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今月、山の家の15メートル以上にもなってしまった大きな木を20本ほど切って貰おうと木こりさんに依頼しているのだが、「家の裏手にある寝室の電気がついてるよ」と連絡が有った。前回帰る時に消し忘れたらしい。冬場の浄化槽清浄の凍結防止の為その系統の電源はいれっぱなしにしておくのだが、電気がつけっぱなしは気になるので山の家に行って来た。駐車場や庭のあちこちに残雪。雪を踏みしめて歩く脚に自然と力が入る。INNOでパンを買って、清里のお気に入りプチホテルオールドエイジでお昼を食べて、富士山を見ながら露天風呂に入って(こんな時期だからほとんど人がいない)お正月用ワインを仕入れて帰ってきた。あ、行く時が大変だった。中央道の9台の車の多重事故で7時間以上通行止め。渋滞にはまらないように手前から高速降りたら、ナビが山の中やゴルフ場の周りを案内するので、あっちへうろうろ、こっちへうろうろ。一般道も電話工事で渋滞していて脇道を走ると、同じように先に行かれない関東ナンバーがうろうろ。オールドエイジのディッシュはいつも豪快。今回ウサギはドイツ風の一皿をチョイス。豚肉のリブはアイスバイン風だった。
December 18, 2021
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山の家の楽しみの一つはジャムを作ること。 八ヶ岳の周りに散らばっているマルシェや野菜市場でルバーブ、ブルーベリー、リンゴ、イチジクなど買って、ジャムを作る。 ウサギは毎朝はパンを食べないので、もっぱらご隠居のお腹に入る。 ハックルベリーなるものもマルシェで売っていたが、何もの? ブルーベリーのちょっと皮が硬いもの。 ジャムにして仕舞えば結構美味しい。
November 10, 2021
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山の家の友人達は、山に来るとせっせと庭に花を植え、野菜を作り、果物を育てる。 敷地内にパーゴラをいくつも作ってチップを撒いた散歩道や白樺の間をめぐって歩けるようにしたりしてある家は素敵だなとも思う。冬になると樹々の葉が落ちるから他所の庭がよく見える。 我が家といえば、業者に草刈りを依頼して、白樺や楓、三葉躑躅、蓮華躑躅を植っぱなし、後は中高山の植物が自然に生えて来るのを喜んでいる。鹿に食べられないように囲いだけして。 そしてあっちこっちにドライブやハイキングに出かけるのである。勉強道具は毎回持っていくが、毎回手付かずで持ち帰る。反省なし。 八ヶ岳南麓の原村近く三井の森別荘地の方からの登山口に御射池がある、東山魁夷の描いた世界。 青葉の季節の方がきれい。水面もちょっとざわついている。 そこからメルヘン道路を登り、東急の別荘地を通って、茅野方面の展望台 御嶽山、乗鞍、槍ヶ岳が見える。 麦草峠通過。白駒池の駐車場は紅葉狩りの人で満杯。 八千穂に向かって下る。霧がふわっと上がってきて見る間にさっきいた八ヶ岳の上の方が雲の中。 今度は反対側の佐久盆地軽井沢方面を望む。浅間山。 リエックスリゾートの横をどんどん降りて、松原湖。 夕方なのに釣りの小舟が浮かんでいる。池の周りをどんどん歩く。 空と雲が映っている、 日が山に陰るのが早いか、一周するのが早いか。 森の中で暗くなったら怖いから早足になる。 こっちの池は鏡のようだ。 八ヶ岳ほぼぐるっと一周。
October 22, 2021
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雨が2日降って、そしてカラッと上がった。 そんな日、ちょっとドライブして車を置いて黄金色の風景を散歩した。 ずっと遠くに諏訪湖、ずっと遠くに霧ヶ峰、ずっと遠くに乗鞍岳 子豚の散歩道だって。 私たちみたい。 これ 秋の花が咲いて、そして帰り道は八ヶ岳に向かってズンズン登る。ずっと下っちゃったからね。 森の市場で果物と赤い巨峰のスパークリングワインを買って帰る。 黄華というらしい。 シャインマスカットのようで甘い。
October 20, 2021
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小布施堂の朱雀(現地でしか食べられないその場で作る和栗のモンブラン)は今年いっぱい予約でいっぱいだそうだ。オンライン予約-ファミマ予約券発券-座席指定、ますますハードルが高くなっている。以前は朝、整理券を取れば時間指定で食べられたのに。 栗は時間が経つと風味や香りが落ちるので搾りたてのモンブランは人気がある。 伊那谷の里の菓工房はお客でごった返していた。ほぼ栗だけ使った何十種類ものお菓子類、栗のテリーヌとか栗きんとんとか栗ケーキとかの陳列棚は昼過ぎには売り切れ状態。 しかしその場で搾ってくれる栗のモンブランは順番待ちながら食べられた。 地元の栗を使ったモンブラン。 外のテラス席で空木岳、木曽駒山脈を見ながら食べる。店の前には栗畑、伊那谷、天竜川、南アルプスの山並み。 栗そのもので繋ぎが殆どないから食べている途中でポロポロ溢れる。 中には生クリームと底に敷いたメレンゲ。 うーん、素朴と言えば素朴、豪快過ぎてもうちょっと繊細さが欲しい。その分朱雀には負ける。
October 18, 2021
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ここずっとタイトル写真を見て食べ物だけに気がつく。食べることしかないものね。なんて言い訳。 そこで今日は食べ物以外の写真を。 赤蕎麦の畑 あ、これ結局食べ物だったかな。 寒天パパガーデンの中の蕎麦レストランのテラス席で新蕎麦を食べた。 信州は蕎麦畑がいっぱいあるので、どこででも蕎麦が美味しく食べられる。 寒天パパの会社は従業員教育が徹底しているので、トイレもピッカピカでコロナ対策もバッチリ。レストランもひろーい空間で半分はテラスなのに待合室で入場制限。 伊那谷も秋
October 17, 2021
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山の家に行ってきた。 だから日記が更新できなかったわけではない。 単なるいつもの怠け癖。 行きは鰻が食べたいご隠居の願いで諏訪に直行、まだお店に入る勇気がないので古畑に電話予約のテイクアウト鰻重を湖の見える丘の上で食べた。 お店で食べる時はご飯の間にも鰻がサンドイッチになっているけれどテイクアウトは2種類しかない。 次の日は早朝に清里テラスにリフトで登り、麓を見ながら富士山サイダーを飲む。ウサギはこのサイダーを海辺で飲む時は「ブルーハワイ」と呼んでいる。 ここはリフトの運転開始と同時に行ってもすぐ満員になる。プライベートデッキは人気で時間制限の砂時計が付いている。30分。 我らはいつもゆっくり過ごせる制限なしのソファーの上で。 山の家の生活 色々修繕箇所が有って業者の都合で予定より帰宅が2日延びた。 業者を待つ間デッキに寝椅子を出して、2人で1日中のんびり木々と鳥と空と月と星を眺めていた。 昼はアカゲラのドラミング、土鳩やヤマガラの声を聞く。リスの鳴き声、カッコウの鳴き声。 夕方になると必ず鳴く名前の知らない鳥。 暗くなると鹿がキュンと鳴き、ぎゃーと鳴く狐にびっくりする。 そして金星が出て北斗七星、月が明るいから天の川は見えない。 外が冷える頃に家の中に入る。
July 21, 2021
