ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2015.07.02
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カテゴリ: 映画
来週の7日から、沖縄へのダイビングツアーを予定していた。
昨日、一緒に行くOさんとランチを食べながら打ち合わせをしていた。
途中から、喉が痛くなってきて、治さないとヤバいなあと思っていたら、
昨日の夕方、台風9号発生のニュース。
ダイビングを予定している、8日、9日は、丁度沖縄付近に来るみたい。
8月下旬ぐらいに、変更することになるかな。
それで、今日は、習字の講座と、
プールでダイビングとアクアビクスのレッスンに参加ずる予定だったけれど、
お休みして、家でのんびり。
でも、ちょっと熱っぽくて、体がだるい。

ところで、書いていなかった最近見た映画のこと。

「あん」

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【ストーリー】
刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった千太郎の店に、徳江(樹木希林)という女性がやって来る。その店で働くことを強く希望した徳江を千太郎は採用。徳江が作る粒あんが評判となり、店は大繁盛。そんな中徳江は、つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生のワカナと親しくなる。ところがある日、かつて徳江がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡り……。
『殯(もがり)の森』などの河瀬直美が樹木希林を主演に迎え、元ハンセン病患者の老女が尊厳を失わず生きようとする姿を丁寧に紡ぐ人間ドラマ。樹木が演じるおいしい粒あんを作る謎多き女性と、どら焼き店の店主や店を訪れる女子中学生の人間模様が描かれる。原作は、詩人や作家、ミュージシャンとして活動するドリアン助川。映像作品で常に観客を魅了する樹木の円熟した演技に期待が高まる。


桜の花の下、どら春で働くようになった徳江の嬉しそうな表情が、桜のの美しさと共に強く印象に残った。
不自由な体で、粒あんを作る樹木希林の演技が素晴らしく、
本当に美味しそうで、映画館を出てからあんこが食べたくなり、
娘と一緒に鯛焼きを買って帰った。
ハンセン病に対する差別があったことは知っていたけれど、
自分があまり知識がなかったことが恥ずかしいなあと思った。
いつもつぶれたどら焼きをもらって帰るワカナは、
ネグレクトなんだろうけれど、その生活の様子が、ちょっとわかりにくいなあと思った。

「愛を積む人」

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【【ストーリー】
東京の下町で営んでいた工場を閉鎖し、残りの人生を北海道で過ごそうと決意した篤史(佐藤浩市)と良子(樋口可南子)の夫婦。かつて外国人が暮らしていた家を手に入れて暮らす二人だが、仕事一筋だったゆえに篤史は手持ちぶさたになってしまう。そんな彼のために良子は、家を囲む石塀作りを頼む。しかし、良子が以前から患っていた心臓病を悪化させて他界してしまう。深い悲しみに沈む篤史だったが、石塀作りを手伝う青年・徹(野村周平)との交流や、娘・聡子(北川景子)との再会を経て、前を向くようになる。


北海道の風景が美しく、心が温かくなる映画だった。
篤史と良子、2人の落ち着いた雰囲気がとてもいい。
絶妙なタイミングで出てくる、亡くなった良子からの手紙が、
だんだん周りの人を変えていく。
こつこつと石を積むことで、深いところで信頼関係も固まっていったように思う。
役にピッタリの俳優陣だったけれど、ちょっと違うなあと思ったのは、
徹の恋人の母親の吉田羊。
娘は、吉田羊の無駄遣いと言ってたけれど、
もっと土臭い人の方が合うのになあと思った。

映画を観たなんばパークスで買ったのは、美瑛ラスク。
昔私が見た美瑛は、花とりどりの絨毯で、映画以上に美しかった。
また行けるかなあ。






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最終更新日  2015.07.03 00:42:10
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