「のり2・クラシカ」鑑賞日記

「のり2・クラシカ」鑑賞日記

15日 大友直人&東京響/大谷康子(Vn)


東京交響楽団


1・ヴォーン・ウィリアムズ
   「グリーンスリーヴス」による幻想曲


2・メンデルスゾーン
   ヴァイオリン協奏曲ホ短調
     大谷康子(ヴァイオリン)
アンコール曲
  バッハ:無伴奏パルティータ第2番から

********** intermission **************

3・ヴォーン・ウィリアムズ
   交響曲第1番「海の交響曲」
     サリー・ハリソン(ソプラノ)
     オーエン・ジルフリー(バリトン)
     合唱:東響コーラス(合唱指揮:辻 裕久)


 2008.3.15.18:00 東京芸術劇場大ホール 3-RBG-6

ヴォーン・ウイリアムズ没後50年記念と銘うたれた大友直人プロシデュースのこの日の
コンサート、いずれも充実した演奏会であった。

最初の弦5部と2本のフルートとハープによる「グリーンスリーヴズ」、FL首席の甲籐さちの爽やかな演奏、そして東響ソロ・コンマスの大谷康子をヴァイオリン独奏に迎えたメンデルスゾーンの協奏曲が古典様式の中にしっかりロマン性を織り込んだ演奏で東響オケのシンフォニックな響きも併せ素晴らしい名演奏を繰り広げた。
(12型2管編成)

休憩後の60分を超える大曲「海の交響曲」、アメリカの詩人ホイットマンの詩集
「草の葉」をテクストにソプラノ、バリトン、合唱によって語られる音楽だが、実に雄大な作品と改めて感じさせる本日の演奏であった。
大友の的確な指揮に見事に東響オケが(特にマルティ率いるラッパ隊と打楽器陣が秀逸)
応えて実に聴き応えのある時間を過ごした。
劇的な起伏に富んだ音楽の終曲、静かにピアノそしてピアニッシモで終わるフィナーレが特に印象的で演奏終了後も暫らくの静寂の間がより感動を深めてくれた。
欲を言えば二人の独唱陣がやや声量不足で物足りず、東響コーラスについては
いつもながらの暗譜での歌唱とダイナミック溢れる表現に感心するとともに大いに
感動を覚えた。(14型編成+大編成の東響混声合唱)
★★★★★


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