2004年06月13日
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今日は一日よい天気でした。真夏に近い天気だったかも知れません。今日はアルバイトをしてきました(笑)。英語検定の教室監督です。拘束時間は約7時間。日給なのですが、時間換算すると大体自給1000円くらいでした。英語検定は、国のお墨付きがなくなったので、受験者はだんだん減っているようです。受験会場は、私の母校の高校でした。
 そして、その後、また、同じ学校で夏の演奏会に向けての練習です。(詳しくは、 ココ をクリック)今日の練習曲目はというと、ムソルグスキーの「禿山の一夜」、ワーグナーのローエングリンより「エルザの大聖堂への行列」、そしてレスピーギの「ローマの松」です。今日はやりませんでしたが、この上にボロディンのイーゴリ公より「ダッタン人の踊り」他数曲をやります。
 何故にこんなにハード、何故にアレンジものばっかり、といわれそうですが、我々の恩師I川先生の好みなのです。都合により、私は全のりです。(つまり降り番が無く出っ放し。)まさに木管楽器にとっては鬼のようなプログラムです。
 禿山の一夜はソプラノ・サックソフォーンのパートが存在するのですが、私にソプラノの楽譜が回ってきましたが、頭のppの3連符から楽譜があります。おまけに四分音符で換算して200近い店舗で3連符を刻まなければなりません。まさに地獄。さらに目立ち過ぎてはいけないのでもっとも報われないことをやっている感じです。
まあ、そういうパートもあってこそ、いい演奏が成り立つのですが、この楽譜はあまりにもあまりだと思います。無茶を書かないで下さい、と言いたくなります。
 しかし、練習も含めると実質拘束時間13時間は流石に疲れました。あまりにもハードな一日でした。
そこで今日の一枚です。


交響詩「禿山の一夜」
指揮:ユージン・オーマンディ
フィラデルフィア管弦楽団
オーマンディ音の響宴1300 Vol.13
CBSソニー SOCT-13


これはCDではなくLPです。私がはじめて手に入れた禿山の一夜が収録されたレコードでした。この時代のフィラデルフィア管弦楽団は、黄金のフィラデルフィア・サウンドといわれた時代で、まさに輝かしくキラキラを通り越してギラギラに近い音色です。カラヤン&ベルリンフィルの演奏しか聴いたことの無いような人が、この演奏を聞くとまさに度肝を抜かれたことでしょう。冒頭のプロムナードのトランペットの音からして既にキラキラです。輝かしいことッこの上ない音色です。金粉がとびっちって来そうなくらいの勢いの音です。

 禿山の一夜でも同様に明るい輝かしい響きが聞かれます。しかし、只単に明るく派手な軽い演奏ではなく、しっかりとした重厚な響きとしっかりとしたアンサンブル、卓越したテクニックを聞き取ることが出来ます。
 音の印象としては、ロシア(当時ソ連)のオケの対極にある最右翼的なサウンド、といったらわかりやすい表現かも(余計わかりにくい表現かも)しれません。只、いま、レコードを聞ける環境が無いので、私自身もレコードで聞くことが出来ません。以前レコードをカセットテープに録音したものを聞いています。
 輝かしい黄金のフィラデルフィアサウンドを聴きたい方、ドイツ系のオケの音や、ロシア系のオケの音と違う響きを聴いてみたい方にオススメのレコードです。





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最終更新日  2004年06月13日 22時31分37秒
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