整恵～ととのえ～生活

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2011年03月20日

遠くで思うこと。

(2)

カテゴリ：もろもろのこと

　　深くお見舞い申し上げますとともに
　　亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします

東北地方の大震災から、日記を書く気持ちになれませんでした
現地の友人が、ブログを更新しているのを読んで、涙がでました。
そして小さな娘さんもがんばってる様子をみて、勇気がわく思いでした。

私は地震の前夜まで仙台の実家に戻っていました。
金沢には地震当日の朝に帰着。
昼から仕事にでて、その最中の地震。

心配してくれるまわりの友人たちには
「子供のころにも震災はあったから大丈夫」
と、自分の不安も掻き消したい思いで言うものの
刻々とテレビに映し出される惨状に、言葉を失う

同じく仙台に親戚や友人がいる人たちがいる
連絡が取れないことに泣きだす子もいる
東京の友人も実家に連絡取れない、どうしようと
こちらに連絡を寄越す

不安に負けてはいけないと、まわりを励まして
連絡を取り合い、時間を過ごす

地震から３日目にやっと兄から連絡がくる

叔母の家は倒壊したけど、こちらも避難してきて無事

このあと次々と現地の友人たちから、生きてるよ大丈夫よとメールが届く
中には近親者が亡くなった人も何人かいる
一人は職場の学校が避難所で、そこでの世話役に忙しく
泣いてるヒマなどないよ、との返事。

けどこの姿に、現地はここまでがんばっている
生きるために、残った者同士助け合っている。
と、痛感する。

遠くでおろおろしていても、なにもならない
なんでもない場所で、無駄に不安をあおるような話をして、
大騒ぎするだけは愚かしい

あせってはいけない

私たちのふるさとが
復興する力になれるよう
冷静に、いまはできることをやるだけ。

大丈夫と信じて。
東北人の強さを信じて。

だから、一時のことで終わらないで
みんなにはこの先も見守ってほしい。

ほんとの笑顔で大丈夫と言える日まで。

お願いします。

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