Mother



最初に・・
私は私の母に謝ることがある・・それは やはり私が
留学する寸前に 「英語ができるようになったら 日本に
帰ってくるね」と言っときながら なんと 私がアメリカに
永住することになってしまったからである。  
アメリカで私の卒業式に両親ともに出てくれたが
卒業式が終わったあと 母は 「英語が出来るようになったら
すぐに日本に帰ってくるって言っていた人が アメリカでナースになるんだからねー」と 嬉しそうに言ってくれたが 私は・・「あーやっぱり
母はまだ あのことを覚えている」・・・と思った。
いつか 必ずしっかりと母親に謝ろうとおもう。

Positive Thinking
私の母がいつも 私に言ったことば・・・それは Positive Thinking(常に良い方に考えなさい)。 片言の英語しか喋れない母だが この言葉だけは英語でしっかりと言えた。 母は私が落ち込んでいるときに 遠い日本からでも 常に元気づけてくれた。 もしこの母がいなかったら 私は落ち込みがもっと長引き 多分 もっとひねくれた人間になっていただろう・・  今は私はこのPOSITIVE THINKINGをマスターしたので 私はこのPositive Thinkingを今 沢山の人が落ち込んでいる時や悩んでいるときにつかう・・ 患者さんにも 友達にもこのPositive Thinking の大切さを教える。 教えるときに 私はいつも 「実はこの考えかたは母がいつも 私に教えてくれたんです」 というと みんな耳を傾けてくれる。 そして 本当にこのちょっとした考え方の変え方で みんな 元気になる・・  この素晴らしい考え方を私に教えてくれた母に感謝する・・・

父親とのクッション
私は結構小さい時から 頑固なところがあって 相手が大人だろうとなんだろうと 衝突するときは本当に頭から衝突する。(Physicalではありません) もちろんその中でも 父との衝突は何度も何度もあった。 私が父と話そうとも思わないときに 母はうまーーく 私と父を話すムードに仕向けてくれた。今考えれば もし 話さなかったら なにも解決しないようなことがいっぱいあったとおもう。 私のアメリカ行きも多分その中の一つだとおもう。 父は大反対だったが 母はうまーく 私と父をなだめて 話せるようなムードにしてくれた・・・だからもし この母がいなかったら まず私は留学はしていなかっただろう・・とおもう。

人から誉められたくてやっているのではない・・
母は毎朝はやくから起きて 近所の掃除をする。 もちろん 雨風が強いときは可能でないときもあるが ほぼ毎日 結構広い範囲の掃除をする。 私はいちど母に 「こんなことしても だれも 見てくれないし それに 誉めてもくれないよ・・」と言ったことがある・・
そのとき 母は私に 「誉められようと思ってやっているんじゃないの・・こういう風にすると なんとなく ご先祖様がどっかから見てくれて 貴方達を見守ってくれるとおもうの」と 私に言った。
私はこれを聞いたとき・・なぜか自分がはずかしく感じた・・・私はいままで自分のやってきた行動は 他の人から認識され そして 誉められるようなことを考えて行動していた・・が しかし そういう行動は計算された行動であって 自分の心の中からやった行動では無いときずいた。 今はすこしだが母のあの教えを真似するようにしている。

こんな母に育てられた私は世界1の幸せものです。


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: