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コタ&こたplusサチイブ お気楽DAYS
Episode11~15
◆◇◆Episode11:嵐の前の静けさ◆◇◆
旅行公司を後にした
ティーダ
たちは
ミヘン街道
最北端の検問にたどり着いた。
そこでは討伐隊の対
シン
作戦、
ミヘン・セッション
のため、
一般人の通行が規制されているようで、
キーリカ寺院
で会った
ドナ
と
バルテロ
も足止めを食っていた。
ユウナ
たちも例外ではなく、
たとえ召喚士であっても通れないほどの厳戒体制。
とそこへ
ルカ
で会った
シーモア
老師がやってくる。
(←ナイスタイミング♪)
先に進めず困っていた
ユウナ
たちが通れるように、
シーモア
老師が特別に手引きしてくれた。
検問を通ると、そこにはミヘン・セッションに使うのか、
大砲などの重火器が並び、アルベド族が準備していた。
エボンの教えで禁じられているはずの機械、
そしてそれを使うアルベド族との共同作戦であることを知った
ワッカ
は、
エボンの老師である
シーモア
老師が
『
シン
を倒す』という純粋な目的のためとはいえ、
教えに背く行為(機械を使うこと)に目をつぶるというのを受け入れられない。
エボンやアルベド族にやたらとこだわる
ワッカ
。
どうも
シーモア
老師が気に食わなかった
ティーダ
も、
このときばかりは
シーモア
老師のほうが正論だと感じていた。
いつまでもグチる
ワッカ
に
ユウナ
は、
「教えに反していても
スピラ
を救おうとするみんなの気持ちは同じ。」
というが、それでも
ワッカ
は納得しなかった。
一行は
ミヘン街道
と
ジョゼ街道
の間に位置する
キノコ岩街道
に設置された
ミヘン・セッションの作戦司令部へ招待された。
途中で
ビサイド
で会った討伐隊の
ルッツ
と
ガッタ
に会うが、
ルッツ
と違って前線に配属されなかった
ガッタ
は、
ヤケになっていた
(←前線でシンと真っ向から闘いたかったんだって)
。
そして、ミヘン・セッションを前に死をも覚悟した
ルッツ
は
ワッカ
に告白する。
ワッカ
の弟
チャップ
を討伐隊に誘ったのは自分だ、と。
謝罪する
ルッツ
に殴りかかる
ワッカ
。
しかし、
ワッカ
は
「(全てが終わったら殴ってやるから)死ぬんじゃねぇぞ。」
と言葉を送るのだった。
(←男の友情だぁ)
その言葉をかみしめて作戦に向かおうとする
ルッツ
の前に、
ユウナ
が立ちふさがる。
「
ルッツ
さん、行っちゃダメ。」
ルッツ
を案ずる
ユウナ
。
しかし、
「行かせてやれ。彼の覚悟はお前の覚悟と同じだ。」
という
アーロン
の言葉に、
ユウナ
はゆっくりと道を開けるのだった。
ユウナ
の覚悟・・・
なんとなく気になる
ティーダ
だった。
・
・
・
・
・
・
・
◆◇◆Episode12:ミヘン・セッション◆◇◆
司令部に着くと、エボン老師の一人
ウェン=キノック
老師も訪れていた。
親しげに
アーロン
に話しかける
キノック
老師。
どうやら二人は古い顔なじみのようだ。
作戦が説明された。
スピラ
各地に
シン
が残していったシンのコケラ
(シンの体から生まれた小型の魔物)
(←ムカデみたいなのやらダンゴムシみたいなのやら)
を集めて
シン
をおびき寄せ、
アルベド族の強力な戦闘機械と討伐隊で倒すというもの。
キノック
老師は
「この作戦はどうせ失敗する。」
と言い放つ。
彼の本心は、作戦が失敗したら、
“アルベド族と機械を使用することはやはり罪であり、
機械反対のエボンの教えが絶対である”
と世間に知らしめるものらしい。
シンのコケラの叫び声に呼ばれたのか、
はたまた違う目的があるのか、沖合いに
シン
が現われた。
先手必勝!
