病院到着・・・

病院到着

深夜なのでとっても静かな病院。そのまま陣痛室へ入り時間を過ごしていると、いよいよ本格的に痛みが出てきた。
私の場合、腰が割れるような痛みが強かった。
母が一生懸命私の腰をさすってくれる。痛みのピークと眠気のピークとの闘い。
こんな時でも眠くなるもんだ。痛みがない時は激しい眠気がおそい、ウトウトしていると今度は腰に激痛が走り思わずうずくまる…。
助産師さんから「初めてなのでおそらく出産はお昼くらいになるでしょう」と言われる。立ち合いを望んでいたパパも昼なら間に合うと思い、それでも明け方に電話で起こして(母に頼んで連絡してもらう)始発で向かうということになった。

…ところが、
助産師「もしかしたら9:30くらいになるかも!」
あわてる私と母。(母はずっと私に付き添ってくれている)
でもそんな事より痛い!!隣の部屋にももう一人出産を控えている人がいて明け方私よりひと足先に分娩台に向かった様子。…と思ったらあっという間に赤ちゃんの泣き声が!!!
「うそっ!?もう産まれたの??」
朦朧とする意識の中に赤ちゃんの泣き声が響き、あんなに私もあっという間だったら…と思いながら必死に痛みに耐える…。
それにしても痛みのピークの時は自分でもどうしていいのかわからないくらいの痛みが激しく襲い、座っていても寝ていてもどうにもならずに思わず壁をドンドンッ!!!とたたいて気を紛らわしてみたり(でも母に深夜なので止められる…)、クッションに顔を埋めて声にならない声を出してみたり、とにかくいつまで続くのだろうかと気が遠くなる思いで時計ばかり見ていたような気がする。。。

am7:00頃、ようやく助産師さんから「もう全開大!分娩台へ行きましょう!!」と言われ、フラフラの状態で母と助産師さんに抱えられて分娩台に向かう。。。。。




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