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今年の晩春に株分けを実施したに株分けを実施したエビネですが,その際にバックバルブを用いた株の増殖(イモ吹き or イモ吹かし or バルブ吹かし)にもチャレンジしておりました.しかし初めての挑戦でしたので,バルブから芽が出るまでどれくらいの期間が必要なのか全く判りませんでした.バルブ吹かし実施直後(2010/5/29)とりあえず明るい日陰に置き,植え込み資材であるミズゴケが完全に乾く事が無い様,週に一度は給水を行っていたのですが,あまりジックリとバルブをチェックしたりする事はなかったのです. ニュージランド産水苔 500gそんなある日の事(2010/07/30),給水する際に何気なく鉢を良く見てみると….見事に出芽しているシィ~!ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ ランラン♪ただし2つあったバルブ塊の内,新芽が出てきたのは一方だけなんですけどネェ~.まぁ~出芽した方が『通常サイズのバルブ3個』を用いていたのに対し,出芽しなかった方は『通常サイズのバルブ1個+矮小サイズのバルブ1個』の組み合わせだったので(しかも古いバルブ),新芽が出なくても当然かも.w出芽していない方はもう諦めて廃棄した方が良いのかもしれませんが,それ程場所をとる訳でもないので,もう暫く放置しておこうと思いま~す.一方,出芽が認められた鉢は先週末に日陰から『遮光した半日陰』に移動させました.株分け後に植え付けなおした親株(?)へ先月半ば(2010/7/17)に遮光ネット(遮光率45%)トを設置しましたが,その親株の手前(遮光ネットの裏)に置き場所を変えたのです. 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%まだ施肥は一切行っておりませんが,暑さが峠を越えた時点で緩効性肥料(マグァンプK(中粒))を少量ミズゴケ表面にばら撒く予定です. マグァンプKバルブに蓄えられた栄養分で新芽は成長できるでしょうから,慌てて施肥する必要は無いでしょう.実際ちゃんと新芽は大きくなっております.現在(2010/8/6)また気温が高いと肥料成分の溶出が必要以上に早まってしまいますから,下手に今肥料を与えちゃうと,それが原因で根が傷んでしまう可能性もありますからネェ~.来春には親株の側に定植してしまいたいと考えていますが,それまで新芽が枯死しちゃったりしないよう,十分気をつけたいと思います.ところでその親株ですが,遮光ネットの設置位置が甘かったため,正午前に一部の葉に直射日光が当たる状態になっておりました.その結果,その部分の葉が少し焼けてしまって….まぁ~これくらいの軽い葉焼けなら,来春まで葉が枯れるところまでは進行しないのですけどネェ~.ただあまり強光に当てて葉を傷めると,耐ウイルス性が落ちるという話もありますので,少しネットの位置を調整して直射日光が当たらないようにしておきました.まだ流石に新芽は出てきておりませんが(例年秋になってから出芽),この程度の葉焼け具合なら良い感じに地下で新芽が形成されているのでは無いでしょうか(暗い日陰にある株より,軽く葉焼けする程度の場所にある株のほうが開花率&増殖率が高い).ちゅ~事で来春の開花時期が楽しみっす!------エビネ のその後の様子はこちら(作成中)
August 6, 2010
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今年の梅雨明けは昨年と違い判り易かったですね.ただちょっと極端な気もします.梅雨の間は晴れた日が殆どありませんでしたが,梅雨が明けた途端に晴れた日ばかりになりました.おまけに夕立も一切降らず….も~水遣りが大変だっちゅ~ねん!それはさておき,とりあえず梅雨明け初日(2010/7/17)に夏越し中の植物を全て(?)日陰へ移動させました.先ずはガーデンシクラメン.置き場所変更前 2008年秋の購入株 2010年晩冬の購入株置き場所変更後とりあえず今のところ4株とも変調はきたしておりません.ただ今年の2月に購入した3株は陰葉(↓)だらけになっていますが….あと意外なのが,どの株も旧年葉(5月以前に生えていた葉)が沢山残っている事.こりゃぁ~今年も人為的に旧年葉を処分(切除)しないといけないかなぁ~.だって旧年葉からはステムが出てきませんから….さて,続いては『虹色スミレ with Licca』の挿し芽苗.2つ上の写真に写っているのが判りますでしょうか?シクラメンの鉢に囲まれるような位置にあります.春季の挿し芽は極端に成功率が低く,結局1株しか活着しませんでしたが,その虎の子は定期的に蕾が着くくらい元気です.ただし思いっきり徒長していますが….あまり期待は出来ませんが,とりあえず株元から出た新芽(↓)に注目です.これが枯れなければ夏越しも可能でしょう.ただしこれが萎れてしまった時は….尚,親株(購入株)&秋季挿し芽株は廃棄を見越してザックリとカット.左:親株 右:秋季挿し芽株カット前カット後ツマグロヒョウモンがまとわり付いていましたので,間もなく幼虫が大量発生するでしょう.また暑さが本格化すれば枯死してしまうでしょうから,残していても無駄です(この大株を置ける日陰スペースがあれば話も変わってきますが…).今後株が完全に枯れてしまってから,古土の再生処理に回してしまおうと思います.ただ現在,大量に再生処理をしないといけない古土が溜まっていますので,この鉢の土を処理できるのは当分先になってしまいそうです.次は約10日前(2010/7/10)に切り戻したカリフォルニアローズ・フィエスタ(八重咲きインパチェンス).3株とも木陰に置きました.左手前:アップルブロッサム(2009年挿し芽株)左奥:ディープオレンジ(2008年挿し芽株)右:スターダストサーモン(2007年挿し芽株)毎年青息吐息の状態で夏を越し,漸く復活した時には花期終了間近になっていますが,果たして今年はいつ頃再ディスプレイが可能になってくれるかなぁ~.つ~か,『アップルブロッサムの2009年挿し芽株』はまだ今年一度もディスプレイしていませんけど.w最後は地植えにしている為に日陰へ移せないビネ.仕方ないので例年通り遮光ネット(遮光率45%)を張りました. 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%遮光ネット設置前遮光ネット設置後この姿をsewohayamiさんは『行灯』と評しますけど.w今年は掘り上げ&株分け等の作業で株を苛めてしまいましたが,ちゃんと新芽&ステムは出来てくれるのかなぁ~.来春になるまで結果が判らないので,ヤキモキさせられます.さて,今回日陰に移したものではありませんが,ついでに既に日陰へ移していたスィートアリッサムなどの様子を….元ガーデンシクラメン&ジャノメエリカ&アイビーとの寄せ植え元ビオラ&アイビーとの寄せ植えって,ビオラ&アイビーと寄せ植えにしていた株は大半が枯死しちゃっているしぃ~!当然,残していたビオラも全滅です.梅雨時に日陰に置いていたので根腐れが促進されちゃったのかも….まぁ~ビオラには最初から期待していなかったのでどうでも良いのですが,スィートアリッサムの生存率の低さは期待を大きく下回っています.今年はコボレダネもあまり芽吹いてないし,このままでは秋に大量の苗を買い直さないといけません.あぁ,何とか必要数のコボレダネが芽吹いてくれないかなぁ~.------ガーデンシクラメン のその後の様子はこちら虹色スミレ with Licca のその後の様子はこちらカリフォルニアローズ・フィエスタ のその後の様子はこちらエビネ のその後の様子はこちらスィートアリッサム のその後の様子はこちら
July 21, 2010
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約15日前に『遅くても来週末(2010/5/22 or 2010/5/23)にはステムを株から引っこ抜き,株分け等の作業を実施したいと考えています』と書いていたエビネですが,22日(土)はドタバタしていて時間が取れず,23日(日)は終日雨が降り続き,結局植え替えは実施できませんでした.小雨程度なら作業を決行しようと思っていたのですが,残念ながら土砂降りでしたからネェ~.しかしステムを引き抜くのが遅れると問題が発生しますので(処理のタイミングが遅れると抜けにくくなり新芽を傷める原因になる),とりあえず22日にステムだけは抜いておきました.昨年まではステムを捻るようにして引っ張れば株元からすんなり抜けていたのですが,今年は既に引っこ抜くタイミングが遅かったようで,かなり力をこめないと抜けなかったです.また例年は抜いたステムに対して水揚げ(水切り法)を行い,切花延命剤(花王PAT)を使って一輪挿しにしていたのですが,今年は既に下部の花から順に枯れ始めていたので(除去済み),そのまま廃棄いたしました. 切り花をいつまでも美しく保つ延命剤・活力剤花王 切花用活性化剤PAT(R) 400mlまぁ~時期が時期だけに仕方ないでしょう(例年はもっと早い時期に切花にしている).そんなわけで(?),昨日(2010/5/29)朝の時点で株はこんな状態に~.また雨だったらどうしようかと心配していましたが,幸いにも天候に恵まれましたので(気温も高すぎず快適!),早速株を掘り上げです.なるべくエビネの根を傷めない様に慎重に土を掘り返そうと,土の上のマルチング資材(バークファイバー)やコニファー(直ぐ横にあるグリンコーン)の枯葉を除去してみると…. そのきやまるちんぐ(バークファイバー)40リットル入リコニファーの根が張り巡っているしぃ~!3年前のエビネ植え付け時の様子から予想できた事とは言え,これではエビネの根を傷めず掘り上げるのは至難の技ではないかと一瞬ブルーになりました.だって間違いなくコニファーの根とエビネの根が絡みあっていると思われたからです.そこでコニファーの根はザックザクに切り刻んでいく事に決定!一般的にコニファーの根を傷めるのは御法度ですが,グリーンコ-ンは超強健種なので(移植可能&掘り上げた後に定植せずに放置していても勝手に活着しちゃうくらい根の活動が盛んらしい),多少無茶をしても問題ないと判断したのです.実際,3年前にエビネを定植した際はかなりの根を切断しましたが,全く障害は発生しなかったですからネェ~.そんなこんなでエビネの根の保全を最優先に作業を進めた結果,こんな状態で掘り上げる事ができました.しかしこの塊に含まれる根は大部分がコニファーのもの(少なくとも写真で見えているのは全てグリンコーンの根).そこでガシガシ根と土を引っぺがしていくと….こんなに小さくなっちゃいました.wエビネの根も数本千切っちゃいましたが,今後の事を考えて最も大切な『新芽下部の新根』(↓写真中央の白くて短い物)は無事でしたし,初めての経験にしてはマズマズ上手くいったと思います.ただし誤ってバルブを想定していない部分で折っちゃいましたけど…(↓).ただこれ,一番目&二番目に古いバルブで,他の充実したバルブに比べて一回り小さな物です(特に一番古いバルブ).以前書いた『地中の様子(予想図↓)』にも一番目に古いバルブは記していません(二番目に古い1のバルブよりも右に存在:以降0のバルブと表記)というのもサイズが小さ過ぎ,株を増やす際に機能しないと考えて頭数に加えていなかったのです(1のバルブにくっつけたまま処理しようと考えていました).とりあえず今回掘り出したエビネの地下の様子は上記予想図(2010年春)の一番上の状態でしたので,予定通り下の様にバルブを分けるつもりだったのですが,ここでもまた想定外の事が….4’と5’のバルブの連結部がほとんど千切れかかっていたのです.そこで仕方なく以下の図の様に分ける事にぃ~!そして『新芽(開花)+バックバルブ×2(5&4)』は元の場所に植え戻しました.植えつける際,土壌に完熟堆肥をすきこみ,緩効性肥料(マグァンプK-中粒-)を地表へ一つまみばら撒き,最後にバークファイバーでマルチングを行っております. マグァンプK そのきやまるちんぐ(バークファイバー)40リットル入リまた『新芽(葉芽のみ)+バックバルブ×1(5’)』は日向ボラ土がメインの鉢植え用土(最初に株を戴いた際に植えつけられていたもの)に植え付け,表面を湿らせたミズゴケで覆いました.最後に『バックバルブのみ』の物(2&3&4’ と1&0 の2つ)はバルブ上部が地上に出るようにして湿らせたミズゴケに植えつけました(イモ吹き or イモ吹かし or バルブ吹かし:バルブをミズゴケ下部を包んだと言った方が正確かも).ちょっと深く植え込みすぎたかなぁ~という気もしますが….さて,直ぐに定植した株は直ぐに成長を再開すると思うのですが,鉢上げした苗は生長を止めちゃったりしませんかネェ~.人様 に差し上げる事になっているだけに,とっても心配です.またバルブ吹かしも果たして成功してくれるものなのかどうか….一体バックバルブを使った増殖法ってどれくらいの成功率なのでしょうか?------エビネ のその後の様子はこちら
May 31, 2010
