全108件 (108件中 1-50件目)
3年前、会社生活に精を出し始めた。「しのぶちゃん」と愛称で呼ばれるようになった。しかし遊び友達からはぐれた。熱っぽく語り、踊る自分もいなくなった。いい感じだ、もっと励め、といってくる会社の人が増えた。ところが、手ごたえを感じない私は行き詰まった。今日は会社を休み、老人ホームのさくら苑に行って、ひさしぶりに友達と遊んだ。言葉を全く話さない認知症のたけさんが、わたしの遊びのピアノで、歌いだした。言葉を話さないから、歌詞はない。響きわたる声。恍惚とした表情。見ていた友達が泣いていた。遊びでしか出会えない あなた。
2008.11.12
コメント(58)
30日 丸の内 ハッピ姿で 闊歩する
2005.09.21
コメント(10)
22日 アメリカに 渡るいとしの 君を見て さようんならと 心ははるみ21日 川柳の 感想きくと 味がない 答える父は 正気なのか20日 蜂さされ 騒ぎてさらに 毒まわり ~畑の父~19日 秋の空 爽やかに切り 母の髪18日 ラジオつけ ぼやき川柳 ばか笑い ~週末OL~1日 銀座をあるく 格好の良いサラリーマンが多い2日 となりの部長が電卓を渡しながらいう 「ときどき狂うから、簡単なかけ算やってからね」3日 4年ぶりにいとこ来宅 熱がでて話できず4日 いとこ 夫婦の何たるかを熱弁 ただし本人単身赴任中5日 人事部長が 遥洋子のコラム* を無言でもってくる だから私にどうせいっちゅうねん!6日 となりのF参与の携帯からメールを送ってみる メルアドが ”にこにこFくん ” 迷惑メールが一切ない7日 出がけに立川談志の「人情八百屋」を聴く8日 山野さん手紙を届けてくださる鼓童の太鼓についてFAXにてお返事音楽や文学、芸術は生活を支えているものだという確認9日 朝ミーティング 部長の歯にのりがついている話が経済について、世界情勢について広がっていくが、のりはそこにある 私の目の前に10日 期日前投票のあと、こうの史代「長い道」をよむこころのふたが開いて何を見ても泣けてくる寅さん見ても、連ドラ見ても。 11日 引きつづき泣き上戸言葉に分けられないほど混ざりあった気持ちや感覚におそわれたら泣いてしまえ13日 秋の夜話 多彩なゲスト 響きあい14日 良質な労働力って・・・なんだかなァ16日 ひさしぶりにがしっと朝食をとる 洋服がバシッときまる へー 17日 どうしたい センセに聞かれ 漢方を ~医者いらず~*日経ビジネス9月5日号 掲載コラム
2005.09.02
コメント(2)
1日 体調管理のため年休6日 ひさしぶりに映画をみる 7日 会合にでる 初対面のひとがたくさんいた9日 司会をやる 学級会を思いだす10日 外出 よく働くウエイターがいるお店に行く11日 歯医者で下の歯をクリーニング13日 フランス人に再会17日 贈りものとして野田琺瑯のコーヒーポットを買う18日 歯医者で上の歯をクリーニング19日 自由について考えはじめる20日 友人の母の心ないひとことに傷つく21日 小説をよむ22日 小説をよむ ダークさが理解できるようになった23日 自由について書かれた本をかりる24日 かりた本をよむ25日 自由について考えつづける26日 健康診断受けるも、貧血で寝こむ27日 大事な会合 28日 会合あとの休けい29日 気になりながら年休30日 ひさしぶりの会社31日 上司による身のうえ相談
2005.08.31
コメント(0)
母が携帯電話を購入。さっきから、父と電話をかけあったり、あーでもない、こーでもないと騒いでいる。2階から、父「電話かけるぞー!」1階で母「かけるって、どうすればいいのよー!」 (出ればいいんだよ-!(-_-;))ルルルー母「なんなのよー!」父「受話器のボタン押してー!」母 「どこよー!」父「受話器の絵が書いてあるボタンーっ!」母 「知るわけないでしょー!」(逆ぎれ気味)・・・・・・お願いですから、近くでやってください。(T-T)ひとまず、騒ぎは落ち着いたころ、母の話す声が聞こえてきた。今日、英会話のサークル仲間に見せようと思って、電話をかけようとしたら、画面が真っ暗になった。「ああ、電池が。。」というと、友達はすぐに自分のウォークマンから電池を外し、「これ使って」と差し出してくれた。試行錯誤したが、電池の入る場所が見つからなくて、あきらめて帰ってきたとのこと。最後に母は、 「しょせん、私たちはそんなレベルよ!」と逆ぎれしていた。もし、母が携帯について、何か聞いてきたら”母のレベル”に立って教えてあげなければ、と思った。(ToT)
2004.11.12
コメント(0)
昨日は、S部長に同行し、とある会社の部長さんにお会いしました。私は社内報の記事を書かなければならなかったので、行きの車中で、聞き出して欲しいポイントをそれとなく、S部長にお伝えしました。さて、面談が始まり、メモを片手に話を聞いていたのですが、お相手の部長さんの話の長いこと、長いこと。あれですか?おエライさん同士の会話というのは、聞き手の関心を汲み取って話を組み立てるとか、聞き手の表情を読むというのを全くしないんでしょーかー (-_-;)お互いの知ってることを、ただ見せあうばかりで話が全く積み上がっていかないのです。ああ、この人は目の前に誰が来ても同じ話しかしないんだな、という感じで、ゲンナリ。バッサリ言わせていただくと、両者、対話力なし!2人共、何で部長なのぉーーー!(ToT)情報を制する者が人を制すとは言いますが、たらたら情報を流せるひとが、出世街道を陣取っていて、たらたらA部長とたらたらB部長が会話して、(情報交換をして、)たらたらたらたらA部長とたらたらたらB部長になっていく道のりが見えて、思わず脱力しました。脱力したまま帰りの車にのりこむと、S部長、開口一番「相手の部長さんは話長かったなあ。あれ、かつらかな?」おい、話聞いとらんのかい!ガクっ
2004.11.11
コメント(3)
