おいしい　千葉　～ponの食べある記～

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朝一番に出向いてみると、やっと開いていた次第である。まだ調整期間なのだろうか。メニューが数少ない。というより、豚骨と味噌豚骨の２つしかない。とりあえず、基本のとんこつを注文した。半チャーシューを追加トッピングする。メニューをもう一度見ると、半ライスが無料となっていたので、それも頼んだ。

Ｌ字カウンターのみ。その内側の厨房に２人はいっている。椅子の高さがある。足を置く場所が、椅子下のサークルしかないので、ちょっと落ち着かない。ＢＧＭもテレビもなく、そのかわりにラジオ音が流れていた。

とんこつ系なので供出時間は、さほどかからない。半ライスがやってきて、しばらくして脇のほうから丼がやってきた。デフォルトの１枚と追加で３枚。合計４枚のチャーシューが花びらのように配され、その中央にもやしが盛られていた。

背脂をふるったスープだったが、すすってみると存外あっさりしている。白濁タイプではない。うすい醤油色をしているが、これは塩とんこつの部類に入るだろう。刻み玉ねぎが効いているのか、それ系の甘みが加味されている。元がそういう仕様なのか。返しが強いのか。とにかく、しょっぱさは感じない。

チャーシューは豚バラロールで超うす仕立て。ほとんど、生ハムにふさわしいような薄さでスライスされている。やわいもいいところで、箸をやると簡単に破ける。これだけ独立して食べようとしても無理っぽいので、細麺とからめるようにしていただく。麺の茹で時間は、もう少し短くてもよいかも知れない。

背脂あっさり系。私は嫌いでないが、濃い味・しょっぱい味を明確に好むこの土地柄にはどうなのか。（うーん）とうなってしまいたくなる。

今のところはスープが３０～４０食分しか用意できないので、なくなればそれで店じまいしてしまうという。何とも贅沢というか、欲のない商売をしていることか。王道という店名なので、柏の王道家と関係があるのか訊いてみたが、まったくの無関係だという。自分流にアレンジしながら、やって行きたいとのことだった。さほど量がないので、替玉を基本と考えたほうがよいかも知れない。

もちろん、この２種類のラーメンだけで終始するわけはないだろう。餃子も加えるだろうし、サイドメニューもいろいろ揃えなければ。とりあえず、今後の成り行きをみてみたいお店にリストアップしておこうと思う。
王道　とんこつ

「とんこつらーめん　王道」（２００６年１２月２０日開店）〈閉店〉
市原市白金町６－７－９
アクセス：稲荷台通り　山九斜向かい　Ｐ（無）
電話番号：０４３６－２５－１０５５
営業時間：１１：３０－１５：００/１８：００－２１：３０/
定　　休：日曜日・祝日
客　　席：カウンター８席/
利用種別：個人向き/少人数向き/家族向き/仲間向き/
メニュー：王道とんこつらーめん６００/王道味噌とんこつらーめん７００/
　　　　　半チャーシュー(3枚)１５０/チャーシュー(5枚)２００/半熟滋養卵１００/
　　　　　ねぎ１００/めんま５０/のり５０/生にんにく５０/大盛（具材増）２００/
　　　　　替玉１００/半ご飯０/ご飯（普通）１００/ご飯（大盛）１５０/
評　　価：☆☆☆☆
　　　　　（味４/量３/サービス４/雰囲気３．５/ＣＰ３．５/駐車場１）

※２００７年１０月現在：ワンズモールらーめん劇場にて出店中

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