3月11日（金）に発生した東北地方太平洋沖地震により、

亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

そして、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、

心よりお見舞い申し上げます。

この地震が起きた時、私は娘と、

娘の沐浴を手伝いに来てくれた母とともに自宅にいたのですが、

私の住む地域は震度３だったにもかかわらず、母が「地震！？」と言うまで

全く揺れに気が付きませんでした。

ミヤネ屋を見ていたのですが、テレビの中でも地震についての報道が始まり、

それからあとはもう、この日本で現実に起きているとは思えない恐ろしい惨状の数々。

時間が経つにつれ明らかになっていく、被害の大きさ。

犠牲になられた方の数。

悪い夢なら覚めて欲しい・・・と思いました。

でもそれは、私なんかより、

被災した方々こそがどれだけそう願っておられることか。

ご家族や大切な方々を亡くされて、深い悲しみの中、

避難所の過酷な状況下で、それでも生きていかねばならない現実。

食べ物が足りない、物資が足りない、電気がない、水もない、寒い・・・。

そして、原発事故の放射性物質による汚染の不安。

どれだけ辛い避難所生活を送っておられることかと思います。

特に、小さいお子さんをもつお母さんにどうしても同情してしまう。

替えのｵﾑﾂやおしりふきもなく、赤ちゃんのお尻がかぶれて血が出ているとか、

ﾐﾙｸも足りなくてお腹をすかせて泣きやまないとか。

まだまだ過酷な状況で、今も必死に生と死の狭間で頑張っている方達も

どれだけいらっしゃることだろう。

 とりあえずできるかぎりの義援金だけでも。

今私にできることを、できる範囲でさせてもらいました。

でも、被災者の方はこれからも辛い現実が待ち受けていて、

今後物資が足りてきたからと言って、それだけで解決する話ではない。

復興には長い時間がかかります。

継続して被災者の方を支援していくことが大切ですね。

 明日で娘が生まれて3ヶ月になります。

本当に早いものです。。。

家族と平凡で普通の毎日を送れるということ、

その幸せを忘れてはいけないのだと、しみじみと感じます。

普段は本当その有難さを忘れてしまっているのだけれど、

平凡で普通の毎日ほどかけがえのないものはないのだと、

こういう時にやっと気付かされます。

誰しも、明日が絶対に来るという保証はないんですよね。

私はたまに、そのことを忘れないために、思い出すようにしている物が２つあります。

ひとつは、

「余命一カ月の花嫁」の長島千恵さんがmixiの日記に書き残した言葉。

『みなさんに明日が来ることは奇跡です。

それを知っているだけで日常は幸せなことだらけで溢れてます。』

そしてもうひとつは、

ノーマ・コーネット・マレックという人の詩です。

有名なので知ってらっしゃる方も多いかもしれませんが。

9.11ﾃﾛで亡くなった消防士が書いたというﾃﾞﾏのﾁｪｰﾝﾒｰﾙが一時期出回ったそうですが、

実際はわが子を亡くした女性が書いた詩です。

『最後だと分かっていたなら』

あなたが眠りにつくのを見るのが　 最後だと分かっていたなら

わたしはもっとちゃんとカバーをかけて

神様にその魂を守って下さるよう祈っただろう

あなたがドアを出て行くのを見るのが　 最後だと分かっていたら

わたしはあなたを抱きしめてキスをして

またもう一度呼び寄せて抱きしめただろう

あなたが喜びに満ちた声を聞くのが　 最後だと分かっていたら

わたしはその一部始終をビデオにとって

毎日繰り返し見ただろう

確かにいつも明日はやってくる

見過ごしたことも取り返せる

やり間違ったことも　やり直す機会がいつでも与えられていて

 「あなたを愛してる」と言うことはいつだってできるし

「何か手伝おうか？」と言うこともいつだってできる

でももしそれがわたしの勘違いで

今日ですべてが終わるとしたら？

わたしは今日どんなにあなたを愛しているかを伝え

そして私達は　忘れないようにしたい

 若い人にも　年老いた人にも

明日は誰にも約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめるのは

今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら　今日でもいいはず

もし明日が来ないとしたら

あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや　抱擁や　キスをするための

ほんのちょっとの時間を　どうして惜しんだのかと

忙しさを理由に　 その人の最後の願いになってしまったことを

どうして　してあげられなかったのかと

だから今日

あなたの大切な人達を　しっかりと抱きしめて

そしてその人を愛していると

いつでも　いつまでも　大切な存在だということを　 そっと伝えて

 「ごめんね」　や　「許してね」　や　 「ありがとう」　や　「気にしないで」　を

伝えるときを持つことを

そうすればもし明日が来ないとしても

あなたは今日を後悔しないだろうから

ノーマ・コーネット・マレック

娘のこのﾌﾞｻｶﾜ笑顔を守るために。

そして息子の健やかな成長を見守っていくために。

私の住む地域も、いつこういった災害に見舞われるかも分からない。

決して他人事ではない。

もしくは、家族が、それとも自分自身が、いつ事故や病気になるかも。

平凡で普通の毎日は、当り前ではないのですよね。

だから、日々暮らせることへの感謝を忘れず、

一日一日を大切に過ごしていきたいと心から思います。

 被災者の方々、どうか負けないでください!!

日本中の人たちがあなた方を心から応援しています!!