マンガ 100人の不登校たち

マンガ 100人の不登校たち

April 4, 2018
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始業式まであと少し。
今のクラスでは復帰に踏み切れなかったけど、
仕切り直して今度こそ…!
そう思っている子も、多いことでしょう。

「学校復帰が少しでも上手くいくよう
 春休み中しておくことはないですか?」
という質問も、保護者の方からよく受けます。

ワタクシがいつも言うことは

「好きなことや楽しいことをして


新しいことや苦手なことに
挑戦したり耐えたりするにはエネルギーが要ります。
エネルギーが無いときには、
いつもと違ったことにも、ほんの少しの嫌なことにも
キーッとなったりグサッと傷ついたりして
やる気がなくなります。

学校に行かなくなったばかりの頃がそうだった、
という子も多いのではないでしょうか?

再登校を試みたものの、
同級生の「何で学校に来なかったの?」の一言に傷つき
ふたたび不登校状態になった…、という子も


そのためにもエネルギーは必要。
寝ること食べること。そして
好きなことに熱中したり楽しむこと。

「秋も冬も好きなことばかりして家に居てましたが…」

と突っ込まれそうですが、
実は好きなことの 仕方
この時期は少し違います。
春に花が開くように
子どもの心もオープンになっています。
外の世界のものを、吸収しやすい状態になっているのです。

学校に行けない罪悪感を掃うためネットやゲームに走っていたり
不安に抗うべく好きな世界に逃げていたような
内にひきこもろうとするようなものではありません。

今、好きなことを楽しむことは
登校というフライトに必要な燃料をためること。

効果的だったのは
子どもの趣味に
親(特に同性の親)が一緒につきあうこと。

自然散策にお寺巡り、お城大好きっ子に
アイドル好き、電化製品街好き、釣りにキャンプにグルメ旅…
子どもの個性が分かって面白いものです。

親の趣味に
子どもをつき合わせて楽しむのではありません。
親が自分の楽しみに夢中になり過ぎると
子どもは置いてけぼりにされてる気がします。
また、
親がうんざりした気分でつき合っても
いいことはありません。

子どもは
親が自分を本当に見てくれているかどうか
ちゃんと感じ取ります。

「自分の好きなことに触れること」は「自分を取り戻すこと」、
「楽しむこと」は「エネルギーを蓄えること」。

「親に一緒に来てもらうこと」は
「親にそれを保障(保証)してもらうこと」。
「〝親は私の味方なんだ”と思ってもらうこと。」


「うちの子は、何をしている時ワクワクしてるだろう?」
そう考えるだけでも
子どもにとっては
(親が自分の気持ちに関心を向けてくれてるという点で)
プラスになっていると思いますよ。
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Last updated  March 29, 2021 12:53:33 PM


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乙生 弦吾

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登場人物紹介


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ことはカウンセラー Kotoha
ことはのカウンセリングルームのカウンセラー。

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保見先生 Yasumi
不登校の子達が慕う保健室の先生。

shirabe.PNG


調くん Shirabe
新米カウンセラー。小中学校で不登校生対応のボランティアをしている。

baizu.PNG


間先生 Hazama
調、こと葉の指導教官。カウンセリングルームで働きながら大学で心理学を教えている。

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