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2022年01月14日
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カテゴリ: EV  電気自動車
 2011年、Bセグメントのコンパクトカー初のハイブリッド専用車初代トヨタ アクアがデビュー。
 燃費に関心の高い時期で、初代アクアは世界トップレベルの燃費35.4km/L(JC08モード)で、高性能(=好燃費)で発的な売れ行きとなった。その人気は、プリウスをも超えるもので、登録車新車販売台数ナンバー1の常連となっている。
 2020年、ガソリン・エンジンのヴィッツがヤリスに代替わりし、ハイブリッドがラインナップされ、アクアを残す意味は希薄化すると思われた。
 怠りなく知恵を巡らすトヨタは、アクアの存在意義を大きく見直した。
 10年ぶりのモデルチェンジで、コンパクトで低燃費、低価格ハイブリッド車から、コンパクトで万能な高コストパフォーマンスな車になった。
     ​
まるで別物の驚愕進化
2022年1月9日 CORISM
  …  (略)  …
コンパクトカーマーケット独占を狙う2代目アクア
  そして、2代目となるトヨタ アクアは、2021年7月に登場。当初、同じセグメントのヤリスにはハイブリッド車とガソリン車の設定があったことから、アクアは姿を消すかと思われていた。同じセグメントに2タイプのハイブリッド車を用意すれば、共食いするケースが多く効率が悪くなると予想できたからだ。
 しかし、トヨタの野心は衰えない。共食い覚悟で、2代目アクアを送り込んできた。最終的にトヨタ全体の販売台数が多くなれば問題ないという考え方だ。
 すでに、トヨタの登録車販売台数シェアは50%超と独占的である。しかも、販売台数の多いコンパクトカーセグメントで覇権を握れば、登録車販売台数シェア60%も見えてくる。そういう面では、2代目アクアは大きな重責を担っている。
     ​
 そんな2代目アクアは、単なるヤリスのデザイン変更バージョンではない。ハイブリッド車にとって重要なバッテリーも、ヤリスのリチウムイオン電池とは異なる新開発の「バイポーラ型ニッケル水素電池」を採用。
 デザインや内装の質感も、明らかにヤリスとは異なる趣をもつ。また、スポーティでキビキビ感のあるヤリスに対して、2代目アクアは穏やかで乗り心地重視となっているなど、その違いは明確だ。
 むしろ、ヤリスより2代目アクアの方が、より多くの人に受け入れられやすいクルマに仕上がっている。これは、高齢の顧客が多いトヨタにとって、アクアはダウンサイザーの受け皿としての役割もあるのだろう。
  ―  引用終わり  ―
     ​
 ヤリスの後席は狭く2+2的だが、その分外形がコンパクトになり、軽量で空気抵抗も少ない。燃費も良い。
 新型アクアは、先代と異なり後席が広めで、ホンダ・フィットの路線に近づいた。
 同じプラットフォームの車を共食いにならないよう違う方向に作り分け、電池まで変える知恵を具現化できるのは、販売台数の多いトヨタの強み。
 記事ではアクアについて「
より多くの人に受け入れられやすいクルマ」と書かれているが、売れているのはヤリス。





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最終更新日  2022年01月14日 16時00分07秒
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