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2015.08.12
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  * サービス精神の乏しい人





昨今はホームパーティーが盛んです。

  某日、知人の家のホームパーティーに招かれました。

  夫婦参加の客が中心でした。

  この家の奥さんは料理上手で人を集めるのが大好きです。

  話題も豊富です。

  それはいいんですが、ホスト役のご主人はむっつりしていて

  まるで気配りのない人でした。

  料理が運ばれると、どうぞの一言もなく、

  客より早く箸を取り自分の口へ運んでいました。



  質問に答えるという感じで終わります。

  しかし、特に気にもならず目障りでもありませんでした。

  自然に静かにそこにいるので、

  ほっとけばいい感じでした。

  この無愛想極まりないホストは、少企業の経営者で、

  経営のほうは大変順調のようでした。

  仕事のほうでも口数は少なく、

  夜のつきあいはほとんどしないようでした。

  しかし、細やかな気遣いを見せ約束はきちっと守るので、

  取引先の信用はとても厚いそうです。


  この人は、元来、周囲や、他人にあまり気を遣わない人柄だと思います。



  無頓着で、興味を持たないんでしょうね。

  奥さんの話によると起業していろいろ苦労して辛酸もなめ、

  経営や、商売には一番不向きに見える人柄を逆手に取り、

  信用を勝ち得たということです。

  このような人は意外と情が厚い。



  反応すべきことには的確に反応する能力がある。

  ホームパーティーの参加者は、そのことをよく知っているので、

  彼が無愛想にしても気にならなかったのでした。


  本当にサービス精神が欠如している人間は、

  社会生活には不適合な人間です。

  社会生活を営んでいる以上、社会の動きや、

  気配に少しでも反応しなければ生きてはいけません。

  サービス精神が欠如すると社会的な注意力が養われず、

  外の社会に柔軟に関わることができなくなります。

  引きこもりの多くはこのタイプでしょう。

  ニートの一部にもこのタイプの人がいます。

  引きこもりや、ニートの人達には、

  まず社会に適合できるサービス精神を養わせることが必要です。

  この対策がうまくいけば、

  もともとが細やかな人柄の人が多いですから、

  それぞれがその潜在能力を発揮して社会に貢献するでしょう。

  話を元に戻しますが、

  社会的な注意力が散漫な人は、

  昔からどこにでもいました。

  このタイプで他人には無関心でも

  何かに並外れた才能を持っていれば

  社会の注目を浴びるという逆方向のかたちで

  社会に適合することができます。

  芸術的分野や、学術的分野で、

  孤高に才能を輝かせることができれば、

  それはそれで社会的にも素晴らしいことです。

  そのような才能がなくても、

  昔は地域社会に社会的な注意力が散漫な人間を

  支えきっていくだけの仕組み、機能がありました。

  年功序列、終身雇用を原則とする会社も、

  多様な個性の1つと見て少なからぬところが、

  受け入れていました。

  でも、今は違います。社会で効率化が進行しており、

  どんなところでも適合できないと見られたら、

  切り捨てられる傾向が強くなっています。


  ところで、自分はサービス精神が欠如している、

  社会的な注意力が散漫だと自覚できる人は、

  実はたくましい人間です。

  自覚してサービス精神を養う能力と、

  その努力を続ける克己心を持っています。

  特に若い人にはこれからの世の中で、

  自分はどんなサービス精神を発揮できるかを

  じっくり考えることで、

  いつまでもしなやかに生きられる

  自分流の処世術を身につけてほしいです。


  、











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最終更新日  2015.08.12 16:02:42
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