わたしのブログ

2012.11.20
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カテゴリ: 競馬
今年の(3歳)クラシックレースが終わって久しいのですが、NHK杯、および秋華賞を加えた3歳G1のトライアルレース(優先出走権が与えられるレース)について考えてみました。
(本番)レース名
最大頭数(優先/出走)
トライアルレース
優先出走頭数
桜花賞
8/16
阪神JF*
G1
1
朝日杯FS*
G1
1
フィリーズR
G2
3
チューリップ賞
G3
3
アネモネS
OP
2
皐月賞
8/18(C17)
阪神JF*
G1
1
朝日杯FS*
G1
1
弥生賞
G2
3
スプリングS
G2
3
若葉S
OP
2
NHK MC
3/18
桜花賞*
G1
2
皐月賞*
G1
2
ニュージーランドT
G2
3
ファルコンS*
G3
2
マーガレットS
OP
1
優駿牝馬
9/18
桜花賞
G1
4
フローラS
G2
3
スイートピーS
OP
2
東京優駿
7/18
皐月賞
G1
4
青葉賞
G2
2
京都新聞杯*
G2
2
プリンシパルS
OP
1
秋華賞
5/18(D16)
桜花賞*
G1
1
優駿牝馬*
G1
1
ローズS
G2
3
紫苑S
OP
2
菊花賞
6/18(B/C 16 D/14)
桜花賞*
G1
1
皐月賞*
G1
1
優駿牝馬*
G1
1
東京優駿*
G1
1
セントライト記念
G2
3
神戸新聞杯
G2
3

※ レース名の後の"*"は地方競馬所属馬に限定するもので、優先出走頭数、および以下の考察では考慮していません。
※ 出走可能頭数はコースによって決まっています。中山芝2,000mはCコースの場合17頭、京都芝2,000mはDコースの場合16頭、芝3,000mはB・Cコースの場合16頭、Dコースの場合14頭となります。

この中で一番不思議なのが東京優駿のトライアルレースです。他のトライアルレースではG1であれば4着まで、重賞競走は3着まで、オープン競争は2着までと賞金加算されない馬に対しても優先出走権が与えられますが、東京優駿については皐月賞は4着までですが、青葉賞は2着まで、プリンシパルSは優勝馬のみ、と賞金加算される馬に対してしか優先出走権が与えられず、実質的に「優先」出走権にはなっていません。それだけ東京優駿は特別…という考えなのかもしれませんが、他レースとのバランスが取れていないように思われます。
かつてはトライアルレースの5着馬まで優先出走権が与えられていましたが、より格の低いレースでやっと5着に入るような馬が本番でより上位に入ることは稀有で、出走頭数の現在の18頭への変更と前後して優先出走権が与えられる馬がより上位入着馬に限られるようになりました。フサイチコンコルド(年明けデビューから2戦2勝で東京優駿に挑み優勝)のような例もありますが、経験が浅くともG1を勝ってしまうような馬はあまりおらず、特定のレースで好走したと言っても本番での活躍は覚束ないことがほとんどです。むしろ地道にレースで賞金を積み重ねてきた馬の方が経験を積んでいる分、潜在能力×能力発揮(率)という形で考えられるレースでの実力が上と考え、出走権を与える方がよいと考えていますので、以前に比べて現在のトライアルレースのあり方は本番のレースの面白みを増すこととなり好ましいと思うのですが、東京優駿に限ればやや行き過ぎかな…と思います。2010年からの変更なのですが、どうしてこうなったのか…知りたいところです。
昨年は青葉賞3着で東京優駿への優先出走権を取れなかったトーセンレーヴが連闘でプリンシパルSに出走して優勝し、執念で東京優駿に出走、2着になり東京優駿に出られなかったムーンリットレイクはこのレースを除けば5戦5勝と本番に出たらばどんな走りをしたかを見てみたいと思わせるものがあり、東京優駿についても優先出走権の与え方を他のクラシックレースと同じにすればよいのに…と思っている次第です。





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最終更新日  2012.11.24 00:45:05
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