能登の手染め日記

能登の手染め日記

Dec 3, 2007
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カテゴリ: 染色

椿と山茶花の花は似ているが、着物の模様にするときには違いを明らかに描くようにしている。 

  
さざんか.jpg

つばき.jpg

山茶花と椿の花のスケッチ 1981年2月
山茶花の花びらは一枚ずつ分かれ枚数が多いが、椿は5枚ほどに分かれた花びらが根(基)元で筒状に繋がっているし、シベも筒状のものが多い。琳派の椿の花の絵にはそうしたイメージを簡潔に表現したものがある。その筒のイメージで図案化した椿。 
つばき琳派.jpg
  
我が家の草木染めの椿の絞り模様も、このタイプが多いが、説明しないでも椿模様として見てもらえるようだ(^^
山茶花の葉は、上の方にV字型になって縁には鋸歯(ギザギザ)があるものが多い。椿の葉は全体に大きめで、への字型に波打ち鋸歯はあってもあまり目立たない。
しかし、最近は椿でも花びらの数の多い園芸種が増えて、判断に困るようになった(^^;






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Last updated  Dec 3, 2007 07:55:52 PM
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