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ずっと行っていない山の家。動物たちの活動季節で流石に家周りが気になった。 人流の少ない日付と時間帯を選んで行ってきた。 もちろん食料一式持って。 山の家保存食や調味料の消費期限がしっかり切れたものやギリギリがどっさり。しかし、こういうご時世、用意しておくに越したことはないということで、新しい調味料などを買って持っていって入れ替え戦。どうせそれらもまた食べないうちに消費期限が来るかも。 せっかくだからちょっとだけ霧ヶ峰へ遠回り。今回はコロボックルレストランにもよらず、ちょこっとハイキング。 中央アルプス、南アルプス、北アルプス、御嶽山、乗鞍にもまだ残雪が。 何回も行った霧ヶ峰もほんと人がいない。 こんなガラガラの霧ヶ峰見たことがない。 山の家の敷地内草刈りを依頼して、大切な植栽やミヤマオダマキ、ミヤマアヤメ、レンゲツツジ、高山植物を刈られてしまわないように目印を付けた棒を立てる。植栽と書いたが栗、花桃以外は全て自生。白樺も未生から自生。 高地だからか、目印を立てるため敷地内を歩き回るだけで息切れがする。歳を取った。とほほ。 おや、ベニバナイチヤクソウの群生する一角に見慣れない白い花が。 山の友人にSNSで写真を送り聞いてみた。どうやら絶滅危惧種のクゲヌマランかギンランらしい。誰が運んで来た? マイズルソウやツバメオモトが我が家の庭にやってきたと同じようにアナグマか鹿かあるいは鳥が運んで来たのだろうか。 朝からカッコウに起こされ、アカゲラのドラミング、雉の鳴き声、ホトトギスの求愛、フクロウ、コノハズク、ヨタカなどが森の中で合唱。同じ鳥でも、地鳴きとかドラミングとか嘘鳴き(他の鳥の真似をする)、さえずりなど。Amazon musicはいらない。 コバイケイソウが咲く霧ヶ峰高原
June 25, 2021
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ずっと行ってない山の家が気になって点検に行ってきた。 地元のスーパーには寄らないで良いように、3日分の食料を持って。途中のサービスエリアで食事や買い物しなくて良いようにお弁当を作って。 行きは甲府盆地と葡萄畑と南アルプスが見える丘の上でお弁当を食べた。 山の家の庭には鹿も侵入した様子もなく、柵の脇を猪が駆け降り、私がセットしておいた杭を蹴散らしてあったけれど、補修は次回。 寒さで水道パッキングが壊れ、洗濯機の給水栓から水が漏れる。 ご隠居が即、いつもの大工さんに修理依頼の電話をするも留守。鍵を預けて有るから、街に帰ってから留守の間にうちに入って非接触で修理してもらおうと思ったのに。 ちょっと考えて、うん?これ修理できるんじゃない?。こういった家内の修理はいつもウサギが行う。ご隠居はお金で解決するが、貧乏性のウサギは自分でできそうなものは自分でやってみるのが信条。 分解してパッキング換えて、修理完了。 まだ桜も咲かない山の家からさっさと帰ってきた。 帰りのサービスエリアのお土産店やレストランには入らなかったけれど、山の家から作って来た残り物弁当をサービスエリアの端っこの東屋の石垣に腰掛けて、青葉のパッチワークを眺めながら食べた。 ちょっと前の話
April 22, 2021
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未だ飛行機にも乗れず、電車にさえ乗れないウサギ。 それで旅といえば山の家に行くのみ。 出来るだけ人の少ないサービスエリアを利用して、地元のスーパーには立ち入らず、観光客相手の市場に寄る。 インスタ友人が、駒ヶ根高原が綺麗だというので、紅葉を見に山の家から車を走らせた。 前の日にインスタ友人が登ったという千畳敷と木曽駒ヶ岳は雪景色を見せていた。 その山から流れ出る川の岸辺の紅葉の綺麗な遊歩道や、高原の池の周りを散策。 ちょうどお昼。駒ヶ根はソースカツ丼が有名だというので一度食べてみたいと、有名店に行くが、駐車場はほぼ満車。 店内を覗くと個室のように高い衝立で仕切られているから安全だと思うが、念のためテイクアウト。駐車場で待つとソースカツ丼のお弁当を持ってきてくれた。店員さんの教育がしっかりしたお店だった。 さて、そのお弁当をどこで食べるか、紅葉の綺麗な駒ヶ根高原はどこでも食べられる眺めのいいところがいっぱいあったが、そこまで戻るのもなんだと、ナビで街中近くの公園に行く。駐車場に車を入れてふと思い出した。 そういえばさっき防災無線で、今朝、山際の高原の方ではなく、人里真っ只中の小学校近辺に熊が出たとか、なるべく外出するなと言っていたなあ。 公園は川沿いで木々に囲まれている。そして地図を見たらその小学校はそんなに遠くないじゃないか。 だめだこりゃ。 結局駐車場の車の中でちらちらとバックミラーで熊の出現を確認しながら、ソースカツ丼を食べたのだった。 美味しかった。 急いで食べて胸につかえた。 熊の放送がなければもっと美味しかったのだろう。
November 10, 2020
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散歩2日目 車を森の中の笹離宮に置く。 そこは工業団地。だけど広大な八ヶ岳の森の中だから全然工業団地という風景ではない。それぞれが隣り合わないで木々に埋まっている。道路から見え隠れする建物の色と駐車する車で、ああ工場が有るんだとわかる。 その一角に笹離宮はあった。その時はコロナ対応で無料。 感染もしそうもない広い施設でもマスク要求。 いろいろな種類の竹や笹の回遊式庭に伝統的な日本東屋や建築物が配置されている。 うん?伝統的かどうか縄文の縦穴式住居まで一角の林の中にある。 見学後ハイキングスタート。 その日は前日と反対に八ヶ岳に背を向けてなだらかな坂道を降る。 程なく森がなくなり、目の前がパッと開けた。 右手方向に車山、霧ヶ峰、美ヶ原、北アルプス。バックに八ヶ岳、目の前後方木曽山脈、左手側に富士と南アルプス甲斐駒。 道は黄金に輝く稲の田んぼの間を歩く。押し寄せる黄金色。 しばらく下ってから横移動。 最後は小さな森を突っ切ってたてしな自由農園市場。 途中、森の中の蕎麦屋で昼食のはずが休みで、結局市場の横のレストランandワインショップのテラス席でパンを買って食べた。ワインは飲まなかったが、手作りの牧場チーズと腸詰屋のハムが美味しかった。 車は笹離宮、また別荘地の森の中を通って帰る。 約10kmのハイキング。 自由市場には地元野菜や果物のほかワイン、ジュース、お土産、鹿肉、地鶏肉、放し飼い鶏の卵、地元パン、何種類もの蕎麦、牧場牛乳、アイスクリーム、ヨーグルトなどほとんど長野県のものだけなのに全て揃っている。 ものすごく大粒の川中島納豆は絶品。 パンだけは八ヶ岳の森の中に点在するパン屋さんで買った方が美味しい。 市場の横にあるレストランの焼き立てフランスパンは美味しいけど。 帰り道昨日の花が開いていた
October 8, 2020
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自粛生活で脚が弱っている。 山の家に一応山歩きの服装と靴、ストックなど持って行ったが、やはりまだまだ坂はきつい。 そこで平らなところを歩くことにした。 八ヶ岳の麓、原村界隈。山際は三井とか東急西武とかその他大小の企業や自治体の手がけた別荘地や移住村があり、牧場、スキー場、温泉、美術館などリゾート施設が有る。樹林帯を抜けると視界が360度開けて、八ヶ岳の、富士山、車山、霧ヶ峰、南アルプス、北アルプス、飛騨山脈が見える田園地帯。 高原野菜や稲、蕎麦を植えてある見晴らしの良いのどかな風景。 1日目は森林の別荘地、ペンション群の中を歩き、農業大学校の牧場で一休み。 2日目は笹離宮を見学して、黄金色のお米の波の中を歩いた。 まずは1日目の写真から。 山葡萄 八ヶ岳自然文化園 白樺の道 八ヶ岳主峰赤岳をバックに農業大学校の牧場 牧場売店のミルクとアイスクリーム ミルク飲んで写真忘れに気がついた。 林の中の道に咲く 所々にある小さなカフェやレストラン なんの花だろう そして終点たてしな自由農園市場駐車場 平らなところと思っていたが、前半牧場まではひたすら上り。結局標高差300m。
October 6, 2020
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山の家に鹿除け柵直しに行ってもトンボ帰り。 村のスーパーには寄らず、観光客相手の地元野菜とお土産のマルシェに寄って帰って来た。 その分いろいろな野菜を買い込み娘たちに送る。テレワークで自宅ご飯を食べているから、料理の腕もそれぞれ上がったことだろう。 そこで、都会ではちょっと珍しい野菜も少しずつ入れてどんな料理を作るかお手並み拝見とした。 案の定。これ何?どうやって使うの?などそれぞれLINEで言ってきたが、それは工夫してください。ネットといういいものもあるので。 我が家ではご隠居が小ぶりの大根ほどもある「ていざなす」と格闘しておりました。 いやあ、これ絶品。 皮は硬いので中の身だけ食べるのだが、こんな美味しかったらもっと買うべきだった。 そしてウサギは赤と緑の2種類のルバーブをジャムにする。