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開花が遅れていたエビネ(『星宿海(香庵)』と『エリカの夢』の交配種)ですが,先月下旬(2010/4/26)に漸く開花し始めました.そしてGWが終わる頃には満開にぃ~……………………………とはなりませんでした.ステム先端部の蕾がいつまで経っても開花してくれないのです.しかも,ステム最下部の蕾3個は充実せずに終わっちゃいました(切除済み)・一体どうしてなんだぁ~!ステムが伸びて蕾が目視できるようになって以降,蕾が傷むような低温の日なんてなかったのに….遮光は一切していませんが,直射日光が当たるのは午前中の数時間だけですから,日照量が多過ぎたとも考えられません.また水切れを起こした様子も無く,何らかの疾病に罹患している様子もありません.そんな訳で,も~何も不調の原因が思いつかないのです.どなたか原因が判る方,コメントしていただけると幸いです.さて,例年蕾が全て開くか,ステム下部の花が枯れ始めたら切花とし,それ以降は株の育成へ力点を移していました.しかし今年はそのタイミングがつかめません.今年は株を掘り上げて,株分け&バルブ吹かしを実施しようと思っているのですが….掘り上げのタイミングが遅れてしまうと,新芽の下の新根を傷つける可能性が高まります.そうなると,その後の育成に悪影響が出てしまいます.従って,遅くても来週末(2010/5/22 or 2010/5/23)にはステムを株から引っこ抜き,株分け等の作業を実施したいと考えています.ただ株分けもバルブ吹かしも初めての体験になりますので少々不安です.果たして良い結果が出てくれるのでしょうか….ステムが出た新芽葉のみの新芽------エビネ のその後の様子はこちら
May 14, 2010
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例年GW前に開花している我が家のエビネ(『星宿海(香庵)』と『エリカの夢』の交配種)ですが,今年はまだ蕾のままです.10日前(2010/4/12)現在(2010/4/22)3年前は4/15,一昨年は4/22,そして昨年は4/20に開花していたのですが….きっと今年の3~4月は気温の低い日が多かったからでしょう.鉢植えなら屋内に取り込んで開花を促進させる事もできたでしょうが,地植えにしちゃっていますからどうしようもありません.まぁ~それでもGWが終わるまでには咲いてくれそうですので,とりあえず良しと致しましょう.それに昨年よりは花数が少し多くなりそうですしねぇ~.w昨年の開花前のステムの様子予定している掘り上げ&株分けの実施が遅れてしまいますが,大きな問題にはならないと思います.尚,早春に遅れて出てきた2つ目の新芽には,やはり葉芽だけでステムは存在しないようです.でも2つ目の新芽が出た事で株分けが実施可能になった訳ですから,それだけで今春は満足です.しっかしエビネの株分け(&イモ吹かし)って初めての経験になるのですが,果たして上手くいくかなぁ~.同じランでも胡蝶蘭に比べればエビネは遥かにタフなので,余程手荒に扱わない限り大丈夫だと思うのですが….------エビネ のその後の様子はこちら
April 22, 2010
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まだ少し肌寒い日もありますが,スッカリ早春らしい気温になった今日この頃.一般的にはもう少し暖かくなった方が好まれるのかもしれませんが,私はこれくらいの気候が一番好きです.だって汗をかかずに済みますから.wさて,暖かくなってきた事は植物を見ていても判ります.昨日紹介したガーデンシクラメンを筆頭に,花数が増えた植物がいくつかありますし(ビオラや春咲き球根植物),開花の準備に入った植物も増えてきました(オステオスペルマムなど).まだ開花まで少し間がありますが,エビネもそう感じさせる植物の1つです.寒さに耐えるために小さな状態のままで冬を越した新芽が,ここにきてグッと大きくなってきました.先月上旬(2010/2/11)現在(2010/3/22)しかも新たにもう1つ新芽が出てきましたしぃ~!ただどう見ても中に花芽が存在するようには見えませんが….まぁ~これで株分けがやり易くなりましたし,良しと致しましょう.尚,今回出た新芽(赤で囲った部分:黄色で囲ったのは秋に出た新芽)はその位置から考えて『押し子』ではないと思います(当然,奴芽でもありません).『押し子』は同一のバルブから遅れて出た2つ目の新芽を指しますが(奴芽は同一のバルブから同時に2つの新芽が出た物),『今回出た新芽』は『先に出た新芽』とは別のバルブから出たっぽいのです.地中の様子を図示するとこうなります(予想図).昨春(2009年)に出た2つ目の新芽がどのバルブから出ていたかによって話は変わってくるのですが,とりあえず先頭のバルブからしか新芽は出ませんので(新芽があっても成長が抑制される),現在はこの3つの状態の何れかでしょう.先月も書きましたが,ここで問題になってくるのが,今春花後に行うと思っている株分け&『バックバルブを使った株の増殖(イモ吹きorイモ吹かしorバルブ吹かし)』.どちらも2個のバックバルブを残す事が理想なのです.したがって一番上のパターンの場合はで良いのですが,残り2パターンの時にどうするかで….まぁ~バックバルブ1個だけでも何とかなるみたいなので,こんな風にするしかないかなぁ~.うまくいけば,この方がかえって株数が増えるかも.wナオリンさ~ん,とりあえず株分けできそうなので1株都合付きそうですが,株分け直後に発送した方が良い?それとも秋になって株が充実してから送った方が良い?って,最近忙しくってここを見る余裕がないかな.w------エビネのその後の様子はこちら
March 23, 2010
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昨秋,例年よりも早く新芽が出たエビネですが,結局その後は新たな芽は出現しませんでした(=奴芽にはならなかった).また『昨春に出た2つ目の新芽(=押し子)』には新芽が育たなかったようです.新芽が早く出たと言う事は春~初夏の育成が順調だったと言う事だと思い,『奴芽』や『昨年の押し子にも新芽ができる事』に期待していたのですが….う~ん,施肥量が少なかったのかなぁ~.それとも夏場(7月初旬~9月初旬)の遮光率が高すぎたのかなぁ~.遮光ネットの遮光率(45%)自体は適切だったと思うのですが,如何せん元々日当たりが良くない場所(正午前数時間のみ直射日光が当たる)に植えていますから…. 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%こりゃぁ~遮光をもっと甘めにした方が良いかもしれません.だって遮光をイイカゲンにやった(遮光材を設置せず株の手前に他の植物を置いただけの)年は花芽有りの新芽が2本出ましたからねぇ~.ただし,正午頃の高高度からの日差しが直撃していた為(手前に置いていた植物の高さが低すぎた),新葉が思いっきり葉焼けしていましたけど.wきっと『直射日光が当たる時間帯は遮光』&『それ以外の時間帯は遮光しない』と言う管理方法がベスト(葉焼けもせず,新芽の生成&成長が早い)と思うのですが,一般的な(?)サラリーマンである私は,平日にそんな管理を行えません.また子育てなどで忙しい妻にそんなややこしい事を頼む訳にも行きませんし….とりあえず今夏は遮光材を張る面積を減らし,正午頃以外の日照をなるべく遮らないようにしてみたいと思いま~す.そうそう,以前エビネの地中の予想図を記載しましたが,今改めて見ると間違っている気がします.2008年春の状態までは正しいと思うのですが,2009年春(以降)の状態がおかしいと思うのです.以前の予想図現在の予想図『昨春に出た2つ目の新芽』がステムの無い『押し子』と思われる物だったことを考えると,新しい予想図の方がリーズナブルでしょう.でも実はこうなっていると困るのですよねぇ~.今年は開花後に一旦掘り上げて『株分け』&『バックバルブを使った株の増殖(イモ吹きorイモ吹かし)』を行う予定なのですが,新しい予想図の状態だと株分けは出来ませんし(2つ以上の新芽が数個離れた位置のバルブに存在する事が必要),『イモ吹かし』をする際にもどのように分割するか非常に悩ましい形なのです.これが以前の予想図のような状態なら,容易に分割位置を決める事ができるのですが….あぁ,一体地中はどんな風になっているのかなぁ~.------エビネのその後の様子はこちら
February 11, 2010
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丁度一ヶ月前(2009/9/2)に遮光材(遮光ネット:遮光率45%)を除去したエビネですが,その後も『午前中は気温が上がらない日』が続いたおかげで(昼前の数時間しか直射日光が当たらない場所へ植えている),それ以降『今年の春に出た葉』は全く傷む事がありませんでした. 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%ただし,『(4枚残っていた)昨年の春に出た葉』の中の1枚は枯れ込みが一気に進行し,先月の大型連休突入時には枯れ上がってしまい….まぁ~古葉は花後に切ってしまう方もいるようなので,例え枯れてもダメージはさほどありません.ただどんな植物でもそうですが,枯れてしまった葉を放置していると株が灰色カビ病に侵されることがあります.ですので,『こりゃぁ~そろそろ切除しないといけないなぁ~』と思いながら株を観察していたのです.そしたらまだ9月半ばだと言うのに新芽が顔を出している事に気付いたのです~!めっちゃ早!一昨年も昨年も新芽に気がついたのは10月になってからでした.これって今夏が比較的涼しかった影響でしょうか?それとも今年試した遮光条件が育成にバッチリ適していたからなのでしょうか?とりあえず現時点では何とも言えませんが,今後の動向である程度の事は言えると思います.もし新芽がこれ1つしか出てこなかったり,『押し子』や『奴芽』が出ても花芽が内部に無い物だったり,花芽があっても花数が少なければ,単に気温の影響でしょう.一方,来年以降も常に新芽が早期に出てくるようなら,遮光条件が良かったと言う事になるのだと思います.尚,連休中はなんだかんだと細かい用事があり,結局『枯れた古葉』を放置する羽目に(何かの用事を思い出し,後回しにして忘れていたと言う話も…).そこで先月末(2009/9/30の朝出社前)に処理を行いました.完全に枯れ上がった古葉(右)比較的綺麗な今年の葉新芽処理後の写真はありませんが,今回取り除いた葉は1枚だけです.残った古葉は順次(枯れたら)処分していこうと思いま~す.------エビネのその後の様子はこちら
October 2, 2009
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約二ヶ月前にエビネへ設置した遮光材(遮光ネット:遮光率45%)を昨日除去しました. 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%気温が低くなっただけでなく,日差しも随分和らいだからです.日向で庭差作業していても,日差しを痛く感じる事がなくなりましたからねぇ~. 遮光材除去前 遮光材除去後昨年と違い新葉が少し葉焼けを起こしているようですが,今年は遮光率を落としたので仕方ありません(昨年は遮光率60%の遮光ネットを使用).昨年の遮光材除去直後の様子(2009/8/30)それに今年は遮光材を設置する前(6月)の気温が高く,遮光材を設置した時点で既に少し葉焼け気味でしたからねぇ~.まぁ~それぐらい日照量があった方が開花率が高いはずです!毎年10月上旬~中旬に新芽が出ていますので,あと一ヶ月少ししたら新芽が出てくるでしょう.果たして今年はいくつ新芽が出現し,そのうちいくつにステムが存在するかな?過去2年続けて新芽が2つ出ていますが,昨年は一方にステムが存在しなかったですから….本当~に新芽の出現が心待ちっす!そうそう今夏の施肥管理ですが,7月初旬(2009/7/4)までは2000倍に希釈した液体肥料(ハイポネックス原液)を週に1度与え,それ以降は8月下旬(2009/8/22)まで更に希釈した(4000倍)物を週に1度与えていました. ハイポネックス原液そして8月末(2009/8/29)からは やや濃度を上げております(3000倍希釈).今後コンスタントに最高温度が30℃を下回るようになれば2000倍まで希釈濃度を上げ,そのまま10月下旬まで施肥を続けたいと考えていま~す.------エビネのその後の様子はこちら
September 3, 2009