機械の武器を一斉放射し、
シン
に集中砲火を浴びせる。
着弾の衝撃と爆発で
シン
の体から削げ落ちた塊は、
そのままシンのコケラとなり海岸へ押し寄せる。
そこに待機していたチョコボ騎兵隊、討伐隊も総攻撃をかける。
それを崖の上から見守る
ユウナ
たち。
そのとき
シン
が動いた。
「来るぞ!」
アーロン
の声の後、すぐに衝撃波が襲って来た。
静けさの中、
ティーダ
が目を覚ましたのは砂浜の上だった。
一瞬頭が真っ白になったが、すぐさま作戦を思い出し起きあがると、
そこは地獄だった。
前線にいたものは、
シン
の衝撃波で一瞬にしてチリとなり消えた。
残ったものたちもまた無傷ではない。
機械の残骸、そして、あちこちに横たわる人間。
痛みにうめき声をあげる者、致命傷を負った者、
そして、それ以外はすでに息をしていなかった。
その中で
ガッタ
を見付けた
ティーダ
。
ガッタ
は魂が抜けたかのように放心していた。
彼は
ティーダ
の呼びかけにやっと口を開く。
「
ルッツ
・・・先輩の体が・・・・真っ二つに・・・」
(←ガッタが死ぬ場合もあり。)
急激にこみ上げてくる何か、そして、
視線を感じて海を見やれば、こちらを向いて静かにたたずむ
シン
。
ティーダ
を確認すると、
シン
はUターンし沖へ沈んでいった。
「
シン
は
ジェクト
だ。」
アーロン
の言葉もよぎる。
ティーダ
はいつのまにか
シン
を追い掛けて海中に飛びこんでいた。
夢中で水をかき、
シン
を追う
ティーダ
。
しかし、追いつけるはずもない。
ただ彼は水中で明らかに感じ取った・・・
ジェクト
の意識を。
どうやって戻ってきたのだろうか
(←イヤ、ほんと)
、
気がつくと
ティーダ
は再び
ジョゼの海岸
にいた。
ミヘン・セッションで散った人々への異界送りを終えた
ユウナ
や
ワッカ
たちと合流する。
シーモア
老師、
キノック
老師は
ジョゼ海岸
を後にした。
アーロン
は
ティーダ
に言う、
シン
となった
ジェクト
は
ティーダ
に会いに来たのだと。
自分に会うためにたくさんの人を死なせたのか・・・先ほどの怒りがこみあげてくる。
だが、
アーロン
は言った。
「
ジェクト
はお前に殺されることを望んでいる。」
オヤジが?
シン
となって暴走する自分を、息子である
ティーダ
に止めて欲しい
それがかすかに残る
ジェクト
の気持ちなのだと言う。
ティーダ
は複雑だった。
シン
が
ジェクト
かもしれない・・・そして、自分に倒されたいと思っている?
ティーダ
たちも当初の予定だった
ジョゼ=エボン寺院
へと向かって
歩き出した。
あの残劇を前に、
ティーダ
は
ユウナ
を気遣うが、
彼女は元気そうに振舞い、旅をすぐ再開する。
突然
キマリ
が振り向き、
ティーダ
に向かって
「
ユウナ
は無理をしている。」
と言う。
初めて自分に話しかけてきたことに一瞬驚く
ティーダ
だったが、
キマリ
は続けて言った。
心配されればされるほど、周りに心配かけないように
ユウナ
は頑張ってしまう。
だから心配そうな顔をするな、というのだ。
小さい頃から
ユウナ
を見守ってきた
キマリ
の言葉は、なにより説得力があった。
・
・
・
・
・
・
・
◆◇◆Episode13:ジョゼ=エボン寺院◆◇◆
海岸沿いのジョゼ街道を通りすぎ、たどり着いたジョゼ寺院は、
雷キノコ岩という電気を含む特殊な岩に守られた寺院だった。
召喚士の祈りが祈り子に通じると、その岩が開く仕組みになっている。
(↑岩がふよふよ浮いてるのだ~)
ちょうど
ユウナ
たちがたどり着いたとき、その岩は開き、
寺院の周りを回っていた。
誰か召喚士が来ているようだ。
寺院に入ると、ちょうどその召喚士らしき人物とガードが出てきた。
一目で
ユウナ
を大召喚士
ブラスカ
の娘と見抜いた
相手の召喚士は
イサール
という若者
(←出来杉くんみたいな優等生タイプ)
で、
彼のガードはたくましい
マローダ
とまだ10歳ほどの
パッセ
という
二人の弟だった。
同じ召喚士としてお互い頑張ろうといって
イサール
たちは、
早くも次の寺院へ向かった。
ユウナ
たちも試練の間へ入っていく。
ティーダ
もそれに続こうとしたとき、
先ほどの
イサール
たちが声を掛けてきた。
彼らの話では、ここのところ召喚士が行方不明になる事件が
多発しているので気をつけたほうがいいとのこと。
お礼を済ませ、今度は
ティーダ
も正式なガードとしてみんなと一緒に
試練の間に入っていった。
すでに
ユウナ
は祈り子と対面しているようだ。
ワッカ
たちと待っていると、
ドナ
と
バルテロ
がやってきた。
(←また出た(笑))
ミヘン・セッションが終わり、やっと検問を通れたのか
急ぎここまでやってきたようだ。
ユウナ
もちょうど祈りを終えて、足元はふらつきながらも出てきた。
この寺院で彼女が心を通わせたのは召還獣イクシオン
だった。
街道の検問で
ユウナ
たちだけが特別に通されたことが気に食わないのか、
また
ユウナ
に
「父親が有名だと得だわね。ガードに頼ってばかりだし。」
とイヤミをふっかける
ドナ
。
「父は関係ありません。」
と
ユウナ
はいうが、
「それなら一人でしっかり立つのね。」
と
キマリ
に支えられて立つ
ユウナ
に、
ドナ
はさらにキツく言葉を返す。
嫌な空気が漂う。
そのとき、
バルテロ
が
アーロン
の前に立ちふさがった。
緊張が走る・・・
仕掛けるのか?
全員がそう思った瞬間、
「あんた、
アーロン
だな?」
バルテロ
の問いに肯定する
アーロン
。
おじさんに構うなという
ドナ
の言葉も聞かず、
いきなり
バルテロ
の取った行動・・・
彼は
アーロン
に握手を求めた。
(←ファンかよっ)
伝説の名ガードとして有名な
アーロン
を尊敬してきたらしい。
憧れの
アーロン
と握手できて、
それだけで
バルテロ
は本当に嬉しそうだ。
(←舎弟その1)
伝説のガードをオッサンよばわりした
ドナ
は面目をつぶされ
(←ププッ( ̄m ̄*))
、
捨て台詞を吐いて祈り子の間へ入っていった。
寺院はミヘン・セッションでの被害者たちが運びこまれていた。
祈り子との対面の後も、
ユウナ
は異界送りや看病を自ら進んで行っていた。
その所為か、翌朝
ユウナ
は寝坊してしまう。
必死で謝る
ユウナ
を
アーロン
までもが茶化す。
「召喚士さまの寝ぐせが直ったら出発だ。」
ユウナ
は顔を赤らめ、
ワッカ
たちは大笑い。
