「のり2・クラシカ」鑑賞日記

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29日 秋山和慶&東響「第九合唱」


東京交響楽団特別演奏会

1・ヴィヴァルディ
   協奏曲集「四季」より「春」「冬」
     大谷康子(ヴァイオリン)

************** intermission *****************
2・ベートーヴェン
   交響曲第9番「合唱付き」
     佐藤しのぶ(ソプラノ)
     井戸靖子(メゾ・ソプラノ)
     フェルディナンド・フォン・ボートマー(テノール)
     ダニエル・ボロウスキ(バリトン)
     東響コーラス:三澤洋史(合唱指揮)


  2007.12.29.14:00 サントリーホール 1-18-13




今年の東響・第九は秋山さん指揮するサントリー公演を聴きました。
開演は14時と従来より早めの時間。
定期会員以外の方も数多くお出でになっていました。
一種、オペラ公演のような華やいだ雰囲気です。

東響、桂冠指揮者の秋山和慶さん指揮による第九、特別な解釈による驚きはないのですがいつも安心して曲に身を委ねていられるのが嬉しいです。

声楽陣ではソプラノ、メゾと昨年と同じソリスト(佐藤、井戸)、テノール、バスは外国からのゲスト歌手。
正直ソリストについては来年からは思い切って若手新人歌手に変えた方がと思います。佐藤しのぶ始めハーモニーにおいて相変わらずの違和感を感じましたしスコアを見ながらの外国男声ソリストたちも音程の不安定さなど、わざわざ海外から呼ぶよりわが国に粋のいい若手歌手達が沢山いるのに。。。

東響コーラスはもちろん安定した堂々の合唱でアマチュア合唱団としてトップレベルの存在感を示しました。

大谷康子コンミスをソリストに迎えたヴィヴァルディ「四季」からが言わば前座の曲とはいえ大いに楽しめました。

最後、お決まりの「蛍の光」で有終の美を飾りました。ホールにまさにホタルのように輝くペンライトの揺れが感動的です。
★★★★☆


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