July 23, 2020
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殆どを山の家で生活している友人がメッセンジャーで連絡をくれた。 「柵が壊されて鹿が入ったらしいよ。応急処置はしておいたけど多分ダメだと思う。」と。 花は諦めてそのまま放置するか、連休の人の移動する前に行って直すか、迷った末一泊で山の家へ。有用有急。地元のスーパーに近寄らないよう食料を持って。 案の定脆弱な柵の一角が壊されて、前回自然に復活していたギボシ、ユリ、アヤメ、ニッコウキスゲなど山の花が全部食べられて姿も見えない。柔らかい新芽だけ食べて茎だけ残った花もある。 キバナオダマキとギザギザ葉っぱが痛いアザミだけしっかり残っていた。 コロナ移動自粛で別荘地内の人が減ったので鹿も我が物顔で遊んでいるのだろう。 道路隔てた前の家からも電動ノコギリとトンカチの音がした。あっちも補修かな。 イベントも無くなって鱒の掴み取り用の鱒が大量に放たれた別荘地内の湖は「どうぞご自由お釣りください」だって。水面でぴょんぴょん跳ねている。 殆ど人に合わないからマスクは手に持って白樺林の中の道を散歩した。 あ、鹿。 2匹こっちを見ている。 大きいのはだっと飛んで逃げて小さい2匹が取り残されたようだ。 友人がベランダから声をかけて来た。「鹿見たでしょ?毎日ここに来るのよ。今主人が写真撮っていたところ」 あ写真家のご主人が撮っていた邪魔をして鹿を逃してしまったかな。 鹿を探しに車で別荘地内をぐるぐる回っていたら、永住者の知り合いに声をかけられた。 「どうぞお上がりください。お茶でも」 いやいや、ご遠慮申し上げます。 山に住む人は長閑だ。ピリピリしていない。 そして、自分の敷地を荒らす鹿は憎いが、森にいる鹿は可愛い、見たいというウサギのこの矛盾。
July 21, 2020
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未だ山の家に行かれず 車に冬タイヤ履いている。しかし殆ど出番なかった。 県を跨いで移動するなという。 私は今は感染してないと思う。だけど、 そうだよね。地元の人と接触しないから良いかと言っても、そんなこと地元の人には分からない。今、別荘族は嫌われている。反対の立場に立ってみれば、相手がコロナ菌持ってるかどうかなんて分からなくて不安、自分だって先になってみなければ分からないのだから。 ニュースのコメント欄見ると「今日も県外ナンバー来てました」っていうのがいっぱいある。湘南の海に来ないでと言いながらこっちが山に行っていたら駄目だ。 マスクをしてない人とすれ違う恐怖と同じだよね。きっと相手は自分は感染してないから良いだろうと思ってる。 菌を移すからやめようじゃなくて、不安を与えるからやめようだよね。 だけど、行きたいなあ。きっと草茫々だろうな。 落ち葉や白樺の折れ枝で庭も荒れてるだろうな。 我慢我慢。 これからも地元の人と仲良くするには、今が我慢。 こっちの家の日光キスゲは栽培物。 山の家のとは違うけど元気。
May 9, 2020
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4、5ヶ月ぐらい前から娘達がゴルフを始めた。元々はご隠居の入っているゴルフ場でプレーするのが最終目標だった。土曜日にゴルフ練習場で10回程コーチに付いて教えて貰ったようだ。 まだまだコースに出られるほどの実力もないのに、急遽コースデビューしてみたいと言い出した。 私も交えてやるという。ウサギ、ゴルフなんてやったことがない。ご隠居のクラブを借りて3回ほど丘の上のゴルフ練習場で練習した。コーチはご隠居。 もちろんご隠居が会員になっている所にはとても行かれるレベルではない。後ろの組に迷惑がかからないようにとご隠居が選んだゴルフコースは清里から少し行ったスキー場の横のゴルフ場。メンバーではないが、リゾート地価格で安い。薄暮ゲームというらしい午後スタートのハーフを申し込んだ。ワンラウンド18ホールはとても無理なのでハーフの9ホール。後ろの組なし。 車を飛ばして清里を過ぎる。ゴルフ場に着いてクラブハウスで昼食をとってから2時スタート。 ご隠居の運転するカートでホールに到着。 どっちに向かって打つのだ? 途中赤い旗が立っていた。うむうむ5打で来たね。 違うよそれはコースが見えやすくする為の途中の目印だよ。グリーンはもっと向こうの白い旗の所だよ。 ええ〜。 パコーンと娘のボールが枯れ木に当たって乾いた音がした。 私のボールは池ぽちゃぎりで止まる。 何打打った? 11打。 次のホール次女は果敢に池越えを果たす。 私と長女は池を回避した場所から打った。 4ホールやっとこさ終わったところで、ゴルフ場の人が、夕暮れで暗くなったらボール見えませんからお迎えにきますと伝えにやって来た。 まだプレーしているのはどうやら我らだけらしい。 5ホールやったらヘトヘトになった。 切り上げてカートで帰ることにした。順当に9ホールやればクラブハウス近くで終われるのに、クラブハウスまで遠いこと遠いこと。 誰もいなくなったクラブハウスの大きなお風呂は貸切状態。 もうすぐしたらきっとゴルフコースは鹿の貸し切りになるのだろう。コース上にはコロコロと鹿の糞が落ちていた。 流石、山のゴルフ場。 その日は清里ロックでカレーを食べてから山の家に行って泊まった。たった一泊の山小屋生活。 帰りの日、清里大橋からは幻想的な富士が見えた。 山のゴルフ場はクローズになって、隣にあるスキー場が開場する季節になる。
November 28, 2019
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先週山に雪が降った。 南アルプスも中央アルプスも八ヶ岳にも降った。台風の降らせた雨が来た後に。 前回山の家から帰る時、凍結防止の水抜きなど冬支度をしていかなかった。 だから、たった一泊だけ山の家に冬支度に行ってとんぼ返り。 山の家に着いて雨戸を開けたら何かがポトンと落ちた。 うん、なんだろう? ひゃあ、5cm程の蝙蝠だ。わずかに羽を動かしているが飛ばない。どうしよう。テラスに落ちている落ち葉の上でじっとしている。蝙蝠は野生生物だから触れない。 寒いから動かないのかまだ明るいから動かないのか。 1時間ぐらいしてテラスを見ると居なくなっていた。 娘達にLineで報告すると、 「リアルハロウィンだ」 と返ってきた。 上はメーガンの家でメーガンの友人のリンジーとケイと一緒に作ったクッキー。ちょっと遊びすぎた。 今なら蝙蝠もっと上手に描けるかもしれない。
October 30, 2019
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昼は遺跡巡り、考古館巡りをした。結局4箇所の遺跡、5館の考古館、博物館を巡った。 遺跡巡りの間に諏訪大社にも行った。 文化度が高い友人なので温泉は高い旅館の温泉では無く、安いけれど歴史ある文化遺産の片倉館。温泉に入りながらの歴史体験。 友人の奥さん、それだけでは飽き足らず、お風呂を出てから、温泉の外壁の大理石調査。 そういう時、ああここへ連れて来て良かったと思うのだった。 そして夜はその日得た知識とマルシェで買った新種の野菜をお酒のつまみに夜中まで飲み、語りあった。 遺跡巡りの合間に寄ったワイナリーや酒蔵で買った地元のお酒やワインを飲む。 Mie Ikeno のワインや七賢、谷桜があっという間に無くなった。 私達ほとんど飲めないのに。 一週間の滞在後友人を途中のマルシェまで送った帰り道ふと以前から気になっていた民俗館に立ち寄った。 なんとそこは旧石器時代の遺跡の宝庫だった。 ナウマン象が更なる古代への夢を誘った。
October 14, 2019