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今年の梅雨は暑いっす!先日も書いたように,昨年の6月は『最高気温が30℃を超す日』(真夏日)なんて2日間しかありませんでしたが,今年は月の半分近くが真夏日でした(気象庁の過去の気象データより).まぁ~今月はもっと暑くなるのでしょうけど….あぁ,やっぱり私は夏より冬の方が好きだぁ~!!そんな訳で(?),昨年は梅雨明けと同時に実施したエビネへの遮光材設置作業を,予定(梅雨明けと同時)より前倒しにして一昨日(2009/7/1)に行いました.先ずは設置前の株の状態.赤色の矢印で指しているのが『今年の葉』,黄色での矢印で指しているのが『昨年の葉』です.『昨年の葉』はカナリ日焼けが進行しており,黄ばむどころか褐色に枯れた部分も存在します.『昨年の葉』一方,『今年の葉』も既に黄ばみが認められます.『今年の葉』昨年は梅雨が明けた時点でも葉焼けなんて認められなかったのですがねぇ~.まぁ~シッカリ直射日光が当たったおかげで,葉が硬く小さく締まった状態に仕上がっています.あまりに日照量が少ないと柔らかくて大きな葉(陰葉)になり開花率が低くなるそうですので,現時点では良好な状態といってよいでしょう.しかし問題はこの先.一昨年(2007年)は遮光材を用いなかった為に葉焼けが急速に進行しました.また昨年(2008年)は遮光しすぎた(遮光率60%の遮光ネットを使用)為に開花率が落ちました. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】昨春はステムが2本出たのですが,今春は1本しか出なかったのです.更に新葉の数も減りました(昨春は2株で葉が5枚&今春は2株で葉が4枚).そこで今年は遮光率を落とした遮光ネット(遮光率45%)を張る事にぃ~! 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%これで過度の葉焼けを起こさず,地下でバルブが充実し,来年開花するための新芽がシッカリと育ってくれれば良いのですが….遮光材の色も黒から白になったので,株周辺の温度も昨年より下がって株が疲れない(=夏場の生育が衰えない)と思うのですけど,果たして結果は如何に!------エビネのその後の様子はこちら
July 3, 2009
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20日前(2009/4/20)に開花し始めたエビネですが,やっと全ての蕾が開花しました(ただし一番上の花はマダ半開き).ただし直射日光が数時間当たる場所に定植している為 やや花色が『くすみ気味』です.でもだからと言って遮光しちゃうと肝心の花が見えなくなってしまいます.本格的にエビネを育成している方は専用の置き場所を作ったりしているようですが,私にはとても….まぁ~個人的にはこの花色で十分だと思っておりますので,今後も遮光は夏期のみとする予定で~す.さて,せっかく満開になったステムですが,基部から引っこ抜き一輪挿しにしちゃいましたぁ~.なぜなら最初に咲いた花が傷み始めていたからです.花が枯れて葉の上に落花してしまうと,エビネに比較的多い疾病である灰色株病の原因になってしまいます.またステムを抜くのが遅れると,基部が硬くなってステムが抜けにくくなる為,ステム除去時に株を傷つけてしまう恐れが出てくるのです.尚,一輪挿しを作る際は水切り(水中で茎をカット&30分ほど水につけたままの状態をキープ)を行っただけでなく,切り口部分をしごいて内部の繊維を出しております.どれくらい効果があるのか判りませんが,エビネは内部の繊維を出すようにした方が水揚げが良くなり,切花が長持ちするそうですので~(by 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』). 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』水揚げ後は切花延命剤(花王PAT)を加えた水に挿しております. 切り花をいつまでも美しく保つ延命剤・活力剤花王 切花用活性化剤PAT(R) 400mlエビネは切花にするとあまり日持ちがしないイメージがあるのですが,今年はいつまで飾っていられるかなぁ~.一方ステムを抜いた株ですが,古葉の劣化が急速に進行しております.一昨年(2007年)の葉昨年(2008年)の葉『昨年の葉』の劣化は判りにくいかもしれませんが,新葉と比べればその差が一目瞭然です.新葉まぁ~古葉が存在していた方が株の成長に多少有利なのですが(古葉が枯れると,その古葉が付いていたバックバルブの根も活動を停止する為),無理して残すほどの物でもありません.枯れかかった物を放置していると,灰色カビ病の発生源になってしまう可能性もあります.そこで『一昨年の葉』は取り除きました.『昨年の葉』も劣化が進行すれば,そのつど切り落としていく予定です.今後の管理スケジュールですが,梅雨明けまでは『薄めの液体肥料』(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)を週に1度与え,無遮光のままとします. ハイポネックス原液そして梅雨が明けたら遮光材を張り,7月末までは『更に薄めた液体肥料』(ハイポネックス原液の4000倍希釈液)を週に1度与えるつもりです. 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%昨年よりも遮光率を下げた事で,思い通りの結果(来春に複数のステムが存在する事)が得られたら嬉しいのだけどなぁ~.------エビネのその後の様子はこちら
May 10, 2009
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約10日前(2009/4/11)にステムが出現したエビネが3日前に開花に至りました.2009/4/152009/4/182009/4/20その後,蕾が次々開花し,現在はこんな状態です.全ての蕾が開花に至るにはまだ数日かかりそうですが,気温が急上昇しない限りGW明けまで十分満開の姿を楽しめると思います.しかし,『今春になって地上に姿を現したもう1つの新芽(2番目の写真の右下)』にはステムが存在しないようで….う~ん,残念!やっぱり昨シーズンは遮光率を上げすぎだったんだなぁ~.尚,この株は『エリカの夢』という名の謎の品種と,有名な交配ニオイエビネ『星宿海』の交配種で,とても良い香りがします.イメージ的には,芳香性スイセンの香りをもう少し甘くした感じです.ただしスイセン程匂いが遠くへ届きはしません.将来株が増え,開花した花数が多くなればどうなるか判りませんけどね.w私は親となった『星宿海』の香りを知りませんが,もしかしたら近い香りなのかな?さて,今シーズンの育成に関しては,3月の末に小さじ半分程度の緩効性肥料(マグァンプK(中粒))を株周辺に撒いただけで,それ以外はまだ何もしておりません. マグァンプK新芽下部の新根が動き出すGW明けから薄めの液体肥料(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)を与えるつもりです(例年のパターン). ハイポネックス原液とりあえず施肥に関して失敗したなぁ~という事は過去に無かったので,今年も同じパターンの管理を行いたいと思います.ただし遮光に関しては,昨年までと異なる方法を採用します. 2007年 : 手前に他の植物の鉢を置くだけで遮光材未使用 → 葉焼け大 & 奴芽(押し子?)発生(ステム2本) 2008年 : 遮光率60%の黒色遮光材を使用 → 葉焼け無し & 奴芽(押し子?)は発生せず(ステム1本) 2009年 : 遮光率45%の白色遮光材を使用 → ??? 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%詳しい理由はこちらを御覧ください.尚,灰色カビ病等の予防の為に用いている殺菌剤ですが,現在は一旦散布を中断しております(年明け以降,今月上旬までに4薬剤を1回ずつ散布).だってせっかくの短い鑑賞期,殺菌剤で葉が汚れていたら見栄えが悪いですからねぇ~.次回の殺菌剤散布は梅雨入り直前(6月上旬)~梅雨明け直後(7月中旬)の期間とし,その次は秋雨の期間(9月)を考えています.年がら年中 複数の殺菌剤をローテーションで散布していれば,ほぼ確実に病気の発生を抑える事が可能でしょうが(ウィルス感染は除く),我が家にそんな余剰資金はありませんし,少しでも環境負荷を抑えたいので,余計な(?)時期の薬剤の散布は極力控える予定です.まぁ~実際は前者の理由(資金面)によるところが大きいのですが….そうそう,どうでも良い話ですが タイトルにクエスチョンマークを入れたのは,昨年はとても『無事に開花した』と言えないからで~す.だから『今年も』ではなく『今年は』が正解かと.w------エビネのその後の様子はこちら
April 23, 2009
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なかなかステムの有無が判らずにヤキモキさせられていたエビネですが,4日前に『昨秋出た新芽』からステムが姿を現しました.昨秋出た新芽2009/4/11現在(2009/4/15)とりあえずこれで一安心です.今年は無事に(w)花が拝めるぞぉ~!ただし『今春出た新芽』にステムが存在するか否かはまだ判りません.今春出た新芽もしステムが存在するなら,遅くても今後一週間以内に出てくると思うのですが….なぜならエビネの開花時期って殆ど『ぶれない』からです(あくまで同じ品種でって話です).昨年も,『 3月の時点で成長具合に大きな差があった2つの新芽』の開花はほぼ同時でした.って,昨年は成長が早かった方の新芽が事故にあい,早期に開花すべき蕾が枯死していて開花が遅れた可能性があります.まぁ~例えステムが一本しかなかったとしても,今年は新芽が二つ存在するだけで十分です.新芽が複数出続ければ数年毎に株分けで増殖させる事が可能ですから~.ドンドン株を増やして,ある程度の群生を作りたいっす!ただスペースの都合で,余り大きな群生にする事は無理ですけどぉ~.wそれにしても『昨年出た葉』は だいぶ黄ばんできたなぁ~.古葉が残っていた方が株の成長に関して若干有利(当たり前ですねw)ですので,少しでも長持ちしてもらったほうがありがたいのですが,あくまでそのシーズンの成長の大部分は新葉に依存しています.実際,『一枚だけ残っていた一昨年の葉』(カナリ酷い状態w)は,昨シーズンの育成にあまり寄与していたとは思えません.そんな訳で,ある程度の葉焼け(秋に涼しくなってから施肥で回復する程度)は仕方ないと割り切り(詳しい理由はこちらを御覧ください),今シーズンも無遮光(秋~春)&弱遮光(夏期)で管理していこうと思いま~す!------エビネのその後の様子はこちら
April 15, 2009
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2週間少し前(2009/3/18),エビネの様子を公開し,『今年は新芽が1つしかない事』と『その作落ちの原因』について書きました.しかしその数日後(2009/3/20),殺菌剤(トップジンMの2000倍希釈液)を散布する際に葉の裏側にも満遍なく薬剤がかかるように一枚一枚葉を捲りながら作業を行っていると,株元に見慣れた物が…. トップジンMその時は時間がなくて写真を撮れなかったのですが,数日後(2009/3/24)にその物体を撮影したのが↓.なんとこの時期になって2つ目の新芽が出てきたのです!ちなみにその時点で『昨秋に出ていた新芽』は↓の状態まで育っておりました.とりあえず2つ目の新芽は出た位置からすると奴芽(1つのバルブから出る二つ目の新芽)ではなさそうです.おそらく昨年出た奴芽がバルブになり,そこから出てきた物でしょう.2007年の春に鉢植えから地植えにした際にバックバルブが2つありましたので,現状はおそらく下の絵(下手糞w)の『2009年春』の状態だと思われます.この状態であれば,株分け&バックバルブを用いた『イモ吹き(イモ吹かし)』による株の増殖が不可能ではありませんが,株分けはバックバルブを2~3個付けた方が良く(1個でも不可能ではない),『イモ吹き(イモ吹かし)』もバックバルブ2つで行うのが一般的です(こちらも1個での実施が不可能ではない).従って,来年(20010年)の春に株分け&バックバルブを用いた『イモ吹き(イモ吹かし)』を実施しようと思います.ただし上の絵の『2010年春』の状態ように,今秋~来春までの間に『今年の2つの新芽がバックバルブになった物』の両方から新芽が出てくれないといけませんけどねぇ~.もし来シーズンに新芽が一方からしか出なければ,『イモ吹き(イモ吹かし)』を2つ行うだけになってしまいます.株分けなら翌年から開花が望めますが,『イモ吹き(イモ吹かし)』だと翌年は開花に至らないし(開花するまで数年必要),芽が出ず終わってしまう事もあるようなのです.ちゅー事で,今年は絶対に育成を失敗できないっす!葉が多少焼けようが,遮光率を昨年より下げて(60%遮光→45%遮光)シッカリ光合成させ,複数の新芽を作らせるぞぉ~. 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%さて現在の新芽の様子ですが,昨年と違ってトラブルが発生する事も無く(w)スクスクと育っております.昨秋出た新芽今春出た新芽ただし,まだ『昨秋出た新芽』にステムが存在するかどうか確認できず,依然ヤキモキさせられる状態です.『昨秋出た新芽』と『今春出た新芽』の両方にステムが存在していたらメッチャ嬉しいのですけどねぇ~.あぁ,早くステムの有無を確認したいよぉ~!昨年は4/10頃にステムの有無が判りましたが,今年も同時期に判る状態になっているかな?------エビネのその後の様子はこちら
