みつみつの台所~いとおしくおいしい毎日~  . 

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2010.11.14
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カテゴリ: 食べる

緑だっ


スーパーに鴨肉が並び始めたし、そろそろ鴨汁のつけ蕎麦もいいよなぁ。
でも、先週の 十日町 で買ってきた蕎麦粉を試すゆえ。
味や香りがよくわかる、もりそばで。

買ったのは 妻有工房かわきた さんの蕎麦粉。
「新蕎麦ですか?」と聞いたら、「そうです」と言われたので、
蕎麦を食べ始める前に迷わず購入したのでした。売り切れたら困るし。

粗挽きな感じ

粗挽き、って印象の蕎麦粉。
本来は「ふのり(海草)」でつなぐのが妻有蕎麦だから、
その方法に合わせて挽いているんでしょうね~。
でもオット。この粉を「つなぎナシ、十割で打つ」ことにする。
握ってみて「水じゃつながらないな」と感じて、熱湯で捏ねて。

切り応えのある蕎麦

意外にも、スムーズに切る作業まで辿りつく。
「切り心地が硬い」とつぶやいていました。

香りがすごくいいよぉ~

茹で上がった蕎麦が・・・緑色を帯びていました。
写真じゃわからない、むしろ赤く写っているかもしれないんですけど。
うすい鶯色、に見える蕎麦。
「新蕎麦の特徴は、緑色」と聞いてはいましたが、
そういう蕎麦粉に出会ったのは初めてです~。

香りが、強い。蕎麦独特の香りが、茹でた後でもしっかり感じられます。
な、なんで。こんな風味のいい蕎麦粉を、ふのりでつなぐのだろうか。
ふのりのツルツルした喉越しは、それはそれでいいと思うし、
「着物」の特産の地で、その製作工程に使った「ふのり」を蕎麦に用いる。
そのアイデアを現代につなぐというのも、価値あることだと思うのだけれど。

で、でも。この蕎麦粉、十割蕎麦で食べてもすごくおいしいです。
確か、十日町の蕎麦、品種は「とよむすめ」だったよなぁ。
今年は、当たり年だったのだろうか・・・。
2009年は、国産蕎麦粉は不作の年で。
品質もイマイチ、生産量も少ない、とお蕎麦屋さんが嘆いていたほど。
(店で使う分の蕎麦粉の確保が難しい、ってこぼしていたなぁ)
2010年はどうなのでしょう。「とよむすめ」は美味しいぞ!
もっと買えばよかった。リンク先、蕎麦粉の通信販売はしていないみたい。

緑だっ

今までで、最も香りのいい蕎麦でした。
オット、大満足の土曜日になりました。



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Last updated  2010.11.14 07:15:42
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