きのうの会社帰り、なにか鼻歌歌いたいな~と思いながら歩いていたら、突然、後ろから声をかけられました。営業のO班長です。彼は、社内随一の流行りもの好きで、今、社内で流行の兆しの見える自転車通勤をしています。噂では聞いていたのですが、その姿を見るのは初めてでした。高そうな自転車に、(実際すごいスピードが出ていた!)流線型のヘルメット、足首にはバンド、もちろんスーツからカジュアルな服装に着替えていました。本人の表情も自慢気で、小学生のような笑顔でした。夜の車道は危ないので、ヘルメットや自転車に赤く点滅するライトが取り付けてあり、やたらチカチカしていました。「じゃあ」と爽やかに、風になっていったO班長の後ろ姿を眺めながら、ふと、「全体の印象は、なんか懐かしい感じがするなぁ」と。「この感じは・・・そうか、仮面ライダーだ。」-フフフ いいなあ、懐かしいな。残念ながら、仮面ライダーの歌は思い出せなかったので、「月光仮面のおじさんは~♪」と心の中で歌いながら、後ろ姿を見送りました。風になったつもりの本人には口が裂けても言えませんけど。
2004.11.10
コメント(0)
おととい、山田洋次監督の映画「隠し剣 鬼の爪」を見に行ったのですが、考えさせられました。というのも映画の冒頭、次回作の宣伝が4,5本あって、そのほとんどのキャッチコピーに「守る」という言葉が使われていました。「僕は守るものを見つけた。それは君だ。」「家族を守るために立ち上がった。」「守るべきもののために闘った。」「守るものができて強くなった。」(うる覚えなんですが...)さすがに、これだけ続くとちょっと”えっ”と思いました。「自国を守るために先に攻める」というアメリカのやり方に辟易していたからかも知れません。「守る」ということを生きるモチベーションにしよう!というのが、最近の映画のメッセージのように感じました。率直にいって、仮想の敵に対して、守るということに神経質になる雰囲気は、何だかやるせないです。「戦って、なわばりや子孫を守る」というお役目がそんなに必要なのでしょうか。今の日本で。いや、地球全体で。私は自由であることが好きなので、「守る」という響きに、ある種の縛りを感じてしまいます。守る側、守られる側の双方だけでなく、その「守る」を貫くために、攻撃される人々。そのどこにも属していないにも関わらず、巻き込まれる人々。つい戦争と結びつけて考えてしまいましたが、社会のムードは、「守る」ということに流れているのかなあと考えさせられました。
2004.11.05
コメント(0)
今朝、会社のエレベーターで隣の会社のちえさんと一緒になった。髪の色を黒っぽく、シックな感じにしていたので、「あら、黒くしたの?」と聞いた。「あっ、はい。そろそろ抑えた感じにしないと...」たしかちえさんは、私より4つくらい若かったはず。「まだまだ先は長いよ~。はははー。まあ、内側にたぎるものがあれば大丈夫よ」と、ちえさんは落ちおちこんでいるわけではなかったけど、励ましていた。まあ言葉の勢いみたいなもので、シャレです。そしてその勢いのまま、「はっははははー」とふたり声をあわせて笑いあい、別れた。そして、エレベータのドアがしまった。すると、後方に身をひそめていた安全環境部のW部長が突然真顔で話しかけてきた。「たぎるものを持つにはどうしたらいいでしょうね。」「はい?(・・・いや、言葉の弾みで深い意味はないんだけど)」「大事だよね、たぎるもの。」「えっ?」ほどなく、8階に到着。「おほほー、ではー。」と足早にその場を離れた。妙なところに火をつけてしまったようです。みなさま、火の用心。
2004.11.04
コメント(4)
会社のおエライさんの会合ってどんなことしてるんだか、下々の私には皆目見当がつきませんが、何やら、楽しいことをしているらしいです。というのも、副社長のスケジュールというのがプリンターのところに置き忘れてあり、路上の情報通(自称)の私はすかさずチェック。目に飛びこんできたのは、18日(木)19:00~ シナモン会シナモン会って...何だかうれしい響きだぁ。ウットリ。メンバーはおじさんばかりだと思うのね。きっと。わざわざオープンにしてんだもの。しっかし、「今日はシナモン会♪」とか言ってるんだろうなー。うちのナンバー2
2004.11.01
コメント(0)
その人が「とぼけた人」かどうかを決めるのは周りの人である。しかし、周りがその人を「とぼけた人」と決める材料は、その人自身が醸し出している。......言い切り系で語るものの、これはまぎれもなく私のことです。(T-T)つまり、私は深刻なことを語っていようが、最後は笑いましょうよ、という向きなので、なんかその志向が既に相手に伝わっており、笑われておしまいということが多いということです。率直に、何があったのかと申しますと、飲み会の予約をしていた時の上司との会話なんですけどね、もう何年ぶりかの部の飲み会でして、簡単なコース料理のメニューを私が選んでいいということになり、ざっと選んでFAXしたのですが、お店から「お茶漬けを鮭にする?明太子にする?梅にする?」という電話がありました。周りの目もあるのでこっそり、「うめでお願いします。」とだけ言って電話を切ったところ、上司が横でくすくす笑っており、こんなことをおっしゃいました。「多めでお願いしますって?」「はい?」そんなこと言うわけないでしょーがー(-_-;)妙齢の女子が!っていうか、ワタシそんなキャラクターですか!?(ToT)ま、笑えたんでいいですが。でも、上司は常々、こいつの言動は「とぼけてる」と思ってるから、こんな聞き間違いするんだ!と考えると、ボケるのもほどほどにしないとな、とわが身をかえりみる金曜の午後です。
2004.10.29
コメント(2)
