おいしい　千葉　～ponの食べある記～

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いつもはほとんど見向きもしないこれにスポットを当てるのは、本日８日がこの店系列の「手巻寿司の日」になっているからだった。この日は、全品１０５円均一となる。「小僧寿司」における毎土曜の手巻８４円を連想してしまうが。ここはテイクアウト店ではなく、れっきとした寿司店。月に１度という希少性もあって、ありがたさも倍増する。

とてもきらびやかな、明朗なる店内だ。地中都市における人工太陽、ファイバースコープを駆使した光源でもこんなに明るくはないのではないか、と思えるような明るさを持つ。

カウンターにつき、とりあえず、前菜がわりの６本を選び、用紙に記入する。書きおわると、板さんがさりげなく近づいてきて、受けとる。

板さんも手慣れたもので、それを受け取るとさっさと手仕事にかかる。はいよ、と思わぬスピードで手渡された。こちらもそれに負けじと、さっそくに手をつける。

かに身巻のカニが、とろ巻のとろが心底甘い。ねぎとろ巻のねぎが、穴きゅう巻のきゅうりがシャキッとして美味い。サラダ巻を中心に追加をいく。うにやイクラを中心に据えて、さらに追加した。前菜、サラダ、メイン、デザート。すべて手巻オンリーのフルコースを創作する。

「小僧寿し」の土曜の定番もリーズナブルでうれしい存在だが。こちらはもう三顧の礼をして迎えてしまうくらい最高度にありがたい。（よほどの場合を除いては）品切れがない。コントロールがない。２本・３本・４本パックになっていたりしない。シーズンやイベントに合わせたあの手この手メニューで、自分の食欲をねじ曲げられたりしない。

それこそ、食べたいものを、食べたいだけ、食べたいタイミングで食べられる。こうなると、レギュラーでやって欲しいくらいだが。さすがにこればかりではソロバンが成り立たないだろう。月に一度の限定破格市を催してくれるだけでも、特大感謝すべきなのかも知れない。とにかく、覚えておいて損はない食イベントの一つだと思う。銘記されたし。

「築地玉寿し　千葉ペリエ店」
住　　所：千葉市中央区新千葉１－１－１
アクセス：ペリエ　地下食堂街　　Ｐ（契約有）　
電話番号：０４３－２２５－３７１７
営業時間：１１：００－２２：００（ＬＯ２１：３０）/
定　　休：無休
座　　席：カウンタ１６席/小上がり１０卓（可変）/
　　　　　（喫煙可/ランチタイムはカウンターのみ禁煙）
利用種別：個人向き/家族向き/カップル向き/グループ向き/小宴向き/
メニュー：（握り）
　　　　　司９４５/寿１３６５/玉１８９０/特選２４１５/盛込５２５０/
　　　　（ちらし）
　　　　　司９４５/寿１３６５/玉１８９０/
　　　　（手巻寿司/末広巻）
　　　　　（１８９円）いか納豆/かんぴょう/梅しそ/山芋/とび子/げそ/
　　　　　　納豆/山ごぼう/たくあん/かっぱ/
　　　　　（２５２円）
　　　　　　ねぎ鯖/穴きゅう/甘海老/ひもきゅう/たたき/サーモン/たらこ/
　　　　　　鉄火/海老サラダ/サーモンサラダ/
　　　　　（３３６円）
　　　　　　かにみそ/子持ち昆布/ねぎとろ/数の子/いくら/
　　　　　（３７８円）
　　　　　　かに/うに/とろ/いくらサラダ/かにサラダ/
　　　　　（寿司食べ放題）
　　　　　　大人３６７５/小学生以下１８９０/
　　　　　（一品）
　　　　　　刺身盛り１５７５/白身薄造り１５７５/貝類盛合せ１８９０/
　　　　　　焼穴子８４０/とろたたき８４０/鯵たたき８４０/煮とこぶし１２６０/
　　　　　　鮪ほほ肉ステーキ１２６０/かま焼８４０/海鮮サラダ６３０/
　　　　　　酢の物６３０/鮪のど肉６３０/さらし鯨６３０/蟹みそ５２５/新香４２０/
　　　　　　茶碗蒸３１５/かに味噌汁３１５/
　　　　　（飲物）
　　　　　　生ビール６３０/ビール中ビン６３０/エビス黒５８８/いいちこ５２５/
　　　　　　特選飛翔５２５/冷酒山田錦１２６０/ニッカ竹鶴５２５/コーラ３１５/
　　　　　　オレンジ３１５/ウーロン３１５/玉露茶３１５/
　　　　　　　※酒類には付きだし（２５２）がつく/　　　　　　
評　　価：☆☆☆☆
　　　　　（味４/量４/サービス４/雰囲気４/ＣＰ４．５/駐車場３）

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