April 2, 2009
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昨秋にエビネからが1つだけ出た新芽が,既存の葉を捲らなくても判る大きさに育ってきました.ただ,この新芽の中にステムが存在するのか現段階では判りません.葉の先端が開き出しているであろう2週間程先に内部を確認するのが楽しみであり不安でもあります.だって昨年よりも作落ちしているのは確実ですからねぇ~.昨シーズンは奴芽(1つのバルブから出る二つ目の新芽)がありましたが,今シーズンは存在しないのです.ちゅ~か,昨シーズン出た二つの芽からそれぞれ新芽が出ていれば(=これは奴芽ではない),2つの新芽が存在するはずなのに…(奴芽が出れば最高4つの新芽が出ていたはず).作落ちした原因は『遮光率を高くしすぎた事』にあると考えて間違い無いでしょう.奴芽が出たシーズンは(2007年の)夏期に遮光材を使用せず,株の手前に他の植物を置く程度の遮光しか行わなかったので,程度の差こそあれ全ての葉が葉焼けを起こしました.しかし昨年(2008年)の夏は遮光率60%の遮光ネットで株を覆った結果,全く葉焼けを起こさなかったのです. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』にも『軽く葉焼けするくらいの方が開花率が高くて株の成長も早い』との記載があります. 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』しかし,光量が多過ぎるとウイルス発症率(感染率?)が上がると言う情報もあります.そこで先日,遮光率45%の遮光ネットを購入しました. 遮光ネット ダイオクールホワイト620SW(2x4m)遮光率45%今年の夏はこれで遮光を行い,どのような結果が得られるか試してみたいと思います.本当は熱がこもらない銀色タイプが欲しかったのですが,行きつけのホームセンターで遮光率が30%以上50%未満の物ってこれしかなかったのですよねぇ~.もしかしたら蘭専門店に行けば手に入るのかな?でもネットで大阪の蘭専門店を検索しても見つかりません.胡蝶蘭のステムを支柱へ仮結束するための『誘引クリップ』も欲しいのですが….どなたか大阪北摂で良い店を御存知ありませんか?さて話は変わりますが,エビネの新芽について1つの疑問があります.それは新芽が出る位置(方向)に関しての事です.直ぐ横に壁(北東側)があり,(最初の写真の)左側の細い通路の横にも家の壁があるので,実際に日が差し込むのは(最初の写真の)手前側からとなります.当然ですが,昨年出た葉(手前4枚)は全てそちらの方向に向かって展開しました.従って当然今年の新芽はそちら側に出ると思っていたのですが,実際は左の通路側に向かって出ています.これって何故ですかね?『株分け』&『バックバルブを用いた株の増殖』を実施するために株を来年の開花シーズン後に一旦掘り上げる予定ですので,新芽が出る方向が今すぐ問題になる訳ではありません.しかし来年以降に掘り上げる予定が無いため,新芽が出る方向を良く見極める必要があるのです.だってエビネは前年よりバルブ1個分(2cm程度)前に新芽が出てくるため,変な位置に植えちゃうと新芽が出る(&育つ)スペースが無くなってしまうのですよぉ~.そうなると植え替えが必要な訳で….面倒臭がりやの私としては,来年の植え替え以降,死ぬまでにあと一度程度の植え替えで済ませたいのです.wって,あまりにも横着過ぎますかね?エビネを譲ってくださったセミプロの方は『地植えでも2年に一度は植え替えてください』って言っていたしなぁ~.まぁ~自然界では植え替えなんて行われないわけだし,昔は里山でいくらでも存在した強健な植物ですから,腐植をたっぷり漉き込んでいれば大丈夫だと思うのですけどねぇ~.------エビネのその後の様子はこちら
March 18, 2009
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昨年(2007年)の夏期は無遮光(手前に他の植物を置いて遮光したつもりだったが,太陽光の入射角が予想以上に高く,結果無遮光の時間帯が多かった),今年(2008年)の夏期は60%遮光(遮光ネット使用)で育てたエビネですが,残念ながら作落ちが確定的となりました. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】昨年は11月下旬に奴芽が出て新芽が2つになりましたが,今年は10月半ばに1つ新芽が出ただけで….この2ヶ月間で新芽が順調に成長しているのが救いですが(まぁ~この時期は殆ど成長しませんけどw),この結果はかな~りショックです.だって昨年出た奴芽からは新芽が出来なかったって事ですからねぇ~.最低でも新芽が二つ出てくれると思っていたのに….再来年(20010年)の春に株分け&バックバルブを用いた『イモ吹き(イモ吹かし)』を行うつもりでしたが,この調子だと株分けは出来ず,『イモ吹き×2』のみになってしまいそうです.株分けは翌年に開花が望めますが,『イモ吹き』による増殖は開花するまで数年必要であり,しかも失敗する事もあるのですよぉ~.果たして無事株を増やす事ができるのやら….株が増えたら『とある方』(w)に差し上げる約束をしているのですが,雲行きは かなり怪しくなってまいりました. 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。とりあえず来年の夏期の遮光率は今年より下げる事は確定です!問題はどこまで遮光率を落とすか.30~40%程度の遮光率を試してみたいのですが,あまり見かけないのですよねぇ~.50%のものが大半で,遮光率が低すぎたり(20%強),逆に強すぎたりで(60%以上).理想は熱がこもらない銀色のタイプですが,果たして手に入るかなぁ~.いざとなったら楽天市場で購入すればいいですが,価格が低い商品は送料が馬鹿らしいし…. 寒冷紗 遮光率39% 寒冷紗プラス 0.9m×1.8m シルバーどこか近所で見つからないかなぁ~.今後ホームセンターに行くときには,注意してチェックしよう~っと.------エビネのその後の様子はこちら
December 28, 2008
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今年も無事夏を越したエビネは8月末(2008/8/30)に遮光材(遮光率60%)を除去した後も葉焼けを起こすことなく,涼しい季節を迎える事が出来ました. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】但し,唯一残っている昨年の葉はかなり傷んでしまっています.しかし,新葉まで葉焼けさせてしまった昨年とは大違いです.真夏は遮光材で遮光しつつ夜間に葉水を与えていた事が良かったのでしょう.ただ,昨年よりも夏場&9月の気温が低かった事も葉焼けを起こさなかった大きな要因の1つだと思われます.さて,綺麗な葉で秋を迎える事が出来たとなると,次に気になるのは新芽の様子.昨年は10月半ば(2007/10/14)に1つ目の新芽に気がつきました.そして今年もほぼ同時期となる一週間前(2008/10/11)に新芽を発見いたしました.果たして花芽は内部にあるのかな?そして花芽があるなら何輪分の蕾が形成されているのかな?今年は葉焼けさせなかった反面,遮光材で日照量を抑えた事で花芽が少なくなっていないか心配です.もし来春の花数が少なかったら,遮光率がもう少し低い遮光材を購入するぞぉ~!花数以上に心配なのが新芽自体の数.昨年は奴芽が出て新芽が2つになりましたが,今年はまだ1つしか確認できていません.昨年も奴芽が確認できるようになったのは11月後半だったので,まだ心配する時期ではないのですが,問題は昨年の奴芽から新芽が1つも出ていない事です.すなわち,昨年出た新芽Aと新芽Bの内,新芽Aからは新芽A'が出たのに,新芽Bからは新芽B'が出てきていないのです.このままだと作落ちということに….最低でも新芽2つ,あわよくば4つを狙っていただけに,かな~り落胆しています.施肥はシッカリ行っていますので(マグァンプK 中粒 & ハイポネックス原液 : スケジュールは下記参照)肥料不足とは考えにくく,もしこのまま新芽が増えないようなら間違いなく日照量不足でしょう. マグァンプK中粒 ハイポネックス原液来春に花数が少なかった場合だけでなく,新芽自体の数が2個を下回るようであれば,多少の葉焼け覚悟で遮光率が40%程度の遮光材を購入したいと思います.最後に,今シーズンの施肥スケジュールを書いておきます.もしどこかおかしければ御指摘お願いいたしマース!2008/3/29 マグァンプK 中粒 小さじ1/2を株元に散布2008/5/11~7/5 ハイポネックス原液の2,000倍希釈液を週に1度2008/7/12~8/24 ハイポネックス原液の4,000倍希釈液を週に1度2008/8/31~9/6 ハイポネックス原液の3,000倍希釈液を週に1度2008/9/13~9/27 ハイポネックス原液の2,000倍希釈液を週に1度2008/10/11~10/25(予定) ハイポネックス原液の2,000倍希釈液を2週間に1度------エビネのその後の様子はこちら
October 18, 2008
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夏越し中のエビネの葉焼けを防ぐ為に7月上旬(2008/7/12)から張っていた遮光材(遮光率60%)を先週末(2008/8/30)に撤去しました. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】遮光材撤去前遮光材撤去後とりあえず,今年の新葉(5枚)には目立った葉焼けは認められません.昨年の同時期(2007/9/3)に比べ,状態が良いのは明らかです.昨年の同時期とりあえず昨年得られた教訓を生かす事が出来て一安心~.但し,昨年は9月上旬から10月上旬の間でも葉焼けが進行していました.昨年の9月は連日最高気温が30℃を超し,中旬に35℃を越す日があったくらい暑かったですからねぇ~.でも天気予報によると(来週から暑さがぶり返して)今年も残暑が厳しくなるようですから,当分は気が抜けません.まぁ~日差しは既に弱くなっていますので,夜間に葉水を与えていれば葉焼けは防げると思います.葉焼けを防ぐ事を最優先にするのであれば今月イッパイ遮光材を張ったままにすれば良かったのでしょうが,それだと日照量不足になってしまう可能性があります.日照量が不足すると開花率が落ちますし,株の成長(増殖)も緩慢になるそうです(『『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』』参照). 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』↑には『軽く葉焼けするくらいの方が開花率が高くて株の成長も早い』と書いてあり,実際葉焼けさせてしまった昨年は奴芽(やっこめ:1つのバルブから出る2つ目の新芽)が出てくれました.出来れば早く株を増やしたいので,今年も奴芽に期待しているのですよぉ~.そんな訳で,少々の葉焼けには目を瞑るつもりなのです.但し,光量が多いとウイルス発症率(感染率?)が上がると言う気になる情報も….ウイルスに罹患しちゃったら治療方法がありませんからねぇ~.でもどうして光量が多すぎるとウイルス発症率が上がるのでしょう?既にウイルス罹患していたものの発症はしていなかった株が葉焼けで体力が落ち,その結果症状が表れたのでしょうか?それともウイルスを運ぶアブラムシが明るい場所だと飛来してしまい,ウイルスに罹患してしまうということなのでしょうか?アブラムシは光を嫌いますが(アルミホイルなどで寄せ付けなくする方法は有名),日陰に置いた植物にはあまり集らないって話を聞いた事もあるし…(思い違いかもしれませんけど).まぁ~どちらにせよアブラムシを防除していればウイルス罹患は防げるはずですので,あまり気にする必要は無いかな?我が家の植物には5種類(オルトラン粒剤&オンコル粒剤1&ベストガード粒剤&アクタラ粒剤5&アドマイヤー1粒剤)の楽剤を輪番で撒いていますので,アブラムシは全く見かけませんからねぇ~(但し薬剤を撒いていない野菜には発生). オルトラン粒剤 オンコル粒剤1 ベストガード粒剤 アクタラ粒剤5 1Kg アドマイヤー1粒剤 3Kg新芽が顔を出すのは昨年のパターンからすると来月から再来月の間.今年は一体いくつ出てくるかなぁ~.最低2つ,希望は3つ,理想は4つですが,果たして….------エビネのその後の様子はこちら
September 4, 2008