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尖石遺跡 山の家からバラクライングリッシュガーデン、蓼科霧ヶ峰に行く時何度となくその近くを通ってそこにあるのは知っていたが、今まで立ち寄った事は無かった。 行ってみて凄く驚いた。国宝の土器がいくつもあるのだ。 今までなんと勿体無いことをしていたことか。 復元された住居や発掘され埋め戻された芝生広場、充実の展示品の考古館。 そしてそこから火が付いた。 原村のおっこと亭でお蕎麦を食べ、そのままフォッサマグナ、釜無川の方に下ると、のどかな田園地帯に井戸尻遺跡考古館。 おっこと亭のお蕎麦 この辺りのお蕎麦やさんは皆蕎麦畑を 持っている。 多くの縄文土器が陳列された井戸尻考古館、民俗博物館、古代蓮の有る水性植物畑、縄文復元住宅などが田園に溶け込んでいる。見事な保存施設だった。
October 10, 2019
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先週から一週間程山の家で過ごした。 夫の京都の友人夫婦が犬を連れて遊びに来てくれたので一緒に過ごした。 夜中の12時まで飲みながら話す呑んべいの友人のためにワイナリーに行ったり、地元の酒造所で試飲したり。白駒の池ハイキング、温泉、清里テラスなども楽しんだ。 2人とも博学、博識。特に奥さんは勉強大好きで、登山を始めたら登山学校からスタート、家庭菜園始めたら農業試験場育成コースから学ぶ徹底ぶり。 今彼女が探求しているのは、岩石研究と地層、考古学。その道の専門家の研究施設で教えてもらってるのだとか。 そんなことで、彼女の山小屋生活リクエストは、尖石遺跡、野辺山展望台。 どこに連れて行ってもしっかり見学するので時間がかかるかかる。 そして、今まで興味が無かった遺跡群や考古学博物館を巡るうちにウサギも八ヶ岳周辺に点在する縄文にハマってしまったのだった。 国宝 縄文のビーナス (縄文土器) 茅野市尖石遺跡考古館
October 8, 2019
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八ヶ岳の周りには牧場や農場、有機栽培農場、試験農場や移住者たちによる自然志向のパン屋さん、あちこちの田んぼで出来る蕎麦の実で作ったそれぞれこだわりある蕎麦レストランなど、様々な地場産物が有る。 それらは自分のところでの販売の他、あちこちに散らばるマルシェ(市場)で売っている。 都会の洒落たレストランで見かける紫や黄色の人参とか、30cmも有るインゲンとか。じゃがいも種類だけでも何種類も有る。珍しいからすぐに買ってしまう。 買い込んで帰ってきた後は、せっせと料理して消費する。 今日の料理は長インゲンのバター炒め、ビーツのボルシチ風スープ、ルバーブで作った自家製ジャムのサンドイッチ。レッドオークレタス、トマトのアイコ、カラフル人参の炒めたもの自家栽培椎茸。(原村自然市場と小淵沢マルシェ、レタスの産地川上マルシェで買ったもの) サンドイッチのパンはフォッション。これは八ヶ岳ではない。いつものドイツパン屋さんInnoは帰ってくる日休みだった。
September 5, 2019
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山小屋生活 別荘地では、それぞれ、300坪ほどの敷地を綺麗に耕して畑にする人、花を植えてイングリッシュガーデンにする人、敷地内にガゼボ(休憩所)を作ってお茶にご近所さんを招いてガーデンティータイムをする人、芝生を貼ってゴルフ場のようにしている人、おもいおもいに過ごす。 我が家は草刈りを業者に依頼して下草を刈るだけで何もしない。 自然に生えてくる山野草を眺めて暮らす。 だから、何もすることもなく、テラスで勉強したり、ご隠居など日がな一日寝椅子に寝そべって風に揺れる白樺と青い空を見ながら、鳥の声を聴いている。 時々それに飽きると近場に出かける。 獅子岩に登って(といっても駐車場から3分)清里高原とアーリー・バードゴルフ場と夏のスキー場と牧場と八ヶ岳を望む。こっち側から清里テラスが見える。 南アルプスの北岳も見える。 反対側にはさっき行ってきた野辺山宇宙研究所とシャトレーゼスキー場 そして、山の家でも十分涼しいが、谷に涼を求めて下りて滝に向かう。 千ヶ滝。 飛沫が飛んでひんやり。
September 4, 2019
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山の家の近くに国立天文台野辺山が有る。 八ヶ岳が見える高原、JRで一番標高が高い所を走る小海線の野辺山駅から少し行った所。 その辺りは夜空が澄み切っていて空気が綺麗なので星観測には打って付けと言っても、そんな見た目の素人の話ではない。 大きなパラボラアンテナで、遠い宇宙の目に見えない星の観測を電波で行っているのだ。 だから、記帳さえすれば自由に敷地内に入れるが、研究室を見られるのは年一度の特別公開日を除いてはパラボラアンテナを見て歩くだけ。 巨大なアンテナが天頂を向いていたり、汽車の線路のようなレール上を動く大きなパラボラアンテナが有ったり結構面白い。 夜になると高原は満点の星になるが、せっかく星のロマンを語りに来たから、どうしても昼星が見たい人のために、隣にプラネタリウムも有る。 ここも絵になる風景なのである。 間に見えるのは八ヶ岳、主峰赤岳。
September 2, 2019
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ウサギの最近興味あること。 なんとかテラスという言葉 スイス旅行の時、毎日ハイキングをした。途中、山の上の眺望の良いところにある沢山のテラスレストランの素晴らしさを発見して、途中からそれらのテラス席に寄ることが楽しみになった。 それ以来、日本に帰ってきても「琵琶湖テラス」とか「Sora テラス」など高所にあり、眺望の良いテラスに興味津々。 山の家の近くには冬にはスキー場になる、逆かな。スキー場を利用した「清里テラス」がある。リフトで登って行くのでお金がかかるが、ものすごい人気だ。 眼下に清里高原、野辺山国立宇宙研究所、遠くに瑞牆山、金峰山、南アルプス。 そしてもちろん富士山。 背後がなんと、八ヶ岳の主峰赤岳という贅沢。 上のテラスでお茶したり、下のテラスカフェでお昼食べたり、朝1番にリフトに乗って昼過ぎまでゆっくり過ごした。 午後は山小屋友達とのお茶の為、丘の公園通りのアルチザン・パレドオールのチョコレート工房に寄ってチョコケーキを買って帰る。
August 31, 2019
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毎年うずうずとこの谷を訪れたくなる。 伊那谷、花の谷である。 秘境駅で有名なローカルJR飯田線が一本通っているだけの谷。特急も走らない。新幹線もない。おまけのように中央アルプスの麓に沿って高速道路が走るのみ。SAで休憩して走り去ってしまったらそれまで。 そんな谷だからこそ自然のままで美しい。 この谷に咲く無数の一本桜は本当に美しい。雪解けの中央アルプスや南アルプスを背景にして咲く。 花桃の里も有り、星降る山も有り、うねり流れる天竜川も有る。 GWの一日ヘアピンカーブ運転の好きな長女の運転で伊那谷ドライブをした。途中地元の人に「行くといいよ。眺めがいいよ」と教えられて陣馬形山へ。 流石に娘の運転では対向車とすれ違えない山道。運転を夫に代わって登った。 こちら側は中央アルプス眺望。振り向けば3,000m峰をいくつも抱える南アルプス。
May 13, 2019
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何故今頃GWの記事を書いているかというと、山小屋にはインターネットを引いてない。スマホのデザリングでPCやiPadを使っていた。 10連休とは長いもので、どこかに出かければgoogle mapで経路を見ても通信になるし、山の上の方に行けばきっと電波を探して通信量も食うのだろう。 要は使いすぎて通信制限がかかってしまったのである。スイスでもこれやって大変な目にあったのに、懲りないウサギである。 そんな訳で山の家では娘にデザリングを分けてもらいながら遠慮がちに使っていた。 あ、今日のタイトルのハイキング。 山の家のご近所さんは皆100名山と言われるような山に登っているが、我ら専らほぼ平な道をハイキング。そうは言っても八ヶ岳の麓なのでアップダウンは結構ある。 湧き水有り、雉の出没有り、山菜有り、途中のゴルフクラブで会員でもないのにレストランで食事したり有りで3時間ちょっとのハイキング。 帰りはまたリゾナーレに寄ってワインを2本も調達して帰って来た。リゾナーレ、今人気の国産ワインの品揃えがいいのである。世界で評価されている評判のワインが手に入る。
May 10, 2019
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10連休でしたね。10連休しちゃいました。 山の家で。 でも娘達も来たので、あっちこっちドライブで結構動き回っていましたが、どこもそれほど混んではいなくて、いい休暇だったような。 1日目は愛用のホルンを持って行きたいという者が若干1名。それが故に高速に乗る前に彼女のマンションによるという回り道。 2日目はワインの買い出しに行きたいという娘が若干1名。ゆえに、再び1週間前に行った高山村へ。1週間前に咲いていなかった桜が満開になっていた。一本桜巡りのの醍醐味再び。 黒姫山をバックに黒部のエドヒガン桜in高山村 桜の駐車場整理のおじさんが、志賀高原の高原道路が冬季閉鎖から開通して雪の回廊がきれいだよと教えてくれたので、前日雪が降った志賀高原に足を伸ばした。 遠くに北アルプスの山並み、周りは銀世界。まだまだスキーを楽しむ人達がいて、標高差1,000メートル以上の桜とのギャップが凄い。 その後、当日になって開通した草津方面に走って白根火山、殺生が原の脇を通過。火山情報が出ているので駐停車は禁止になっていた。 途中の万座温泉露天風呂で温泉に入った。長野県を走るときはどこかで温泉に立ち寄るのは当たりまえ。ここは男性の湯は混浴になっていて女性も入れる。もちろん皆タオルや湯浴み着は借りられる。乳白色の濁り湯だ。 帰りは軽井沢方面に降りて山の家に帰って来た。 これが2日目まで。
May 6, 2019
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山の家にやって来た。高速道路を走っていると里の桜の花は散って、山は若葉萌える季節になり、それぞれの芽吹きタイミングが違うので白っぽい葉で埋め尽くされた木や芽吹きの早い濃い緑の葉の木などで非常に立体的だ。この季節の山は好きだ。 そうだ、花街道を走って桃の花を眺めてから行こうと途中寄り道をした。 すっかり桜は終わったと思っていたら、すごく綺麗な桜並木を見つけた。 最初のバックの山は南アルプス甲斐駒ケ岳、2枚目のバックの山は八ヶ岳
April 20, 2019
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清里も萌木の村も夏の賑わいが嘘のように閑散としていた。 林の中にメリーゴーランド、物悲しく。 昨日の八ヶ岳の写真。正真正銘の今回ウサギの撮った写真である。 清泉寮、野辺山高原、清里高原、南アルプス、八ヶ岳、遠く雪をいただく山々、甲府盆地などを見下ろせる美しの森の丘の上には 2mも有る木枠の額縁が据え付けられている。 その中に主峰赤岳を納めて、パチリと写真を撮る。 反対側に回ってこの風景を入れると、 額縁の中に富士が入る。
March 28, 2019
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山の家に行って来た。 以前はこの時期雪が降ることもあったが敷地内に屋根から落ちた残雪は有ったものの雪は無かった。霜柱と早朝に降りた霜がまだ冬が終わってない事を物語る。 もちろん、八ヶ岳はまだ真っ白な雪を頂いていた。 清里のプチホテルold age で一年ぶりの食事。 電話すると「いつもの席をご用意しておきました」と言う。冬の間どうしていたかと近況報告。 別荘地の賑わいもまだもう少し先。 芽吹きと同時にみんなやって来るのだろう。 早くみんなに会いたいな。
March 27, 2019
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今朝も目が覚めてストーブで居間が暖まるまで寝室のベットで布団に潜っていたら、遠くで鹿が鳴いた。 標高800mぐらいの伊那谷の紅葉があんなに綺麗だったのに、標高1400mともなると葉っぱはみんな落ち、寒々とした空に白樺の幹だけが目立つ。 部屋が温まった頃、のそのそ起きだして、戸を開けると、外は真っ白。 八ヶ岳以外の近くの山はまだ白くないので雪ではない。霜が降りたのだ。 紅葉狩りして、栗のお菓子食べて、温泉に入って、山の友達とお茶飲んで、友人の作った干し柿と白菜を貰って冬支度をして、山から帰って来た。 庭の手入れ? 沢山植えた紅葉や白樺は葉っぱが落ちてどれが何の木か分からない。手入れのしようもない。 瑞牆山 シナノスイート、秋映、紅ほっぺ。もうすぐ蜜いっぱいの今年のフジの大きいのが出回る。
November 15, 2018
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伊那谷は美しい谷だ。 花の谷だと思っている。 大好きな谷だ。 いや花だけでなく、星も、紅葉も山も美しい。 地名の名前も自然を表す美しいものを見かける。風越山、電車の駅の山吹、中心を流れるのは天竜川。 秋になると稲、梨、りんご、ぶどう、柿が実り、赤蕎麦が実る。 山の家からはちょっと遠いが山小屋に行く前に高速をそのまま飛ばして伊那谷へ行って来た。 光前寺の紅葉。 かんてんぱぱガーデン見学。 一番の目的はここ。 里の菓工房。
November 15, 2018
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夜中に変な鳴き声で目が覚めた。 ああ、鹿が鳴いてる。 「ヒュー」なんて可愛いもんじゃなくて「ギャー」というほど酷くはないが甲高い声だ。 我が家の庭ではないがすぐ近くだろう。 夕方には、「ご近所さんでトントンと金槌大工しているね」と言ったらご隠居が「あれはキツツキかアカゲラが木を突く音だよ」だって。 山小屋では時々不思議な音がする。 散歩の途中で友人の家に寄ったら、家の板壁を指して「キツツキに穴を開けられたから蓋をした」と言っていた。びっくり。 また違う山の友人を招いてお茶をしていたら、夏に庭で撮ったというシジュウカラの写真を見せてくれた。自分で作った巣箱をもみの木に掛けたら巣作りをしたんだとか。 巣箱の作り方を教わった。 穴は2.8cm それ以上大きいと自分で周りを埋めて小さくして、それ以下だったら自分で突いて穴を広げるんだとか。 巣立ったら掃除をしなきゃいけないので、開けやすくしておくのだとか。 窓の外を白いお腹の黒い鳥が2羽飛んできて庭の白樺で遊んでいた。 なんだろうね。「ゲー」と鳴く。 ネットで調べたらどうやらカササギらしい。この辺でカササギを見るなんて珍しい。韓国ではどこにでもいたけれど。 白樺の葉が風に吹かれて散りゆくカサカサという微かな音が聞こえる。 山ではもう秋が静かに去って行く。 朝霧
October 12, 2018
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朝、青空が出ていたのでちょっと山登り。なんちゃって、スニーカーで登る200mの木の階段で低い丘、美しの森。 空に登る階段 眼下に清里高原、ちょっと遠くに野辺山天文台パラボラアンテナ、もっと遠くに日本百名山瑞牆山、金峰山。今日は甲斐駒ケ岳、富士山が見えない。 反対側には八ヶ岳赤岳。 林間学校に来た小学生達が頂上の美しの森を通り越して先に行く。我らもついて歩き始めたが、「どこ行くの」「牧場公園まで」 あ、やめた。丘を越え、羽衣の池を越え、川俣川の谷に下り、谷を登り、牛のいる牧場を横切り、羊のいる牧場公園に行くコース。遠い。 根性のない2人は、回れ右して晴れていれば富士山が見える温泉に入って腰痛マッサージして貰った。 男湯ボイラーが壊れて露天風呂が使えないので内風呂無料だった。 「明日もボイラー壊れてるかな」 うん?ご隠居何考えてる?
