小さな幸せ集め時々猫

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2024年10月06日

復活した友情の続き/果たせなかった世界一周旅行

(9)

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(548711)

カテゴリ：つぶやき

 

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トミちゃんの話の続き…
若い時から束縛亭主で、妻が出掛けるのを極端に嫌がる人でした。
トミちゃんは無類の外出好きなので喧嘩が絶えなかったわ。

先日、７年振りに会った時もその話が出て
「元気なの？」
「それがさ～元気じゃないのよ」

定年後は「毎日家を出て、昼食は一人で外食して帰宅」
その間がトミちゃんの自由時間でした。
でもね、コロナ以降外出をしなくなったらしいわ。
彼女は話上手で明るい人
淋しがり屋で甘えん坊

ご主人はぶっきらぼうで気難しいの。
「良い天気だね・暑いね・寒いね・雨だね」
何気ない話をしたい女房と
話をしたら損しちゃう…と思うほど話たく無い亭主

良くある夫婦像よね。
コミニケーションはいらないけど、女房には家に居て欲しい
これってどうなのかしらね
妻の話ぐらい聞いても良いと思うけどネ

もっと若い頃、夫婦でコタツでテレビを見てる時に
「トミちゃんがちょっと動いたら、ご主人が飛び上がって
避けたのよ〜」と言う話は今でも笑い話。

結局トミちゃんも反撃してるんじゃない！
自分が我慢してる話ばっかだけど…
トミちゃんの名誉のために、書けない事もあるけれど
危うさのある女性なのをご主人は感づいてるのかも。

トミちゃんの話に同情してご主人の悪口を言うと
「良い所もあるのよ」と反論してくるし…
夫婦ってめんどくさいわ。

それでもね「感謝してるのよ」とは言ってたわ。
夫婦の歴史を聞くと、トミちゃんは長男が小学5年で
脳出血になり障害が残って今は障害者施設に入居。

トミちゃん自身も難病で弱視になり、私が腎臓ガンに
なった頃には急性白血病になって二人で抱き合って
泣いた日もあったわ。
二人共、軌跡の生還を果たし毎日ビールを飲んで
80歳を迎えたなんて…

病気のデパートだったけど、明るく生活出来るのも
ご主人の支えがあったからだわ。
それは忘れてはダメよね。

トミちゃんも旅行好きで各地に行ってるらしいけど、
一緒には行きません。
私はせっかちで心配症でキチンとしてないと気がすまない
んだけど、トミちゃんは行き当たりバッタリよ。

予約しないで並ぶの平気だし、だらしが無いのよ。
目が悪い事もあるけどブラウスが裏返しだったり、
下着が出ていたり(今風にお洒落でではありません)
だからね、1日の付き合いは楽しいけど1泊以上は無理。

トミちゃんも私に旅行は誘わないから
合わない事を知ってるんじゃない。

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年配になったら、のんびりと船旅で世界一周をしてみたいとか、
少しづつ世界中を旅したい思ってました。

50代になって、私の外出を嫌った母が亡くなって
娘が大学生になってから、休みに合わせて海外旅行
に行くようになりました（夫は協力的でした）

最初の海外はガァム島。　　
娘が高校1年の夏休みに親友とガァム旅行を計画しましたが
相手の親が大人が一緒でないと許可しないと言い出して
「お母さん一緒に行ってくれる？」と頼まれて同行しました。

彼女たちが計画したのは、知らない旅行会社で手配した
飛行機＋ホテルの格安旅行でした。
ホテルと言ってもコンドミニアムだったわ。

しかも、街はずれの淋しい場所。
娘達は広いリビングを使い、私は廊下に面した狭いベッドルーム
（付き添いですから、娘達の邪魔はしないように）

窓がガラス窓だったので、人影が通るたびに
恐怖に震えました（まだ治安が最悪の頃）
それでも昼間は3人一緒に、私も高校生になった気分で
観光・食事・海水浴と楽しみました。

名前は忘れたけど１流ホテルのプールに入り込めて
遊びながら、青いバナナを取って食べたら「苦い事ったら」
向こうでイケメン従業員が笑い転げてたわ
（若い女の子が二人いたのでね・おばさんは無視）

世界一周旅行の夢はコロナ過で無くなり
自分は行かれない年齢になってしまいました。

今日のイケメンさん