てまり - ねこ の独り言

てまり - ねこ の独り言

2005年03月05日
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カテゴリ: 過去
(注意:本格的に作っていたのは平成3年から6年?にかけてです。




質の良いこうじを作ることが出来れば、半分出来たも同じ。
いよいよ仕込みです。

(新潟のある高校では酒つくり実習があると聞きました。
 その時に実習前1週間&実習中、食べてはいけない食べ物が・・・
 なんと 納豆! 納豆菌は強いので混ざると大変だそうです。
 でも、家庭では・・・気にしていられない。。。)


用意するものは

 (今回の作り方では、半分の5升でも出来るが、もう一つの作り方では1斗が良い)

  かめは、一度でも味噌や醤油に使ったものは上手に出来ないと言う。
  多分、塩分のせいと考えられるが・・・

こうじ 1升

お米 1升

水 1升 (塩素を抜いたもの。浄水器を通せばOK)

ドライイースト ティースプーン1杯



こうじは自家製が最高です。
購入したこうじだと・・・ちょっと力が弱くて・・・

糀箱で糀を作る


お米1升を一晩吸水させ、蒸し器で蒸します。


ちょっとつてで、くず米がこの頃手に入ったので、くず米で作った記憶があります。

お米がお米の形ではなく、われてしまっている物です。(粒が小さい)
そして・・・
お米と同じ大きさの(通常のお米の半分くらい)小石が大量に入っています。
そして、石が白いので、そのままご飯に炊くわけにはいかない。
でも・・・どぶろくなら大丈夫。



もち米のくず米が手に入った時は・・・味が違いました。



お米が蒸しあがったら仕込みです。


かめをよく洗い、蒸したお米、こうじ、水を入れます。
よくかきまぜ、ドライイーストも加えます。

蓋をしておいておきます。


毎日、かき混ぜながら、味見。


味見には味噌漉しを用意し、静かに味噌漉しを沈めると水分がたまるので
それをお玉ですくって飲みます。


毎日、味が変わり、なかなか美味しいです。

最初のうちはアルコール分は無しに等しいのですが・・・
だんだん。。。
お子様や運転をする方は、避けた方が良いです。

一応、法律では0.9%以上アルコール分を含む物は許可がないと禁止なので、
くれぐれも、早めに飲みきる事です。


まぁ、ブログではこれ以上書けませんね。
味は・・・それなりの味です。
そして、どぶろくは生き物ですので、毎回、味が変わります。
まさに、一期一会。

商品として作るのであれば、一定の温度管理をして・・・
ですが、家庭で作るのであれば、毎回味が変わるのも楽しいでしょう。


ぜひ、作ったら、毎日味見をしてみてください。


仕込んだ翌日から、ぷくっ ぷくっと沸いてくる(ガスが出る)
このようになれば成功です。

自家製のこうじを使い、ドライイーストで作れば、まず失敗はないと思います。


よく、寒仕込み などと言い、寒い季節が良いと言いますが・・・
家庭でつくり、毎日味見をしながら・・・でしたら、1年中大丈夫です。
ただ、真夏は・・・
独特の蜂が臭いをかぎつけ、かめの蓋のへりに卵を産む事があります。
それなりに注意と工夫が必要ですが・・・

味が少し変化するくらいで問題はありません。
味が変化しますが、それもまた美味しいので、楽しんでください。





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最終更新日  2005年03月06日 15時18分15秒
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