October 11, 2018
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カテゴリーは「山小屋生活」だが山の家にいるわけではない。 中山道、東海道、甲州街道歩きをしていると古い町並みが残っているところには酒蔵や酒造所が有る。中山道と甲州街道両方通っている八ヶ岳の周りは高い山が集まっているので水が綺麗で美味しい。美味しいお酒もできるらしい。ウサギは飲めないが。 甲州街道上の八ヶ岳が見える白州、台ヶ原宿には「七賢」と言う酒蔵が有る。そう、南アルプスの水とか白州サントリー蒸留所で有名な場所。 その七賢の米糀を使って今流行りの甘酒を作った。 山の家に行った時買っておいた糀だ。 右は甘酒完成品を買ったもの。左が米糀。 電気釜の保温で10時間。 なかなか良い甘酒が出来た。 昔、東京育ちの義母に教えてもらって電気釜で良く作ったなあ。酒粕で作る甘酒では無いのでアルコールに弱いウサギでも美味しく飲める。
September 14, 2018
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「パン屋襲撃」 以前、韓国人の友人に「パン屋再襲撃」と言うタイトルの村上春樹の短編集を買って来てもらった話を書いた。 短編集なので少しずつ翻訳しながら読んでいる。 話変わって、今回山の家に行った時、「八ヶ岳デイズ」の一冊を持って「パン屋襲撃」も行ったのである。 八ヶ岳周辺は非日常の暮らしをする人たちが多い。移住者や別荘族は都会の生活では味わえない田舎生活に憧れる。だから、食に関しても、天然酵母のパンとか自家製麦で作ったパンとか地元産蕎麦畑の蕎麦とか高原野菜とか牧場やミルクプラント直売の乳製品とか。 パン屋も例に漏れず、別荘地に紛れ込んだ小さなパン屋やリゾート施設のこだわりパン屋。 私的には長坂インター近くのドイツ風ハード系パン屋「Backhaus Inno 」が一番好きだ。すれ違い困難なあぜ道、田んぼの中の一軒家にひっきりなしにお客が来ている。売り場は小さく工房は大きい。棚にはずらっと近くのペンションやホテルの予約だろうか、食パンが並んでいる。 花豆、ルバーブ、チーズ、ブルーベリー入りなど季節のパンもある。 今回はリゾナーレ内の「panpapan de cafe」、長坂の「べいくはうす フェアリー」を「襲撃」した。 フェアリーの「サボ」という京都から取り寄せた餡子を練りこんだデニッシュ食パンが絶品だった。バニラビーンズの粒が見えるシュークリーム風クリームパンも美味しかった。 次回は白州「台ヶ原宿」の「ゼニコバ」など襲撃してみようかと思っている。 普段パンは殆ど食べないんだけどね。
September 3, 2018
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インターネットで雲の動きを見ていたら東京に落雷のバッテンが一杯。残業中の娘達から「凄いよ」ラインが来る。 そうこうするうちにこっちにも雷がやって来た。 山の家。 近くの山に落ちた。 別荘地の裏山の向こうに落ちた。 別荘地のずっと端の尾根辺りに落ちた。 数こそ東京よりずっと少ないが、避雷針の無いここは怖い。 今日は朝から曇りで涼しい。 ちょっと八ヶ岳デイズを持ってドライブ。 小淵沢のリゾナーレの近くの森に新しく出来た「女神の森レストラン」へ。 広大な敷地に音楽ホールや会議室や色々有って、周りをガラスに囲まれ、外の景色に包まれたレストランも有る。 ところが、着いたら残念。予約で一杯だった。 しょうがないからまた星野リゾート、リゾナーレでランチ。テラス席で食べていたら、ざあっと雨が来た。 女神の森レストランの駐車場からのアプローチに女郎花が咲いていた。 我が家の庭に咲いているフシグロセンノウ。横の葉っぱは草刈り依頼で刈られずに残ったレンゲツツジの葉っぱ。
August 28, 2018
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こんな本がある。 定期的に発行されるのか、不定期なのかは知らない。 私は山の家に行く途中のコンビニで手に入れる。 八ヶ岳といってもその範囲は広大。昔、富士山と喧嘩したなんていう民話もある程の赤岳を中心にしたいくつもの山が連なった大きな山だから、その東の裾野には清里、野辺山、北は佐久平や上田の方まで、西は霧ヶ峰に続く、ぐるっと回って諏訪湖の方から蓼科、原村、小淵沢と帰って来る。 その裾野にいくつもの別荘地、温泉地、スキー場、キャンプ地移住地。もう、それぞれに付随したレストランやカフェやリゾート施設は数えきれない。 八ヶ岳に何をしに行くかそれはそれは十人十色。 登山、スキー?、ハイキング?、別荘ライフ、移住、自然の中でパン屋を始める?萌木の村のフィールドバレー?星空観察?コンサート鑑賞?蕎麦屋巡り?ワイナリー?美術館巡り?バードウォッチング? みんなそれぞれここで好きかってなことをしているのに、八ヶ岳というキーワードで一心同体。 この本そんなこんなを紹介している本だ。 今年はご隠居の自治会役員が有って、週末はなんやかんやボランティアお仕事。クレージーな日程。 そんな時は、この本を見て山に行った事にして擬似体験。 大泉別荘地の中に有る「八ヶ岳倶楽部」柳生博さんの経営。広いレストランとフルーツティーが有名なカフェ、散策路のある敷地の中に自然派画家や、陶芸、木工などの芸術家を応援する展示場、今まで展示した芸術家の作品を中心に売る売店、息子さんがやっていた八ヶ岳の木々の苗や草花を販売する花屋さんなどがある。 上の写真は八ヶ岳倶楽部の林に埋もれた展示スペース。屋根にも植栽が。とってもユニーク。
August 9, 2018
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山の家の庭を散策していて、なんかいつもと違う事に気がついた。いつものように業者に草刈りを依頼した後なので、綺麗に草が刈られスッキリしている。でもなんか変。 細い白樺が何本か固まっている場所がスッキリしすぎる。 あー、レンゲツツジの群落が無くなってる。 敷地のその一角には1mから2mぐらいの高さのレンゲツツジの低木がぎっしりと群がっていたのに。無い。見晴らしが良くなっている。 6月頃には近所の友人が「御宅のレンゲツツジ綺麗に咲いていたわよ」と言っていたのに。5、6本残して全部刈られた。 庭のあちこちには草刈り前に切らないでほしいもみじや白樺の苗木、山野草に50本ほどの棒を立てた。敷地の数カ所に作った山野草畑は網で柵を作って囲ってある。 そこはちゃんと残してある。指示は行き届いているようだ。 しかし、毎年ちゃんと刈り残っているレンゲツツジ群落には安心して棒は立てなかった。 おそらく今回の作業員は初めての人だったのだろう。オレンジ色に咲くレンゲツツジの美しさを知らなかったのだろう。これが草で無く低木だということさえ知らなかったのだろう。山で育った人ではないのだろう。 脱力感。 寝室の窓から見える白樺林の中に群れるオレンジのレンゲツツジ群落好きだったのになあ。 足元には、そんなに大切じゃない紫のホタルノフクロは棒も立ててないのに残っていた。 下、清里ROCK で食べた高原野菜のポークサラダ。
