| 呼吸の確認 | 横にして、胸が上下しているか、口の近くに耳や手を置いて呼吸があるか確認。 無い場合には気道確保をして人工呼吸。 ある場合にも気道確保をしたまま横向きにして、嘔吐物がつまらないようにする。 |
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心臓が停止している場合には、心臓マッサージをする。 心肺停止の場合には人工呼吸+心臓マッサージを施す。 |
| 出血がひどい | 箇所が少ない場合には、出来れば心臓よりも高くして、布を当て強く圧迫する。 手足なんかだと、出血部位より心臓に近い方できつめにしばる。 15分毎にゆるめて血を送って、また縛りなおす。 |
| 体が熱い | 水分補給のために、スポーツドリンクか食塩水を喉に詰まらせないように飲ませる。 首の頚動脈、わきの下、みぞおち、足の付け根を氷や冷たい水などで冷やす。 |
| 顔が青い | 水分補給は同上。 頭よりも心臓や足が高くなるように、足元を高くするように寝かせる。 |
| やけどをしている | 服の上から焦げていそうだったら、無理に脱がせずに流水冷却。 流水は患部に直接かけず、ひどくない箇所にあてて流すようにする。 脱がせないとまずい場合は、服をハサミで切った方が◎。 |
| ひきつけを起こしている ・あわを吹いて目をむいている |
気道確保をして、誰か状況が分かる人が居れば、その人に病履歴を尋ねる。 目の上にタオルを畳んで置くなどして、目から光を遮断して、静かにさせる(音刺激を避ける)。 ひきつけが右側だけ、周期的、などひきつけの特徴や長さをよく見て救急隊員に伝える。 てんかんなどの場合には、持っている頓服薬を飲ませたり、救急隊員に伝える。 |
| 嘔吐しそうになる | 横向きの気道確保にして、吐きやすいようにして、下にビニール等を敷く。 吐物が気道に詰まらないように注意する。 詰まって苦しそうにしていたら、布やビニール等を手に巻き、指でかき出す。 |




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