福内鬼外(月日が往く)

福内鬼外(月日が往く)

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

http://buycialisky.com/@ Re:コメント読めんと(07/07) which works best viagra cialis or levit…
http://cialisvu.com/@ Re:コメント読めんと(07/07) alternare cialis e viagracialis clonete…

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月
2003年05月15日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
授業中にお母さんが迎えにきた。西の魔女が死んだようだ。


中学に入ったばかりの頃、まいにとって学校は苦痛を与える場でしかなかった。
まいは田舎のおばあちゃんの所でゆっくり過ごすことになる。
「おばあちゃん大好き」と言うと、「アイ・ノウ」と微笑む英国人のおばあちゃん。

魔女は本当にいると言う。うちはそういう家系だ。
まいの魔女修行がはじまった。


さて、ファンタジー全快!ってわけでもないのですねぇ、これが。
なおこの作品は、日本児童文学者協会新人賞を受賞しています。


いろいろなことを教えてくれるおばあちゃんは頼もしくて優しい。
心が癒されていくような暖かさ、愛があります。

で、終始そういった穏やかな話かというと、そううまくはいかず。
本人に自覚はないけど人を傷つけてしまう言葉であったり、不安にさせるゲンジさんの存在、ホームシックなど陰の部分も存在する。
そんななか、声に出して確認して、一歩一歩進んで強くなっていく。

しかしこの物語の最大の魅力は、なんといっても鮮やかなラストでしょう。
この一言は、間違いなくページを独占する価値がある。
かなりきます。洒落ているし、格好良すぎるぞ。

余韻覚めやらぬ中、話が終わったと思ったら、もう一話。
いや、いらないだろ、と正直思ったが、
まいのその後の話だったのでまぁ良いでしょう。おまけってことで。


マンションだったし、叔母の帰りがいつも遅かったので特別な思い出はないのだけれど。その時に、一人ででも魔男(変な罪を犯しそうだな)の修行してれば良かったな、とちょっと残念に思ってます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年05月24日 19時01分45秒
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: