ひるね。

ひるね。

小さくてもできること。



まぁ、余談なんですが。

どうして動物病院にバイトに行ったことで「獣医に対する理想」が崩れたかといいますと、



「結局、動物の病気を治すかどうかの最終的な判断は飼い主次第ってことが気に入らなかった。」



んですね。若かったよな、自分。と思います(笑)

アフリカのサバンナで病気で死んでいく動物を助けたいと思ったこともありました。

でも助けちゃいけないんですよ。ますます若かったですな(笑)

そういう生態系への理解をもっと早くに知っておけば、獣医になろうなんて妙な考えは起きなかったかもしれない(笑)

ま、それは言ってもしかたなし。





今は大好きな熱帯で環境科学系の調査してますが、熱帯林の伐採は酷くて

特に私の調査地の国は日本を目指してる国なので、そういった意味では行くたびに悲しい思いをする国です。

日本の様な先進国が失ったものを、ちゃんとこれから発展していく国に伝えるべきだと思います。





私の研究は、熱帯林の価値を見いだすのには役に立つだろうと思いますが、

それを理解して伐採を止めてくれる政治家がその国で現れない限り、

熱帯林の近くに住む人たちがその価値に気が付かない限り、

熱帯林の破壊は止められない、と考えています。



だからって、私のやってることは意味がないんだ。とは思いません。

科学は小さな研究が積み重なってできていて、私の研究もその一つになっていつか誰かが上手く利用して

熱帯林の伐採を止めてくれたら、と願っています。





後ろ向きな考えかもしれないけれど、私にできることはこれが精一杯。



小さくてもできることをやればいいんだって思えます。





そういう意味では少し大人になったんですかねぇ・・・??わかりませんな。




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