てまり - ねこ の独り言

てまり - ねこ の独り言

2003年09月20日
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カテゴリ: 過去
小学校1~3年に住んでいた場所は書店の二階を間借りしていた。

そして転校。

4年の時の担任の先生にはかなり感謝している。
始業式の前日、母は私を次から行く学校へ連れて行った。(実は引越しが完全に終っていなかった)

そこで、しばらく校庭で遊んでいるように言われた。
少したつと、担任の先生と母が来た。
母が、その方を担任だと紹介し、この先生の一言。
明日、みんなに紹介するからちゃんと来てね。と言われた。


もっとも、ずっと後で、転校手続きをする時に、いろいろ書類が次に行く学校へ送られ、担任の先生はどのような子が来るのか、簡単に下調べをする事もあると、聞かされた。

そして、始業式。小さな学校なので、(各学年、1クラス30人ほど、2年生だけが2クラスぎりぎりの人数の為2クラス。後は1クラス・それまでの学校は各学年、1クラス45人で6クラス)
転校生はもう一人居たが(同じ学年)大変珍しいようだった。

そして、始業式が終り、先生は帰り際に、明日図書室の使い方を教えるから、ちゃんと来てね。と言われた。

母には小学校入学の際、本は図書室のを読めばよいから、買わないと宣言されていた。ところが、いざ、入学してみると、図書室は低学年は使えなかった。(騙された!と言う感情だけが残っている。同じ学校で、教員として働いているのだから、知らないはずは無い)

この学校では4年生から図書室が使えた。
だから、全員に、図書室の使い方を教えたのだ。
そういう意味では、私もみんなも同じスタート。

そして、本の量に感激した。
今まで、書店の二階に住んでいたとはいえ、そこにある本は売り物。
高い位置にある本は読めなかった。


全部読んで良いんだ!!!
何冊あったのかは不明だが、辞書を除き、3年間で全て読破した。
授業中も無視して・・・掃除と給食以外の時間を除き、ずっと読みふけった。

教科書に載っている作家で、図書室に無かった本もあった。
担任が図書の係りだったのはラッキーだった。


そして、中学校へ入学し、新一年生を迎える会が行われた。
中学校へ入っての目標を言って下さい。と言われた。
私は全校生徒の前で、図書室の本を全部読みたいと言った。
本の数を知らなかったと言うのもあるが、古い学校だった為、蔵書数も半端ではなかった。
先生方はじめ、どよめきがおこる。私は???状態。

結果として、読破しました。
昔は旧制中学だった学校なので、難しい本も結構ありました。
でも何とか・・・

今、考えるに、私にとって読書とは・・・
現実逃避でした。
また、小学校の4~6年の間は、皆勤ではないにしろ、ほぼそれに近い状態で、学校へ行きました。これは、担任の先生をはじめ、クラスメートのおかげだと思います。そういう意味でも、この転校は私にとって、良かったと言えます。

そして、中学3年間も・・・いろいろありましたが、毎日図書室だけは通いました。教室へは・・・いろいろありました。
これは後ほど・・・





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最終更新日  2004年08月11日 17時20分20秒
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