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2006.04.05
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カテゴリ: ファンタジー
<巨人を眠らせる方法1>


松明「 呪文を唱えるのが早いか、幻が見えるのが早いか

それが、巨人に会った時に必要なことさ。

今の呪文を唱える時、恐らく世俗の…悪い習慣さ。

けど、あんたには、殊更楽しそうに思える。

『さあ、あなたも一緒に!』と誘われるだろう。

酒を飲んで騒ぎ、夜を明かす様が見える。

あるいは、夜通し何かの画面を見つめる誰かが、

楽しげに話しかけてくるかも知れないな」


呪文さえ唱えれば本当に、巨人は大人しくなるのか?

「なるさ。しかしまだ 呪文は八つもあるぞ。残らず覚えないと いけない」

『イナラナ、ニツシイケンシ』

『イナカヅカチ、クベルナ』

『イナメタ、ヲスレトス』…・




旅人「 ちょっと、待った!どんな幻が見えるか、まだ聞いていないぞ!

松明「わかってる。でも、時間がないんだ。

俺は、その燃料が尽きれば、ただの棒きれだ。

巨人に向っていったとしても、すぐにへし折られてしまうだろう」


旅人「 あんただって、元は人間だったじゃないか!

そんなに、ヤワなのか?

あんた自身が、呪文を唱えりゃ、いいじゃないか!!




松明「 言ったろう。これは テレパシーだと。

あんたの頭に直接、送ってるんだ。


巨人の頭じゃ、テレパシーを受け取るなんざ、そんな複雑なことはできない。

単純で、頑固きわまりない。それが、一つ目の巨人たちだ。

これは 誰がどうしたって、変えられるわけがないだろう






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最終更新日  2006.04.09 16:21:42
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