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2020年12月12日
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カテゴリ: 感染爆発
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 コロナワクチンの有効性が90%だの95%だの印象的な数値で公開されつつある。
 きわめて有効なワクチンであることは確かだが、発症を9割抑制するという意味ではない。
 解説は下記の記事。
        ​
コロナワクチン効果「90%以上」の誤解
2020年11月21日 NEWSポストセブン
  …(略)…
 免疫学の第一人者である大阪大学名誉教授の宮坂昌之氏は、11月18日付けの毎日新聞ネット版で、90%以上というワクチンの有効性についてこう語っている。
「『有効性』とは、ワクチンを打たなかった人(非接種者)の発病率を1としたときに、接種してその発病率がどのぐらいの割合に下がるかを推定したものを言う。
『9割の有効性確認』を言い換えると『ワクチンを打たずに発病した人の9割は、ワクチンを接種していたら発病しなかったはず』ということを表している」。
 臨床試験で高い「予防効果」は確認出来たものの、「ワクチンを接種すれば94.5%の人が感染しない」と断定するものではないのだ。
        ​
 このように、同じ情報であっても、伝え方次第で捉え方や見方が変わることを「 フレーミング効果 」という。
 ファイザーもモデルナも、「接種すれば90%以上の人は感染しない」のではなく、感染した人の90%は打っていれば感染しなかった“かも”ということなのだ。
        ​
 ワクチンの有効性の高さばかりに目を奪われるが、モデルナの治験者数はまだ3万人に過ぎず、サンプルサイズにこそ注意しなければならない。
 人は数値を示されると、それを鵜呑みにしてサンプルサイズに目を向けない傾向があると言われる。
 少数のサンプルによる結果でも、十分に正しいデータが得られていると思い込みやすいのだ。
 まして、全世界で一日も早いワクチンの開発が望まれているのだから、希望のある明るいニュースは好まれやすく、数値ばかりが独り歩きしやすい状況でもある。
  ― 引用終り ―
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最終更新日  2021年07月04日 13時04分53秒
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