August 8, 2018
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テラスの向こうに白樺の木の葉を揺らす風を感じながら、食卓で韓国語の勉強をしていた。 コツン、突然何かが窓か板壁にぶつかる音がして顔を上げると、小さなものがテラスに落ちるのを目が捉えた。 サッシのそばに行って網戸を開けると足元にキョトンとした目でこちらを見上げるくちばしの尖った小さな決して美しいとは言えない小鳥と目が合った。 家の中に入ると困るのでその子の目の前で再び網戸を締める。 さっと、飛び立って森に消えた。大丈夫だったみたい。 今日の激突鳥の話。 山小屋に来ている。 常住者のシャイな奥さんが門を開けてテラスへ階段を登って来て、黙って採りたてレタスを置いて行くのをガラス越しに見て、慌てて声を掛けた。 道路を隔てた綺麗に整えられた千葉から来ているご夫婦と去年貰った花が咲いた話をする。 少しずつ山の友人が増えていく。30年も前から時々、ここに来ているのに今になって友達が増えていく。ゴールデンウィークや休みの時しか来なかったのは我々だけではなかったのだ。
July 11, 2018
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普段テレビをあまり見ないので、火曜日になると見る「マツコの知らない世界」も途中で寝てしまうことがある。 昨日のそれは、国産ワイン編。 勉強しながら夫の見ているテレビを横目で見ていた。山の家のテレビで。 ワインといえば山梨。 以前訪れたことのある「登美の丘ワイナリー」貴腐ワインや「グレイスワインの三澤ワイナリー」のもやっていた。 なになに、小淵沢の「ドメーヌ ミエ・イケノ」のワインが凄い? 山の家からは近いじゃない、ということでリゾナーレ八ヶ岳にそのワインを買いに行った。八ヶ岳や山の生活関係の本を並べたブックショップの一角にあるテイスティングもできる店。自分ではワインをほとんど飲まないのに。 かぶれやすい性格。 リゾナーレでワインを3本買って、ついでにリゾナーレのパン屋さんのイートインの外テラスでカジュアルなランチ。 「お飲み物は?」と聞かれ2人同時に「水で良いです」大散財した後なので。 ミエ・イケノのワイナリーには立ち入れなかったけれど、外からでもヨーロッパのワインの葡萄畑のような風景が見えた。 さて誰に味見させよう。 可愛い猫の「嫌らしいロゴ」(前回の記事で書いた)の袋を抱えて山の家に帰ってきた。
June 14, 2018
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ゴールデンウィーク山の生活中、娘が佐久平のバルーンフェスティバルを見たいというので朝、5時起きして高速飛ばして5時半の競技時間に間に合うように出かけた。 なぜそんなに競技が早いかというと、朝は風などの天候が安定しているのだ。 さて高速降りてあと少しで千曲川河川敷の競技場というところで、インターネットでリアルタイム配信している佐久市長とバルーンマニアのページで競技中止の報告。 「えーここまで来たのに」 本当ならこうなる 天候じゃどうにもならない。そういうこともありと聞いていたので、会場の雰囲気だけ楽しんで帰る。 帰り道、文化財の旧中込学校を見て、白樺林を走って、リエックスリゾート「星空の湯」に入って山の家に帰ったのだった。 がっかりの時はがっかりじゃない方向を探す。 おかげで白樺林の中を跳ぶ鹿の群れも見られたし、(自分の庭を荒らされる時はにっくき鹿で、よそで見る鹿は可愛いという矛盾)ホテルの白樺林露天風呂も空いていて気持ち良かった。ここいつもお風呂上がりはアイスの食べ放題サービス。
May 8, 2018
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昨日の山の家の庭の続き 敷地の周りの柵ができて改めて庭を見回す。 スミレの花が一面に咲いて綺麗だ。モミジや白樺の若芽も出てきた。ニッコウキスゲも咲いている。紫のミツバツツジも僅かだが咲いている。 6月に咲くレンゲツツジももう蕾を持ち始めた。 このまま鹿に食べられずにいけば嬉しい。 きっと今年は黄色のミヤマオダマキとフシグロセンノウは咲くだろう。もう小さな芽が出ている。 コゴミは大きくなってしまったが、山ウドが出て来た。 昨日庭を巡っていてこの地方の山林に群生するベニバナイチヤクソウの蕾を見つけた。我が家にも群生しているが、花が咲くのは僅かだ。 その横にきっと鳥が運んで来たのだろう。ツバメオモトの白い花も見つけた。 まだ別荘地は賑やか。白樺林のあちこちから子供の声や犬の鳴き声が鳥の声に混じって聞こえる。池やテニスコートの方に散歩する人も庭を散策していると見かけて挨拶をする。 スーパーも山の向こう側にあるキャンプ場の人だろう若い人たちと関東や中部地方のナンバーを付けた車で来た人達でいつになく賑わっていた。 明日は帰る日とて、街道沿いの野菜市場に出かけて野菜を買い込んで来た。 八ヶ岳の雪も少なくなって遅い春が終わる。
May 5, 2018
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山の家に来ている。 なんでもニューヨーク出張とボストンの大学での研修が有るのでその下勉強が有ると、山に来てもう6日も毎日、来る日も来る日も飽きもせず1日18時間も勉強している人がいるので遠出が出来ない。 そこでこちらも毎日、敷地の周りにご隠居ともう1人の娘と鹿除けネットを張っている。 ほぼ32m×4 一度張ったら次女がインターネットで「鹿って助走して2m、助走無しで1.5m飛ぶそうだよ」 あちゃー、そこで、もう少し上にもネットを張った。 もう一周。 本当はね景観悪くなるから隣との境界ネットなぞ張りたくないけど、ニッコウキスゲも白樺の苗も紅葉の若葉もみんな食べられちゃうからしょうがない。以前のようにマツムシソウやミヤマオダマキやヤナギラン、フシグロセンノウのお花畑が見たいから。 昔は共存できていたのにこう鹿が増えちゃあ共存どころじゃ無い。 今日久しぶりにバルーンフェスティバル見に佐久まで行って帰りに八千穂の温泉入ろうと車飛ばしていたら、鹿の集団がぴょんぴょんと道路際から林の中を飛び跳ねていた。すごい跳躍。 鹿ネットもイマイチ不安になった山小屋の庭。
May 4, 2018
