虹の色エンピツ~心日和~

虹の色エンピツ~心日和~

ロワール古城巡り。



モンパルナス駅で乗り換え、時間があったのでフルーツタルトを食べた。
感想は…フルーツがぎっしり詰まっててかなり美味しかった!!
やっぱり色鮮やかで食べたい!って言う気になる外国のスイーツ。

タルト。

木イチゴの方は甘くて味が分かりやすかったんだけど、
私が食べた名前の分からない、得たいの知れないタルトは不思議な味がして、
すっぱい様な、甘い様な…?イチジク?何?
でも美味しかったので良しとしよう(笑)
そして時間が来たらTGVに乗ってトゥールまで。
今回は日本で言う新幹線みたいな物で、きちんと指定席で速かった。
窓から見える景色は本当に広大な大地!と言う感じで、
ドイツの時と同様、ひたすら野原が広がっていて、たまに村が見えた。
そして、やっぱり山がないのにはビックリ!!
いくら走っても平野で、遠くの空、雲が見えるだけ。
日本どこにいても山が見えるので、こういう景色は新鮮だったから1時間乗っていても飽きなかった。

そしてロワール地方のトゥールに到着。

トゥール。

透き通る様な空がとても綺麗で、街の雰囲気とも合っていて心地良かった。
タクシーで古城まで行こうか、と言っていたんだけれど、
ちょうど駅に古城巡りツアーの窓口があったので、時間も丁度良かったし申し込んでみた。
13時35分集合だったので、それまでの1時間半の間、街を探索。

色んな種類のお店があって、ワクワク。
入ってみたけれど、やっぱりフランスはオシャレな物が多い!!
歩いている人も若者が多くて、人間ウォッチングするのも楽しいかも♪

お昼ご飯には並んでるパン屋さんで、美味しそうなピザを食べた。
大きくてボリュームたっぷり!食べきれないので、二人で1つにした。
う~ん、何でもビッグなのね(笑)
あんな大きなピザが2.5ユーロしかしなかったので、考えてみたら安いなぁ。

そして集合場所へ。
参加するのは日本人二人、イギリス人四人、フランス人二人の計8人で、ワゴンに乗って出発。
運転手兼ガイドさんはデヴィ夫人に似たオバチャンで、とてもおしゃべり(笑)
前には運転手含めて三人乗れたんだけど、私が一番小さかったので、
「little lady!here!」と手招きされて真ん中に座った。
隣はフランス人のおばあちゃん。
お陰でシュノンソー城に向かうまでの色んな景色を見る事が出来てラッキーだった。

昔からあるであろうぶどう畑や農園、古いお屋敷、小さな街。
お城の近くには古い教会もあったりして、すごくワクワクした!!

城の近くの小さな教会。

教会のそばには学校があるらしく、賑やかな子供の声が聞こえて来た。
私も混ざって遊びたい~~!!
そして最初のお城(と言っても二つしか行かなかったけど)、シュノンソー城に到着。
城まで向かう長い並木道がとても綺麗だった。
のんびりその道を通って、正面にお城が。

シュノンソー城。

中に入ってみたら一つ一つの部屋は狭いんだけど、落ち着く感じ。
階段の雰囲気もとても良くて、ジーンと来た。

城の階段。

川の上に建っているお城なので、窓からは川が見えて涼しげ。
夏なんて良い避暑地になりそうだよね~。

シュノンソー城。

一通り見て、庭も歩いてみて時間が余ったので、城からちょっと歩いて小さな街へ。
さっきの教会の前で一休みをしてから、時間になったので次のお城へ。

今度は私も行ってみたいと思っていたアンボワーズ城。
でも、見かけは写真でイメージしていた物とは違ってちょっとガッカリ。
その代わりお城から見る景色はとっても綺麗でしばらく眺めていました。
こんな街に住んでみたーい!!!
自然がたくさんで、川の流れや空の色、街の様子を見ていたら飽きなかった。

アンボワーズ城から。

日々の疲れから癒される瞬間だなぁと実感した。
アンボワーズ城にいる時間は短かったのですぐに集合時間に。
ガイドのおばちゃんにワインを勧められたんだけど、日本まで持って帰れないので断念。
他の人たちは皆、ワインを買っていました。

そして今度はレオナルド・ダ・ビンチが晩年過ごした家へ。

レオナルド・ダ・ビンチの家。

中は発明品や絵画なども展示してあって、こんな物も発明したんだ!!
と思う物が多々あってビックリした。
レオナルド・ダ・ビンチについては全然知らないので、勉強しておくべきだったなぁ。
行くとは思っていなかったって言うのもあるけど、帰って調べてみよう。
この場で生活していたんだ、と実感出来たのが台所。

台所。

こんな所で料理出来たら楽しく作れそう!!
作った料理やお菓子を庭で食べる…なんて理想的!と妄想を膨らませました(笑)
お屋敷の中には小さな教会(礼拝堂?)があって、それは今まで見たどのお城にもあったので、
昔は神に祈る事が重要だったんだろうな、と思った。
中を一通り見たら今度は外に出て、たくさんの緑に囲まれたベンチでボーッとしました。
近くの学校から歌が聞こえて来たり、鐘の音が聞こえたり。
他の人たちも広い庭を散歩したりして、珍しく人が少なかったのでのんびり出来た。

そして再びワゴンに乗り込んで、ガイドのおばちゃんのおしゃべりを聞きつつトゥール駅へ。
半日コースだったけど、2つの綺麗なお城、街の雰囲気を感じる事が出来たし、
レオナルド・ダ・ビンチの家なんて行けると思っていなかったので良かった。
今度来る時は他のお城にも行ってみたいな~。

パリ市内とは違って、ロワール地方は自然もかなり多くて安らぐ地域だった。
他の地方にも行ってみたい~!!



→「 帰りの飛行機 」へ。





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