という石鹸がありますが、昨日から植物のことを考えています。以前、会社の先輩に「どんな男性がタイプなの?」と聞かれ、「木のような人」ととっさに答え、あせって理由を考えた覚えがあります。(笑)今、部屋にはパキラという観葉植物があります。このパキラちゃんはエライよ。ほど良い湿気を与えてくれます。身体にいいといわれるマイナスイオンは、湿度50-70%に保つことがポイントだそうです。先日、東急ハンズまで買いに行った湿度計は、いつもその快適湿度をさしていますよ。ところで、湿度計をわざわざ買いにいったのは、体調の悪さ(主に偏頭痛ですが)と、湿度の関係を見てみようと思ったからです。体感温度や湿度に頼ってばかりだと、「何か体調悪い、湿度が高いから圧迫される。うう具合いがますます悪く..」と悪いループにはまってしまうので、湿度計を見ることで、いったん、その悪いループを断ち切ってみるという試みをしています。(現在3週間目に突入)ま、頭痛いときは痛いんですけどね。湿度か、ストレスか、目の疲れか、恋わずらいか?!はっきりさせようじゃないのっ!というわけです。話しを元に戻すと、植物の生きかたを観察したり、リサーチして、人間の生きかたってどうなんだ?ということを考え始めています。少しわかったことは、動かないから感情を交わさないからって生きてないことじゃないんだー!!!ということ。ちょっとした発見でした。では。また。
2004.10.28
コメント(0)
ここ最近、ずっとずっと考えているのは「ニート」のこと。「ニート」...働かず学校もいかず専門的な訓練も受けていない若者の呼び名。経済学者玄田有史さんが命名。76万人(15才~34才)いると言われている。ずっと気になっています。ニート的状況が。たぶん、ニートという状況は、仕事や職業についての情報はたくさん入ってくるし、知識もあるんだけど、仕事場の人間関係に出ていって何かしなきゃいけないっていうのが億劫なんですね。きっと。自信も湧かなくてね。そして、私が何でずっと気になっているかといえば、「働くって何?」っていう、それ問いだしたら働く気失せるじゃん、ということをしつこく考えながら、働き続けているんです。ずっと。そりゃもう、ぐらぐらしますよ。毎日。ま、面倒くさいライフスタイルです。(笑)で、元をただせば「人前に出たい気持ちと隠れたい気持ち」が交互に押し寄せてくることが原因なんじゃないかと考えています。目の前の人を好きとか嫌いとか思えなくて、人前にいたいか、隠れていたいかという感じです。それも、見られていたいか、見られたくないか、というのじゃなく、何かを交換したいか、したくないか、という感じ。人前に出るというのは、物だけじゃなく、表情、感情、空気、コトバ、考え、その他もろもろを人と交換し続けている行為だと思います。植物と交換するのとは違いますよね。気分が。何でしょうね。この億劫さ。情報のスピードが早すぎるとか、刺激的な情報や攻撃的なものが町に溢れていると言うのは簡単ですが、それじゃあ片付かないですよね。ああ、片付かない。またしても片付かないことを考え始めてしまいました。いつかつづきが書けますように。
2004.10.26
コメント(0)
昨日の日記に書いたとおり、役に立たない、がらくたのような情報をかき集めて暮らしておりますが、どうやら、そういったカルチャー・ジャンキー臭というものを醸し出しているようです。その証拠に、総務部のSマネジャーが、時折、そばに来ては「高橋由一って知ってる?」とか「電車の広告にBLEUってあったけど、BLUEの間違いじゃない?」などと何の脈絡もないことを言いにきます。「ああ、鮭の絵を書いた明治初期の洋画家ですね。」とか「それはフランス語の青ですよ。」と答えると、「ほう。」と言って、去っていきます。どうやら彼の人もカルチャー・ジャンキーのようです。周りはついていけず、遠路はるばるやってくるのだと思うと、邪険にできません。がらくたのような情報を手に、訪れるご同輩。出世は遠いようです。合掌。
2004.10.25
コメント(0)
とにかく、読む本のジャンル、量が滅茶苦茶で、それにインターネットでの情報収集が加わって、神経を痛める。情報収集を誰かに頼まれたわけでもなく、何かの役に立てるためでもなく、情報というものにアクセスして、驚いたり、怒ったり、笑ったり、唸ったり、しみじみしたりせずにはおれないのである。だから、高度な情報を集めて、分析しているふうでもなく、どうでもいい、がらくたのような情報をかき集めている。「情報のがらくた骨董市」があったら、1等とれそうな気すらする。たとえば、散々集めて、唯一使える情報といえば、「安眠姿勢」である。何に載っていたのかすら思い出せない。(ネットか雑誌か本か、新聞か。)テレビとラジオではないな、たぶん。それはさておき、「安眠姿勢」とは・・・右を向いて右手を枕の下にしき、膝を曲げ、体を丸めて、足の間に平たいクッションを挟む。お母さんのお腹にいた時の、胎児の姿勢だそうで、体が疲れているときなど、この姿勢で楽に眠れる。この1週間でかき集めた、100を超える情報のうち自信をもって紹介できる唯一のものである。だは。このような私、占いの先生まついなつきさんに、「カルチャー・ジャンキー」と名づけていただいた。興味を持ったことをがりがり勉強していく。「何のために勉強しているんですか?」と本人に聞いても、「さあ、何のためだか。。。何の役にたっているんでしょうね。。」目的もなく、がりがりつき進んでいくのだ。ま、たしかに勉強は好き。ただし、仕事のためとか、お金のためとか言われると、熱が一気に冷めたりする。現実から離れて、どこか遠くに行きたいと願っている現れと思われます。
2004.10.24
コメント(0)
高野文子の「黄色い本」と一緒に、批評雑誌ユリイカの高野文子特集号を図書館の書庫から出してもらった。この「黄色い本」というのは女子高生、田家実地子(たいみちこ)が「チボー家の人々」という小説全5巻を読み終えるまでのお話ですが、みちこの日常の生活と本の中の世界が錯綜していくところがたまらなくいい。生活は淡々と地味に続いていくのだけど、その地味さもいいし、みちこがふら~と本の中の世界へ行ってしまう姿もいい。文字どおり、あらぬほうへ行ってしまうけど、決して享楽的でもないし、怠惰でもないと思う。あと好きなのが、人物の動作が柔らかいところ。(あっ、「黄色い本」は漫画ですよ。)もの凄く前かがみになったりするから、きっと頭の中もこんな風に柔らかくて、あらぬほうにいっちゃうんだなという感じがする。もしも、頭の中でいろいろ考えたり、話したり、ぼっーと空想していることは、誰かと出会って、言葉を交わしたり、行動するとか、形にしないと無いことになっちゃうとしたら哀しいので、こうして共有できるもの(「黄色い本」みたいなもの)があると、寂しい思いをせずにすむ。
