わたしのブログ

2012.10.30
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カテゴリ: 競馬
ふとJRA HPを見たところ、ニュースに「 2013年から降着・失格のルール(判断基準)を変更します 」とありましたので、早速見てみました。
詳しくは JRA HP をご覧いただきたいのですが、私の理解では今回の変更で以下のような変化が見られると思います。
・裁決委員の裁量の余地が大きくなる
現在は走行妨害があれば即降着となりますが、来年からはこれに追加して走行妨害の結果被害馬と加害馬の順位が入れ替わったかどうか、ということも降着となるか否かの基準となるため、裁決委員の判断が1つ増えます。走行妨害がレース序盤になればなるほど、その判断は難しく、降着になる可能性は高まると思われます。これにより1991年の天皇賞(秋)のメジロマックイーンのケースがどうなるか、知りたいところです(絶対に教えてもらえないと思いますが…)。
・加害馬も被害害馬も走行妨害以降真面目に走る動機付けになる
これまで被害馬が落馬した時点で加害馬の失格は確定していましたが、今後は裁決委員の判断次第なので、走行妨害後も加害馬は希望を持って競走を継続する可能性が高まると思います。また、被害馬もしっかりと走らないと加害馬が降着になりませんので、走行妨害後も諦めなくなると思います(だいたいのケースでは今までと同様「あんな不利を被っては頑張ってもメリットが少なく(どうせ勝てず)無駄だから次頑張ろう」となるとは思いますが…)。
・加害馬と被害馬の関係しかない


総じて失格や降着になるケースが減る、つまり加害馬が賞金を得る可能性が高くなります。騎手には制裁はあるものの、賞金がそのままであれば、ご祝儀もそのまま…。来そうもない馬は邪魔をしても降着にはならないのでラフプレーの被害を受ける危険度が増し、人気馬に騎乗する騎手は馬主(「あんな馬来るわけないんだからどうして弾き飛ばさなかったんだ!」などと言う方もいらっしゃるかも…)対策のため、ラフプレーに走る…かもしれません。オリンピック精神の出走馬が減るかもしれませんが、頭数が減るとレースが紛れる可能性が減って面白みが減るようにも思われ…さて、この変更、どのような結果をもたらすか…?

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最終更新日  2012.11.03 11:36:29
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