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ゆきの実月
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2006.05.03
カテゴリ： ファンタジー
ゆうきはしぶしぶついていった。
しばらくするとなんだかやたらにあせが出てきた・・・ここは・・・
火山だ！
もう、あたりを見てみると マグマのみずうみがひろがっていた。
りえはまゆをひそめている。
「もどろう！」
すると上から岩がおちてきた。
そして、岩がさっきとおった道をふさいでしまった。
（こまったな・・・）
ゆうきはじゅうだいなことに気づいた。
いつのまにかりえがいないのだ。
「どこにいったんだ！」
ゆうきはひっしにさがしはじめた。
３時間ぐらいすると・・・
「ゆうきーーーーー！」
りえの声が聞こえた。
すると・・・
ゴゴゴゴゴゴ・・・
すさまじい音がした。
「やばい！はやくここを出よう！」
ゆうきはさけんだ。二人は走った。
３０分くらい、ひっしに走りつづけたころ、とおくにほかの出口が見えた。
だが、なぜかそれはふさがれていた。
とびらのかたちにくりぬかれたところが、くずれた岩でふさがっているのだ。
（もうだめだ！・・・）
二人はかおを上げた。
するとそこに、きょだいな りゅうこつがよこたわっていた。
さやえん童話9へつづく
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