベンティでした。皆さん、長らくお付き合いありがとうございました~
2009.10.06
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ドラえもんが流行っていた頃、藤子・F・不二雄先生はこのようにおっしゃいました。自分に自信のない子供たちにそして、のび太くんのようなちょっとドジな子供たちに藤子F先生は「私ものび太なんだから、気にしなくていいんだよ」という優しいメッセージを送りたかったのでしょう。シンプルですが、私はとても暖かい言葉だと思います。人気があるというのは、嬉しく楽しいことですが、大きくなると苦労もつきまといます。ドラえもんがアニメで人気を集めるとPTAや子を持つ親から「だらしない子供を助長させてる」「いつも人(ドラえもん)に頼る」「ぐうたら(のび太)を崇拝させ子供をダメにする」そんなアニメだという批判や投書が多く寄せれるようになります。そうした背景もあって、藤子F先生は、「のび太の登場は、面白おかしくさせるためではないんですよ」という意味で、自分自身がのび太だからですよ、と小さく丁寧な物腰で対応されたのではないでしょうか。テレビで放送されるドラマや映画では暴力や拳銃や殺人が出てきますが、ほとんどクレームがつくことはありません。アニメやマンガだけ叩かれるのは、まだ低く見られているということでしょう。最近は少し弱くなってきたようにも思えますが、どうなのでしょう。藤子A&F両氏が小学校の頃に出会い、マンガ家(藤子不二雄)になるまでを描いた感動作品「まんが道」(by藤子不二雄A先生)を読んでみますと、藤子F先生は、のび太ではなく平均以上の優等生のように思えます。絵は非常に上手く、歴史などの本もよく読み、計画性も強く、全くのび太っぽいところが見受けられないのです。藤子F先生の「のび太でした」という言葉は謙虚さの表れではないかと、私は思っています。私は、子供の頃、本当にのび太でした。勉強もせず遊んで毎日過ごしてました。もしかしたら、のび太くんから少し勇気をもらっていたかもしれませんね。さて、9月23日は藤子・F・不二雄(本名・藤本弘)先生が亡くなられた日です。大長編ドラえもん(映画原作)を執筆中で、机でペンを握ったままだったそうです。最後の最後までマンガに生きたおかたでした。先日、同じ漫画家の臼井儀人(クレヨンしんちゃんの作者)さんが不幸にも亡くなられてしまいました。胸が痛みます。心が苦しいです。ご冥福をお祈りします。
2009.09.22
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