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夫も私も今年は自治会のお役があるので、たった3日で山の家から帰ってきた。 一緒にお茶を飲んだ斜め前の家の人は、これから2週間もいるんだという。 別荘地には永住している人も、冬でもちょいちょい来る人もいる。我が家もしっかり暖房対策しているので冬行こうと思えば行かれるのだが、この頃はなんだか冬は億劫になるのだ。 帰路、山の市場と高速談合坂サービスエリアで山菜を買い込んだ。 山の家の庭にはタラノメが出て、フキノトウが出て、コゴミが出ていたが、なんだか自分の家のは採るのがもったいない様な気がして、買ったものを食べることにした。 タケノコ、ワラビ、フキ、セリ、コシアブラ、コゴミ。 山菜づくし。 タケノコはもう茹でて、ワラビは付いていた灰汁に浸してある。 コシアブラとコゴミは天ぷらかな。
April 26, 2018
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車に冬タイヤを履いているのに冬の間来なかった山の家に来ている。 桜が咲いている。 山の桜は枯れ木の間に有って儚げだ。里に咲く桜のように華やかではないけれど、辛夷の花と一緒に芽吹き始めた殺風景な山に色を添える。 我が山の家にはこの時期何の花も咲いていないが、近くの家々には桜が咲き、レンギョウが咲き、ミツバツツジも咲いている。 今日、斜め前の家にお茶に呼ばれた。 帰りに庭の花を貰って来た。すぐ帰るけど、しばしの華やぎ。
April 24, 2018
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山小屋はすっかり木の葉が落ちて寒々しい風景。八ヶ岳も雪を被っている。 どこにも行かないでゆっくり過ごす。 永住者の人などがやってきてお茶をしたり。 そうしているうちに樵さんがやってきて、先月依頼しておいた台風で木が倒れて家屋にダメージを与えないように、家に接近している白樺の大木を2本切りに来たと言う。 興味津々の夫。 テレビで「やってしまった衝撃映像」とやらをいつも見ている夫、ひょっとしたら木があらぬ方向に倒れるのじゃないかと想像しているのがありあり。 そこは毎日別荘地のどこかで木を切っているプロフェッショナルだ。「投げますから見ますか?」と興味津々ウロウロしている私達を呼んでくれて、40mぐらいある白樺の20mぐらいの位置の枝と枝の間に重りを投げ、紐を掛け、遠くにおいたウィンチで引っ張る。 すごーいと思わず拍手。 そして電動のこぎりで木を切って最後は紐を引っ張ると残しておく何本かの白樺などの木々の間を縫うようにメリメリ、ドスンと木が倒れた。 後は60cmぐらいの丸太にカットして、枝処理もしてくれた。 野鳥の会の案内人など物知りな樵さんに庭に落ちている落ち葉に埋もれた白樺の種も教えてもらったり楽しい一日だった。 そうそう、今日は山の端に大きな虹が出ていた。山と山の向こうなので虹の橋は見えなかったが、こんな大きな虹は初めて見た。
November 29, 2017
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先週末山の家に行っていたのだが台風が来るというので急いで帰ってきた。 その前に、真っ青に晴れた日に山の家から八千穂高原方面に紅葉狩りに行って来た。 途中の松原湖 八千穂高原は白樺林が美しい高原。紅葉はちょっと遅かったがそこから少し標高が下がった駒出キャンプ場までの林の中にはまだ真っ赤な紅葉がいっぱい。白樺林の中の紅葉と真っ青な空。 メルヘン道路を走っていると小狐が道路の真ん中に。そんなところにいると轢かれちゃうよ。車を止めると助手席側に寄って来て見上げる。怖いもの知らずなんだね。野生だからね。そんな目で見上げても何にもあげられないよ。 その前日八ヶ岳に雪が降った。 うっすら白い八ヶ岳と紅葉。 もちろん山の家の周りも紅葉真っ盛り。
October 30, 2017
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山の家を朝5時に出発して高速を飛ばして美ヶ原高原へ。 霧ヶ峰は山の家からそう遠くはないが、美ヶ原となるともう一山越えて、行くので諏訪湖を越え、岡谷インターチェンジから回り込んで登る。 高原内は一般車は入れないので、松本側から登る自然センター駐車場か和田峠側から登る山本小屋駐車場に駐めて往復する。 高原ホテルのバスが丘を行き来してお客を運んでいた。 王が鼻まで行って帰ると9kmぐらい。 牧場を牛を見ながら歩く。 塩くれ場からアルプス眺望コースも有るが、クマ目撃注意看板に怖じけずいて(熊ベルを持ってこなかった)牧場内のど真ん中コースを王ヶ頭ホテルまで歩く。 標高2,000m、霧がどんどん湧いてきて北アルプスの槍ヶ岳、穂高、白馬、乗鞍も見えたり見えなかったり。 晴れていれば日本100名山の3分の1が見えるそうだがしかし、中央アルプス、南アルプスも見えない。 北アルプスを眺めながらおにぎりを食べていると、眼下の熊笹の原を1匹の綺麗な狐が歩いていた。止まったり、何かを見つけて跳ねたり、狐特有の動きが可愛い。 王ヶ頭から1キロほど歩いて王ヶ鼻へ。断崖絶壁。ど根性マツムシソウががれ場に咲いていて写真を撮りたかったのだが、もくもくと立ち昇って来る霧と平たい石が積み重なった脆い崖が怖くて近寄れない。遠くからへっぴり腰で写真を撮った。 王ヶ頭ホテルに戻って牛乳を飲んで又、同じ道を引き返した。 あ、エーデルワイス見つけたと思ったら、ウスユキソウなんだってさ。 眼下の松本盆地、上田盆地が流れる霧の間から見え隠れしてそれも風情が有って良し。
September 5, 2017
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郭公の鳴き声で目を覚まし、ブラインドカーテンを開けると、窓の外の白樺に朝日が当たるのが眩しく目に入る。 ごそごそごそとベットから這い出し、顔を洗って朝のコーヒーを飲む頃、朝露に濡れた新緑の白樺林はうるさいほどの春蝉の合唱。そりゃあもうわんわんと。 山は静かでいいわね、なんて嘘だ。ミンミンゼミやクマゼミよりか細いが、一斉に声を合わせて鳴けばうるさい。 刻々と変わる山の季節。鳥たちの巣作りの為の材料集めに飛び回る姿はもう見られない。 庭に出て風の落としていった白樺の枯れ枝集めをしていると、ふわふわふわと白い小さな綿毛がいっぱい飛んでいる。風が吹くとざわざわっと青い空と黄緑の葉の間を舞う。 何だろう。 「白樺の種だよ」芝刈りをしている夫が言う。 捕まえようとするとするりと逃げる。やっと掴んだ綿毛の中にはゴマよりもタンポポよりも小さな小さな種が付いていた。 風に乗って大旅行している種たち。より遠くに飛ぶためにより小さく。より軽やかに。 いってらっしゃい大旅行。でも帰ってこないのね。どこかの地で見上げるほどの大木になるのを想像する。Good luck! IMG_2964 posted by (C)灰色ウサギ ベットから見える光景。昨日蕾だったレンゲツツジが咲いた。
June 3, 2017
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