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来春の開花に向けた基礎的な成長(新たなバルブの充実&新芽の形成)をほぼ終了し(既にこの時期に翌年開花する花数が決まっているらしい),秋からの成長再開(新芽の成長)に向けて夏越し中のエビ.昨年は御盆頃から葉焼けを起こし始め,9月上旬には古葉だけでなく新葉まで傷んでしまいました.しかし今年は早期に遮光材(遮光率60%)を張った事と,熱帯夜には毎晩葉水を与えている効果が出ているのか,現在のところ明らかな葉焼けは認められていません. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】ただ,左奥の葉はチョット葉焼けの初期症状が出ている気もします.実は遮光材の高さが足りず,太陽高度が高い時間帯に1時間程度直射日光がその葉にだけ当たっているのです.遮光材を張った2日後には高さが足りなかった事に気付き,遮光材の位置をエビネ側へ動かして対応しようとしましたが,残念ながらそれだけでは不十分で,その葉だけは直射日光が当り続ける事になってしまったのです.万全を期すならもっと長い支柱を立てて高い位置まで遮光材を張るべきでしょう.しかし,あまり遮光材を高くまで張ると見栄えが悪くて仕方ありません(玄関横のスペースですのでw).それに軽く葉焼けするくらいの方が開花率が高く株の成長も早いとの事なので(『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』参照),このままで様子を見たいと思います. 『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』とりあえず週に1度の極薄い濃度の液体肥料(ハイポネックス原液の4000倍希釈液)による施肥を継続しています………………………………が,この時期の施肥って一体どれだけ意味があるのでしょうか? ハイポネックス原液肥料の原料の値段が高騰してJA全農の化学肥料の販売価格も大幅に上がった今,家庭用の肥料の価格もいつ跳ね上がるか判らないので,なるべく肥料使用量を抑えたいのですよねぇ~.先々週末にはハイポネックス原液(800mL)がHCで安かった(\598:ただし底値ではない)ので買い溜めしたくらいです.まぁ~1度にハイポネックス原液を0.5mLしか使用しないので,ケチケチせずに使っておいたほうが無難かな.wさ~て,昨年は10月に新芽が地上に出てきたのを発見しましたが,今年はいつ頃で確認できるかなぁ~.------エビネのその後の様子はこちら
August 18, 2008
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いやぁ~,(梅雨も明けも間近に控えて?)暑くなりましたねぇ~.熱帯夜には至らないものの,真夏日(最高気温が30℃以上)がコンスタントに続いています.これから御盆に向けて徐々に暑くなり,猛暑日が多発するようになるのかと思うとゾッとします.まぁ平日の日中は空調が効いた場所にいるのであまり苦になりませんけど.wただ,真夏の電車通勤は4年ぶりになりますので(2005年1月~2007年12月は車通勤),汗だくで出社するのが苦痛っす(駅から会社まで1Km以上あるので…)!暑くなると元気になる植物(日本芝,ペチュニア等)にとっては楽園状態ですが,夏越し中の植物には これから当分の間『地獄』が続く事になります.そんな訳で,昨日(2008/7/12)はエビネの夏越し処理を行いました.先ずは処理前の様子.今年の新葉(2株で5枚)はまだ葉焼けを起こしていません.またこの場所は晴れた日の午前中~正午の数時間は直射日光が当たりますので,葉が小さく締まって硬く色も濃い物に仕上がりました.ここまでは理想的な状態です.きっと地下ではバルブが充実し,来年開花するための新芽が粛々と育っているでしょう.しかし昨年もこの時期までは順調だったのです.問題はこれから先.暑さが本格化すると,古葉だけでなく新葉まで黄変し,一部が枯れてしまったのです(=葉焼け).そこで今年は少し早過ぎるかもしれませんが遮光材(遮光率60%)をセット! 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】チョット仰々しいかな?とりあえず最高気温が30℃を下回る日が出始め,熱帯夜が途切れる状態になるまではこのまま管理する予定です.特に熱帯夜の日は会社から帰宅した際に葉水を与え,株に疲労が蓄積しないようにしたいと思います.まぁ多少黄ばんだ程度の葉焼けなら,気温が(30℃以下に)下がってからの施肥(ハイポネックス原液の3000倍希釈液)で緑色に復活する事もあるみたいですし,多少葉焼けする程度の光量を与えた方が開花率が高いそうですので,アバウトな感じで夏越しさせるっす! ハイポネックス原液エビネ展に出展するなら葉焼け厳禁ですけどね.wあぁ,早く来年の新芽を拝みたいよぉ~.今年も去年みたいに複数の新芽が出てくれたら嬉しいのですけど,そうそうビギナーズラックは続かないだろうなぁ~.------エビネのその後の様子はこちら
July 13, 2008
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今年は梅雨入りが早く,快晴の日が少ないと共に気温が上がらなかった6月でしたが,そんな状況を喜んでいる(?)植物が我が家にはあります.それはエビネです.直射日光が午前中~正午過ぎまでの数時間にあたる場所に植えつけていますが,今年出た新葉は全く葉焼けを起こしていません.現在(2008/7/4)の様子全体3枚葉の新芽(上の写真の左側)2枚葉の新芽(上の写真の右側)例え『空梅雨』&もう少し気温が高くても,この時期ならまだ葉焼けしないものなかもしれませんけどねぇ~.wなんせまだ育成二年目ですし,昨年の今頃の写真が無いので,過去のデータと比較できないのです.ただ昨年の8月初旬の写真を見ると,新葉の葉先がやや黄ばみかけているかなぁ~という程度ですので(その後ハッキリした葉焼けを起こしましたが…),この時期は余程日照時間が長い場所に置かない限り大丈夫なのかもしれません.まぁ~何はともあれ,葉の色艶が良いのは嬉しい事です.とりあえず2ヶ月前にステムを除去した時と比べて両株とも葉が大きくなり,バラバラだった葉の向きが南面を向くようになりました.2ヶ月前(2008/5/5)の様子全体3枚葉の新芽2枚葉の新芽ただし,『一昨年の葉一枚』と『昨年の葉一枚』は既に枯れ去っており,古葉は『昨年の葉一枚』しか残っていません.まぁ~今年度の葉が残っていれば,バルブがシッカリと太ると共に新芽も形成されるで事しょう.そろそろ梅雨が明けて日差しが強くなり,気温もグッと上がるでしょうから,来週末には遮光材(遮光率60%)を張って葉焼けさせないようにし,夜間は葉水を与えて株が疲れないようにしたいと思います. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】尚,5月上旬以降は薄めの液体肥料(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)を用いて週末ごとに施肥しています. ハイポネックス原液梅雨明け以降は更に薄い希釈液(4000倍希釈)を用い,暑さのピークを過ぎた8月末から少し濃度を上げ(3000倍希釈),最高気温がコンスタントに30℃以下になったら時点で2000倍希釈に戻して施肥したいと考えています.さて,昨年は一つ目の新芽が10月に,二つ目の新芽(ヤッコ芽)が11月に確認できましたが,今年はいくつ新芽が出てくれるかなぁ~.それぞれからヤッコ芽が出て4つもステムが…な~んて事になったら嬉しいのですが,その場合は来年に葉が込み合ってとんでもない事になるかと.w株分けするにしても,バックバルブの数を考えた場合,早くて再来年(2010年)の花後だろうしねぇ~.う~ん,困った!って,こういうのを捕らぬ狸の皮算用って言うのでしょうね.w------エビネのその後の様子はこちら
July 5, 2008
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ボールが直撃したり,写真撮影時に蕾がもげちゃったりと受難続きのエビネですが,数日前(2008/4/22)に生き残った蕾が開花し始めました.ただでさえ花が小さいのに,これだけ花が少ないと本当に目立ちません.来週中には全ての蕾が開花するでしょうが,蕾自体の数が少ないので….株を戴いた昨年は10輪以上開花していましたので,明らかに作落ちしています.やっぱり愛好家が丹精込めて育てたものと,私のような度素人が育てたものでは雲泥の差がありますねぇ~.ボール直撃によるステム先端の枯死が無ければどれだけ花が咲いていたのかは不明ですが,今年は葉を傷めないようにシッカリ遮光しつつ適切な肥培管理を行って株を充実させ,来年こそ多くの花が咲くように頑張って育成に励みたいと思います.とりあえず緩効性肥料(マグァンプK(中粒))を小さじ1/2程度,先月末に株元から少し離れた場所へ散布済みです. マグァンプK今後は液体肥料(ハイポネックス原液)による施肥を花後に開始し,7月初旬までは2000倍希釈,8月末までは4000倍希釈,9月になれば3000倍希釈液とし,最高気温が30℃を下回った時点で2000倍希釈液に戻して10月末まで毎週行う予定です(ただし10月は隔週). ハイポネックス原液これにて本日のエビネネタは終了~.でも内容があまりに少ないですよね.wそんな訳で,後ほどもう1つ内容が薄いネタを公開させていただきマース.------エビネのその後の様子はこちら
April 26, 2008
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約一週間前(2008/4/11)に新芽がほころび始めて蕾が見え出したエビネの様子を公開しましたが,それから一気にステムが伸びました.2008/4/10の様子右側の新芽2008/4/12の様子2008/4/15の様子2008/4/17の様子でもヤッパリ右側の新芽についた蕾の数は4つだけと少ないっす!それにボールが直撃して傷んだステム(上記写真の左側)の先端の蕾は見事に黒く枯死して,まともな蕾がほとんどないし….しかも写真を撮るためにステムを弄っていたら(2008/4/15),咲きそうだった蕾がもげちゃったし….はぁ~.お陰で傷んだステムには蕾が1つしか残っていません.本当に勿体無い事をしちゃいました.枯死した部分を放置していても灰色カビ病等の原因になるだけですので,火であぶって消毒したハサミでカッ~ト.菌の感染を防ぐ為にトップジンMとビスダイセン水和剤を散布しましたが,一ヶ月先にタチガレン液剤を土壌灌注するまで殺菌剤の使用予定はありませんから,念に念を入れた方が良いでしょう. トップジンM ビスダイセン水和剤 タチガレン液剤それにタチガレン液剤は地中関係の殺菌であり,ステムの傷口を殺菌する物ではありませんしねぇ~.wその後は6月上旬から梅雨明けまでの間,上記の薬剤+ヤシマ ストマイ液剤20,ダコニール1000,エムダイファー水和剤の6剤で殺菌ローテーションを組む予定です. ヤシマ ストマイ液剤20 ダコニール1000 エムダイファー水和剤尚施肥管理ですが,現時点では肥料成分をあまり必要としないので液体肥料は用いておりません.3月末に株元から少し離れた場所へ緩効性肥料(マグァンプK(中粒))を小さじ1/2程度散布しただけです. マグァンプK液体肥料(ハイポネックス原液)による施肥は花後に開始し,7月初旬までは2000倍希釈,8月末までは4000倍希釈,9月になれば3000倍希釈液とし,最高気温が30℃を下回った時点で2000倍希釈液に戻して10月末まで毎週行う予定です(ただし10月は隔週). ハイポネックス原液今年はヤッコ芽(1つのバルブから二つの新芽が出た状態)が出ましたが,来年もまた出て欲しいっす!そしたらステムが4本ですからねぇ~.そうなればバルブもイッパイになり,株分けもバルブ吹かしも可能になるでしょう.とりあえずは来年の開花時の様子を思い浮かべて頑張るぞぉ~!って,その前に今年の開花姿を楽しまないといけませんが,花数が少ないからなぁ….------エビネのその後の様子はこちら
April 18, 2008
