スロットと株で生活！(゜▽゜*)ニパッ♪の収支を公開するBLOG

南国とハイビの裏ロムで逮捕

　パチスロ台の大当たりを不正に発生させる「裏ロム」を、経営するパチンコ店で使用したとして、水戸署と県警生活安全総務課は９日、水戸市新荘のパチンコ店経営会社「黒沢商事」を摘発、社長の黒沢延夫容疑者（７０）ら６人を風営適正化法違反（構造及び設備の無承認変更）の疑いで逮捕した。
　ほかに逮捕されたのは、同社役員で、同市見和、黒沢孝治（３３）と同市千波町、黒沢正行（３１）の両容疑者、従業員で東海村須和間、太田圭一容疑者（３６）と、さいたま市見沼区春野の基盤設計販売会社「デジタルビルダー」の社長荒牧敏一（４１）と従業員井上剣（３５）の両容疑者。

　同課などはさいたま市の２人が、裏ロムの設置作業などを担当する通称「カバン屋」だったとみて追及する方針。

　調べによると、昨年８月下旬ごろ、水戸市酒門町のパチンコ店「Ｄｅｄａ　ＭＡＸ」（デダマックス）で、黒沢商事の４人は共謀して８０台のパチスロ機の基盤に、デジタルビルダーの２人は２４台に、県公安委員会の許可を受けずに裏ロムを設置した疑い。同課などは、出玉を不正に増やすことで、来店客や売り上げを増やそうとした疑いがあるとみて調べている。

　太田容疑者は「カバン屋と謀って着けた」と容疑を認めている。一方、延夫容疑者は「関与していない」、正行容疑者は「責任は感じるが知らない」と否認、孝治容疑者は黙秘。また荒牧容疑者は「裏稼業として取り付けをやっていた」と容疑を認め、井上容疑者は否認しているという。