2004.10.12
コメント(0)
このところ現場取材が続き、ヘルメットを被って写真を撮る、現場のおじさんに日々の仕事ぶりを聞く、それを文章にまとめる、というのをやっている。インタビューはボイスレコーダーで録音して、パソコンに音声データを入れ、イヤホンから聞きながら、原稿をつくっているのだけれど、現場のおじさんの声のバックに、ちょろちょろ水の音が聞こえてきて、何度もトイレに行きたくなってしまい、仕事がちっとも進まない。このちょろちょろ水の音は、後ろの席のおじさんが設定してくれた水槽のスクリーンセーバー(熱帯魚観賞用ソフト)の音なんだけど、解除の仕方がわからないので、流水音がイヤホンからずーっと響いている。リラックスを通りこして、何だかそわそわしてくる。後ろのおじさん、今日は休んでいる。
2004.09.22
コメント(0)
終業のチャイムが鳴り、さて月島図書館に行くかと片付けていたところ、Jr.(社長の御曹司)がやってきた。びっしり文字が打ち込まれたA4の紙を手に、「ちょっとお話ししたいことがあるんですけど」と言う。紙と表情をみたら、「ああ、考えたアイディアを話したいんだな」と一発でわかったので、考え事が嫌いでない私は図書館をあきらめて、(覚悟を決めて)「どうぞ」と応えた。内容はIR活動(証券アナリスト向けの決算説明会)についての見解といくつかの改善点だった。改善点は具体的なアイディアも添えてあり、なかなか面白かった。それに、Jr.が話したいというフェロモンむんむんだったので、「へぇ~色っぽいじゃないの。」と思って、ふんふん聞いていた。1時間半ぐらい話していた(聞いていた)と思う。要所要所、相手の悦びそうな相づちと質問をすれば、これぐらいの時間に膨らむ。まあ、これは仕事で培ったわざだな。(笑)相手にスタミナがあれば、さらに発展させることもできたけど、Jr.のフェロモンの分泌量が落ちてきたので、見切りをつけた。妥当な判断だったと思う。(-_-;)何かアイディアがあるとき、それが具体的であることは必要だが、さらに、自分がそれを実際にやることを覚悟した上で、アイディアを膨らませていくことが肝心であるように思う。Jr.のアイディアはその辺の泥くささが欠けていた。最初は手放しで色々自由に広げていいけれど、ある程度まできたら、始末をつけることを前提に詰めていかなくてはならない。そこで真の発想力が発揮されるのだと思う。とここまで考えていたら、毎週楽しみにしているコラムを読んで、肩の力が抜けた。第二次世界大戦では、男の衛生兵は患者が運ばれるのをじっと待っていたが、女の衛生兵は銃を持ち、患者を拾いに突撃した。男は平和の中で「危険」を考えるのが好きで、闘わずに「勝負」を夢想するのが大好き。--- 高橋秀実著「結論はまた来週 第10回目覚めよ女子が強すぎる」--- R25 No.10 9/9号(株)リクルート発行 ああ、いいよ、いいよ。夢想してて。ふんふん聞いてあげるよ。でも、実際の見切り線は、覚悟を背負ったワタシが引かせてもらうからね、と思って元気が出た。覚悟の使い方、間違っているだろうか。(笑)
2004.09.10
コメント(2)
ただ今、ひとりで企画会議中。ちっさな企画を立てて、豆粒のようなアイディアをフリーページに打ち込む。一応、人の目にさらされているという一点で、会議気分である。むふっ。 ひとり会議つぶアイディア進行中。
2004.09.09
コメント(0)
もろもろの考えごとが同時進行中。チーズ屋さんのこと、つくってる社内報のこと、フリーマガジンのこと、来週のスピーチのこと、日曜に見た映画「誰も知らない」のこと、今読んでいる本のこと.......って相乗効果を生むどころか、あっ、今何考えてたんだっけの嵐。そこで、ずえーんぶ書き出すことにしましたっ!昨日の日経産業新聞で、「頭の中は懸案でいっぱい...文字にして整理 優先度くっきり」という記事がありまして、これです。ぐあんぐあん書き出してみます。この日記のページだと、混乱したままなので、1個1個横にページをつくっていきますです。って、こんなことまで書き出す始末。だはっ。
2004.09.08
コメント(3)
いやぁ、最近考えていることと、実際に形や行動になっていくことのギャップで焦っていて、「ふらこ、お前らしくないぞ!」と。せっかくのお気楽なキャラクターが台無し。自分にせっかちなオレ。せっかちすぎて、自分が男だったか、女だったか思い出すのももどかしい。やりたいことがありまして、知人のチーズ屋さんを盛り立てようといろいろ考えを巡らせているのです。楽天日記の更新もままならず。ぬふぅ。
2004.09.07
コメント(2)
きのう、雨が降りましたね。先週末、佐渡島に渡り、ひのきの香りが充満する神社でお参りしたり、森で太鼓の音を聞いたり、踊ったりしました。ああ、好きです。緑のしめった匂い。自分の部屋もそんな感じにしたくって、パキラという観葉植物を置き、葉っぱに霧吹きで水をかけたり、虫の鳴き声のCDかけたりたりして、アウトドアな感じ。ここは外なのか?内なのか?!おとといダンスを見に、新宿のパークタワーに行ったのですが、時間つぶしに、インテリアのコンランSHOPをぐるぐる回遊。世界中のハイセンスな家具や雑貨がある中で、最もこころ惹かれたのが、ガーデニング&アウトドアのコーナーでした。そこに置いてあったステンレス製のランプをみたら、一気に小学生の気持ちになりました。ああ、キャンプしたい…野営したい… 野宿じゃなくって。 豚の丸焼き
2004.08.30
コメント(0)