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先月中旬,不慮の(と言っていいのか?)事故により無残な姿に成り果てたエビネですが,暖かくなるにつれ新芽が太くなりながらグッと伸びてきました.ただし傷んで黒ずんでいる部分もありますけど….二本新芽がありますが,事故にあって傷んだのは向かって左側.傷口からの菌の感染を防ぐ為,事故一週間後にはトップジンMを散布しており,明日はビスダイセン水和剤を散布する予定です. トップジンM ビスダイセン水和剤まぁ何事も無く順調に育っていたとしても,これらの殺菌剤はもともと同時期に散布する予定だったのですけどねぇ~.wステムは内部で折れているでしょうから完全な開花姿は望めませんが(事故の衝撃で蕾が折れて吹っ飛んでいたし…),この調子なら数輪ぐらいの花なら見る事が出来るかもしれません.新葉も途中で裂けた情けない物になってしまうでしょうが,展開せずに枯死してしまうという最悪の事態だけは避けられそうです.また,昨年出た葉も根元に近い部分が裂けてしまったので,直ぐに枯れてしまうかと危惧していましたが,幸いにも現在までそのような気配は感じられません.事故直後(2008/3/16)の様子現在(2008/4/10)の様子これなら夏本番までの生育期間中は頑張って光合成を続けてくれそうです.葉数が少ないだけにかなり心配していたのですが,本当~に助かりました.さて,最初の写真の右側に写っている,もう1つの新芽(無傷)は思った以上に大きくなっています.傷ついた新芽よりも一回り以上小さく細身だったので,ステムが存在しない新葉だけの新芽だと思っていたのですが….ステムがあるじゃん!ちゅー事で,今年も無事エビネが綺麗に開花した姿を楽しめそうです.う~ん,よかった!でもきっと花数は少ないステムだろうなぁ~.まぁ例えそうであっても,ステムが無いよりはマシですけどね.wしかし開花はいつ頃になるのでしょう?昨年は4月中旬(2007/4/15)には開花していたのですよ~.でも今年はとても あと数日で開花に至るとは思えません.暖冬の昨年と厳冬だった今年を比較すると,他の春咲き植物(球根類)も軒並み今年の開花が遅かったので,そこから考えるとGW頃まで御預けかなぁ~.------エビネのその後の様子はこちら
April 11, 2008
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本日非常にショッキングな事がありました.冬を順調に越し,あと2週間もすればステムが伸びだすだろうなぁ~とワクワクしていたエビネが….矢印の位置に花芽つきの新芽があるのですが,拡大すると….無残に潰れているし….おまけに昨年の葉も根元にザックリ傷が….ハァ~.新芽の側には花芽から千切れた小さな蕾が転がっていたし….実は本日,私が庭仕事をしている間に子供達はバトミントンの真似事をして遊んでいたのですが,シャトルを家の一階と中二階の間の庇に乗せてしまったのです.それを取るために,私がボール(ドッジボール用)を投げてシャトルにあて,転がり落ちたシャトルを無事回収したのですが,運悪くボールが落ちた位置がエビネの真上で….もう立ち直れませーん!------エビネのその後の様子はこちら
March 16, 2008
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我が家の玄関先が風の吹き溜まりになっており,この時期落ち葉だらけになる事を以前チョコっとブログに書いた事がありますが,風が強かった日は一日に18Lバケツ2杯分以上履き取っています.正月休み期間中は良いのですが,年末までの車通勤(30分前後)から電車通勤(1時間前後)に切り替えたので(運動不足解消の為w),会社が始まると朝に掃き掃除の時間が取れるか微妙~.かといってこの時期だけ車通勤というわけにもいきません.会社の駐車スペースは限りがあるため,毎年年末に車通勤申請者で抽選があり(車通勤せざるえない理由があれば優先),駐車場所を確保できた人しか車通勤が認められないのです.すなわち,一旦電車通勤を選んだ以上 一年間は車で通勤する事が出来ないのです.『それなら車通勤で申請して駐車スペースを確保しておき,季節によって車通勤と電車通勤を使い分ければよいのではないか』との意見もあるでしょうが,経済上の理由でやりたくありません.駐車スペースを確保している間,会社から支給される通勤手当は車通勤分の毎月数千円程度(5,000円も出なかったと思う:ガソリン代はもっとかかるので赤字).一方,電車通勤の場合は6ヶ月定期を購入した場合の金額が全額支給.そして電車通勤の6ヶ月定期にかかる費用はなんと12万円以上(モノレールが高い!).だから駐車スペースを確保しつつ電車通勤なんてすると,とんでもなく損をしてしまうのです.電車通勤で申請して車通勤をすると差額でウハウハなのですが,万一事故に巻き込まれた時に労災認定されなくなってしまうリスクがありますし,駐車場所が無いので不可能な話なのです.っと,話が大きく脱線しましたね.w落ち葉の話に戻りましょう.実際どんな風に落ち葉が集まるのかというと↓のような感じです.一見すると殆ど落ち葉が見当たりませんが,だらしなく伸びて見苦しくなったサフランの葉をどけてみると….こんな感じで落ち葉がいっぱい.更にこの花壇スペースの奥にまで落ち葉が達して溜まってしまうのです.また写真を撮ったのは風が弱い日だったので落ち葉の量はかなり少ない状態ですが,風が強い日はレンガ部分が見えなくなってしまうくらい落ち葉が集まってきます.これらの落ち葉が我が家の樹木由来なら『仕方が無いなぁ~』とも思えるのですが,全てが街路樹や他所の家由来なのですよねぇ~.落ち葉拾いが面倒だと思って植栽は全て針葉樹(常緑樹)のコニファーにしたのに….土地選びの段階で,風の動きまで考えていなかったのが敗因っす!まぁそこまで考えて土地を探す人はあまりいないでしょうけど.wとりあえず嘆いてばかりもいられないので,廃物利用としてエビネの株を北風から守るマルチングに使ってみました.実際,園芸書(『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』)には『冬期に地面が凍るような場所では,株元を落ち葉で覆うような防寒対策が必要です』って書いてあるのですよ~.『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』まぁ私が住んでいる場所は零下になる事が稀な気候帯ですので,防寒対策は不要だと思うのですけどねぇ~.完全に自己満足の世界かな.wしかし,そんな事に落ち葉を使っても所詮微々たる量.殆どがゴミ袋行きです.あ~ぁ,うっちいさんの家のように広大な土地があれば庭の片隅で腐葉土作りに活かせるのですがネェ~.何か他に活用法が無いかなぁ.そうそう,風で集まってくるのは落ち葉だけではありません.新興住宅地(まだ空き地がイッパイ)なので,建築資材などのゴミも集まってきます.まぁそれらは簡単に拾い上げる事ができるのでまだ良いのですが,一番厄介なのが雑草の種で….実際,写真の花壇スペースは春先になると多数の雑草が芽吹きます.でも春先はまだ球根植物達(サフラン,クロッカス,チオノドクサ,スノードロップ)が来期の開花のために光合成中なので除草剤を撒けないのですよ~.マルチングをしているので(バークファイバーを使用)雑草が小さな間は簡単に抜ける(根が土まで達していない)けど,やっぱり雑草抜きは面倒臭いなぁ~.バークファイバー------エビネのその後の様子はこちら
January 9, 2008
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ひじょ~に『ゆ~~~~~~っくり』とですが,来春開花する(はず)のエビネの新芽が生長を続けています.約6週間前(2007/10/14)現在(2007/11/26)の新芽6週間経過して,たったこれだけしか差がありませんが….こんな具合ですので,日々の生長を感じる事ができず,育成していても全く張り合いがありません.こうやってブログを書いて,過去の写真と比較してやっとわかる程度ですからねぇ~.変化を確認しモチベーションを維持する為にも,ブログをやっていて良かったなぁ~と思ったりして.wとりあえず同じ蘭でも,胡蝶蘭のほうが生長が判りやすくて面白いです.でもエビネの方が手がかからないから,ずぼらな私にはあっているかも.ww一方,古葉は葉焼けが酷い部分を全て切除したので,全体像はチョット情けなくなってしまっています.来年の夏は葉焼けさせないように気をつけ,新芽が2つ出てくれるくらい株を充実させたいなぁ~.なぁ~んて思いながら株をよ~く観察してみると….今年咲いて葉が成長したバルブ付近から顔を出している物体を発見!これってもしかして新芽?!でも位置が微妙なような….だって新芽って前の年の新芽からバルブ一個分移動した位置にできるものなのですよネェ~.う~ん,良く判らないなぁ~.もし違うなら,それはそれで正体不明なんだけど.wまぁもしこれが新芽なら,1ヶ月もすればハッキリとした形になるでしょう.判断を急ぐ必要も無いですし,無理に弄ってポッキリ折っちゃうのも嫌ですので,当面放置して観察を続けたいと思います.来年の光量管理ですが,とりあえず今年も8月初旬までは全く葉焼けを起こしていなかったので,梅雨明けまでは無遮光,その後 最低気温が25℃以上になるまでは手前にジャノメエリカを置く程度の遮光,そして最低気温が25℃以上(熱帯夜)の間は60%遮光材を張って管理する予定です.また熱帯夜の日は夜間に葉水を与えて葉の表面温度を下げてやりたいと思います.尚,現在エビネに対して何もしていません.水は雨任せだし,肥料も10/27に液体肥料(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)を与えたのが最後です. ハイポネックス原液特別な事といえば,他の植物を殺菌するついでに殺菌剤( ビスダイセン水和剤)を10日ほど前に散布したぐらいかなぁ~.ビスダイセン水和剤年内に予定しているのは,来月上旬に別の殺菌剤(ダコニール1000)を散布するぐらいのもの.ダコニール1000エビネは灰色カビ病さえ気をつけていれば,先ず枯れたりしませんからねぇ~.本当に手がかからず楽チンっす!------エビネのその後の様子はこちら
November 26, 2007
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夏場に思いっきり葉焼けさせてしまったエビネですが,その後も症状がやや進行したものの枯死するほど重症化することはなく,我が家で初めて過ごす夏を無事に越してくれました.先月半ばからは,遮光を兼ねてエビネの手前に置いていたジャノメエリカ(夏越しの為に半日陰に置いていた)を日向に移動させ,エビネ自身になるべく直射日光が当たるようにしています.1週間前 (2007/10/14)の様子1週間前 (2007/10/14)の葉焼けした今年の葉先月初旬 (2007/9/3)の葉焼けした今年の葉とりあえずこれで一安心!格安で譲っていただいた株を初年度にいきなり枯らしてしまうのは,育成者の方にあまりにも申し訳ないですからねぇ~.これだけ涼しくなれば,午前中数時間しか直射日光が当たらない環境なので,もう葉焼けをすることは当分の間 無いしょう.これにて夏越し成功宣言をさせて頂きたいと思います.wさて,無事に夏越しをしただけでも嬉しいのですが,株元に新芽を発見~!気がついたのはちょうど一週間前.液体肥料(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)による施肥を行う際に気がつきました. ハイポネックス原液尚,9月は最高気温が高かったので,更に低い濃度に希釈(3000倍希釈)して施肥に用いていました.もう既に新芽の中には来春開花する花芽が形成されているはずですので(花の個数は決定済みでありこの時点で花芽が無ければ今後いくら施肥しようと来春は開花しない)この時期の施肥はさほど気合を入れるべきものではありませんが,花芽を充実させる為に今月イッパイは隔週で2000倍希釈の液肥により施肥をする予定です.あぁ,ちゃんと新芽の中に花芽が形成されているかなぁ~.もう来年の4月が待ち遠しいっす!とりあえずしばらくはこのまま放置するとして,冬が本格化したら新芽が霜等で枯死しないように腐葉土やバークファイバーで覆って保護したほうが無難かなぁ~.バークファイバー昨シーズンは鉢植えで状態で霜が降りることが無い軒下で管理していたので,この株の耐寒性が良くわからないっす!------エビネのその後の様子はこちら
October 21, 2007
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株の手前に夏越し中のジャノメエリカ,更にその手前に育成中のポインセチアを置いて遮光していたつもりのエビネですが,思いっきり葉焼けさせてしまいました~.昨年の葉今年の葉特に昨年の新葉と思われる葉の1枚が末期状態です.遮光用に置いたジャノメエリカの草丈が低すぎたのかなぁ~.一ヶ月前の梅雨明け直後は元気いっぱいだったのに….一ヶ月前(2007/8/5)の様子今年の夏は梅雨明以降ほとんど雨が降らず,連日猛暑が続いたわけですから(コニファーが傷むくらいにねぇ~),もっとシッカリと遮光するか,コマメな葉水が必要だったのでしょう.しかしサラリーマンの私がコマメな葉水など出来る筈も無く….毎日定時に退社出来る身分なら可能でしょうけど.wでもきっとこの経験は来年に生かす事が出来るハズです!あくまでこの株が枯死しなければですが….あぁ,初年度は様子見の為に鉢のまま育てておくべきだったかなぁ~.そうすれば簡単に日陰へ退避出来たのにねぇ.まぁこれ以上症状は悪化しないでしょうから何とか生き延びてくれるでしょう.それにしても地中がどうなっているか非常に気になります.ちゃんと昨年の新芽(今年の新葉(手前の葉)の下部)がバルブとして充実し,その手前に新芽が新たに育っているかなぁ~.その新芽の中に来春開花する花芽が形成されるのですよねぇ.この時期にまだ花芽が形成されていなければ,来年の開花はもう望めないのですよぉ~.チョット土を掘って確かめたい気もしますが,万一新芽や新根を傷つけちゃったらと思うと,とても実行に移せません.複数の株を持っていれば無茶も出来るでしょうが,まさに虎の子っすからね.とにかく早く最高温度が30℃以下ぐらいになってくれないかなぁ~.そうすれば多少黄ばんだ葉は薄い液体肥料(ハイポネックス原液の3000倍希釈液)を施肥する事で緑色に復活する事もあるみたいですし. ハイポネックス原液まぁ完全に葉焼けした葉はどうしようもないですけど.w灰色カビ病の原因になっちゃうので,葉焼けで傷み切った2番目の写真の葉は切除した方が賢いかも.------エビネのその後の様子はこちら
