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★祇園祭の山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が三十四基ある山鉾の巡行順を決めるくじ取り式が毎年七月二日、京都市役所市会議場で門川大作市長の立ち会いで行われた。
一五〇〇(明応九)年に始まったくじ取りは、江戸時代は六角堂、
明治時代は京都府庁や市役所など、終戦直後は八坂神社で行われていましたが、巡行順をめぐり山鉾町の争いが絶えなかったため、一九五三年からは市議会議場が会場になっています。
巡行は、十七日の前祭(さきまつり)と二十四日の後祭(あとまつり)に分かれる。前祭巡行で先頭の長刀鉾に続く「山一番」は占出山(うらでやま)が引き当てた。
大船鉾は、慣例であらかじめ順番が決まっている「くじ取らず」で後祭の最後尾を進む。
山鉾町の代表者たちは羽織はかま姿で儀式に臨んだ。「くじ取らず」の八基を除き、前祭の十八基と後祭の六基の代表が予備くじ順に登壇し、くじを取った。
後祭では、くじ取らずの橋弁慶山、北観音山に続く「山一番」は、二十四日の後祭巡行は、鯉山(こいやま)が山一番を取った。
くじ取り式では、前祭の二十四基と後祭の十基それぞれがグループ内で進む順番を決める。巡行の先陣争いによる混乱を避けるため、一五〇〇(明応九)年に始まった。
くじ取り式は、巡行の先陣争いが絶えなかったことから一五〇〇(明応九)年に始まったといわれる
。
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