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2006.06.24
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カテゴリ: ファンタジー
「あ、ありがとうございました!(それであなたは一体・・・)」

シントロラは、ワクワクしながらも、少しとまどいながら、それでも小さな人のきげんを 絶対にそこねぬよう、言葉を選ぼうとしました。

「あんたの考えてることなんざ、みんなお見通しさ」
小さな女の人は、えらそうに言いました。

「は、はいっ!」

「あんたが妖精や小人を見たいなんていうのは、うそだろ。

あんたは、不思議な力を利用して、掃除をはかどらせたいだけなのさ。
あたしたちの都合をどう考えてるのかは、疑問だね。

妖精ってのは、人間よりもずうっと上なのさ。



 あんたがあたしの力を借りたいって言うなら、まず
あたしの言うことを聞いてくれなくちゃ、ね」

「え・・・あ、はいっ!そうですね。じゃ私は、どうすれば・・・?」


緑の髪の小さな女の人は、左右にとっとっと歩きながら、続けました。

「まず立場をわかってもらわないと。要するに私が主人で、あんたが召使ってこと。
あたしの呼び方だけどね・・・・うーん

『隊長』でもないし、『先生』でも『侍従長』でもないわね・・・

じゃあ『マダム・ポンヌフ』でいいわ」

「は、はい・・・!マダム・ポンヌフ。
ようこそ、我が家へおいで下さいました!」

「あ、あんた何か勘違いしてるよ。


マダム・ポンヌフは、首をふりふり、シントロラに向かってそう言うのでした。



 第一部 終

続きはこちら→素敵な夕陽の見える家6(第二部スタート)





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最終更新日  2006.11.28 20:07:05
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