能登の手染め日記

能登の手染め日記

Feb 7, 2007
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カテゴリ: 染色
「脱ロー」

着物など染作業の為に布の上に置いた(描いた)ローを落とすには、京都などの染色整理の専門業者やクリーニング業者に依頼する。
私は小さな作品等自分で扱える大きさのものは家庭でローを落としている。

◆「脱ロー」◆
新聞紙にローのついた布を挟んでアイロンがけ(下の写真左)
新聞のインクが布に転移する場合もあるので、布を和紙など無地の紙で挟む場合もある。
この段階では新聞紙にローが溶けた分だけ落ちる。布からは完全に落ちていない。

ローを完全に落とすためにはパークレンなど有機溶剤(不燃性キハツともいう)を加熱して「脱ロー」する(下の写真右)鍋を2つ用意して1番目の有機溶剤で全体のローを落とし、手前の2鍋目に新たな溶剤を入れてローを落としきる。

草木染「脱ロー」

友禅の場合は米糊で糸目を置いて模様をつけるが、広い面積の色を染める場合には「伏せ糊」を用いて「堰出し」を行う。染めた後に模様を加える場合、下の地色を蒸して染を定着させないと色が変色してしまう。(染料は水溶性、米糊も水溶性)特に草木染の場合は「糊」の中に入れてあるナトリウム分などと草木染の色素が化学反応を起こし、糊を置いた地色部分の色が変わりやすい。


作業後、乾燥してキハツ成分はなくなるが・・・非常に臭い!ゼッタイに体に毒だ!環境にも悪いと思う。・・・だったら使うな!と言われれば仕事になりませぬ(--;

換気扇で空気を抜いたアトリエは外と同じ状態だった・・・今日は暖かい一日だったが、やっぱり寒い!ちなみにキハツした成分は比重が重いので床に下りてくるから換気扇の効果は疑問・・・(^^;






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Last updated  Feb 7, 2007 07:33:56 PM
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