前略会社の社内報をつくりはじめて7年目。今日は経団連の社内広報センターから電話がかかってきて、先月号がよかったので、センターの広報誌で取り上げたいとのこと。やった~。ふぅ。やりましたよ!先月号はちょうど、まるまる6年がたったころ仕上げたものでした。縁あって、社内報の制作の仕事を続けてきたわけですが、何度かやめたくもなり、思い入れをいれようにも、形にするのが難しいから、ただただ2月に1冊つくることだけを愚直に続けてきた結果で、いや~、6年かかりました。自分の思いついたことが形になるまで。まるで学童期6年間。外の目で見て、「おお何とか形になってるね。」と卒業証書をもらった気分です。校長先生~(って誰だか知らんが)ありがとー
2004.08.17
コメント(7)
しがらんでいたコード類たちを丁寧にほぐし、1本1ぽんをこじんまりと結び直す。なんで?なんでこんなにあるの?しがらみ。いや、コード類。メカにあんまり興味を持たず暮らしているのに。東京じゅうのコード類集めたら、地球を何回も巻けるにちがいない。
2004.08.15
コメント(3)
一気に読める文章にしたい。日記なのだから。最近、文章を読む感覚が、物を食べる感じに似てきて、よみもの = たべもの みたいになっている。小食ですが。写真家の川内倫子さんの日記がいいな~。おすすめ。http://www.littlemore.co.jp/rinko/rinkodiary.htm…って終らせようとしたんだけど、いいこと思いついた。とんち人生 - とんま人生この2つで行こうと思う。いったり来たり。ふと、思い立って、辞書を調べたら、「とん」というのは、「とんだ・・・思いもかけないの意味」から来ているそうだ。とんちは、思いもかけない良い知恵とんまは、思いもかけないまぬけさ ということになろう。ああ結局、びっくりしたり、させたい人生なのね、ということだ。(って誰に宣言してんだか!)
2004.08.12
コメント(0)
自己表現について。身の回りの友人たちの人間関係にまつわる話(仲間との衝突や恋愛)を聞くにつれ、「この私をわかってくれー!」というメッセージがよく聞こえてきます。(もちろん自分もよく発してますが。)ところが、この私をわかってもらうためには、表現力という技術が必要です。高度な技術というわけではありませんが、やはりメッセージを気持ちよく、受け取ってもらうためには、アウトプットの力や編集の力みたいなものがあれば、もっと上手くいくような気がします。なぜなら、「この私をわかってくれー!」というメッセージ自体は、身近な人には既に伝わっているような気がするからです。体全体や振る舞い、態度に出ている。わかって欲しいことがある、と。ならば、考えどころは、「相手はどうしてわかってくれないんだ」ということでなく、それをどうやって伝えていくか、ということにあるのだと思います。言葉を選んだり、タイミングを図ったり、行動を起こしたり、新たな出会いを運んだり、待ってみたり。「くれー!」という衝動をどういう風に表に押し出していくか。この力を磨いていくしかないと、考えています。まだまだですが。自己表現という行いは、芸術とか仕事とか、最近では暮らし方(私らしい暮らし方)のようなジャンルにしか無いように思われますが、もうちょっとレパートリーがあったり、幅広いものをイメージできたら、生きてる自由さがひろがるような感じがします。そんな思いをこめて、ここからどこへ
2004.08.10
コメント(2)
月に1回、各職場がお客様から受けた表彰を役員向けに報告する書類をつくっている。主な表彰の内容は、3K職場で事故が起こらなかったことを称えるもので、賞状とともにそれを飾る額縁や盾をいただいたり、時には金一封が出たりする。今日、今月分をまとめていたらこんなものがあった。受領記念品 - タオル13枚何かありがたいよね。汗に酬いる感じがして。
2004.08.09
コメント(1)
このあいだの話の続きで、「ほかごと」をしているときはどんな顔をしているかといえば、むっつりしている。細やかな心配りとか、愛嬌とか、そういうものから遠く遠く離れる。たぶん無表情でいる。むっつりしている。「ああ、いやんになっちゃう」という怒りさえ作らず、むっつり、よそへ行っている。そうしているうちに、ふとひらめいたりする。ささいな可笑しいことを。そして、ひとりにんまりする。むは。
2004.08.03
コメント(0)
社内報の原稿に煮詰まると、たいていほかのことを考える。それを「ほかごと」と名づけている。ブックデザイナーの祖父江慎さんが、いい考えが思いつかないときは、「ほかごと」をしてたほうがいいと本に書いていて、痛く共感した。それ以来、意識的にうわの空でいる時間をつくるようにしている。よそにいっちゃう。そうすると、ふと思いつくということになっていて、その思いついたことを形にしたくなるから、ちゃんと戻ってこれるという寸法。スタミナに合わせて、あまり遠回りしないようにコントロールしたりして、大人だと我ながら思う。
2004.08.01
コメント(2)
朝起きて、うとうとしていたら・・・・・・というのは起きてることになるのか?まあ、そんな感じでベットに座っていたら、「またのな」という言葉が思い浮かんで、「またの名は・・・」ということなんだけど、わざわざ名乗るほどの芸名も無いので、あとが続かなかった。しかし、このことは自分としては、とても嬉しい。ただ起きて、会社に行くという時間の流れのなかに、唐突に降ってくるものがある、というのはうれしい。なんか、よくわからないけど、誰にも邪魔されないところがあるみたいで、ああ、これは他の人は奪えないものだな、と思う。そういう「ほかのこと」について書いていきたい。
2004.07.30
コメント(1)
きのう、会社の近くにある図書館に予約した本を取りに行ったら、法務部長のはたけさんがひと足先に、本を返却していた。はたけさんは、いつもぱんぱんに膨らんだアディダスのスポーツバックを背負っていて、その中には、新聞記事のコピーや本がいっぱい詰まっている。その姿、二宮金次郎級。図書館で、そのアディダスをポンポンと叩いてあげたら、こちらに気がついて、「おお、サイクルが同じですな。」と言って去っていった。しかし、驚くことなかれ、そのアディダスにはもっとすごいものがはいっている。1年半ほど前、会社の飲み会に参加したら、はたけさんも一緒で、歴史の話やら、本の話をしてたんだけど、飲み会もそろそろお開きというところで、やおら、アディダスから横笛を取り出し、組み立て、吹きだした。聞くところによると、日曜とかに公園で一人練習しているそうだ。へびが出そうな音だった。踊れなかったけど、まさか横笛が出てくるとは思わなかったので、嬉しかった。その姿、にのみや級。