September 3, 2007
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約2ヶ月ぶりになりますがエビネの様子です.しかし2ヶ月前と比べて外見上の変化はほとんど認められません.現在(2007/8/5)の様子約2ヶ月前(2007/6/6)の様子明らかに違うのは一昨年の新葉と思われる葉の様子です.もうすっかり枯れてしまいました.『一昨年の新葉』の様子(2007/8/5)『一昨年の新葉』の様子(2007/6/6)ここまで枯れてしまうと残していても意味が無いので根元から切り取りました.完全に枯れてしまうまで葉を残していた理由は前回の記事を御覧ください.そんな訳で現在残っているの葉は昨年の新葉と思われる葉と今年の新葉の4枚のみ.この植え付け場所は直射日光が10時頃から数時間当たるのですが,特別な遮光は最近まで一切していませんでした.梅雨明け以降は念のため株の手前に『夏越し&育成中』のジャノメエリカを配置しているだけなのですが,御覧の様に葉焼けは全くおこしていません.葉焼けが起らない範囲なら,なるべく直射日光に当てた方が翌年の花付きが良くなるそうですので(『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』)なかなか良い感じではないかと思います.『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』さて,この時期変化があまり判らないのは,地下部分の充実期にあたるから.昨年の新芽(今年の新葉の下部)がバルブとして充実し,新芽が新たに育っているはずなのです.更にその新芽の中では来年の春に開花する花芽が形成されているのです.しかし,よ~く見ると地上部でも変化が認められる部分がありました.それは,は柄部(葉の基部)を支えていた葉鞘(ハカマ)部分.新葉が開いて固まった事で葉鞘(ハカマ)は役目を終え,それまで緑色だったものが白色を経由して徐々に褐色~黒色と変化し,最終的に枯れてしまいました.枯れ始めた葉鞘(2007/5/29)枯れた葉鞘(2007/6/6)これを放置していると灰色カビ病の発生源になってしまうので,5/3以降梅雨明けまでポリオキシンAL水和剤,エムダイファー水和剤,ビスダイセン水和剤,ダコニール1000,トップジンMをローテーションで散布しました. エムダイファー水和剤 ビスダイセン水和剤 ダコニール1000 トップジンM尚,ハカマは完全に枯れてしまった後で取り除きました.現在まで灰色カビ病の気配は無く非常に順調と言えるでしょう.最後に現在の施肥状況ですが,花芽を充実させるべく毎週1回薄目の液体肥料(ハイポネックス原液の4000倍希釈液)を与えています. ハイポネックス原液本当は窒素肥料分の無いハイポネックスハイグレード開花促進を2000倍希釈ぐらいで与えた方が効果的らしいのですが,高価な肥料を与えるのは勿体無くって….ハイポネックスハイグレード開花促進------エビネのその後の様子はこちら
August 8, 2007
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エビネを鉢植えから地植えに植え替えてから約1ヶ月が経過しましたが,特にトラブルも発生せず,ゆっくりと株は生長しています.植え替え直後(2007/5/3)植え替え約1ヵ月後(2007/6/6)上記の写真で一番手前の新葉が大きくなっているのがわかるでしょうか?午前中に直射日光が数時間当たる環境で育てていますが(無遮光),葉焼けを起こすわけでもなく,厚みがあるシッカリと締まった葉になっています.その一方で古葉はやや痛み気味.特に一昨年に新葉だったと思われる古葉(左の地面に付きそうな葉)は枯れ込みが広がっていたので,ハサミで一部を切り取りました.葉自体の寿命もあるのでしょうが,ある程度遮光された環境で育てられた葉なので(株の育成者の方は『直射日光は厳禁』と仰っていましたからw)葉焼けを起こしやすい状態(薄くて大きい)だったとも考えられます.葉を全て切り取らなかったのは,根の活動を停止させたくなかったから.エビネは地下にある偽鱗茎(バルブ)一つにつき二枚の葉と複数の根をもちますが,葉がなくなるとそのバルブの根が活動を停止してしまいます.すなわち葉が無くなったバルブ(=バックバルブ)になってしまうと,単なる栄養貯蔵庫なってしまうのです.従って,葉を少しでも残してやった方が株の生長に有利であり,充実した新芽と花芽が形成されるわけです.私の株は一ヶ月前の植え替え時にハッキリしたように,バルブが2つ(現在新葉の下で3つ目のバルブが太っている最中)だけでバックバルブが全く無い幼い株.株分けorバックバルブを使った増殖法(イモ吹き or イモ吹かし)で早く株を増やしたいので,今はちょっとでも充実したバルブ&新芽を作りたいのです.そりゃぁ~葉焼けした部分がある葉や途中で切り取られた葉などは無い方がすっきりして見た目はいいでしょうが….尚,バックバルブを使った増殖法は,翌年から花を楽しめる株分けと違って,数年経過しないと開花株にはなりません.そう考えると,我が家でエビネがある程度の株数になるのは早くて5年後ぐらいですかねぇ.あぁ,その時にはもう4○歳.それまでガーデニングを続けていられるかなぁ~.なんせ飽き性なもので….とりあえずブログをその時まで継続していたら奇跡でしょう.wだって生まれてこの方,日記なんて書いた事がなかったですから.一年間続いただけでも奇跡的なことです.さて施肥管理ですが,植え付け時に緩効性肥料(マグァンプKの中粒)を30粒ほどばら撒いて以降,その翌週から毎週1回液体肥料(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)を与えています. マグァンプK ハイポネックス原液梅雨明けまではこのまま2000倍希釈の液体肥料を用い,梅雨明けから8月いっぱいは4000倍希釈液,9月に入れば3000倍希釈液,最高気温が30℃を下回るようになれば2000倍希釈液へ戻し,10月には隔週の施肥へ頻度を落し,11月以降は肥料を与えないつもりです.夏場は窒素肥料分の無いハイポネックスハイグレード開花促進を2000倍希釈ぐらいで与えた方が効果的らしいですけど,まぁそこまで高価な肥料は必要ないでしょう.ハイポネックスハイグレード開花促進まぁ値段が高いつっても450mLで1000円以下なのですけど….せこっ!------エビネのその後の様子はこちら
June 7, 2007
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エビネが咲き始めて半月&満開になって10日が経過した5/3,何気にエビネを見てみると….げぇ~,灰色カビ病かぁ?!リップ(下部の白い部分)に斑点があるのが判りますかね?こんなのが花のアチコチにあったのです.そんなわけで先ずは慌ててポリオキシンAL水和剤の500倍希釈液を散布しました.葉がところどころ白く汚れて(w)いるのが判りますか?ポリオキシンAL水和剤は鉱物質(キャリア)を含んでいるので,どうしても散布すると汚れてしまうのです.鉱物質(キャリア)を含んでいない水溶剤を簡単に入手できればいいのですが….乳剤なら楽天でも入手できるのですけどネェ~.ポリオキシンAL乳剤 500mlでもポリオキシンALって予防剤であって治療剤ではありません.治療を考えるならカリグリーンを散布すべきところです.カリグリーンそれでも今回散布したのは,花ではなく株本体への汚染を防ぎたかったから.でもって花はどうするのかというと,引っこ抜いて切花として楽しむ事にしました.切花延命剤の花王PATの効果を試すのに丁度いいですしね.w花王PAT 400ml先ずは捻りながら引っ張って基部から花茎を引っこ抜きました.私のミスで花茎がクネクネになってしまっているので格好が悪く無い様に適度な長さに切り,その後で切り口をしごいて繊維を出してから花王PAT3mLを100mLに希釈した液へ挿しました.さ~て,いつまで鑑賞に堪えれる状態を保てるかなぁ~.wさて残った株本体ですが,こちらは鉢植えから地植えへと変更です.植え付け場所は玄関脇の半日陰.午前中数時間直射日光が当たります.地面へ植え付け前の株植え付け場所植え付け場所へ腐葉土&ゼオライト&完熟堆肥(チェルノボール)を漉きこむべく,マルチングに用いているマルチ資材をめくってみると….ゼオライト直ぐ横のコニファー(グリーンコ-ン)の根が思いっきり張り巡っておりました.wグリーンコ-ンは強健種であるので多少根を痛めても問題ないだろうと考え,植え付け範囲にある根を出来る限り取り除く事に決定!下が取り除いた根です.う~ん,結構あるなぁ~.これじゃぁ『多少根を痛めても』の範疇を越えているかも.wまぁもともと地面から掘り上げられた状態で送られてきた苗だし,直ぐに再生するでしょう.とりあえず上記写真の植え付け場所を深さ20cm程掘り返し,腐葉土をたっぷり入れてフカフカ状態へ.続いて表面にゼオライトと完熟堆肥をばら撒いて,深さ10cm程を軽く混ぜ返して準備完了!次に植え付ける株の準備です.株を鉢から優しく引き抜き,植えつけ資材(日向土&鹿沼土でした)を丁寧に除いていきました.バックバルブがあればイモ吹きで株を増やそうと考えていましたが,残念ながらバックバルブが二つしかなかったので今回は諦める事に(最低二つのバックバルブが無いと翌年開花しない可能性があるため).この時注意しないといけないのが新芽の下部にある新根を傷つけない事.この時期に新根を痛めてしまうと以降新根が出てこないので,健全な根がなくなって株が弱ってしまうそうです.下の写真の4本の白い短い根が新根です.この状態の株の古根をなるべく広げ,深植えにならないように(バックバルブが地面すれすれになるように)植えつけました.取り除いていたマルチ資材を再び敷き詰め,たっぷりの水で潅水して植え付けは完了!最後に緩効性肥料(マグァンプK)を30粒ほどばら撒いて作業終了~っす!!マグァンプKさて,来年もちゃんと開花してくれるかなぁ~.------エビネのその後の様子はこちら
May 7, 2007
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4/15に開花したエビネが満開となりました~.株が若いせいか花数はさほど多くありませんが,花の形も色も良い感じっす!更にニオイエビネの血が入っているので良い香りもします.匂いはどう表現したらいいのかなぁ~.妻は『日本スイセンの匂い』と言っていましたけど,もう少し甘い香りのような….品種によって柑橘系であったり,ムスクっぽかったり,菜の花みたいであったりと匂いにも幅があるそうです.ただ一点,チョット残念なのは花茎が真っ直ぐにならなかった事.花茎が伸びだした頃から株の方向を毎日変え,斜めに伸びないようにしようとしたのですが上手くいきませんでした(光が当たるほうへ伸びようとする).『あまり強い光が当たると花色が濁るので,その時期は遮光した方が良い』とは本(『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』)に書いてあったけど….『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』よくよく調べてみると育成者の方からもらった資料に『4月のポイント この次期に鉢を動かすと花梗がねじれたり曲がったりする可能性があるので…』との記載が….あぁ,何やってんだか.花が終わったら地植えにする予定であり,花茎が伸びる時期に株を動かす事が物理的に不可能になるので,今後は真っ直ぐ綺麗な花茎になってくれると思います.さて,この品種はどれくらいの期間咲いていてくれるのかなぁ~.フジ,ユタカ そして ワカバ みたいに,1ヵ月程花が楽しめたら嬉しいのですが,それはチョット欲張りかな?wフジ = サツマ×コオズユタカ = タカネ×サツマワカバ = ユタカ×サツマサツマ = タカネ×キリシマエビネ(コオズ = ジエビネ×ニオイエビネ)(タカネ = ジエビネ×キエビネ)ここでキリシマエビネ,ジエビネ,ニオイエビネ,キエビネが原種であり,その他は交配種名になります.とりあえず下の方の花がしぼみ始める頃には花茎を抜いた方がいいそうです.そうしないと枯れた花が葉に落ちて灰色カビ病を誘発したり,花茎の基部が硬くなって抜けなくなってしまったりするとの事.まぁ花茎の基部が硬くなってしまったら,消毒したハサミでなるべく基部に近い部分から切ってしまえばいいのですけど.でも出来れば早く植えつけて来年の為の育成に入りたいので,チョットでも花がしぼむ傾向が認められたら切花で楽しみたいと思います.切花延命剤(花王PAT)も購入済みだしネェ~(胡蝶蘭用に購入したのですけどw). 花王PAT 400ml 花王PAT 5本組送料無料------エビネのその後の様子はこちら
