おいしい　千葉　～ponの食べある記～

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醤油豚骨　ごろう商店　～アレンジ系・あるいはブラウンチップ系～

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テーマ： ★ラーメン(14917)

カテゴリ：千葉市

みつわ台の「ごろう商店」に入った。

店名のレタリングからして、なかなかインパクトがある。煌々とした明るさをその周辺に放っている。店内に入ると、その感じがストレートにやってくる。たくさんのクリアボールがついているので、明るすぎると言ってもよい。何もかもが明けすけになってしまう。ホステスが忌み嫌うような明けすけさだ。新横浜のラー博以降、昭和レトロっぽい意匠のラーメン店が頻出しているが、ここはそれを照明だけに絞って演出した感じだろうか。

Ｌ字のカウンターとテーブル席がある。カウンターに座った。たぶん基本だろう、醤油豚骨ラーメンを注文する。カウンター内はなかなか威勢がよい。（喜んで）系の居酒屋ほどではないが、その３分の２くらいのボイスで、応じてくれる。

５分ほどで、カウンターの上のほうから丼がやってきた。受皿つきで、見た目はじゅうぶん美味しそうだ。スープの表面に背脂が浮いている。スープをひと口に含んでみるが、見た目よりずっとあっさりしている。横浜系というのでもなさそうだ。裏のほうで柚子が効いている。しつこくないので、このほうが飽きが来ないかも知れない。

カトラリーの横に３連の容器が置かれていた。見ると（フライドガーリック・ローストオニオン・特製だし粉）と、それぞれチップが入っていた。細かくサラサラ仕立てにしてある。ガーリックを厨房段階でのせてくるところはよくあるが、こうやって客が任意で混ぜられるようにしてあるとこは、少ないかも知れない。レンゲでスープをすくい、その表面にチップを散らしてみる。ふむふむと思わず首をふってしまう。出来立ての熱々ではないので強烈さは弱まるが、それでもけっこうパンチの効いた味になった。入れるなら、どれか１種に絞るべきだ。３味一緒のスープは、さすがに変な味になった。

個人的にはガーリックが気に入った。ただし、このラーメンに合うとすると、魚系の特製だし粉が一番かも知れない。各人で好みにアレンジできるのは、たしかに面白い趣向だと思う。

文句なく素直に美味しく食べられる一店として推しておこう。これで６００円でおつりが来るというのは、コストパフォーマンス的にも優れている。

埼玉に本部を置く、とろこくちゃーしゅー「ごとく」系のフランチャイズ店である。願わくは、この値段このパフォーマンスのままでずっと行って欲しい。昭和レトロを持ちだすなら、その時代も考慮しようではないか。あの時代に限らず、今に至るまでずっと、ラーメンは庶民の味方・庶民の食事だったはずである。

住　　所：千葉市若葉区みつわ台２－１０－１４
アクセス：みつわ台大通り　モノレールとの交差点近く　千葉信金隣　Ｐ（約７台）　　　　
電話番号：０４３－２０６－１７０８
営業時間：１１：３０－２：００/
定　　休：なし
客　　席：カウンター１１席/テーブル３卓/
利用種別：個人向き/少人数向き/男性向き/家族向き/
メニュー：豚骨醤油らーめん５８０/旨塩らーめん５８０/高菜らーめん７００/
　　　　　濃厚豚骨白湯らーめん７００/とろこくチャーシューめん９５０/
　　　　　ねぎ盛りらーめん８００/熟味噌旨らーめん７５０/
　　　　　大盛１００/替玉２００/杏仁豆腐２５０/焼餃子（７個）３００/
　　　　　ゆで餃子３００/高菜のゴマ炒め２５０/板棒餃子（３個）３５０/
　　　　　味付メンマ２５０/つまみ３点５００/おつまみネギチャーシュー３５０/
　　　　　角切チャーシュー盛５５０/ライス１５０/ライス小１００/
　　　　　チャーシュー丼５５０/チャーシュー丼小３００/ツナマヨ丼４００/
　　　　　ツナマヨ丼小２５０/高菜丼３５０/高菜丼小２００/
　　　　（ラーメン注文時のみ）ライスセット２１０（餃子５＋小盛ライス）/
　　　　　高菜丼セット３１０/つな丼セット３６０/チャ丼セット４１０/
　　　　（飲物）樽生モルツ６８０/白角ソーダ４５０/レモンサワー３８０/
　　　　　グレープフルーツサワー４５０/カシスソーダ４５０/ウーロンハイ４００/
　　　　　カルピスサワー４５０/カルピス２００/ウーロン茶２００/ジュース２００/
評　　価：☆☆☆☆
　　　　（味４/量４/サービス４/雰囲気４/ＣＰ４．５/駐車場４）

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