3.自覚症状

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悪性リンパ腫探検隊/ホジキン病闘病記


3.自覚症状/国立ガンセンターより


他のがんと同様に、ホジキン病も一般に早期発見(診断)により、よりよい治療成績が得られます。 症状としては、痛みのないリンパ節のはれ(腫脹:しゅちょう)が特徴的とされていますが、 痛みを伴うこともあります。これらのリンパ節腫脹は頸部、腋窩および鼠径部などによくみられます。 発熱、寝汗、疲れやすさ、体重減少および皮膚のかゆみなど全身的な症状がリンパ節腫脹と同じ時期か、 腫脹以前にみられることがあります。2週間以上にわたる痛みのないリンパ節腫脹や、 上記の全身症状がある場合には医師の診察を受けることが必要です。

国立ガンセンター> ホジキンリンパ腫


自身の場合

 自身の自覚症状は胸部の違和感(偏った膨らみ)を感じたところからはじまりました。 その時はフィットネスクラブへ通っていたので「筋肉がついたからだ」 「筋肉の付き方が左右対称ではないのはトレーニング方法に問題があるからだ」と納得させていました。 就寝時や業務中に急に胸部が痛くなるのも「心臓に負担がかかっているからだ」と自分なりに納得する理由をさがしていました。 数ヶ月後、次に現れたのが上半身と足首の皮膚の痒みというものです。これは顕著でした。 皮膚の表面をなでられている感触が続くので、むず痒く「ボリボリ」と皮膚が剥けるまで掻いたものでした。 また掻いたあと皮膚から血が出るわけですが、この色が薄いのです。 血液のうわばみが多いというか透明部分が多く、赤血球を少なく感じるのです。 この後、カサブタが形成されるわけですが、本来ならばどす黒い色をしているところが、淡いオレンジ色や黄色なのです。 リンパ液だけで固まったという感じです。上半身や足首の痒みがはじまったのと同時くらいに、 頸部と脇の下に大きなしこりが目立つようになりました。 それが日を追うゴトに大きくなっていくのがわかっていく様は圧巻でした。

※胸部の違和感(痛み)に関しては学生のころからあるので、 それをホジキン病につなげて考えることは出来ませんでした。 ただ単に心臓が痛くなっている程度だと思っていました。

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