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カテゴリ: カテゴリ未分類
二十代の後半、ミチルは人生に疲れきっていた。

他の誰にも見えない。数はどんどん増えていった。
そんなある日、ミチルは思いがけず旅に出ることに・・・

ミチルは3年前に座長であった劇団を解散した。
劇作家であり、演出家であり、看板役者でもあった。
芝居が全てであったのに、それを捨ててしまった。

実は、私は芝居をほとんど観たことがありません。
ですが、劇団員や芝居に携わる人々のエネルギーの凄まじさ、みたいなものは感じます。

それでいて、みんな悩んでいる。これでもか!と悩みぬいている。
そんな勝手な印象を抱いてます。

この話の主人公ミチルはさらに上を行ってます(笑)
だって天使が見えてしまうほどだ。
自分が磨り減っていくのをじっと眺めている。

そして旅へと。
イスタンブール、リスボン、パリ。
出会いと別れ。どうしても離れられない芝居。
求めてしまう人の温もり。
ほろ苦さと、切なさと。強さと弱さ。

以前、やはり劇団員が主人公の原田宗典『何者ではない』を読んだ。

理想を持ち、何かを創り出していこう、という人を見るのは勇気付けられる。
本人はその分、間違いなく苦しい思いをしているのでしょうが。
自分とは遠い存在であるだけに、興味がわきます。

ただ、この『天使の骨』の前にミチルさんを主人公にした作品があるようです。
うー、そちらを読んでからにすれば良かった~。


もうそろそろ視覚的刺激が必要か、と思う今日この頃です。


高校の時テニス部長だった級友が、大学卒業後、劇団にはいった。
久しぶりにあった時には、だいぶ頬がこけていた。
そして現在、行方不明中。連絡とれず。生きてますか?
今なにしてるんだろ?





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最終更新日  2003年06月05日 13時18分13秒
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