2004.07.15
コメント(4)
スピーチが終わり、小さな賞もいただけて、達成感があった。ただ、体がへろへろだったので、ベッドに入ると、小さなことを次々と達成したいという夢を見た。達成欲が沸いたようだ。食卓の上のバターロールがそろそろ、カビてるから処分して、バターとか入ってるパンはもう買わないようにしようだの、安全部が言ってきたポスターはウチ(広報部)を通さないで、デザイン会社を紹介して、直接やりとりしてもらおうだの。そんな夢。要するにパンをカビさせないようにする程度のことを、さくさくやりたいのだと解釈して、寝起きのままトイレ掃除をした。その後、直樹(59)が降りてきて茶碗などを洗い、ワタシが出勤するころには、台所がすっきりしていて、なんか嬉しかったので、「朝の正しいにおいがするよ」と言ったら、ステテコ姿のまま「水遊び好きなんです!」という顔つきで、大型犬のようにハアハア笑ってた。いい家族っぽかった。
2004.07.14
コメント(4)
あさってのスピーチクラブのために、文章を3つほど書かなければいけないのに、こうして楽天日記を書いている私。「ことばつかい」として、”おおよそ、そのようなこと”というのが言いあらわせたり、書けるようになれればいいと思っている。明確な答えとか、論理のしっかりした言い切りができるようになるよりは、情緒をたっぷり含んだ言葉を使って、”そのようなこと”を言い表してみたいものだ。たぶん、スピーチのメソッドからは、はずれるが。そして、言い表した際には、”そのようなこと”について考えたかった人から、言葉が返ってくれば言うことなし。 というか幸せ。そうやって新たな対話がはじまる。
2004.07.11
コメント(3)
相性はどうしようもないものだと、あきらめないたちです。好奇心のなせる技か、単に流されやすいせいか、どんな人でも、話を合わせてしまいます。相性は努力で乗り越えられると、どこかで思っているのでしょうね。しかし、そういう場合、自分にプレッシャーをかけてしまっています。さて、どうするか・・・大事にとってある新聞記事があります。大阪の海遊館という水族館で人気者だった雄のじんべいざめ「海くん」が故郷の高知の海に帰されたという話。雌の「遊ちゃん」と相性が悪く、遊ちゃんを避けて、神経質に水槽の中央を小回りしていたんだとか。神経質に小回り・・・そんなじんべいざめ海くんの姿を思い浮かべるだけで、つい、口元がゆるむ。そうよね。そりが合わないのよね。自分にプレッシャーをかけて、相手に合わせてしまうとき、こころの中の海くんが、小回りしてないか、確かめるようにしたいと思います。ふふふ
2004.07.07
コメント(2)
職場では、昨日の夕方から社内のパソコンにウィルスが広がり、がやがやしている。一夜明けても、その騒ぎはおさまらず、まだがやがやしている。普段、仕事していなさそうなおっちゃん達は、大手を振って社交に励み、「ああ、やっぱりあの人仕事してないんだな」という風である。たぶん1日、いや2日パソコンが使えなくても、どうということのないおっちゃん達が、やたら、うろうろしている。ふだんは、大人しくパソコンの前に座っているから、目立たないのだけれど、今日は、犬も歩けば、何とやらの勢いでうろうろしている。私は、大人しくパソコンの前に座る。おっちゃん達は、どことなくにやついている。がちがちに縛られた空気から、ほころびが見えたというふうに、にやついている。しっかり防衛しているはずのネットワークにほろこびがでて、ウィルスが進入し、おっちゃん達が、にやついている。こらっ、口しめろ!
2004.07.06
コメント(1)
表参道を歩いていて、庄助さんに会いました。庄助さんはお箸屋さんにいました。 紙でできているので、首が風に揺られてふわふわしています。「はい、なの? いいえ、なの?」みたいな。「ねえ、ちょっとぉ聞いてるの?」みたいな。ほげぇ~話は飛んで。フランス人は討論好きと言われますが、自分の論を展開するのが好きなようです。そして、フランス語には「なるほど~」に当たる言葉がないらしい。私たちはよく相手の意見に納得するときに「なるほど~」といいます。「へぇ~」もそんな感じですね。「納得したい」という欲求が高いです。ところが、会話の中で、なるほど~という言葉を使わないということは、相手の論に納得するという余裕を見せずに、自分の論を展開する姿勢。そういう姿勢でいたら、会話の相手が、庄助さんのように、YES だかNOだか 曖昧にしたままでいるというのは、きっと許しがたいでしょう。しかし、YES かNOか 曖昧にしたままで、状況に応じて互いの着地点を見出していくのは、ひとつの粘り強さであって、なかなか貴重なことであると思います。そうそうそう、とかね。
2004.07.05
コメント(3)
あの角を曲がると、すてきな風景があるに違いない。旅の悦びはこういったところにあります。ワタシの場合。すてきな風景に出会うことに、ひとかどならぬ情熱を持っています。ですが、すてきな風景というのは、出会ってみないとわからない。あらかじめ、こういう感じという風にイメージできないのです。出会ってみて初めて、うっとりしたり、ホッとしたり、懐かしく感じたり、はたまた目の前がぱあっーと開けるように感じたりして、す・て・き となるわけです。これって、人に対する印象も同じでしょうか?恋のワクワク? ぎゃあああー 照れる。ってそんな年頃でもあるまし。 野鳥公園で。 つづきはまた明日。
2004.07.01
コメント(0)
