おいしい　千葉　～ponの食べある記～

Calendar

工事中

(0)

ここに入ると外せないのが、海老アボガド、生ハム、焼豚ねぎまみれという、保守的な人が見たら眉をひそめそうな（きわものネタ）３種である。前２者は、大阪風お好み焼のように極細筋のマヨネーズが極鋭角かつ細密念入りに入った、まさにマヨラー御用達のような逸品。後者は、下手なラーメン屋の下手なねぎラーメンよりもごっそり葱が満載された、まさにねぎ好きのための佳品。

握り寿司というより、むしろそれっぽい形をしたオードブルの感覚で注文する。実際食べるときも、１貫としてごっそり頬ばらずに、箸で上部をいじめながら、ゆっくりと楽しむように食べ進める。

それら３品を主役に置きながら、このあとどうやって脇役を配していくかが、ここでの注文思案の中心的課題となる。やりいか姿なども、良心的大盤振るまいの匂いがプンプンして、やはり頼みたくなってしまう魅惑の一皿かも知れない。

しょせん低価格の１０５円寿司だと言ってしまえば、それまでだ。しかし、その中では（比較的）良い部類に入るのではないかと評価している。某１０５円寿司だと、入ったばかりの空腹状態のときは大丈夫だが。そのうち（お腹がふくれてくると）、どのネタをやっても同じ味にしか感じられなくなったりする。ここではまず、そんな経験をした覚えがない。ネタが薄くない。干からびてない。

別にうらみも何もないが。回転寿司に関して、私は否定的なほうである。老年向けのセニアカーより遅いスピードにしても。走行時に受ける風と走行・周遊時の時間的ロスによって、美味的な面がかなりそがれることは、決定的な事実だろう。

それが証拠に。いくら回転寿司が大はやりだからといって。他の飲食業は、これにならって参加したりはしない。いったい、どんな品物があのレーンに載れば相応しいといえるのだろう。麺類はのびる。温かい物は冷める。冷たい物はぬるくなる。アイス物は溶ける。こと味に関して、好影響が出るとは、どうひっくり返っても考えにくい。

好都合なのは、あくまで高能率・高合理性を尊ぶ供出側であろう。流れているものは極力手に取らず、注文で押していくのが、今の私の流儀になっている。

「大阪」を標榜しながら、バッテラや押し寿司などメニューにないのが、いかにも商売戦略が丸見えで、そこがかえって面白いと感じている。

大阪回転寿司「スシロー」千葉寺店
住　　所：千葉市中央区千葉寺町９７１－７
アクセス：千葉寺駅前　Ｐ（多数/スーパーと共用）
電話番号：０４３－３０５－１９００
営業時間：１１：００－２３：００（ＬＯ２２：３０）/
定　　休：無休
客　　席：カウンター１０席/テーブル約２６卓/
利用種別：個人向き/少人数向き/家族向き/グループ向き/
メニュー：（寿司全品１０５円）
　　　　　まぐろ/海老/玉子/海老アボガド/海老サラダ/ツナサラダ/コーン/
　　　　　ミートボール/ほたるいか/かつおのたたき/たらマヨ軍艦/ツナサラダ/
　　　　　数の子/はまち/甘えび/つぶ貝/鯛/いか/やりいか姿/煮穴子/
　　　　　焼とろサーモン/貝柱/つぶ貝/〆さば/甲いか/生海老/漬けいか/
　　　　　しゃこ/生たこ/わさびなす/生ハム/うに/いくら/シーサラダ/ねぎ鮪/
　　　　　まぐろ山かけ/納豆/ねぎサーモン/鉄火巻/きゅうり巻/軍艦甘海老/
　　　　　焼豚ねぎまみれ/サーモン/その他/　　　
　　　　（極上１貫/各１０５円）
　　　　　サラダ海老/豚角煮/生サーモン/焼貝柱/大穴子/大鰻/鰻まぶし/
　　　　（味噌汁）
　　　　　かに味噌汁１８０/魚の赤だし１８０/蛤の赤だし１８０/
　　　　（うどん）
　　　　　きつねうどん２６０/えび天うどん２６０/角煮うどん２６０/
　　　　（サラダ）
　　　　　海老レタスサラダ２３０/シュリンプカクテル２３０/
　　　　（甘味）
　　　　　チョコパフェ２３０/ヨーグルトパフェ２３０/抹茶パフェ２３０/
　　　　（甘味/各１０５）
　　　　　バニラアイス/チョコアイス/プリン/パンナコッタ/チョコケーキ/
　　　　　チーズケーキ/スイートポテト/大学いも/
　　　　（飲物）
　　　　　生ビール４９０/瓶ビール４９０/日本酒８００/梅酒３００/
　　　　　ソフトドリンク各種１０５/
評　　価：☆☆☆
　　　　（味３/量３/サービス３/雰囲気３/ＣＰ４．５/駐車場４）

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう