December 18, 2007
カテゴリ： ♪本の覚え書き♪
俺はどうなってしまった？ 一体何が起こっている？ 首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、国家的陰謀から逃げ切れるのか？ 二年ぶり千枚の書き下ろし大作。
カバー後ろ見返しに…
とありました♪小さな文字がぎっしりとつまった500頁!!読み応え十分です♪
題名はビートルズの歌からとられていて物語の中でも
Once there was to get back homeward という出だしが繰り返し歌われています。
歌詞の内容は子守唄らしく題も「黄金のまどろみ」と直訳されていました。
事件も新首相のパレード中の車上での暗殺。しかもねらったのは教科書ビル倉庫だったりどこかで聞いたような情景がちりばめられていて、さすがエンターテイメント大作。という感じです。
それぞれの人物の視点から語られていて、伊坂さんの小説でよく使われる、その章の人物を表す見出し絵も健在。それぞれの時間の重なりが絶妙に進み、物語の全貌が見えてきて大団円を迎える。。。
まさにエンターテイメント小説でした。
内容もすごく勉強されたんだろうなぁと思える詳細な部分もあって、ちょっと真保さん的でもありました（笑）。
伊坂ワールド満開な一冊がまたまた登場したのでした♪
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