ティーダ
も久々に思いきり笑うことができた。
しかし、彼はまだ気付いていない。
ティーダ
以外は心の底から笑っていたわけではないということに。
・
・
・
・
・
・
・
◆◇◆Episode14:人間の罪◆◇◆
ジョゼ寺院
から先へ行くには、
間を流れる
幻光河
を渡河する必要があった。
幻光河
は幻光虫が多く発生し、幻光花も咲き乱れる美しいところ。
その川底にはかつて繁栄していたであろう都市が静かに沈んでいる。
この幻光河の渡し守となるのは独自の進化を遂げ、
水中での活動に長けたのんびり屋の
ハイペロ族
。
(←手足の長いカエルみたいなの)
そして、彼らの操る
シパーフ
という巨大な動物
(←象みたいなの)
の背に乗って対岸へ渡るのだ。
渡航費を払い、設置された簡素な座席に乗り込む。
ワッカ
が川底の遺跡を指差して言った。
「機械にたよった結果がこれだ。
人は力を持つとそれを使わずにはいられないのさ。」
機械を操るアルベド族への嫌悪を露骨にみせる
ワッカ
。
ティーダ
はそんな
ワッカ
の話をさえぎるかのように問う。
「
シン
ってなんで現れたんだ?」
ユウナ
が話しだした。
――――およそ1000年前、大きな戦争があったという。
互いにあらゆる機械を駆使し、どんどん新しい兵器が作らた。
戦いが激化する中、スピラを滅ぼすほどの武器も作られたという。
だが、その最強の兵器は使われずに戦争は終わった。
シン
がどこからともなく現われ、
都市という都市を破壊していったのだという。
戦争は終わった。
しかし、
シン
が残ったのである。
それゆえに、エボンの教えでは
シン
は必要以上の力におごる人間への罰と考え、流布しているのだ。
それでも
ティーダ
はなんとなく納得がいかない。
そして、気になるのは・・・
幻光河へ向かう途中、
ルカ
で会ったロンゾ族の
ビラン
と
エンケ
が待ち構えていた。
彼らが
キマリ
に知らしめるように告げたのは、
「召還士が消える」という話。
イサール
たちが言ったのと同じウワサである。
突然シパーフが立ち止まり、
ティーダ
たちの足元が揺れた。
なにか異変か!?
そう思った瞬間、水面から飛び出してきた何かに
ユウナ
がさらわれた。
咄嗟に
ティーダ
と
ワッカ
が飛び込む。
幻光虫を多く含む水中では、大きな機械の塊が
ユウナ
を収容していた。
機械・・・どうやらアルベド族の仕業らしい。
水中での戦いに強い
ワッカ
と、
戦い慣れしてきた
ティーダ
はなんとか機械を破壊し、
ユウナ
を助け出すことに成功した。
一段とアルベド族への嫌悪感をあらわす
ワッカ
。
対岸へ着くと、
ティーダ
は川岸で倒れている人物を見つける。
突然起き上がり、水中用のスーツを脱ぎ捨てたその人物は、
最初に
ティーダ
を助けてくれたアルベド族の少女
リュック
だった。
感動の再会にも、彼女は文句をブチブチ垂れる。
どうやらさきほどの機械を操っていたのは彼女らしい。
ワッカ
と
ティーダ
にやられて、危うく死ぬところだったようだ。
けれど、
ティーダ
にはなぜ彼女が
ユウナ
をさらったのかがわからなかった。
そこへ
ワッカ
たちがやってくる。
リュック
を紹介する
ティーダ
だったが、
ワッカ
がいたために彼女がアルベド族であることは言わなかった。
前に
リュック
に助けられたときの
話をしてあった
ユウナ
と
ルールー
はそれを理解していた。
アーロン
もまた
リュック
の目をのぞき込み、
正体を見抜く。
(←アルベド族は瞳孔に渦がある)
ユウナ
のガードになりたいという
リュック
。
ユウナ
が望むのならということで、
新たにガードとして
リュック
が加わった。
(←にぎやか担当)
ティーダ
は、
リュック
があれだけ毛嫌いしているアルベド族だということに
ワッカ
が全く気付かなかったのが不思議だった。
・
・
・
・
・
・
・
◆◇◆Episode15:グアド=サラム◆◇◆