定番というと、服とか、食べ物の好みのことを言うと思いますが、今回の旅行で、もっとも揺らいだ定番は、時間の感じ方です。 会社員だと、時間の過ごし方はある程度決まってきます。7時に起床して、8時に家を出て、9時に仕事始めて、12時にお昼食べて、1時に仕事始めて...まさに定番。それゆえ、時間の感じ方が、5分でこの仕事仕上げて、とか15分で食べて、15分胃を休めて、とか 効率を意識して、効率よく進んだとき、いい時間だったな、充実した時間だったな、と思ったりします。フランスで、レストランにお昼を食べにいったら、2時間もかけて食べている人がいました。これ、ふつうなのね。まず、食前酒飲んで、胃の調子を整えて、少しずつ食べるのです。ワタシは、お腹がすくと、一気に食べる癖がついているので、食前酒についてくるスナックをほおばってしまい、恥ずかしい思いをしました。食事の時間を楽しむって、よく言いますが、休んでは食べ、休んでは食べ、ちょっとずつ、ちょっとずつ食べるんです。食事に限らず、時間の過ごし方も同じで、休んでは進み、休んでは進み、ちょっとずつ、ちょっとずつ。きっと時間の感じ方も違うんでしょう。 手書きのメニュー。 つづきはまた明日。
2004.06.30
コメント(1)
郊外の蚤の市にでかけました。タイヤや洗面台、書きかけのノートなど、正真正銘のお古が売られていました。なかでも、面白かったのが卵をひなにかえす機械。 説明書もちゃんとついていました。 売りもの、というと新品が当然のように思ってしまいますが、使いたい人がいればすべて売りものになるんですね。逆にいえば、新品でどんなにピカピカでも、使いたい人がいなければ、ただのがらくた。 店番をしていた男の子。首のかしげ具合がカワイイ。つづきはまた明日。
2004.06.29
コメント(4)
焼きたてのパンとカフェオレの朝食で、話は始まりました。あふろさんは舞台照明家で、現在フランスの劇場で研修をしています。そういえば、どうしてフランスだったのかについて改めて聞くのを忘れてしまいましたが、好きなダンスの舞台の照明を勉強したかったようです。それと、小さい頃にフランスに住んでいたことがあって、フランスの空気、地下鉄の匂い、道端のコンクリートの感じがたまらなく懐かしく感じるのだそうです。こころなしか、あふろさんの表情も子どもっぽくなっていて、とてもうらやましかったです。たくさん笑い、感じたままに表現し、生きる。彼女のこころが開放されているようでした。 あふろさんが研修先の劇場を見つけたときのメモ つづきはまた明日。 そうです。2日遅れで時差ボケなのです。
2004.06.27
コメント(2)
あふろさんの住まいは、11区にあります。ここは、下町。周りに観光客が泊るようなホテルはなく、パリの人たちのふだんの暮らしがあります。いろんな人種のひと、犬、車が、けっこうせわしく行き交っています。 フランスに着いたのは、早朝4時すぎ。タクシーでパリに向かい、家の前にたどり着いたのは5時ごろでした。掃除のおじさんや、工事のお兄さんなど、早朝から働いている人を見かけました。クレジットカードで電話がかけられず、連絡をとれなかったので、タクシーの運転手さんや通りすがりのドイツ人のおじさん、工事のお兄さんなど、すれ違うひとみなさんに助けてもらいました。少しとまどいもありましたが、あふろさんが「おっちゃんは優しいから。」と言っていたのを思い出し、会社で鍛えた「おやじキラーパワー」を使いました。 ガンベッタの食料品店で。 つづきはまた明日。
2004.06.26
コメント(2)
風が来たのである。フランス行きの。地下鉄に乗ると、アコーディオンの音が鳴り響いていた。メルシーボク! ・ ボンジョール! ・ サバ?カプチーノ シルブプレ!なぜフランスに?風に聞きたい。気がついたら、フランスの海にいた。 あふろさんといっしょに。 つづきはまた明日。
2004.06.25
コメント(0)
あすより、フランスへ旅に出ます。戻りは来週の金曜です。あふろさんへのインタビューがメインなので、デジカメとICレコーダーを購入しました。あふろさんのほかにも、話しを聞きたいと思っています。って何の話か決めてませんが。ま、話です。よもやまばなし。フランスやフランス人にまつわることで、聞いてみたいことがあったら、どうぞお知らせください。初対面の挨拶として、出会う人すべてに質問してみたいと思います。例えば、アニメ好きの兄さんが多いって本当ですか?とか 尊敬する人は誰ですか?とか では。また。
2004.06.16
コメント(11)
どうやら、足りないのは根っこです。近ごろはじめっとして、暑いから、喉ごしのよいものをつるつる食べてました。束縛や不自由を疎ましく思うあまり、不安定な自分がいつもいて、腸が落ち着かない感じがしています。腹がすわってないというのかな。足りないのは根っこです。不安になると、腸がいたくなるのです。小さいころは盲腸と勘違いして、夜中によくタクシーで病院に行きました。きのう、アロマセラピストのゆうきさんと話していて、偏頭痛も腸の痛みも、いらぬ心配や不安から来ていたのね~。と気づきました。ただただその時間、どっしり待てればいいんです。ワタシの場合。何か上手くやろうと思うときほど、どきどきしながらいろんなシュミレーションをして、最悪のケースを避けようとする。そして、無事にやり遂げたあと、達成感より、頭やおなかに痛みがやってくる。緊張から解放された後に、彼らがうーうーとうなりだす。足りないのは根っこです。まずは根野菜をとることから始めています。
2004.06.15
コメント(1)