April 25, 2007
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エビネが4/15に開花しましたぁ~!まだ数輪だけなので見栄えは良くありませんけど.wそれにまだ株が若い(育成者の方が『今年は開花しない株だろう』って言っていたくらいです)為かツボミも少ないようです.全体像(2007/4/16)拡大胡蝶蘭と違いドンドン開花するようですので,今週末には満開になっているのではないかなぁ~.ただ,花の期間も短いみたいですけど….春咲エビネの花期は4~5月で,咲いている期間は2~3週間程度のようです.ただ品種改良(優良種選抜)で最近は1ヵ月程花が楽しめる様になってきているとの事.例えばフジという品種(サツマ×コオズ)は非常に花もちがいいそうです.サツマ = タカネ×キリシマエビネコオズ = ジエビネ×ニオイエビネタカネ = ジエビネ×キエビネここでキリシマエビネ,ジエビネ,ニオイエビネ,キエビネが原種であり,その他は交配種名になります.私の株はこの『フジ』に花姿&色が似ているのですが,交配ニオイエビネの『星宿海(香庵)』と『エリカの夢』という名の謎の品種との交配種であり,とりあえず育成者の方は『コオズ系です』と仰っていました.まぁ星宿海(香庵)の『交配ニオイエビネ』というカテゴリー自体よく判らないのですけど.wニオイエビネ同士を交配して作出したと言うことなのか,何でもいいから交配したら良い匂いのエビネが出来てそれを交配ニオイエビネと呼ぶのか….とりあえず色々調べてみると『現在出回る人工交配ニオイエビネをみますと、殆どがキリシマエビネの血が入ったミクラが多いようです』とあることからすると,ニオイエビネの血が入った交配種の事をひっくるめてそう呼ぶみたいですね.尚 『ミクラ』は ヒゼンとニオイエビネの交配種の事で,ヒゼンはジエビネとキリシマエビネの交配種です.う~ん,ややこしい.w完全に開花したら写真を撮って株を分けてくださった育成者の方に報告しようと思っておりますので,その際に『エリカの夢』と『星宿海(香庵)』の正体(イギリス王立園芸協会の国際ラン登録局への登録するための世界共通の交配種名)を聞いてみたいと思います.もしかしたら御存じないかもしれませんけど….------エビネのその後の様子はこちら
April 19, 2007
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2/5(月)に会社を休んで『ただ』同然の費用で入手することが出来たエビネですが,3月末に今年は諦めていた花芽が顔を出しましたぁ~!エビネの花芽3/30の様子エビネの花芽4/1の様子エビネの花芽4/3の様子花芽を諦めていた理由は以下の3点.1. この株を育成した講師の方が『今年は開花しない株だろう』と言っていた2. 会社のパートの方の自宅にある地植えの黄エビネは3月中旬には花芽が出ていたが,我が家の株にはその気配がなかった3. つい最近まで新芽を触ってもフカフカして中に花芽は無い様子であった花が咲かないと思い込んでいたので,推奨される花後の5~6月ではなく,今月上旬には株を地植えにしてしまおうと思っていたのですが,良い意味で裏切られちゃいました.尚,植えつけの適期が花後の5~6月なのは,新芽の下部から新根が伸びだす時期だからです.同様の理由で10~11月も適期と言われています(酷暑の時期は育成が緩慢になるのであまり伸びない).ただし新根を傷つけてしまうと それ以降は根が伸びないし新たな根も出てこないので,育成に多大な悪影響を及ぼすとの事.私が一足早く植え付けを考えていた理由はここにあります.それに新根は伸びださなくとも,古い根は3月から生長を再開しているそうですしねぇ~.花が咲かない株だった場合はもう1株(しかも開花株を)頂ける事になっていた(株を入手した時のブログを参照)ので,開花株をもう一つもらう気満々になっていた私としてはチョット複雑な気分です.wまぁ花芽を見つけた瞬間,かなり嬉しかったですけど.ただ少し心配なのが明日から数日間,朝晩に少し冷え込みそうな事.ただ寒いだけなら良いのですが,霜が花芽に降りてしまうと最悪枯死しちゃうのですよネェ~.まだ幸いにも鉢植え状態ですので,念の為に数日間 夜間は軒下に取り込んでおこうと思います.あぁ,どんな花が咲いてくれるのか楽しみだなぁ~.現在の花芽&全体の様子はこんな感じです.まだこの株の育成者の方が施してくれた肥料成分が残っていると思いますが(マグァンプK 大粒を用いていると仰っていました),念のために小さじ1/2量のマグァンプKの中粒を株元へばら撒いておきました.マグァンプK中粒この時期の肥料は今シーズンの花の為ではなく,来シーズンの花芽を充実させる為のものです.だから花後に与えれば十分なのですよねぇ~.wしかも花後に鉢植えから地植えへ移行するつもりなので,その時に施肥した方がリーズナブルだったのですが,ついつい我慢しきれずに….さ~て,来週末ぐらいには咲いてくれるのかな?------エビネのその後の様子はこちら
April 6, 2007
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先日の月曜日(2/5),彩都まちづくり館にて『第19回おしゃべりサロン会 春はすぐそこ エビネ蘭を咲かせましょう』という催しがあったので,会社を休んで参加してまいりました.w目的は500円の参加費でもらう事が出来るエビネ!しかも飲み物の代金(100円)込みという驚きの安さ!!も~参加しないわけにはまいりません.実は以前からエビネを導入したかったのですが,普段私が訪れるホームセンターでは扱っていなかったのです.通信販売で購入するにしても『いいなぁ~』と思う交配種(コオズ,イシヅチ,サツマ 等)は高価だし….安い原種(1株300円前後:キエビネやシエビネ)を販売しているサイトもあるのですが,倍以上する送料を払うのが馬鹿らしくって(キエビネやシエビネを送料抜きで1,000円近い値段で販売しているサイトも存在します).花色が気に入った交配種で2,000円,原種なら500円までで入手したかったのですがさすがに無茶な考えだったのかな?wさて当日,参加募集人数15名の狭き門を潜り抜け(1/25(木) 10:00 から受付開始で先着順15名&さすがに申し込みは妻に頼みましたw : 実際は講師の方の好意により参加希望者24名全員が参加できましたぁ~)いざ会場へ!でもかな~り不安が….だって平日の真昼間(10:15~11:45)に中年親父がそんなところにいるって不自然じゃないですか. 『他の参加者は,主婦か御年寄りだろうなぁ~.』 『浮いちゃうだろうなぁ~.』 『変な目で見られるんだろうなぁ~.』 『町中で噂になっちゃうかなぁ~.なんせまだ町が小さいしなぁ~.』と思いながら会場に向かったわけですよ.wとりあえず講師の方(私と同じ彩都在住)が男性だとわかっていたのが救いでした(当日までどんな方か判りませんでしたけど).それと娘同士が幼稚園の同級生ということで妻が親しくして頂いている御近所の奥さんも参加なさるということでチョット安心.この奥さんは近所のレンタル農地で家庭菜園をやっていて,とれたての新鮮なお野菜をチョクチョクくださいます.本当にありがたいことです.以前『御近所で西洋芝を育てていらっしゃるところもありますが』と書いたのがこの奥さんの家で,旦那さんが育成担当だそうです.今回も話が脱線してしまいましたが(w)元に戻しましょう.時間ぎりぎりに会場に行って一斉に皆から奇異の目で見られるのは避けたかったので,心持ち早めに会場に向かいました.ブログ用に建物の写真を撮り,恐る恐る扉を開けると……….既に数名の方がいらっしゃいましたが,予想通り女性とお年寄りの方ばかり.その後次々と参加者の方々がいらっしゃいましたが,案の定 中年親父は私だけでありました.はぅ~.しかも我が家のお隣の奥さんまで参加しているし.wとりあえず目立たぬよう,しかも愛想良く行動する事に決定!セミナー(?) の内容ですが,講師の方(毎年GWに万博公園で開催されるエビネ展に出品なさっており,金賞を受賞なさるほどの方だそうです. 妻よりもエビネとの付き合いの方が長いと仰っていましたw)がエビネ自体の特徴から育成法,繁殖法まで詳しく説明してくれたのでとても有意義なものに.自ら交配なさった種から育成中のフラスコ苗も見せていただく事も出来たのですよぉ~(置いてあっただけなので気付かなかった方が大半でしたけど).私はあらかじめ『NHK趣味の園芸 よくわかる栽培12か月 エビネ』を図書館で借りて読んでいましたが,そんな前準備は不要なくらいの充実した内容.なんと植え替えを目の前で見る事も出来ました(希望者2名も参加).しかも植え替え用土(日向ボラ土がメインの鉢植え用)と鉢の上部を覆うミズゴケを希望者は持ち帰り自由!も~太っ腹!!私は地植えにするつもりでしたので土は持って帰りませんでしたが,ミズゴケは少量頂いてきました(配られた分だけねw).このミズゴケ,私が持っているようなホームセンターで売っているB級品ではなく,繊維が長くゴミが混じっていないA級品.おそらくニュージーランド産のミズゴケだと思います.尚,植え替えに参加すると その際使った株も頂く事が出来たので非常に立候補したかったのですが,目立つわけにはいかなかった(前述)ので残念ながらスルーしました.(ToT)さて,私が頂いたエビネは下の写真の株です.どの株を頂けるのかは会場で受付時に引いた席の番号次第でしたので,自ら選べたわけではありません.参加費用からしてキエビネかジエビネだろうなぁ~と思っていたら,なんとびっくりの園芸品種!しかも良い香りがするコオズ系!!いやぁ~,それにしてもこんなに良い品種をいただけるなんて本当に感激っす.花の色は『フジ』に近いとの事.他にも色んな品種がありましたが,何れも綺麗な園芸品種の株でした(親株の写真を見せて頂きました).時間があまりなかったので個々の株の生い立ちについて詳しい話しは聞けませんでしたが,ラベルでもわかるように私のは『星宿海(香庵)』と『エリカの夢』の交配種.『星宿海(香庵)』が交配ニオイエビネの代表格ということは判ったのですが,『エリカの夢』がどのような品種なのか調べても判りませんでした.もしかすると講師の方のオリジナル交配種なのかな?今度講師の方に聞いてみたいと思います.さて,チョット残念な事なのですが私が頂いた株は,今年は開花しない株だろうと講師の方のお言葉.きっとバルブ吹かしで増やした株で,まだ年数が経っていないものなのでしょう.でも驚くことなかれ!今年の春に開花しなかった株に当たった人は,後日(4月後半の開花期に)別に開花株をいただけるのですよぉ~!!そう聞いた瞬間『まじっすかぁ~』と心の中で大絶叫.もう一株いただけるのなら,今年は開花しないほうが嬉しかったりして.wそうそう,株自体はプラ鉢に入っていますが,写真の様に渋い鉢(おそらくエビネ用)も一緒にいただいています.これだけでも参加費を遥かに上回っている気がするのですが….最初 講師の方は『無料で良い』と仰っていたようですが,主催者側が『そんなわけにはいかない』ということで気持ちばかりの参加費を集める事にしたそうです(前出のお野菜をくださる奥さんが主催者側と仲良しで教えてもらったそうです).いやはや,アリガタヤ,アリガタヤ.年齢が近ければ『お友達になりたいわぁ~(『サッサ』のCMの園佳也子さん風に:古いから誰もわからないかなw)』の気分ですよ.とりあえず3月後半になったら(もし花芽が出たら花後の5月に)地面へ植えつけようと思います.場所は家の東側通路横の花壇でグリンコーンの株元.半日陰の場所であり,風通しも悪くなく強風が吹きつけることもありません.しばらくは下の写真のように鉢のまま置く予定です.夏場の遮光をどうするかは追々考えます.まぁ夏越し予定の他の植物(シクラメンやジャノメエリカ)を手前に置くだけで十分かな?ただ,今回の事を会社のパートの方(私の園芸の御師匠様)に話したところ『エビネは一株で地植えにするのは寂しいですよ』と言われてしまいました.(ToT)しかし続けて『家の株(キエビネ)をお譲りしますよ』との神のお言葉が!\(^o^)/も~超ハッピー!!なんだか春の植え付けがとっても楽しみになってきました.wとりあえずしばらくの間は二株だけですが,今後 株分けやバルブ吹かし(古くなって葉のなくなったラン科植物のバルブを2~3球ずつ切り取って植え付け新芽を出させる繁殖方法)で株を増やしていきたいと思います(気の長い話ですが).でもそれだったら鉢植え用の土をもらってきた方が良かったかな.w------エビネのその後の様子はこちら
February 7, 2007
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