森の道を進み、一行は巨木の地下につくられたグアド族の集落、
グアド=サラム
にたどり着いた。
ここには寺院もないため、
通りすぎようと思っていた
ティーダ
たちだったが、
入口に迎えが来ていた。
グアド=サラム
に帰省中の
シーモア
老師が
ユウナ
に話があるとのことで
グアドの族長に仕える
トワメル
という老執事に屋敷に案内された。
屋敷の玄関ホールには歴代族長の肖像スフィアが並んでいた。
ルールー
が
シーモア
老師の肖像画の前で話をする。
シーモア
老師は、前の族長
ジスカル
と人間の女性との間に出来た子らしい。
ジスカル
はヒトとグアド族の橋渡しに尽力した偉大な人物だったと言う。
そして、一行はその奥の広間に入っていく。
そこにはパーティー会場のような豪華な食事が用意され、
天井には大きなスフィアがいくつも飾られている。
「警戒を怠るなよ。」
アーロン
の言葉に
緊張感をかみしめる
ティーダ
。
やがて
シーモア
老師が現われた。
(←どうも胸の模様が胸毛に見えて仕方ない)
ユウナ
が
シーモア
老師の招きに答え、老師の方へ歩き出すと、
突然当たり一面に星空が広がった。
壁も足元も全て星空。
映像スフィアが映し出す、そのスフィアに記録された映像である。
星空を突き抜けると、今度は見たこともないような建物。
夜でも灯りがついているのか、まるで昼間のように明るい街中を
多くの人々が行き交っている。
ビルが立ち並び、人ごみは絶えない。
シーモア
老師曰く、死者の思念から抽出した映像スフィアだという。
その映像に圧倒される
ワッカ
たち。
なにより驚いていたのは
ティーダ
だった。
それは、彼の生まれ育った街そのものだったから。
「
ザナルカンド
!」
思わず
ティーダ
の口から言葉が出る。
シーモア
老師が頷き、話し始めた。
「そう、およそ1000年前の
ザナルカンド
です。
そして、このスフィアを残した彼女の生きた世界です。」
彼女?
一同が聞き返すまもなく、とある部屋で座る一人の女性が
映し出されていた。
(←あやうくR指定の露出女)
ユウナ
は一目見て彼女が誰なのかを理解する。
「
ユウナレスカ
様!?」
ユウナレスカ
―――――――1000年前に初めて
シン
を倒した女性である。
シン
を倒したと言っても
ブラスカ
たちのような大召喚士には数えられず、
別格の扱いをされている。
もちろん彼女は召喚士であり、
ブラスカ
は彼女にあやかって
娘
ユウナ
にその名の一部を付けたのだった。
シーモア
老師は話を続ける。
ユウナレスカ
はたった一人で
シン
を倒したのではない。
彼女を守り、支えつづけてきた夫
ゼイオン
との愛あってこその
勝利だったのだ、と。
スフィアは互いに抱き合う
ユウナレスカ
と
ゼイオン
を映し出していた。
そして、
シーモア
老師は
ユウナ
にそっと耳打ちする。
思わず口に手をあてる
ユウナ
。
スフィアの映像が終わり、
ユウナ
は緊張した面持ちでみんなのところへ戻る。
リュック
がその顔が紅潮しているのを見逃さなかった。
深呼吸をして、
ユウナ
が告白する。
「結婚を申し込まれました。」
(←マジっすか?)
「・・・マジっすか」
ティーダ
は言葉に詰まる。
「(
シン
を倒す旅をするという)
ユウナ
の使命は知ってるはずだが?」
と
アーロン
が訊くと
(←イヤミっぽく)
、
シーモア
老師はもちろんそれを承知の上であり、
返事は急がないのでゆっくり考えるよう
ユウナ
に伝える。
話は終わったとみて屋敷を出ようとする
アーロン
に向かって
シーモア
老師が不敵な笑みをたたえながら訊ねる。
(←イヤミ返し)
「なぜ留まっているのですか?」
一度立ち止まるが無言で部屋を出る
アーロン
。
ティーダ
たちには何のことだかわからなかった。
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