まじないをこっそり教えてくださったみなさま、ありがとうございました。あちらこちらで願いがかけられているのを知ってうれしかったです。ワタシは行動を起こそうとする時、無駄な不安に襲われて、あろうことか不安とがっぷり四つに組む癖があったのですが、さっそく、おしまさん直伝「つるかめ つるかめ つるかめ」を修得中です。ところで、今編集中の、社内報(13、000部発行)では楽天日記の紹介をしてみました。もう公私混同です。(-_-;)<編集後記>みなさん、Web日記というのをご存知ですか?今、多くの人がインターネット上で日記を公開しています。私もこの3ヶ月前から楽天の日記サイトでページを始めました。このシステムの面白いところは、読んだ人が誰でもコメントを書けるところです。私の場合、日記を始めてから楽しく語りあえる友達が何人かできました。お会いしたことがないので、お互いの顔を知らないのですが、日記上で、感想を言い合ったり、意見を交わしたりしています。相手は広島県や石川県、新潟県だったりしてインターネットが無かったら知り合えなかったでしょう。日々感じたことや考えたことを伝え合える場所は貴重ですね。言葉にしてみて初めて、自分の考えや気持ちに気づくことがあります。また、他の人の日記の言葉に触発されて、自分の気持ちを振り返ってみたりすることができます。自分との時間が少し増えたような気がしています。<以上>そのとき自分が一番おもしろいと思っているものについて書かないと、読んでもらう文章にはならないので、つい書いてしまいました。興味の湧かない人にとっては、だから何?ということになりますが、発信するという悦びを表現してみました。楽天日記をはじめてみて、発信できるシアワセを噛みしめている毎日です。
2004.06.14
コメント(3)
歩く時のまじないは、そそ そそ。そうやって、はやる心と追いかける体を調和させる。きのうそんなことを考えながら、会社の台所にお茶を入れにいったら、かげたさんがいた。お弁当箱を洗っている。焼き魚っぽい匂いがしたので、「おさかな食べたんですね。」と聞いた。 「そう そう」かげたさんは気さくな人なので、私もとりとめのない話をしやすい。話題は、眠れないときどうするかになった。ワタシの場合、たとえ眠くなくても、だいたい10時ごろベットに入るようにして、8時間をふとんとたわむれて過ごすようにしている。かげたさんの場合、ひたすら「寝るんだ 寝るんだ」と眠るまでつぶやくそう。考えてもしょうがない。寝るんだ寝るんだ寝るんだ... ...それを聞いたら、いろんな人のまじないが、気になりはじめた。これ読んでくれた方、あなたのまじないおしえてください。
2004.06.10
コメント(3)
歩く時はたいてい、そそ そそ とつぶやいている。こころの中では、好奇心の風がびゅうびゅう吹いている。風が強いときほど、そそ そそ。びゅうびゅうの勢いに任せて動くと、相手や周りの壁にぶつかって、結局、力を貸してもらえなくなる。だから、そそ そそ。一番最初は楚々とした女性に見せて、少しもててみようという下心があって、ちょっとだけ人気が出た気もする。今はそんな下心どうでもよくなったけれど、まじないのようにつぶやいている。出勤のときは、ほいほい。 ぐんぐん。もめごとが起きたときは、そそくさ、そそくさ。逃げ道をさがす。
2004.06.09
コメント(1)
ラジオからギリシャの音楽が流れている。「ばきゃめら~。ばきゃめら~。」と歌っている。いい日記が書けそうだ。最近気にいって読んでいるのは川上弘美の本。彼女の書く”あるようなないような”世界が、ぼんやりぐせのあるワタシを包んでくれる。ワタシはさばさば暮らしていて、欲望っぽいものをどうあつかっていいのかときどきわからなくなる。彼女の文章は、そういったものが巧みにまぎれこんでいて、言葉使いの丁寧さに反して、正しくない感じが文章全体から噴き出している。いつも他人の話ならすぱすぱ聞けるのに、自分の欲望とか感情とかになるとてんでだめ。そういえば、ある人が言った言葉にどぎまぎしたっけ。求める。「だって、求めるでしょ。ふつう。」「はあ。」粋な大人なら、お酒片手に夜もふけようところだろう。さばの絵書いてごまかしている。
2004.06.06
コメント(4)
東京証券取引所にいました。誰かがお金は経済の血液だって言ってました。どうりで、株価がくるくる回ってる。小学校のとき、「ニッポン経済」っていう授業がどうして無かったのか不思議。だってね、自分の生活と結びつけるの凄く大変なのね。ニッポン経済。生まれて、食べて、排泄して、健康で、笑って、耽って、寝てという循環の中に、どうにか絡ませていく必要があるわけでしょ。ニッポン経済。すごいスピードで回ってるんですよ。上の株価の電光掲示板。だから、学校の授業でね、こういうふうにアナウンスしてくれればよかったのよ。ニッポン経済ってのががんがん回ってるから、とりあえず、職業を得るとか、事業をするとか、商売をするとか、何らかの設定をして、関わっていく必要がある、ということを先生は言わないと。もしかしたら、言ってたのかも知れないけど、頭に残ってない。30にもなって、ああニッポン経済ってがんがん回ってるんだって気がついて、でも、まだ遠い感じで、ピカピカの1年生です。ワタシ。
2004.06.05
コメント(4)
受け取ったものを外に出す。アレルギーとはこういうことか。ずっと前からそうだったけれど、気にとめていなかった。会社から家に着いて服を脱ぐと、上半身がかゆかゆになる。かゆかゆにならないようにやわらかいものを身にまとうけれど、仕事から戻ると、かゆかゆになる。このあいだ、上司の紹介で保険のセールスマンの話を聞いたら、いつのまにか胸元が赤くなっていて、「ああ、かゆかゆが来たんだな。」とわかった。家に着いて服を脱ぐと、外で受け取ってきたもの、ふつうはストレスとかって呼ぶのかな、でもそんな呼び方やだな、まあそんなものが、かゆかゆになってでてくる。だから少し掻いてあげて、シャワーを浴びてゆったりしたものに着替えると、大人しく去っていく。ほかの人もそうなのかな。ビール飲んで、おしっこで出せばいいのかな。まあ、かゆかゆ度でその日の感じがわかるからいいか。このあいだは、背中が真っ赤になってて、「どうしたの?」と母に驚かれたけど、「ああ、たくさん人にあったからね。」と言って、自分で驚いた。かゆかゆでよかったよ。ごうごう とか ぼうぼう とか がどがど だったら、いまごろ人間の形していられたかどうか。
2004.06.04
コメント(1)
全108件 (108件中 1-50件目)