ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2008.10.10
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カテゴリ: テレビ
録画していた「風のガーデン」を見た。

第1話 スノードロップ

 手術前日。術前説明のため霞ヶ関病院の二神の元へ向かった貞美だが、二神は病室を抜け出しキャンピングカーで仕事をしていて貞美の説明に聞く耳を持たない。
 姉の谷口冬美(木内みどり)の家を訪ねた貞美は、間もなく故郷の富良野で妻・冴子の七回忌があることを聞く。貞美は6年前に父・貞三(緒形拳)から勘当されて以来、富良野には帰っておらず、娘のルイ(黒木メイサ)や息子・岳(神木隆之介)にも会っていなかった。冬美はルイが6月に行われる「よさこいソーラン祭り」にダンスチームで参加することを告げ、会いに行くように勧める。
 北海道・富良野。訪問医をしながら冴子が遺したブリティッシュガーデン「風のガーデン」をルイと岳と共に育てている貞三。ルイはダンスチーム「北の大地」の練習に励む一方で、妻子ある男性との付き合いを続けていた。知的障害を抱える岳はガーデンの仕事を手伝いながら、家に戻ると最近すっかり弱ってきた老犬の蛍に付きっきりだ。
 二神の手術日。二神のガンはかなり進行していて治療は諦めるしかない状態だった。そのまま閉じて手術を終えるが、霞ヶ関病院院長の指示により本人には無事に終えたと告げる貞美。その帰り道、貞美は二神の娘・香苗(国仲涼子)に声をかけられた。香苗は父の病状を正直に話して欲しいと詰め寄るが、貞美は癌は取ったと答える。
 高林医大に戻ってきた貞美は周りに人がいないことを確かめると手術室に入りこみ、自らの腹部エコーを撮っていく。家に帰り、エコー写真を見つめる貞美は…。(HPより)



上記のタイトルも緒方拳が書いたのだそうだ。
倉本聡の作品が好きで、これは見たいなあと思っていた。

巡回医の緒方拳ふんする貞三も、
中井貴一ふんする貞美もとても魅力的なお医者さんだ。
でも、この親子はかなり確執がありそうだ。
末期癌に侵された貞美が、富良野に戻るまでの親子愛や、
生と死を考えるドラマだそうだが、
自分の病気を隠して撮影に臨んでいた緒方拳は、どんな気持ちで現場にいたんだろう。
でも、何かを悟りきったような穏やかな表情で、
ドラマに温かみと重厚感を与えている。
中井貴一の演技も素晴らしい。

1話を見ただけで心ひかれる、良質のドラマだ。
一話一話サブタイトルが、花の名前で、
その花が咲く時期に撮影されたそうだ。
春から夏、初秋にかけての富良野の美しい景色が見られるのだろう。
多分、「北の国から」のように名作と呼ばれる作品になるだろうなあと思う。
そして、「風のガーデン」がまた富良野の名所になるんだろうなあと思う。






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最終更新日  2008.10.11 15:26:04
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