薬石の湯瑰泉(かいせん)-日本でプルガマ


山梨県の石和温泉に「薬石の湯 瑰泉(かいせん)」という施設が去年10月末にオープンし、早速先週友達と行ってきました。
この施設、実は1年以上も前、僕がプルガマについて日記に書いた所、ちょうどオープン準備中だと「瑰泉」の方から情報をいただいてたのです。

その時の日記は
※こちら
日本のサウナ韓国のサウナ(2002/11/3)
http://plaza.rakuten.co.jp/nikkanv/diaryold/20021103/

それで、以来、ずっとまだかな~と楽しみにしてたのですが、先日ふと思い出してたまたま検索してみたらあららもう出来てました!!まだ公式サイトもなく、他のホームページにも情報がほとんどなかったので、これはぜひ僕が乗り込んで、みなさんに紹介しないと、、ということで勇んで行って来ました。

薬石の湯瑰泉の外観

で、感想・・・・。すごく良かった!!!

プルガマ、、体験すれば必ずはまる、韓国好き、温泉好きに絶対オススメ、「蒙古麦飯石サウナ」とも言うからもともとモンゴルから来たんだろうけど、韓国ではここ何年か「チムチルバン」というこうしたサウナ施設がブームで、中でもこのプルガマ目当てにカップルで行くのが流行ってます。(ドラマのシーンでおばちゃん達がプルガマの前で汗だくになりながら井戸端会議してるシーンも何度か見ましたし、、、)

普通、健康ランドに行くと入浴中は当たり前ですが男女別、最近日本でも水着を着て入れるスパ型の温泉施設が増え、カップルのデート利用も多いようですが、「癒し」目的でに行った場合、泳いで運動してしまって返って疲れに行ったみたいというのも多いのでは。
それに対してプルガマは癒しにもってこい。施設側がTシャツと短パンを貸してくれて、それを着て入場して楽しめるので、カップル以外にも男女グループで行くも良し、家族団欒でマターリするのも良し。プルガマ内で本や雑誌を読めるので1人で読書に浸っても良し。今までになかったタイプの施設だと思います(用意周到に週刊誌を持参したのですが「瑰泉」内にはマンガや雑誌もけっこう置いてくれてました)。
薬石の湯瑰泉のプルガマ部屋

この「瑰泉」も他のプルガマ施設と同じく、専用の広々としたルームがあって、部屋の2ケ所にトロッコが出入りする線路があり(危ないので鉄枠で囲われている)、その前でみながご来光を待つがごとく、囲んでると1-2時間おきにコトコトと700~800度の高温で熱せられた麦飯石やらトルマリンがトロッコで運ばれて出てくるので、各々が心地よく感じる距離を保ち、冷え性や神経痛がひどい患部を石の方向に向ける。すると熱波のような遠赤外線の熱が石を向けている身体に当り、お灸の快感に耐えるかのごとく、とても気持ちいいんです。床も熱をこもらせないゴザみたいなものが敷き詰められていて、韓国のこういった施設では靴下を履いてないと、足元が熱くて耐えられないんだけど、ここのは寝転がっても気持ちいいし、うたた寝しても平気。
プルガマで汗びっしょりかいた後はドリンク。ビールを飲むのもいいけど、やっぱりシッケ。「瑰泉」にもちゃんと1杯300円で味わえて、シャーベット状になった冷たいシッケの味が渇ききったノドに潤いを与え、格別!こんな部分まで本場にこだわった「瑰泉」さんに感謝しました。
薬石ドーム入り口日本発のプルガマ

食事施設にもちゃんと韓国料理屋があって、ここの韓国料理がまた美味い。試しにカムジャタン頼んでみたんですが、韓国の味そのものでした。ユッケジャンも、よくゴマ油や味の素でギトギト、舌しびれな物を出す店が多いのですが、ここのは美味かった!!(僕が新宿職安通りのよく行く韓国料理屋「柳家」のなんとも甘さがある深みのあるユッケジャンの味)

「瑰泉」の経営母体は、英雅堂という山梨県石和の名産でもある鉱石や宝石の掘削や加工・販売を行っている地元企業で、その強みを生かして、「薬石」や「宝石」を施設内外にはふんだんに散りばめられている。建物のデザインも、どこかの有名な「匠」が設計したような斬新さ、さながらデザイナーズ健康ランドといった感じ。しかも壁は「琉球漆喰」を使ってたり、床も「珊瑚」「トルマリン」「麦飯石」などが敷き詰められ、じっと過ごすだけでもマイナスイオン効果などで癒されていきそうでした。
琉球漆喰の壁

こんな施設ですが、料金がなんと24時間以内なら2,000円で均一。つまり夜8時とかに来たら、明くる日の夜8時まで同料金!泊まっても深夜割増料金とかないし、仮眠室があるので全然寝るのに支障ありませんでした!(映画ルームもある)子連れのお客さんも多かったです。

土曜日の午後とかに東京を出発し、「瑰泉」で泊まって、次の日富士五湖とか観光するのがおすすめコース。ちなみに私たちはそうしました。ぜひ皆さん、今度の週末に行かれてみては!


「薬石の湯 瑰泉」(かいせん)
〒406-0032
山梨県東八代郡石和町四日市場1679
TEL:055-262-1830

営業時間:24時間営業
大人 2,000円(12歳以上)、子供 1,000円(3歳以上)、幼児 無料
・中央線・石和温泉駅より5分
・中央道・石和御坂ICより10分

山梨から見た富士山河口湖のろばた焼き
富士五湖「河口湖」周辺で見つけた炉辺焼きの店「山麓園」。岩魚や猪豚、和牛、有頭海老、合鴨、帆立貝などを炭火で焼いて食べる。焼く時に支給された軍手を付けて焼くので楽しい。最後は山梨名物「ほうとう鍋」を食ってシメる。贅沢!!

山梨県南都留郡河口湖町船津3370-1
電話 0555-73-1000
・河口湖ICから2km、約2分
・富士急「河口湖」駅から徒歩8分

http://www5b.biglobe.ne.jp/~eDrive/Drive/fujigoko/eat_index.htm





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