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2006.12.15
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カテゴリ: ファンタジー
この物語の目次は こちら です。
始めから読みたい人、途中から読みたい人はどうぞ。



「今日は何か獲物はないかの?」

とんがり帽子をかぶった、
小人のトロリじいさんが姿を現しました。

シントロラはその姿を見慣れたせいか、
最初に見た時よりなんだかずっと、
優しげな顔に見えました。


「なんじゃい」
トロリは少しがっかりした様子だった。

「お願いがあるの。
私が元の姿に戻る他の方法はないかしら・・・。
助けて欲しいの」

「ああ、それはマダムが言ったじゃろう。
料理を作れと」

「やっぱり、それしかないの?
でも、もう材料がないの・・・

だんなに頼んでも、ダメなのよ。
食材を買うことまるきり、頭にないのよ。


ずーっとピザの出前や、
コンビニのお弁当ですますつもりなんだわ・・・」

「そんなら、わしが材料を調達してきてあげるよ。
な~に、人間がちょっとよそ見してるすきに・・・」

「トロリったら!持ってくるのはいいけど、


お代はちゃんと、お店に置いてきて!
私が必要なお金を、財布に入れて渡すわ」

「ほいほい、わかったよ。
それじゃわしの頼みも聞いてくれるな」

トロリが嬉しそうに言うので、
シントロラはぎくりとしました。



次の日の日記に続く












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最終更新日  2006.12.15 11:26:04
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